薄明と双子の姉妹 (リメイク中)   作:きょうこつ

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R17.9なのでご注意を…


最終試合 お風呂 そして災難

あまりの辛さに気を失ってしまったゲンジ。だが、それからしばらくしてようやく意識が回復し、感覚も戻ってくる。

 

だが、

暗闇で意識が回復する中で、妙な感覚があった。

 

「(何か熱い…それに身体もスゥスゥするような…)」

ゆっくりと目を開けると、目の前は白い霧に覆われていた。

 

「…ん?」

見るとよく使っている自宅の風呂場だ。なぜ、ここにいるのか…。

 

「お?目を覚ましたみたいだな」

 

「丁度良いタイミングですね♪」

 

「___え…?」

すると、唖然とする自身の目の前に2つの人影が映り込んできた。それは身体にタオルを巻いたエスラとヒノエだった。

 

「え…うわぁ!?」

目を掻きながら二度見して鮮明となった景色を見たゲンジは思わず顔を赤く染めて顔を手で覆ってしまう。ただでさえ、スタイルの良い2人の身体が巻きつくタオルによって、更に豊満な身体を強調させていた。

 

だが、そんな事も知らずに2人は今もなお勝負の目をしていた。

 

「最後はお風呂でどちらが上手くゲンジの身体を洗えるかです。貴方は右半身を。私は左半身を洗います」

 

「いいだろう」

勝手に話を進める中、ゲンジは自身の身体が全裸であり、下半身にはタオル一枚が巻かれている事に気づいた。

 

「ひぃ!?」

ゲンジは自身の股間を見られたかと想像して、羞恥心が現れ即座に隠すように両手で股を塞ぎ、更に隠すかのように内股になる。(これでも21歳)

 

「ま…まさか…(見られたのか…!?)」

 

「おいゲンジ。股を見られたくらいで大袈裟すぎるだろう。安心しろ。タオルを巻いたのは私だ」

 

「……」

その言葉を信じて良いのか?姉であっても見られるのは自身にとっては大問題であったが、ヒノエに見られるよりはマシだろうと思い、すぐさま元の体勢となる。

 

即座に逃げ出したいと考えるが、出口の前に2人が居座っている為に脱出は不可能だった。

 

「さぁゲンジよ。背中をこちらに向けてもらおうか」

 

「…分かった…(取り敢えず早く終わってくれ…!!)」

ゲンジは心にそう願いながら頷き後ろを向いた。

 

「ふふ。初めてです。男の子の背中を流すのは」

 

「ほぅ?歳の割には経験が皆無とはお笑いだな」

 

「あらあら、そういう貴方はどうなのですか?」

 

「私はもちろんあるさ。ゲンジの背中をどれだけ流したと思っている?どこが弱いのかどこを洗うと喜ぶのか熟知しているさ!」

 

「へぇ〜それはそれは〜」

 

「早くやってくれ!!こっちは今すぐにでも出たいんだよ!!!」

洗う気配もなく口喧嘩を始めてしまう2人にゲンジはキレると2人は口喧嘩を止める。

 

「あ〜申し訳ない…」

 

それから、2人はタオルを持つと、泡を纏わせてゲンジの傷だらけの肩から腰に掛けて、泡を纏わせたタオルを上下に擦り付けた。

 

「……」

すると、先程の羞恥心が嘘のように消えていった。2人の洗う力加減は自身にとって丁度よく、痒い所も擦られ、とても気持ちが良かった。

 

「(洗ってもらうのも…悪くないな…)」

ふと、思ってしまう。それ程、2人の洗い方が上手いのだ。その気持ちよさにゲンジは少し目を細めてしまう。

 

だが、忘れてはいけない。これは勝負だ。

 

「ゲンジ。どっちが気持ち良いんだ?」

「遠慮なく答えてくださいね」

エスラとヒノエの声が聞こえてくる。だが、答える気にはなれなかった。

 

「(ふぅ……いつも自分でやってるからあまり上手く洗えなかったが、他人にやってもらうとこんなに気持ち良いのか…)」

 

