いやぁー、憧れの投稿者の一人から頂いた感想のおかげで何とか一本仕上げることができましたねHA HA HAww
執筆の燃料は評価と感想でできていると言っても過言では無いでしょう!
追記:感想の設定欄についてはついこの間知りました。
非ログインユーザーの皆様におかれましては多大なるご迷惑をおかけしたことについて、大変申し訳なく思っております............
まぁ結論言うと......
感想書いてくれると嬉しいです!!( *´꒳`* )
その感想一つで執筆する上での励みになりますから!!
もしくは修正点、執筆の上での書き方アドバイスなどなど......
それでは本編どうぞ!!
会議が始まった
この会議において重要になってくるポイントは彼女、Deus Ex Machinaからの確固たる信頼を得ることにあると考えている。
ただし今回の会議はそれのみが目的では無い......
その二つ目の目的と言うのが今回招集をかけた主要鎮守府の提督、彼女自身に今後の対応すなわち彼女らの部隊ミレニアムへの対応について話し合わなくてなならないという訳だ。
考えるだけでも気が重くなってくる......(主に主要鎮守府の提督が原因)
しかし儂自身元帥という肩書きをもつ以上仕事はしなければならないわけで......そんなことを考えながら会議は進行していくのであった。
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俺の名前は模部 定得
ごく普通......とは言っても主要鎮守府の提督という栄誉ある役割を任されている。
そんな俺には気に入らないことがいくつかある。
その中の一つが俗に言うところのブラック鎮守府と呼ばれる提督達のことだ。
俺は提督という存在について類稀なる才能と努力によってなるべき人がなるもの(すなわちエリート)であると考えている。
そんな俺からしてみればブラック鎮守府の提督と言ってしまえば......
不正、暴行、強姦、
どれをとったとしてもエリートの風上にも置けない行為だ......
確かに俺からして見ても物を考え自立行動をとる
また艦娘という存在は兵器であると同時に兵力でもあると思うのだ。指揮官の本分は犠牲者を最小限に抑えつつ戦いを勝利へと導くこと。
確かにやむおえず犠牲を払わなければならない場面に直面することもあると思うが、国民の血税がかかっている以上損害はなるべく0の方が望ましいと考えている。
それを根拠に考えれば捨て艦戦法など正しく策を練ることを放棄し戦力を無駄にすり潰す行為に他ならないと言える。
それは正しくエリート失格と言える行為であると思うのだ。
そんな俺が最近気になっている出来事がある......
『佐々木 美穂』
最近になって
提督が不在となった横須賀鎮守府に後釜として着任した女性提督であるのだが......
俺はどうにもこうにもきな臭いと思っている。
曰く最年少での訓練過程の終了
曰く訓練過程終了後すぐに日本国首都東京の都市防衛の要とも言うべき横須賀鎮守府の提督として抜粋された
曰く......。
曰く............。
曰く..................。
そんな「ありえない」
を多数もつ彼女......
おまけに彼女は元帥閣下の孫娘ときた。
その事実もあってか瞬く間に彼女のコネ、不正を疑う声が上がってきたのだが、俺はまだその判断を決めかねていた。
周囲の噂に流され判断を見誤るなどそれこそ愚の骨頂と言えるからだ。
(まぁ、実際に会えばわかるか......)
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彼女_________佐々木 美穂は着任してから何度か鎮守府の会議にて顔を出しているそうだが、俺自身諸事情によって今年の会議に出席するのは今日が初めてだったりする。
(今回の会議の題材となる飛行船艦娘Deus Ex Machinaもそうだが、もう一つの目的として横須賀鎮守府提督 佐々木 美穂について見極める必要性も有るだろう)
会議の始まる十数分前に、果たして彼女らは会議室へと入ってきた。
少しクセのついたセミロングの茶髪にやわらかな印象をあたえるタレ気味の目そして白衣の軍服。
横須賀鎮守府提督 佐々木 美穂だ。
彼女の第一印象については判断しかねる、と言うのが正直なところだ。
印象こそホワホワとして頼りなさげに見えるもののその目には確かな決意があるように見える。
そこで俺は俺独自の通過儀礼とも言うべき____「陰口」を叩いてみた。
確かにこの方法はあまり周囲の反応はよろしくはない。が、俺の場合この時の対応や面持ち、態度で信用に足るかどうかを判断している。
それに同調するようにして周りの一部提督や上層部が次々と隠す気の欠片も無い悪意を吐露していた。
正直言って自分自身のことを棚に上げるようになってしまうが本当に気分が悪いと思う。
初見の相手を試すことを目的としてあえて悪態をつく俺とは違い、今目の前で堂々と自分自身の悪意のみを乗せて陰口を叩く目の前の
ゾクッ......!
その瞬間背筋が凍りついた。
佐々木提督の後ろに付き従うように入ってくる一人の艦娘......少しくすんだ金髪色のセミロングヘアを右側のみバックで固めた一度見ればそうそう忘れることは無いであろう特徴的な髪型、今は教科書の中でのみ見ることのできるナチのSS軍服を身につけた一人の艦娘____Deus Ex Machinaだ。
先程の悪感を気にしつつも好奇心に負け、彼女の瞳を見た俺は............その事を心底後悔した。
髪同様くすんだ色の金色の目はまるで深く暗い深海のような冷たさと濁りを持ってしてこちらを見つめていた。
顔立ちのみを見れば西洋人形のように整った顔も、ニタニタとした薄ら笑いに飾られこちらに対して嗤いかけてきていた。
背中から吹き出る冷や汗を自覚しながら俺は自身がとんでもないモノに手を出してしまったことに気がついた。
力尽きたので今回はとりあえずここまでです......
模部 定得
は完全な、いわゆる主人公系提督という訳では無いけどクズ提督でも無い......と言った感じですね。
とりあえず次回も今回と同じか今回より短くなりそうなんで日曜日前に出したいですね......
まぁ、時間の合間を縫って頑張ってみます!!
それではまた次回!!