ソードアート・オンライン インテグラルファクターX ーアインクラッド・メモリーズー   作:No 77777

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注意 これは本編の時間軸とは関係ない番外編です


シリカとリズベットのアイメモラジオ 第1回 いきなりヒーロー

第1回 いきなりヒーロー

 

シリカ「シリカと!」

リズベット「リズベットの!」

シリ・リズ「「アイメモラジオ~‼」」

ピナ「きゅるっ!」

 

 

 

シリカ「みなさん、こんにちは」

リズベット「今回からアイメモラジオ――略してアイラジ、本格スタートよ!」

シリカ「ううっ、今回から本格的に始まると思うと緊張してしまいます」

リズベット「しかも第1回からあの二人がゲストだからね。しかもサブタイで想像できるし」

シリカ「と、いうわけで、記念すべき第1回目のゲストは、リクさんとキリトさんです!」

リク「よっ、読者のみんな。リクだ」

キリト「やあ、俺はキリト。よろしく」

リズベット「いやー、まさかいきなり本編と原作の主人公が出てくるなんてね」

リク「ははっ、確かにな(苦笑い)」

キリト「それにしてもサブタイ、明らかに某飲食店の名前からきてるよな」

シリカ「投稿者さん、ノリノリですね」

リズベット「じゃあまずは、このコーナーからいくわよ!」

 

 

 

 知りたい! あの人たちの異世界活動

 

リズベット「このコーナーは、平行世界に存在するゲストの活躍を、後ろのスクリーンを見て語るわよ」

シリカ「記念すべき第1回目は、《ソードアート・オンライン》です!」

キリト「いや、俺たちの出ている原作じゃないか!」

リク「しかも俺、出てないし!」

リズベット「まあ、まずは原作の話からってことになったらしいわよ」

シリカ「ごめんなさい、リクさん。今回はIFとの違いも話題にするので、そこのところは大目に見てください」

リク「……はあ、仕方ないか」

キリト「リク、ドンマイ」

リズベット「それじゃあ、後ろを見て。このスクリーンに原作アニメのPVが映るから、まずはみんなでそれを見ましょ」

シリカ「リクさん、キリトさん、準備はいいですか?」

リク「ああ、いいぜ」

キリト「こっちもオッケーだ」

リズベット「それじゃ、いくわよ」

四人「「「「レッツ・スタート‼」」」」

 

 TVアニメ《ソードアート・オンライン》PV第1弾 視聴開始、そして終了

 

リズベット「それで、どうだった?」

リク「いや、どうだったって言われても……(困惑)」

キリト「まあ、お前は出てないからな」

リズベット「ちょっとキリト!」

リク「…………」

キリト「あ、ああ、悪い」

シリカ「リクさん、そんなに落ち込まないでください! アイメモでは主役なんですから、これから活躍の場はありますから!」

ピナ「きゅる~!」

リク「そ、そうだな。今回は不憫な扱いでも、本編の主役は俺だからな。そ、そうだ。俺は緑の勇者なんだからな」

リズベット(な、何だか自分に言い聞かせてるように見えるけど……)

キリト「と、ところで、PVを見てて気になったことが……」

シリカ「え、何ですか?」

キリト「いや、メニュー・ウインドウが、PVと実際のアニメじゃ違うだろ?」

リズベット「あ、それはあたしも気になってたけど」

リク「まあ、大人の事情ってヤツじゃじゃないのか? ただ俺にしてみれば、PVのウインドウは見にくく感じるな」

キリト「確かにな。俺たちがアニメのウインドウに慣れてるっていうのもあるけど、PVのはアナログっぽい気がするし、画面が青っぽくて、項目が敷き詰められてて見にくい気がするんだよな。装備フィギュアだってないし」

シリカ「キリトさん、辛口ですね」

キリト「そりゃ、俺はゲーマーだからな。そういうところにはこだわるのは(さが)みたいなものだし」

リク「ははっ、キリトのゲーム愛を感じるな」

リズベット「まあ、キリトらしいといえばらしいけど……ん?」

 

 カンペ『皆さん、そろそろ次のコーナーに進んでください』

 

リズベット「はあ……仕方ないけど、次のコーナーいくわよ!」

ピナ「きゅるっ!」

 

 

 

 SAO攻略全書 大丈夫、アルゴの攻略本だよ。

 

リズベット「さーて、このコーナーで作中に登場する武器の紹介をするわよ!」

シリカ「ですが、その前に《武器スキル》について説明します」

 

 武器スキル

 

 プレイヤーがソードスキルを発動するためのスキル。

 戦闘中、習得したスキルの規定の種類の武器で敵にダメージを与える、または武器の耐久値が下がることで熟練度が上昇し、ダメージが大きければ大きいほど上昇率も大きくなる。

 熟練度が上昇すると新しいソードスキルとスキルmodを習得でき、発動速度や射程も上がる。

 