背中を他人にやってもらう気持ちよさに完全にハマってしまい、その快感に夢中であった。

確かに1人では背中を洗うのは厳しい。故に前身よりも力を込めながら洗う事が難しい。もう1人いれば、前身を擦る力で背中が流せる。それがどれほどまで気持ち良いか。誰しもが必ず思うだろう。

 

だが、快感に浸り、答えないゲンジの後ろ姿からエスラは不満を抱き始めていく。

 

「どうしたゲンジ?まさか気持ち良くないのか?」

 

「恐らく貴方の洗い方に問題があるのではないのでしょうか?ご無理はなさらずに私に任せていただいてもいいんですよ〜」

 

「な…!?」

ヒノエのその一言にエスラの対抗心に炎が灯された。

 

「だったら…ここからは本気で行こうか…!!」

その言葉と共にエスラのタオルを握る手に力が込められた。正にリオレイア希少種が獲物を掴み取るかの如く。

 

そして、エスラはゲンジの右半身にタオルを付着させると腕に力を集中させた。

 

 

「せいやぁぁぁ!!!!」

 

そして 全力でその部位に向けてタオルを擦る。

 

 

その瞬間

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」

 

ゲンジの絶叫が響き渡る。

 

◇◇◇◇◇◇

「いい…痛い…」

 

「いやぁごめんごめん…遂力が入りすぎてしまった」

あの後、絶叫したゲンジは立ち上がると同時に摩擦によって赤く染まってしまった右半身を手で押さえていた。

 

一方で、ヒノエはゲンジの赤くなった右半身を見てクスクスと笑っていた。

「あらあら。これでは右半身はもう洗えませんね〜。そうなると私の勝ち…という事でよろしいでしょうか?」

 

「な…!!!」

勝利を確信したヒノエの発言に再びエスラの対抗心に炎が再点火された。

 

「もう…それで…「まだだ!!!」

 

ゲンジも納得しようとした瞬間 それを掻き消すかのようにエスラの声が響き渡る。すると、エスラは立ち上がり、ゲンジに近づいていった。

 

「まだ“前”が残っている…!!前を入念に洗えばゲンジだって…!!」

 

「お…おい!?それはルール違反じゃねぇのかよ!?」

 

「半身とは前も含まれている…!だから観念しろぉ!」

 

「ひやぁ!?」

 

エスラはゲンジの巻きつけられているタオルを掴み、取り外そうとする。だが、ゲンジは咄嗟にそのタオルを掴み、取り外されるのを防ぐために抵抗した。

 

「ゲンジ!往生際が悪いぞ!」

 

「それはこっちのセリフだよ…!!おい!このバカ姉貴止めてくれよ!」

 

ゲンジはその景色を見ていたヒノエに顔を向けて助けを求める。

 

すると、ヒノエは立ち上がると、ゆっくりとエスラに近づいた。

 

「(さすがヒノエ姉さん!ちゃんと分かってくれてる…!!)」

ようやく希望を持ち始めたゲンジは心の中でガッツポーズをする。彼女ならエスラの暴走を止めてくれる筈だ。

 

_____だが、現実はアッサリと理想を踏み潰した。

 

ヒノエの目がゆっくりと自身のタオルに向けられる。

 

「なら、私もそれに乗っ取って前も洗わないといけませんね〜♪」

 

「はぁ!?」

 

その瞬間 エスラと共にヒノエの手までもタオルを引き剥がそうと伸びてきた。

 

「ふふ。さぁゲンジ。今度は前を洗いましょうね〜」

 

「や…やめろぉぉぉ!!!」

その力は2人で合わさり、ゆっくりとタオルを脱がしていこうとする。先程の痛みが残っている為にゲンジはいつもより力が出せず、段々と2人の力の綱引きに苦戦し始める。

 

「お…お前ら……」

すると、ゲンジの頭に青筋が浮かび上がる。

 

「い…いい加減にしろ…!!!!」

エスラとヒノエの行動に遂に堪忍袋の尾が切れたゲンジは脚を前に踏み出した。

 

 

__その時だ。

 

ツルッ

 

「うわぁ!?」

 

「え?きゃ!?」

「おぉ!?」

その拍子に足を滑らせてしまい、ゲンジの身体が2人に滑り込むかのように倒れてしまう。その転倒に目の前にいたヒノエとエスラも巻き込まれてしまい、両者は床に倒れてしまった。

