量産型ガンダムのパイロットは幻想郷で何を見る   作:剣崎 一真

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どうもどうも。お久しぶりです。
最近今年社会人になって仕事が忙しくなったり
Switchとスプラ3買って遊んだりしてました。
では、(∩´。•ω•)⊃ドゾー



運命の姉と破壊の妹

10話

仁side

 

「私から行くわ。『紅符 スカーレットビート』」

 

「初っ端から飛ばすなぁ…まぁ、人の勝手だけど」

 

レミリアのスペルカードを難なく避けて行き、当たりそうな弾幕をビームサーベルで切ってを繰り返した。

 

「そんな簡単な物で終わるように思うのかしら?」

 

「さぁね?アンタの攻撃は見切ったつもりだけど、避けた弾幕から小さい弾幕が後ろから襲いかかってくるとか?」

 

「私にそんな事が出来るほど技術はまだ持ち合わせてないわ。まぁ、すぐに分かるわ」

 

レミリアは指を鳴らす。すると段々と下からも弾幕が出てきた。

 

「なるほど、そっちか」

 

普通ならば驚いて動きが止まるのだろうが、仁は時止めをまた試す。

すると時が止まった。

 

「おっ、今度は成功か。うし、とりあえずレミリアの後ろに行って...」

 

仁がレミリアの後ろに着いた瞬間時が動き始める。

 

「(ッ!?時間が短いっ!?)」

「ッ!そこねっ!」

 

レミリアは反射的にスペルカードをキャンセル、手に紫の魔力で出来た槍が生成される。

その槍を吸血鬼の力のフルパワーで仁に投げてきた。

 

「(このスピード、あれは避けれねぇ!!)」

 

仁はビームサーベルで逸らそうととするが、パワー負けして少ししか逸らせず左肩に刺さった。

 

「ぐぁ...!」

「よく外せたのね。心臓を狙ったのだけど...」

「そうかい、当てが外れたな(出血はこの槍が刺さったままのお陰でそんなに出てないが問題は左腕が使えなくなった。下手に動かしたら治せねぇ。

それに、さっきの時止めだ。前回までの失敗の環境と今回の環境の違いがあるのは間違いない。それがなんなのか分からなければ!)」

 

陸戦型ガンダムの頭部バルカンを使いレミリアを狙う。

レミリアは余裕で飛んで避けるが仁はバルカンでレミリアを狙い撃ちながら周りを見渡す。

 

「(...む?あれは時計か)」

 

柱に時計があることを見つけた。

 

「(なるほど、時を止めるには時計があることが条件か)」

 

もう一度時を止めようとするが発動しなかった。

 

「(あ?時計が条件と分かった今、発動しないのはおかしいだろ!)」

 

仁がキレているとアラートが鳴った。

バイザーの下をチラリと見るとバッテリーのようなゲージが危険域ゾーンギリギリまで達しているようだった。

 

「まさかこれも条件の範囲か!」

「条件?」

 

聞き覚えのない言葉が出てきて思わず止まるレミリア。

偶然とはいえ出来た隙を仁が見逃す筈はなく、ビームサーベルをレミリアに思いっきり投げる。

レミリアはすぐに立ち直り、飛んでくるビームサーベルを槍で切り伏せる。

切られたビームサーベルはその場で爆発を起こしレミリアは防ぐ事が出来ずに少しダメージを与えられた。

 

「くっ…!少し痛いわね…」

「あの爆発を耐え、その上でダメージは少しとは…やっぱ妖怪ってのはバケモンなんだな」

「失礼ね。まだ500年しか生きてないのよ?」

「まだ?500年?しか?その言葉だけでもパワーワード過ぎるだろ」

「あら、妖怪は1000年以上生きるものよ?まぁ、そんじゃそこらの下級妖怪は知らないけど」

 

レミリアは攻撃を再開する。

 

「さ、続きをしましょうか」

 

