量産型ガンダムのパイロットは幻想郷で何を見る   作:剣崎 一真

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どうも、剣崎一真です!
いやぁ、お待たせしました!最新作です!少しですが厚みがますよう努力しました!
では、本文(∩´。•ω•)⊃ドゾー


メイドの名は咲夜

仁side

 

「【幻符⠀ザ・ワールド】」

 

メイドがスペルカードを唱える。

刹那、メイドの前には仁に切っ先を向けた大量のナイフが出てくる。

メイドが指をパチンッと鳴らすと、一斉にナイフが襲いかかる。

仁は左腕に付いているシールドで防ぐがナイフは定期的に大量に飛んで出てくる。

 

「量が多い…!」

「さっきあんなに自信ありげだったのにもうおしまいかしら?」

「チィッ!」

 

仁はマシンガンで撃ち落としていくが、ナイフの飛んでくる量が減る様子はない。

 

「あんな華奢な体にどうやってこれ程の量のナイフ入れてんだよ…!?」

 

柱に隠れて素早くリロードし再び乱射してナイフを撃ち落としていく。

 

「意外としぶといのね。私としては速く終わらせて掃除したいのだけど」

「そうかい、そんじゃあしばらくはその願いは叶わそうだな!」

 

その後もメイドのナイフを捌き続けていると、メイドの追撃が止んだ。

 

「チッ、スペルブレイク…面倒くさいルールね」

「スペル…ブレイク?」

「あら、こちらの世界の住人が知らないのかしら?」

「あぁ、残念ながらこの世界に来てから1日も経ってないし、詳しい説明は聞いていなくてね!」

「そう。なら、このルールに従わなくてもいいわね」

 

仁がメイドにマシンガンをばら撒くとメイドは一瞬にして消えた。

 

「何ッ!?何処だ…?」

 

仁はメイドが消えた瞬間にレーダーを見る。レーダーは仁の後ろに反応を示した。

 

「そこかっ!」

 

仁は横にステップしながら後ろを向き銃口を向け、射撃するが、メイドに弾が当たる前に消えて2階の廊下に現れた。

 

「クソッ、銃の弾丸より速い人間ってなんだよ…!」

 

仁は悪態を吐き、息を整える為に下を向く。そこにある事に気づいた。

 

「(…ん?ずっと上の方にいたメイドを見てたから分からなかったが…俺の周りの地面に刺さってるはずのナイフが無い…。一体何処にいったんだ?)」

「休憩はもう充分かしら?」

「え?あ、あぁ。済まないな」

「別にいいわ。これで、言い訳出来なくなったから」

メイドは再び両手に大量のナイフを持つ。

 

「これが避けられたら褒めてあげるわ」

 

メイドがジャンプしてナイフを仁に投げる。そして一瞬で倍以上に増えた。

 

「ゲッ!!」

 

仁はバルカンでナイフを落とし、確実に当たってしまうナイフはシールドで防ぎながら思考する。

 

「(バルカンがナイフに命中した時に金属音を立てて落ちていくからあれは実体剣だ。

ってことは容量問題が出てくる。無限にナイフがあるのか、次飛ばしてきた時に足元を見てみるしかないな)」

 

1度ナイフの雨が止み、また飛んでくる。

仁はその瞬間に下を見ると、仁の周りに刺さっていたナイフが全て消えていた。視点をナイフに戻し、また撃ち落とす。

 

「(これでナイフは分かった。何かでナイフを回収してるんだ。あとは回収方法とあのテレポートだな)」

「考え事なんて、随分と呑気なのね?」

「っ!?」

 

いつの間に肉薄していたメイドがナイフを胸に刺す。

しかし、MSであるガンダムの装甲をただのナイフが貫けるはずがなく、傷1つ付けずに曲げられた。

 

「なっ...!?」

 

仁が纏っていたMSを西洋の鎧と同じと思っていたメイドは驚き、仁はその隙にシールドの先端でメイドを仕留めようとするがテレポートされる。

テレポートした瞬間、メイドがいた位置から微かに跳ぶ音が聞こえた。

 

「(なるほどね、もしそうなら説明が付くな)」

「また考え事?飽きないわね」

「あんた、時に関する能力だな?」

「...へぇ?その証拠は?」

「証拠は2つ。あんたのナイフさ。地面にナイフが刺さった後、次のナイフが来る時には地面にナイフは刺さってなかったからな。

それと、足音。アンタは俺の近くから離脱した時、跳ぶ音がした。だが、アンタはその時既に着地していた。音が追いついていないのは、時を止めたからじゃないのか?」

「ふぅん…。そう、私の能力は時を操る。でも、それが分かったからと言って何か出来るといったら…」

 

