薄明と双子の姉妹 (リメイク中)   作:きょうこつ

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薄明と双子の姉妹

 

目を閉じれば里へ来た日から今日に至るまでの景色がシャボン玉の中に映し出され、次々と浮かび上がる様な光景が瞼の裏に映し出されていく。

 

ヒノエと出会い、皆のために溜まっていた依頼を全て受けると共に初めて被害を出す事なく百竜夜行を撃退しマガイマガドを討伐。

 

それからマルバ達との一件を超えた後、

ヒノエとミノトの二人から告白を受け、自身も彼女達へと好意を伝え晴れて両思いとなると共にエスラ達と再会。

そこから先は騒がしくも楽しい里での日々が続いていった。

 

だが、そんな時は長くは続かなかった。

その数ヶ月後に起きた2度目の百竜夜行において自身の内に眠る恐暴竜が目覚め、更にマルバ達が復讐の為に訪れヒノエとミノトを手に掛けようとした事で自身の精神が混乱し次々と人間である部分が壊れていった。

 

そして、イブシマキヒコが率いる百竜夜行の際に自身は遂にモンスターへと覚醒し完全に人間としての自身を失ってしまった。

 

 

それでも

里の皆は自身を蔑む事はなかった。ヒノエ、ミノトも少々強引ながらも手を差し伸べ、自身を絶望の底から掬い上げてくれた。

 

それからヒノエとミノトによって人間である事を失った自身への恐れを克服し、皆の期待を背負うと姉であるエスラと共に百竜夜行の淵源たるイブシマキヒコとナルハタタヒメへと挑んだ。

 

壮絶な戦いの中、バルファルクも乱入した上に自我が失われて再びモンスターへと変貌してしまったが、自身とエスラは目的であるイブシマキヒコとナルハタタヒメを討ち、勝利を収めた事でヒノエへの義理を果たした。

 

 

里へ来てまだ一年も経っていないというのに、立て続けに色んな出来事が起こっていった。これは神の悪戯なのだろうか、はたまた自身への試練なのだろうか…。

 

 

 

そんな時だった。

 

 

 

……ゲンジ。

 

暗闇から自身を呼ぶ二つの声が聞こえてきた。それは何度聞いても癒される美しい声であった。

 

その声が重なるようにして次々と自身を呼ぶ声が聞こえてくる。

 

その声によって目の前に浮かんでいた景色が溶ける様に消えていくと自身の意識も闇の中へと落ちていった。

 

◇◇◇◇◇◇

 

「「ゲンジ」」

 

「…!!」

 

暗闇から目を覚まし、目の前に広がっていたのはヒノエとミノトの顔だった。

 

「二人とも…どうした?」

 

「どうしたも何も、朝だから起こしたのですよ」

 

「そうか……」

 

ヒノエとミノトが自身を起こしに来たと分かると、ゆっくりと身体を起き上がらせた。見れば部屋の窓から見える空の景色が次々と明るくなっていった。

 

里へと帰郷してすぐにゴコクからマルバ達との一悶着の際の処分を言い渡され、その日から1ヶ月間の謹慎と一年間のクエスト受注禁止となった。

 

それに対して皆は残念そうな表情を浮かべていたが、誰一人としてゴコクを責めるような声をあげなかった。

それもそうだ。今回はハンターズギルド本部から直々に下されたのだから。

 

その日から1ヶ月間は家の中で毎日筋トレという無限ループの生活が始まり退屈な日々が続いた。

 

だが、毎日が暇という訳ではなかった。なぜなら日替わりに里の誰かが訪ねてきたのだ。イオリやヨモギはもちろん集会所のオテマエやナカゴ。更にロンディーネやウツシ。中でもロンディーネはミノトや自身と同じく姉がいるようで、その姉にも自身の事を話しているらしく、その人曰く近いうちに会いたいとの事だ。

 