さっきとは比べ物にならない密度の弾幕を飛ばしてくるレミリア。

 

「(咲夜さんのナイフは物理だったからマシンガンで弾けたが、あのタイプは弾けるのだろうか?)」

 

仁はそう疑問に思い、頭部バルカンを弾幕に向けて撃つ。

弾丸が弾幕に当たると弾幕はかき消された。

弾丸はそのままレミリアに向かって飛んで行き、レミリアの頬をかする。

 

「っ!?やるわね…!」

 

仁は追撃としてマシンガンを乱射するがレミリアは冷静に避けながら背中に6本の槍を生成する。

 

「これで、終わりよ!」

 

今生成した6本と手に持っていた1本の合わせて7本を飛ばしてくる。

 

「速いッ!!?だが、これくらいならっ!」

 

仁は咄嗟に180mmキャノンをしまっているウェポンラックを生成、パージして足場にして上に飛ぶ。

ウェポンラックに槍が刺さった事で爆発がおき、仁は距離をとる事に成功する。

槍を回避して次の攻撃を警戒していると突然視界がグラつき始めた。

 

「(何だ?急に目の前が…)」

 

目の前がぐらつくと同時にずっとアラートが鳴り続けている。何故アラートが鳴っているのかメーターを見るとさっきまでギリギリ緑のゾーンだったのが赤いゾーンにまでゲージがいっていた。

 

「(そうか、ゲージの使いすぎ…)」

 

仁はウェポンラックを生成した事によってゲージが危険域に入った事でアラートが鳴り続けているのを理解した。

レミリアにそれを悟られるにはいかないため、マシンガンをレミリアにばら撒くが視界が定まってない為見当違いの方向に撃ってしまう。

 

「あら、狙いが定まってないわよ?」

 

仁がばらまいた弾の方向を見て勝ちを確信したのかレミリアは空中から降りてゆっくり仁に向けて歩き始める。

仁は悠に通信を送る。

 

「悪い…俺、もう駄目だ。力を使いすぎたらしい…あと任した」

『はぁ!?こっちもこっちで4人同時に相手してて忙しいんだが!!??』

 

仁は悠の言葉を無視して通信を切り、最後の力を振り絞って自分の正面にスキマを開く。

 

「ッ!その能力は…!?」

「今回は俺の負け。次やる時は負けないよ。だから、後はよろしく」

 

仁がそう言うとスキマの中から霊夢が出てきた。

 

「なんかメイド倒して一息つけると思ったらスキマが出てきて何かと思ったじゃない」

「ハハッ、すまないね。…あの子が今回の異変の主、らしいよ」

「そう。ねぇ、そこのアンタ」

「何かしら?」

「赤い霧をしまう気は無い?」

「それはないわね。だってしまったら私たちが日中に外に出られないじゃない」

「そう…じゃあ、退治するしかないわね」

「あら、物騒ね。もっとこの夜を楽しみましょう?」

 

「…この世界の女の子は、強すぎるなぁ…ハハッ」

 

仁はレミリアと霊夢の会話を聞き、独り言を呟いた後、意識を手放した。

 

仁side out

 

悠side

 

「あの野郎勝手に切りやがった!!」

「余所見シテル暇アルノ?オ兄チャン」

「モットモット遊ボウヨ!!」

「アハハハハハ!!楽シイ!楽シイ!」

「デモ、オ兄チャン八辛ソウダヨ??楽シクナイノ??」

「これが楽しそうに見えるなら眼科に行って診てもらってこいこのクソッタレ!!」

 

フランが殺気を出してから4人に分身し、炎を使って剣を生み出して猛攻を仕掛けてくる。

悠はビームサーベル2本を生成して4人の攻撃を捌いていく。

 

「(1つ助かるのは全方向から突っ込んで来ない事だな。これなら行ける!まずは1人!)」

「オ兄チャン凄イネ!!コレダケの攻撃を耐エレル何テ!」

「ジャア、コレナラ」

「ドウ!!」

 

