ソードアート・オンライン インテグラルファクターX ーアインクラッド・メモリーズー   作:No 77777

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注意 『シリカとリズベットのアイメモラジオ』を読む際、以下の点にご注意ください。

 ・これは本編の時間軸とは関係ない番外編です
 ・アイメモの独自設定あり
 ・原作、及び本作のネタバレを含む場合あり

 なお、今回はミトに関して『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』のネタバレを少し含む上に、行動が異なります。ご了承ください。


シリカとリズベットのアイメモラジオ 第5回 閃光剣士と大鎌戦士の冒険回想

シリカ「シリカと!」

 

リズベット「リズベットの!」

 

シリ・リズ「「アイメモラジオ~‼」」

 

ピナ「きゅるっ!」

 

 

 

シリカ「みなさん、こんにちは」

 

リズベット「アイラジ第5回、スタートよ!」

 

シリカ「キリトさん、これから辛い道のりを歩くんですね」

 

リズベット「そうね。キバオウやジェネラルのこと、まだ許せてないっていうエトワールの気持ち分かるわ。実際に身勝手な元テスターはいたみたいだけど、リクたちや塾でいろいろ教えてくれた人たちみたいないい人もいること考えると、怒れてくるわ!」

 

シリカ「ホントですね! 塾の人たちにはわたしもお世話になりましたし、そこから攻略に貢献したプレイヤーもいたことわけですし」

 

ピナ「きゅる――――!」

 

シリカ「ピナもそう思うんだね!」

 

リズベット「たくさん文句もいいたいところだけど、そろそろゲストを紹介しないと」

 

シリカ「はい、本日のゲストは、とうとうあのお二人が登場です!」

 

リズベット「アスナとミトよ!」

 

アスナ「みんな、こんにちは」

 

ミト「こんにちは」

 

シリカ「来ました! 原作と劇場版のWヒロインです‼」

 

リズベット「二人とも、第一層のフロアボス戦は大変だったわね」

 

ミト「そうね。元テスターの私たちが蔑まれると思うと、気が気でないわ」

 

シリカ「それでも、ボス戦には参加したんですね」

 

ミト「ええ、私も生き残るために狩り場を先行してレベリングしてたから、それで他のプレイヤーを追い詰めてしまった。せめて最前線に来たから少しでも罪滅ぼしになればと思ってね。まさかログインしていたアスナに出会うなんて思ってなかったけど」

 

リズベット「でも、二人はリアルでも友達だったんでしょ? 落ち合う約束とかしてなかったの?」

 

アスナ「誘われたんだけど、お母さんが厳格だから許してくれないって諦めてたの。でも兄さんがナーヴギアを手に入れたって聞いたから、ミトに内緒で当日にログインしたんだけど……」

 

リズベット「デスゲームに巻き込まれたってわけね……」

 

アスナ「それで絶望して、やけになってレベリングして最前線までいったら攻略会議で再開したってこと。ミトのことは時々思い出してたけど、まさか最前線まで来てたなんて思わなかったから。まあ、冷静になって考えれば情報屋に依頼して探してもらうっていう手もあったけど……」

 

ミト「自分のことに必死になってたのは私も同じだから、あなたを責めたりはしないわ」

 

シリカ「第二層の攻略の途中から、キリトさんも加えてしばらく三人で一緒だったって聞きましたけど……」

 

ミト「ええ、でも一緒だから不安がなかったって言ったら、嘘になる。自分のせいで誰かが――特にアスナが死んだらって思うと、最前線から降りたいって気持ちはあった。だけど、それはリクやみんなも同じ。仲間たちが失う恐怖と戦いながら前へ進んでいるところを二人と一緒に見てきたから強くなれた」

 

リズベット「序盤の最前線じゃ珍しく戦闘職と生産職を兼用してたみたいだけど?」

 