それだけではない。

百竜夜行が収束へと向かっていく知らせが瞬く間に広がっていき、武者修行をしていたハンターや商人達が次々と戻ってきている様だ。

その中にはフゲンの姪やハモンの一番弟子、更にイオリの両親の姿もあり、里は大騒ぎになっているらしい。

 

今までこの時間帯はまだ静かだというのに、もう外では声が聞こえていた。

 

そんな里の音に耳を傾けている時だった。

 

 

「いよいよ今日ですね。……旦那様」

ミノトが頬を赤く染めながら切り出し、手を握った。それに続く様にヒノエも微笑むともう一方の手を握った。

 

「う…うん…そうだな…」

それに対して頷くと、自身の心の奥底が火が灯されたように段々と熱くなってくる。ミノトが何を示して言っているのか、自身が一番よく分かっていた。

 

 

それもその筈だ。今日が__

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____婚約の儀式の日であったからだ。

 

謹慎処分となったその日の夜に、ヒノエとミノトに謹慎期間が明けると共に式をあげる事を約束したのだ。

 

それを思い出すと更に心の底が熱くなってくる。

 

すると、その様子を見ていたヒノエがクスクスと笑った。

 

「な…何だよ急に…」

 

「いえ。貴方と出会ってまだ一年も経っていないというのに今日で結婚と思うと少し不思議に思いまして」

 

「姉様と同じく、私もです」

 

ヒノエに同意するかの様にミノトも頷いた。それについては自身も同じ気持ちであった。

 

「お…俺も…同じだ…。出会ってから早すぎるとは思ってる……けど…」

 

頬を赤く染めながらブツブツと呟きながらも、自身の手を握る二人の手を握り返しながら顔を上げた。

 

「俺は嬉しい…。二人と…二人と……ずっ…ずっと一緒にいられる…から…」

 

いい言葉が思い浮かばない為に自身の思いをそのまま口にしてしまった。自身の語彙力の無さに腹が立って仕方がない。

 

そう思いながら彼女達へと目を向けると、二人は満面な笑みを浮かべていた。

 

「うふふ。相変わらず口下手とは本当に旦那様は可愛いですね♪」

 

「いざと言う時に段取りが悪くなってしまいますよ」

 

「ぐぅ…う…うるさい…!」

 

二人に自身の短所を指摘されてしまった為に更に体温が上がってきてしまう。それでも、嬉しかった。自身が命を掛けてでも守りたいと思うようになった二人と結ばれる事が。

 

そんな時だった。

 

 

 

「…!」

 

窓の外から見える空が次第に明るくなっていき、山の間から顔を出した太陽の温かい光が差し込んできた。

 

窓から差し込んでくるその光はまるで今日という日を祝うかのようにゲンジとヒノエとミノトを照らし出した。

 

「…もう…朝日が…」

 

里に来てから毎朝、見る事が日課であったその眩しい御来光を目にしたゲンジは二人に目を向けた。

 

「二人とも…最高の式に…しような」

 

「「はい!」」

 

そして太陽の光が里全体を照らした時、里の皆が次々と目を覚ましていきカムラの里は今日も大きな産声をあげた。

 

◇◇◇◇◇◇

 

そして

 

輝く太陽が里を照らす正午。その光が集会所の窓から差し込む中、多くの人達に見守られながらゲンジ達は待ちに待った婚約の式をあげた。

 

集会所の真ん中に植えられた大きな桜の木は春でないにも関わらず満開に咲き誇り、太陽の光に照らされながら辺りに多くの桜吹雪を吹かせていた。

 

美しく舞う花弁の雨が舞い落ちる桜の木の下で黒い和服に灰色の袴を纏うゲンジと、顔に装飾や口紅を施し白装束を身に纏うと共に白無垢を被りながらヒノエとミノトが座っていた

 

「綺麗だぞ。二人とも」

 

「旦那様もですよ」

 

「いつもより勇ましく見えます」

 

「そ…そうか…?」

ヒノエとミノトの言葉にゲンジは複雑に思いながらも自身の服装を見つめた。

 