悠が天井を使って攻めようと上に飛んだ時にフランは一斉に弾幕を飛ばしてきた。

 

「ゲッ!!?」

 

弾幕が飛んでくる事を考えてなかった悠は天井を蹴る事は出来ずに命中、天井を壊して図書館の方に飛ばされ、瓦礫に埋まった。

そして図書館で戦っていた魔理沙ともう1人の紫の魔法使いが悠に気付く。

 

「悠!?なんでお前がここにいるんだ!?」

「(誰?いや、そんな事よりこの男、下から飛んできた?下にはフランの部屋…ッ!!?不味い!)

そこの魔法使い!!」

「何だ!」

「一旦休戦よ!」

「OK私の勝ちって事だな!」

「そんな事言ってる場合じゃ…」

 

2人の魔法使いが言い争っている内にフランが分身と共に出てきた。

 

「アハハハ!!オ兄チャン、全然壊レナイ!イイネ!!モット、モット遊ボウ!?」

「(あの発言からしてさっきの男が原因で間違いないわね…全く、面倒事を置いて逝かないで欲しいわ)」

 

 

 

「はんっ!正直もうお前と遊びたくないわ!だが!!1回遊んでやると言った以上、絶対お前を満足させてやるからな!!」

 

何もなかったかの様に無傷で瓦礫から出てくる悠。

それを見て驚く紫の魔法使い。

 

「フランの攻撃を無傷で…!?」

「いや、それは能力で治してるだけだと思うぜ」

「あの男の能力知ってるの?」

「一応な。で、どうする?あの子供、もっかい部屋に戻すか?」

「…そうね。少し時間を稼いでくれるかしら?あの子を魔法で囲うから」

「分かった。代わりにこの図書館から魔導書貰うぜ」

「アンタねぇ…!…ハァ。分かったわよ。一冊だけね」

「話が速くて助かるぜ!たんまり時間稼いでやるから、その分強固なやつにしてくれよ!!」

 

魔理沙は紫の魔法使いにそう言い、悠の方へ飛んでいく。

 

「おい悠!」

「あ?おぉ、魔理沙じゃねぇか。なんだ、ここにいたのかよ」

「まぁな。アイツが中々本を貸してくれなくてよぉ」

「むしろ貸す方が難しくないか?ここら一帯の本ソイツの所有物だろ?無くされたらたまったもんじゃない」

「お前もそっち側かよぉ。まぁ、今はそれどころじゃない。ちょっと手伝ってくれ」

 

悠はチラリと紫の魔法使いを見ると、大掛かりな魔法を展開しようとしていた。

 

「…なぁ、あれは何しようとしてんだ?」

「あれか?あれは魔法であの子を拘束して部屋に戻そうとしてる…らしい」

「なるほど…?

(拘束して部屋に戻す…?それにはそんなに時間がかかるのか?魔法ってのはよく分かんねぇな)

で?手伝わせたいってのは?」

「あの魔法の構築が終わるまで時間を稼いで欲しいってさ」

「…分かった。なら、あの4人の内の2

人、任せていいか?」

「おう、良いぜ!しっかり時間稼いでくれよ?」

「善処するよ」

「そんじゃ、私がどデカいのを真ん中に撃って分断するから、右側頼んだぞ」

「了解」

 

魔理沙は悠からの返事を聞いた後、手に持っていた八角形のアイテム、八卦炉をフランに向ける。

 

「マスター…スパーク!!」

 

八卦炉から虹色の極太レーザーが飛び出し、フラン4人を分断する。

 

「うし、そっちは任せた!」

「任された。その代わりあの2人ちゃんと抑えとけよ!火力が高ぇから下手こいたら死ぬぞ!」

「怖ぇこと言うなって!」




はい、どうでしょうか!?
次回は悠と魔理沙戦、次次回は霊夢戦にする予定です。
次回もお楽しみで!
では、(・ω・)ノシ
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