 

 

すると、湯煙が漂う中、うつ伏せに転倒したヒノエとエスラはゆっくりと顔を起き上がらせる。

 

「あらあら。少々強引過ぎましたか〜」

 

「ゲンジ!大丈夫か!?」

 

2人は湯煙が立ち込める中、自身らの下敷きになってしまったゲンジへと目を向けた。

 

「…い…いてぇ…」

すると、自身らの目の前からゆっくりと上半身が起き上がるゲンジの姿が見えた。何とか無事のようだ。

 

「おぉゲンジ!無事だったか!」

「大丈夫ですか〜?」

2人の安否を確認する声にゲンジは再び頭に青筋を浮かべた。

 

「元はといえばテメェらが……な!?」

すると、怒りに包まれたゲンジの顔が突然 静止した。

 

「あら?どうしましたか?」

その様子を不思議に思ったヒノエは尋ねる。すると、ゲンジの顔からは怒りが引いていくと同時に頬が赤く染まってきた。

 

「あ…あ……////」

そして、遂には細胞の一つ一つが赤く染まり、それはまるで一個のリンゴようになってしまった。それと同時に身体が何かに怯えるかのように震えていた。

 

「どうしたんだ?顔を真っ赤にさせて」

 

2人はゲンジの顔を見つめると、その視線の先は自身らの胸だった。2人とも転んだ拍子にタオルが外れてしまい、今2人の透き通る黄色の肌と白色の肌が丸出しとなっていた。

 

「あらあら。私の胸で興奮してしまったのですか?」

 

ヒノエの問いにゲンジは頷く事も首を横に振る事もなかった。2人の胸ならもう見慣れており、直視程度ではもう赤くはならなかった。ではなぜ、ここまで顔を赤く染め、瞳が震えているのか。

それは_____

 

 

 

______2人の胸が重なり合いながら下半身を丸々と包み込んでしまっていたからだ。

 

 

「何を言ってるんだ!君のような卑猥な胸にゲンジが興奮するわけないだろ!」

 

「貴方の方が少し大きいのにそちらこそ何を言っているのでしょうか?」

 

「ぐぬぬ…」

それを知らずに2人は言い争いを始める。それは段々とエスカレートしていき、いがみ合う2人に比例するかのように寄せられた胸が中心に更に動き出し、密着する密度も高まっていった。

 

「ふ…2人とも……やめ…」

 

身体の奥底から何かが飛び出してきそうな衝動がゲンジを襲う。何とか押さえながら2人に呼びかけるも、それに気づかない2人は今も尚いがみ合っていた。

 

「私の胸は肉体を毎日鍛え上げているから張りがあるんだ!」

 

「私だってそうですよ。それに柔らかさでも負けません」

 

「なら決めてもらおうじゃないか…?」

「ええ。望むところです」

 

互いに均衡していた2人は向かい合っていたその双眼をゲンジへと向けた。

 

「ゲンジ!」

「どちらの胸がよろしいですか?」

 

2人の顔が迫ったと同時に腰に寄せられた2人の胸は隙間がない程まで密着し、密度は最大限まで高まった。

 

その瞬間

 

「あああぁぁぁ!!!!」

ゲンジの身体が痙攣すると同時に顔を上に向けながら叫び出した。

 

「「!?」」

突然叫び出したゲンジに2人は驚く。

すると、その叫びは一瞬で収まる。

 

「あ…あ…ぁ…」

 

___ドサッ

叫び声を上げたゲンジは口から唾液を漏らし糸が途切れそうな声で一文字一文字を不規則な感覚で零し、身体を震わせると上半身から力が抜けたかのように床に崩れた。

 

「どうした?いきなり叫んだかと思えば気絶してしまったぞ?」

 

「おかしいですね。それに気絶したと同時に何故か胸が少し熱くなったような…」

 

「奇遇だな。私もだ……ん?」

 

この時、2人はようやく気づいた。自身らの胸がゲンジの大切なものを包み込んでしまっていた事に。そして、2人は熱い“何か”の正体を確かめる為にゆっくりと離れた。

 

 

 

 

_______「「あ」」

 

 

 




これは描写的にギリギリだと思う。
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