それから儀式が始まった。

 

3人の目の前には、いつもの着物姿ではなく白銀の神官の様な衣装に身を包んだゴコクが立っており、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら祝辞を述べていた。

 

「ふぐぅう…!ヒノエ…ミノトぉぉ〜!!ゲンジぃ…3人共…幸せにのぉ…!」

 

「ハッハッハッ!泣きすぎですぞゴコク殿!」

 

「喜んでやりましょうよ!新郎新婦がドン引いてますよ〜!」

 

祝辞を述べるゴコクの後ろには珍しく和服を纏ったフゲンと相変わらず装備を纏ったままのウツシの姿があり、辺りにいる里の皆と共にボロ泣きするゴコクを茶化していた。

 

そんなゴコクの姿を見ながら3人は笑っていた。

 

 

それから婚約の儀式が終了すると、宴が始まった。

 

ヨモギとイオリの笛の音やアイルー達の太鼓の音に合わせて皆は手を叩きながらどんちゃん騒ぎを始め、大いに盛り上がっていた。

 

その様子を盃を手にしながらゲンジ達は見つめていた。皆の楽しむその光景を見ていたヒノエは再び笑みを溢していた。

 

「こんなに皆さんが楽しんでいる光景…初めて見た気がします」

 

「そうなのか?」

 

「えぇ。私達が生まれる以前から百竜夜行は続いていましたからね」

 

「そうか。生まれた時から大変だったんだな」

 

「ですが、もうそんな事を気にする必要はない様です。貴方や義姉さんのおかげで」

 

「う…ウインクするな!」

 

ヒノエはゲンジに目を向けると片目を閉じ、サムズアップすると、相変わらずゲンジは顔を真っ赤に染めて顔を逸らす。

 

 

 

すると

 

 

「うわぁぁぁん!!ゲンジィィィ!おめでどぉぉお!!」

 

「ギャァァァァア!!!」

 

「あ、義姉さん!」

「エスラさん」

和服に身を包んだエスラが泣きじゃくりながら飛び出し、座るゲンジの腰に抱きついた。

 

「やめろエスラ姉さん!!鼻水!鼻水つく!!おい!」

 

「やだぁぉ!!離れたくないぃぃ!!!」

ゲンジが離そうとすると、エスラは更に子供の様なトーンで泣き始める。すると、エスラと共に同じく里の着物を纏ったシャーラがやれやれと首を横に振りながら現れた。

 

「いいじゃんゲン。姉さんったら嬉しくてずっと泣くの我慢してたんだよ」

 

「だからってここまで…おい!鼻水!鼻水つく!!」

 

それから落ち着きを取り戻したエスラは、気を持ち直すと、ゲンジから離れた。

 

「ぐすん…すまん。弟の結婚式だから遂 嬉しくなってしまってな…」

 

「そ…そうなのか…」

 

今もなお鼻から零れ落ちようとする鼻水を拭うエスラに対してゲンジは心を落ち着かせると、二人に向けて頭を下げた。

 

「エスラ姉さん、シャーラ姉さん。二人がいてくれたから、俺は今生きて二人と出会い結婚する事ができた。本当にありがとう」

 

ゲンジは幼い頃から共に支え合いながら生きてきた二人の姉に向けて心から感謝の意を示した。

それに対してエスラとシャーラも頷いた。

 

「いや気にするな。それよりも本当におめでとう。ヒノエ、ミノト、ゲンジ。君達が結ばれる事…心から嬉しく思うよ」

 

「うん。ヒノエさん、ミノト、これからも私達の弟をよろしくね」

 

エスラとシャーラは3人の結婚を祝うと共にゲンジを託す。それに対してヒノエとミノトはゆっくりと頷いた。

 

「ありがとうございます」

 

「私達にお任せを。それと、こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね」

 

ヒノエの御礼と共に出されたミノトの言葉に二人は一瞬驚きながらもすぐに笑みを浮かべ、頷いた。

 