メイドが指を鳴らす。そして大量のナイフが飛んでくる。

 

「大間違いよ」

「かもな。でも、俺はまだ残してる技があるんだぜ?」

 

仁はそう言うが、動く様子はない。

メイドがただの言い訳と思いながらも、念の為にナイフの数を増やそうと時を止める。そしてナイフを投げようとすると

 

「ほう、これが時が止まった世界か」

「なっ…!?」

 

仁は時が止まった世界で動けていた。

 

「な、何故動けるのっ!?」

「アンタの能力を特定したからさ。俺の能力は相手の能力をコピーする。それによって動けるのさ」

「の、能力を特定した所で何が出来るっ!!?」

「俺の能力は相手の能力を理解しなきゃコピー出来ないのさ。特定は理解と同義。つまり、理解した事によってアンタの攻撃は無力化された。こっからは俺の番だっ!!」

 

メイドは焦ってナイフの投擲をしてくる。

しかしナイフは空中で動きを止める。

 

「ここが時が止まってる世界なのを忘れたかっ!」

 

仁はブースターを吹かして盾で止まったナイフを弾きながら突撃する。

時が止まった世界に入られた動揺で身体が動かなかったメイドが仁のタックルによって吹き飛ばされる。

仁は両足を前に出して踵を地面に押し付けて体に急ブレーキをかけながらマシンガンを左手に持ち替え右手でビームサーベルを取り出し、ビームを展開する。

メイドはタックルされた事で冷静とは言わずとも落ち着き、時止めをキャンセルして急ブレーキしている仁に向かって両手目一杯のナイフを投げる。

 

「うぉっとぉ!!」

 

仁はそのまま上にジャンプし、バク宙をして後ろに移動しながら空中でビームサーベルを投げる。

そして地面に降りる前に左手に持っていたマシンガンを軽く上に投げて宙に浮いている間にビームサーベルを抜いて右手に持ち替え、マシンガンを掴んで着地してからメイドに向かって走る。

メイドはビームサーベルを避け、ナイフを投げるが仁のマシンガンによって全て撃ち落とされる。

追加でナイフを投げようとするがナイフがあった場所にもう一本も無かった。

 

「しまっ...」

 

仁はビームサーベルをビームが円状になるように投げる。

メイドは時を止めてビームサーベルを回避するが仁のタックルは避けられず、また飛ばされる。

今度は柱に体が当たってしまい、衝撃で意識を手放してしまった。

 

「...終わったか?」

 

仁が警戒しながら近付いてみるがメイドは反応しない。気絶していると確信した仁は上を向いて息をつく。

 

「ふぅ…。危なかったな。俺が時を止められたらもうちょい上手く立ち回れたかもしれん。なんで止められなかったんだろうな...なんか特殊条件があんのかねぇ」

 

仁は戦闘中何度か時を止めようとしたが不発だった。仁はメイドに目をやる。

 

「あのメイドは初めて時を止めた時、どうやって分かったんだろうか?」

 

仁が考えていると自分が入ってきたドアが開かれる。入ってきたのは悠だった。

 

「よっ。どうだった?挨拶は」

「歓迎されたよ。刃物でね」

「それは良かった。怪我は?」

「無いよ。全部装甲が弾いてくれたから」

「そうかい。ま、MSの攻撃じゃなきゃ効かないのは当然か」

「あ、そうだ。あの子、治してくれない?頭を打って気絶してるから、念の為にね」

「あのメイド...つったっけか?オッケー」

 

悠はメイドの近くにいって治す。

 

「...んぅ...?」

「あ、意識も治しちまった」

「あ、あなた...は...?」

「異変?とやらの解決者だ」

「...そう...」

「多分、もうそろ博麗の巫女が来るから、準備しとくといいさ」

「何故、分かるの...?」

「俺らのレーダーに反応してるからさ。どっかの魔法使いが連れてきたらしい」

 

悠は立ち上がり、階段に向かう。

 

「体は全部治した。博麗の巫女と戦う時は言い訳出来ないようにしといたから、精々頑張りな。行くぞ」

「あぁ。あ、メイドさん。名前なんて言うの?」

「十六夜、咲夜」

「咲夜さん、か。いい名前だね。俺は梶原仁だ。アイツは長谷川悠。どっちも下の名前でいいよ。頑張ってね、咲夜さん」

 

仁は自己紹介を終え、既に階段を登り終えてる悠の後を追う。




はい、次回はね、何も考えてないです!
なんでね、予想しながら待っててくださいな。
では、(・ω・)ノシ
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