ミト「私が習得したのは防具やアクセサリーを作るためのスキルだけど、デスゲーム化したSAOで生き延びるためにもダメージを減らしたり、デバフを防ぐためのアイテムを作ってあげたかったの。アスナは大事な親友だし、キリトもよく無茶をするから」

 

リズベット「血盟騎士団に入ったときも一緒だったわよね」

 

アスナ「ええ、部隊は違ったけどね。私は最前線で指揮して、ミトはアイテムの生産で素材集めに回ってたから」

 

シリカ「別々に行動するなら、不安だったんじゃ……」

 

ミト「全くなかったって言ったら嘘になるわね。でもギルドのホームでは顔を合わせることもあったし、お互いに実力は分かっていたから死なないって信じてた。それに、何かあったときは駆けつけるって決めてたから」

 

アスナ「うん、ありがとね」

 

リズベット「さーて、話が長くなっちゃったけど、このコーナーに入るわよ!」

 

 

 

SAO攻略全書 大丈夫、アルゴの攻略本だよ。

 

リズベット「さーて、このコーナーもなんだか久しぶりね!」

 

シリカ「第1回以来ですからね」

 

アスナ「今回も武器の紹介って聞いてたけど……」

 

ミト「アスナがいるなら、次はあの武器ね」

 

リズベット「そうよ。今回紹介する武器はこちら!」

 

 

 

 細剣(レイピア)

 

 鋭さ:B+ 速さ:A+ 正確さ:A 重さ:B- 丈夫さ:B- 射程:B+

 

 突きの速さに特化した武器種。片手直剣に比べて軽く、速さ、正確さが高い。強度が低い。

 ソードスキルは刺突系が多く、中には斬撃系と刺突系が混ざったものもある。

 

リズベット「アスナが出てきたなら、やっぱりこの武器よねー!」

 

シリカ「正確かつ早い刺突で敵を仕留める《閃光》のアスナさんの得物です!」

 

アスナ「説明の通り刺突系のソードスキルが多いから、その分だけ速さと正確さと射程は片手直剣より高くなってるわ」

 

ミト「だけど引き換えに一撃の重さは軽いから、装甲の硬い相手に力押しはできない。あと丈夫さも高くないから、重攻撃を受け止めたら一気に耐久値を持っていかれる」

 

シリカ「つまり、細剣使いはヒット・アンド・アウェイを意識した戦い方が重要だということですね」

 

アスナ「うん。マーベラスのように盾を装備していれば話は別だけどね」

ミト「ただ、敵が同じように早い相手なら多少は剣で受け止めることも必要になってくるけど」

 

リズベット「まあ、早い敵って一撃が軽いやつ多いからね」

 

シリカ「それと正確さが高いおかげで、ソードスキルで攻撃した際は敵に当たりやすくなっています。弱点を狙ったときは、システムアシストで補正してくれます」

リズベット「アスナは武器を鍛えるとき、速さと正確さを重点的に上げてたわね。まあ、武器にも適した強化があるけど」

 

アスナ「速さは細剣ならセオリーだし、正確さは攻撃を当てやすくするためよ。小さい敵だと攻撃が当たりづらいし、刺突系は前方の射程はあっても横の範囲が狭いから」

 

リズベット「せっかくだし、ソードスキルの属性についてもここで説明しましょ」

 

 

 

 ソードスキルの属性

 

 斬撃系:敵に当てやすいシンプルな攻撃。

 刺突系:前方への射程が斬撃系・打撃系より長い攻撃。

 打撃系:他の二属性より威力が高い攻撃。

 

ミト「どの属性のソードスキルを使えば有利に戦えるかは、モンスターによって決まってるものもある。打撃系は装甲を持つ敵、スライム系の敵に有効なものが多いわ。逆に刺突系はガイコツ系の敵にダメージを与えにくい。体が骨だから、当たり判定が小さいの。それでもアスナは当ててたけど」

 