それから二人は他の皆と話す為に立ち上がると離れていった。

 

すると、二人が入れ替わる様にして次々と里の皆が百竜夜行を収束に導いた事への感謝と結婚の祝言を伝える為にやってきた。

 

その中にはヨモギやイオリ、里中の子供達にアイルーやガルクの姿もあった。

 

「3人とも結婚おめでとう!」

 

「これからも末永くお幸せに!」

 

「「「「「おめでとう!!!」」」」」

ヨモギやイオリ、そしてコミツやセイハクといった里の子供達が次々と元気な声で祝福の言葉をあげていく。

 

「うふふ。ありがとうございます」

 

その言葉にヒノエやミノトは頬を染めながら子供達の頭を撫でていく。

 

「ゲンジさん。里を救ってくれて本当にありがとうございました」

 

「これからもエスラさん達やお嫁さん達と毎日ウサ団子食べに来てね!」

 

「あぁ」

御礼を言うイオリとヨモギの頭をゲンジは笑みを浮かべながらヒノエ達の様に撫でていった。

 

「じゃあね!」

 

「また今度!遊ぼうね!」

 

里の子供達が無邪気に手を振りながら去っていくと、それを境にどんどんと人が増えていき、集会所は更に賑やかさを増していく。

更にお祝いの言葉を伝える人々は途絶える事を知らず、ウツシやフゲンは勿論の事、何とハモンまで祝いの言葉を伝えに来たのだ。ゲンジはともかく、二人さえも驚いていており、フゲンも目を飛び出していたそうな。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

それから里中の皆から感謝の言葉と御礼を述べられた。気がつけば、もう数十分も経っているが、それでも里の賑やかさは収まる事はなかった。

 

「ありがとう…本当にありがとう…!」

 

「あぁ。それより今度、アンタが作った武器、試しに使わせてくれよ」

 

最後の加工屋の一人と手を交わしたゲンジは、その加工屋に手を振る。

 

 

すると

それに入れ替わる様にして二人の男女歩いてやってきた。その姿を目にしたゲンジは驚いた。

 

「…え?トゥーク!?」

 

「よぉ」

歩いてやって来たのはいつもの装備を纏わず、ユクモ村の普段着を着用しているトゥークであった。そしてもう一人の連れ添いらしき人物を見て更に驚く。

 

「それに…村長…!?」

 

「お久しぶりですゲンジ様。そしてヒノエ、ミノト」

そのトゥークの後ろにはユクモ村の村長の姿もあった。その姿を見たヒノエとミノトは驚きの声を上げた。

 

「「タツミ 姉様…!」」

 

◇◇◇◇◇◇

 

それからゲンジはトゥークと共に酒を飲んでいた。その横ではヒノエとミノトが久しぶりに会った村長と話していた。

 

「まさか、お前も来てたとはな」

 

「村長がどうしても行きたいと言っていてな。一人じゃ危ないから連れ添いで来たのさ」

 

そう言いトゥークはゲンジから注がれた酒を口に含む。

 

「いやぁ、それにしても結婚か。これからは3人で住むのか?」

 

「いや、これまでと同じ5人で住む。フゲンさんが言うには、今の家を使ってくれてもいいし、里の裏側に新しい家を建てて住むのも良いって言ってたからな。俺としてはすぐに動ける様にしたいから続けて今の家に住もうと思っている」

 

そう言いながらゲンジは酒を再び啜る。このお酒はあまり強くはないために苦手なゲンジでも少しずつ飲めば問題ないらしい。

酒を啜ったゲンジはトゥークにもこの後のことについて尋ねた。

 

「お前はこれからどうするんだ?」

 

「俺はモンスター図鑑をもっと大きくする為にしばらく他所の地方を回ろうと思ってる。バルバレやベルナ村とかな」

 

「へぇ。ベルナ村はまだ行った事ねぇが、バルバレならあるな。あそこはデカい市場な上に集会所が移動式だから地図に載らない場所で有名だろ」

 