リズベット「プレイヤーにとって、基本中の基本とも言える情報よね」

キリト「SAOには、二十種類以上の武器スキルがある。素手でソードスキルを放つ《体術》も、一応この武器スキルに入っている。あと、これは武器スキルに限った話じゃないけど、中には一定の条件を満たすことによって習得できるエクストラスキルが存在する。さっき話した《体術》もその内の一つだ」

リク「アレを習得するのは本当に大変だった。条件のクエストのクリアが過酷だからな」

シリカ「それって、確か――」

リズベット「ストーップ! そこから先はネタバレになるからダメ!」

シリカ「そ、そうですね。原作を読んでない方々もいらっしゃいますし」

キリト「なら、そろそろ武器の紹介をしたほうがいいんじゃないか?」

リズベット「そうね。じゃあ、今回紹介する武器はこちら!」

 

 片手直剣(ワンハンドソード)

 

 鋭さ:A 速さ:B+ 正確さ:B+ 重さ:B 丈夫さ:B+ 射程:B

 

 SAOにおいて、基本的な片手武器。攻撃力が高く、バランスが取れている。

 片手持ちの武器全てにおいて言えることだが、逆手に盾を装備することができる。

 ソードスキルは主に斬撃系。

 

リク「やっぱり、最初はコレだよな」

キリト「ああ、SAOプレイヤーが最初に使う武器だからな」

リズベット「最初に言っておくけど、ここに書いてあるステータスは公式じゃなくて、投稿者が勝手に作ったものだから、誤解しないでね。ちなみに書いてある通り、情報提供者はアルゴよ」

キリト(後で金をぼったくられそうだな)

リク(このコーナー、大丈夫なのか?)

シリカ「補足としてステータスですけど、詳しい説明はこちらです」

 

 鋭さ:一撃でどれだけダメージを与えられるかの基準

 速さ:ソードスキルによる攻撃がどれだけ早いかの基準

 正確さ:ソードスキルがどれだけ狙った場所に正確に当てられるかの基準

 重さ:武器がどれだけ重いかの基準

 丈夫さ:相手の攻撃を受けた際、どれだけ耐久値が減るかの基準

 射程:一撃でどれだけの当たり判定が出るかの基準

 

リズベット「射程以外は、鍛冶師に鍛えてもらえれば上げることができるわよ」

シリカ「射程と速さは、それぞれ武器の長さや使うソードスキルである程度決まっていますが、速さは鍛えると攻撃の速度が上がりますし、射程は武器スキルの熟練度が上がれば上昇します」

リク「重さに関しては、高いと重いことになる。一撃が重ければ、相手の盾や装甲に大きなダメージを与えられるからな。場合によっては、破壊もできる。ただ、その分STRに振らなきゃいけないし、軽い武器に関してはそれ自体が長所でもある。一概にメリットとも言えないな」

キリト「鋭さと丈夫さは純粋な強化だけど、他はソードスキルの加減が変わってくる。あと、正確さは武器の種類によって違ってくるけど、プレイヤーの技量で補える」

リズベット「……って、これじゃ武器のステータスの説明じゃない! 他に言うことないの⁉」

リク「いや、基本的な武器だからな……あ、そうだ。派生武器として、射程の長い片手長剣(ロングソード)や、一撃の威力が高い幅広剣(ブロードソード)が存在する。片手直剣より重みがあるけどな」

リズベット「うんうん、武器の説明らしくなってきたじゃない」

キリト「後は、横からの衝撃に弱い。最悪の場合、耐久値が一気に無くなって消滅もあり得る。そこは俺たちも気をつけていたからな」

シリカ「リクさんは、途中から兼用武器の片手半剣(バスタードソード)に変えたんですよね?」

リク「ああ、あれは片手直剣と両手剣、二つのソードスキルが使えるんだ。兼用武器は……」

リズベット「ストーップ! 今回はここまで‼」

リク「おっと、いけね。これ以上話したら、楽しみがなくなるな」

シリカ「そうですね。兼用武器については、またの機会に」

ピナ「きゅる~」

 

 

 

リズベット「さて、今回のアイラジはこんなところかしらね」

シリカ「長いようで、短かったです」

ピナ「きゅる~」

リク「そうだな。楽しい時間ほど、短く感じるって言うしな」

キリト「確かに、俺もネトゲに没頭したときは、いつの間にか夕食になってたからな」

リズベット「本編に関する質問は、感想に書いてくれれば『知りたい聞きたいあんなこと』で取り上げるから、待ってるわよ」

シリカ「リクさん、キリトさん、本日はお越しいただき、ありがとうございます」

リク「ああ、礼には及ばない」

キリト「短い時間だったけど、楽しかった」

リズベット「それじゃあ、最後はこのコーナーで締めるわよ!」

 

 

 

 IFXコソコソ噂話

 

シリカ「リクさんの家族――大地家の休日の昼食は当番制ですが、リクさんの担当は麺料理だそうですよ」

リク「ああ、そうだ」

キリト「いや、本人が認めたら噂じゃないだろ!」

リズベット「ま、まあ、細かいことは気にしない。さてみんな、お別れの時間よ」

シリカ「それでは皆さん」

四人「「「「また、次回で‼」」」」

ピナ「きゅるっ!」


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