アスナ「ソードスキルの中には、別の属性が含まれたものもあるわ。例えば、私が使う細剣の《スピカ・キャリバー》は最初の二連撃が斬撃で、最後の一撃が刺突よ。あと、キリトくんが使う《メテオブレイク》も斬撃の他に打撃系の体当たりも含まれるわ」

 

シリカ「え、《メテオブレイク》ってなんですか?」

 

リズベット「私も初めて聞くソードスキルだけど……」

 

アスナ「ソードスキルの中には、本来のスキルとは別のスキルを上げることで習得できるものがあるっていうのは二人とも知ってるわよね? 《メテオブレイク》は《片手直剣》以外にも《体術》スキルを上げることで使えるの」

 

リズベット「ああ、だから攻撃の中に体当たりがあるのね」

 

ミト「あと、属性別に特徴を説明したけど、これらに当てはまらない例外的なソードスキルも存在するわ。例えば、正確さの高い短剣の四連撃ソードスキル《ファッドエッジ》は速さを重視してるから正確さにやや欠ける。突撃槍の刺突系は横にも範囲が広いから、そのせいでパーティープレイに不向きな面があるわ」

 

シリカ「でも、ヒロさんは片手用突撃槍の使い手ですけど、パーティーで行動してたはずじゃ……」

 

アスナ「ええ。でもベータテスト時代にパーティーで運用する方法を友達と一緒に考えたみたい。ちなみに恋人は両手用突撃槍の使い手だけど、ヒロ君は彼女のために上手く活躍させる作戦を作ったのよ。それはね――」

 

シリカ「そこまでです、アスナさん!」

 

リズベット「その先はネタバレよ! それに、時間も押してるし」

 

アスナ「そ、そうね」

 

ミト(都合のいいこと言って、無理やり話を終わらせたみたいに見えるけど……)

 

 

 

リズベット「さーて、あっという間に時間が来たわね」

シリカ「アスナさん、ミトさん、本日はありがとうございました」

アスナ「ううん、私も楽しかったから」

ミト「うん、昔のことを振り返るいい機会だったわ」

リズベット「じゃあ、最後はこのコーナーよ!」

 

 

 

 IFXコソコソ噂話

 

シリカ「コハルさんが『はじまりの街』で買った《ピアノ・ブローチ》はお店のオンリーワン商品なのですが、装備者の幸運を上げる効果があるそうですよ」

 

リズベット「幸運っていうのは、SAOの隠しパラメーターで、運に関わる要素に影響するそうよ」

アスナ「例えば、ドロップ率の低いアイテムが手に入る可能性が高くなるとか、武器の作成や強化の成功率が上がるとか、あとは真クリティカルが出やすくなるわね。キリトくんは攻略の中盤からよく出してたけど」

 

リズベット「まあ、それにはシステム的な理由があるけど、これもネタバレになるからまた次の機会ということで」

 

ミト「ちなみに、真クリティカルはどうすれば出やすくなるのかをベータテスト時代に探究していた人たちがいたけど、中にはオカルトじみたものもあったわね。満月の夜に起こりやすいとか……」

 

アスナ「どうしてそんなことを考えるのかしら?」

 

ミト「きっと、その時に偶然にも真クリティカルが出たから、そうかもしれないと思ってしまったんだと思う。本当かどうかは今も分からないけど……」

 

リズベット「それ、本気で調べたら時間かかりそうね……それじゃあ、お別れの時間よ」

 

シリカ「それではみなさん!」

 

四人「「「「また次回で‼」」」」

 

ピナ「きゅるっ!」

 

 

 

 




 本編ではありませんが、ギリギリ四月中に投稿できました。

 今回の修正箇所は以下の通りです。

 ・『K・O農家の決闘』は獲物を得物に修正
 ・第1回アイラジにおいて、《速さ》は鍛えると攻撃の速度が上がると修正

 ちなみに今更ですが、K・O農家というのは原作の正式な名称ではなく、ノリでつけました。

 次回から話は第二層に移りますが、本編の前にD・Sの外伝を投稿します。お楽しみに。
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