戦争狂じゃないんです!!   作:ベーコンエッグトースト

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第二話です

主人公達のこれからの行動方針が決まります


第二話 てんさいてきな、かいけつさくだー

(どうぞー)

「入りたまえ」

 

案の定の少佐フィルターのかかった俺の入室を促す言葉で、ドクが入室してきた。

 

「失礼します。代行指揮官殿

こちらが現在確認されている情報についてまとめた報告書であります。」

 

そう言ってドクは俺に、報告書の束を渡してきた。

 

「コホンではご報告いたします」

 

ドクは一つ咳ばらいした後、報告書を読み上げ始めた

 

「まず一つ目、現在の時間についてはこの海域全体に強力なジャミングが張られているため情報を得ることができませんでした。ですので、第二次アシカ作戦からどの程度の時間がたっているのかは、よく解っていないというのが現状です」

 

と言うドクの報告については、まぁ予想はついていた。

艦娘の設備は深海棲艦からの妨害を受けないものの、

調べる上で使うのは、あくまでも人間のネットを使う訳だからジャミングを受けるのは、当然といえば当然なのだ。

 

俺が無言で次の報告を促すとドクは次の報告書のページをめくり次の報告へとうつった。

 

「第二に、我々の現在位置は、昨日の観測結果、周囲に島を発見できなかったことも含めて、ちょうど太平洋の真っ只中にいると予想されます」

 

現在位置について、俺は割と重要視していたので、正直日本近海で助かったと思う。(というか昨晩の時点で、こっちに来てたんだ)

というのも、俺達は必然的にどこかの国の庇護を受ける必要性があるのだが、ここで重要になってくるのが、

深海棲艦へ対する戦力となる、艦娘の人数である。

 

日本では大戦時に、多くの艦が建造され、沈んだ為か、

艦娘の数が頭一つ抜けて、他の国よりも多いのだ。

 

俺の目標は生き残ること。

ミレニアムのDeus Ex Machinaとして転生してしまった以上、戦いを避ける事はできないと思っている。

 

であるなら、戦力の豊富な日本の方が、それだけ生存率も、上がるという訳だ。

 

次の報告を促すべく俺はドクへ声をかける。

 

(現在の戦力、はどのような感じでしょうか?)

「ドク、現在の我々の戦力はどうなっているのかね?」

 

という俺の問に対しドクは報告書を読み上げる。

 

「はい 代行指揮官殿、現在の我々の戦力につきましては、吸血鬼化装甲擲弾兵戦闘団 大隊員、全員の名簿を確認しましたが、欠員はおりません。

弾薬につきましても、収納可能量上限値まで、備蓄されておりました。

エンジン、レーダー機器含めて全て万全の状態となっております。

艦隊構成は、

 

旗艦 ヒンデンブルク級空中戦艦

Deus Ex Machina

 

ツェッペリン級空中巡洋艦Graf ZeppelinⅡ

 

ツェッペリン級空中巡洋艦Graf ZeppelinⅢ

 

となっております」

 

とりあえず戦力的には、不安はなさそうだ。

いざという時は、深海棲艦の攻撃可能範囲外から、

日本を目指すこともできるし。

 

よし、そうと決まれば早速行動開始だ。

 

(隊員の皆さんに日本へ、向かうことを伝えてください)

「ドク、ミレニアム各員に伝達、我々ミレニアムは、

この戦争に参加すべく、日本国本土を目指すぞ」

 

それを聞いたドクは、あらん限りに口角をつり上げ、

ただ一言

 

「了解しました。代行指揮官殿」

 

と言った。

 

 

 

 

 

はぁ〜...

これでしばらくは気を抜けるな。

というか、戦争に参加するため何て一言も言ってないのだが、どうなってるんだ?

 

まぁ、もう治らないだろうから諦めたけど...

 

 

 

 

 

それより重要なポイントがある。

さっきドクは、報告書にてミレニアム大隊員欠員無しと言っていたが、正確には一人存在する。

 

少佐だ。

 

恐らく少佐を召喚することができないのは、

練度なりなんなり何らかの理由があるはずだ。

つまり少佐の召喚にさえ成功すれば、

ミレニアムの指揮を丸投げする事ができるのだ!!

 

なんて、天才的な解決策だろう!!

これだけで、大隊員の失望を買って殺される

というBADENDを潰す事ができるわけだ。

 

つまり目下の目標としては、

 

1日本国に所属する

 

2少佐を召喚して死亡率を減らす

 

3生き残って幸せな人生を過ごす

 

さぁ!頑張って生き残るぞ!!

 




次回、

ながもんとうぉーもんがー

デュエルスタンバイ!
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