「あぁ。村に戻ったらすぐに出発しようと思ってる」

 

「そうか」

 

「あ、そうだ。ナルハタタヒメとイブシマキヒコについて何か教えてくれないか?」

 

「いいぞ」

 

ゲンジは頷き、トゥークに自身が戦ったイブシマキヒコとナルハタタヒメについて話すと共に多くの事を語り合った。最初はヒノエとミノトがユクモ村の村長と気長に話せる様にする事が目的であったが、話していく内に自身も夢中となり、気がつけばヒノエとミノトが話し終えても喋り続けていた。

 

◇◇◇◇

 

それから話し終えたゲンジは去っていくトゥークと村長に向けて来てくれた事への感謝と共に手を振り見送った。

 

「たくさん話せた様ですね」

 

「あぁ。そっちもだろ?」

 

「はい!それにまた時間を見つけては来ると言っていました♪」

 

「そうか。それはよかったな」

 

ヒノエの言葉に頷いたゲンジは目の前の景色に再び目を向けた。

 

 

「…」

 

目の前に広がるのは酒に酔い顔を真っ赤にしながら踊る阿呆に見る阿呆。そしてそれを盛り上げる里の皆々。

 

自身が里へと来た頃と比べると、あの頃の面影は何処にも残っていなかった。暗い顔をする事なく、真の平和を祝うかの様に皆は楽しんでいた。

 

「どうしました?」

 

「いや、別に」

 

ミノトから尋ねられたゲンジは特に答えず、盃に再び酒を注ぐ。瓶の口から流れてくる透明な酒が小さな飛沫をあげながら盃に注がれていった。

 

「それにしても今日はよく飲みますね」

 

「お酒は苦手ではなかったのですか?」

 

「確かにそうだが…」

ヒノエとミノトはゲンジの酒の弱さを知っている為に尋ねる。いつもならば一口飲んだだけで酔い潰れるも、顔を赤くさせる事なく、ゲンジは頷くと瓶を向けた。

 

 

「今日は祝酒だ。ほら」

 

ゲンジから瓶を向けられた二人は頷くと、自身の盃を差し出した。差し出された盃にゲンジは瓶の口を傾けて中身の酒を注いでいくと、身体を二人に向け、告白した。

 

「ヒノエ。ミノト。これからも…ず…ずっと一緒に…いてくれよ…」

 

「あらあら。相変わらず肝心な所で言葉が詰まってしまいますね♪」

「貴方は何度、私達の心をくすぐるのでしょうか。どうしても撫で回したくなってきてしまいます」

 

「う…うるさい!」

 

ヒノエとミノトのからかいにゲンジは顔を真っ赤に染め上がらせるも、再び、2人の琥珀色に輝く瞳を見つめた。

 

「…で…どうなんだよ…」

 

その質問に対しヒノエとミノトは笑みを浮かべるとゆっくりと頷いた。

 

 

「勿論ですよ」

 

 

「我ら姉妹、この先ずっと貴方のお側に」

 

 

その言葉を聞いたゲンジは頷かずも盃を向けた。それに対してヒノエとミノトも酒の注がれた盃をゲンジに向ける。

 

そして

互いに向き合う様にして座る3人は生涯を共にする事を共に誓い合うと、ゆっくりとその盃を近づけ、中央で重ねた。

盃が重なると素材特有のカンッという木の音が静かにその場に響いた。

 

すると

 

3枚の桜の花びらが3人の盃にそれぞれ舞い降りゆっくりと波紋を浮かべた。

 

 

 




今回で本編は完結となります。いくつか描写や話の内容がグダグダになってしまったのが心残りですね…。まぁ…それについてのリメイクはもう少し先伸ばしして、それから上げようと考えております。
因みに本編は完結しますが、その後の話も投稿していく予定であります。

サンブレイクも来年の夏頃に発売予定の様です。また楽しいハンターライフを送りたいものですね。

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