ララバイバンデッド   作:ゼパル・ガルベスク

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オリキャラ作る時1番困るのが見た目じゃなくて名前とかなんだよなぁ…今回出てくる初登場キャラクターの名前が1番考えたかもしれない…

まぁ、とりあえず短いかもですが楽しんでって下さい!



第4話:敵の物を使うのは借りパクですか?

 

 

ジャッカル「ボーボボ…どうやってプルチノフを仲間にしたんだ!俺がお前に教えた英雄は『不要』と『不屈』の2人だけの筈だぞ!!」

 

ボーボボ「ジャッカルよ、この世界の異常事態の進み様を甘くみていた事がお前のミスだ」

 

ジャッカル「なんだと!!?」

 

首領パッチ「空飛ぶ戦艦が墜落した後、俺達は運命的な出会いをしたのさ…ヒッチハイクで!」

 

ジャッカル「ヒッチハイクかぁい…」

 

 

疑問符で頭がいっぱいになっていたジャッカルはボーボボ達の答えに思わず呆れた様子で力の抜けた声で呟いた、現にプルチノフが呼び止める為に腕を上げて戦車に乗ったボーボボ達と共にこちらに向かう様子が思い浮かんでいた。

 

ジャッカル「で?お前は何故ここに来たんだプルチノフ…お前さん一応大統領だろうよ」

 

シャオロン「だいとうりょう?」

 

ガイタ「だ、大統領ってその国の1番偉い人…シャオロンくん達にわかりやすく言うと王様や魔王様の事だよ…!」

 

ベル「あの上裸のおじさんが!?」

 

 

 

知らない人の為に説明しよう…アレクサンドル・プルチノフとは漫画『ライドンキング』に登場する主人公。中央アジアに存在するプルジア共和国を独立に導いた強きリーダーである彼は未知なるモノへの騎乗欲*1に渇望していた…しかしそこでテロリストに襲われた際の事故をキッカケに異世界に転移してしまうものの、ワイバーンの様な異世界特有の生物に目を輝かせ大統領就任より初の長期休暇である“騎乗休暇(ライドンタイム)”に入り異世界を冒険する…と言う感じのお話。

 

 

ジャッカル「俺は融合した世界の事は粗方調べてる…だがその中にお前の国、いやさお前達の国プルジア共和国はなかった!何故この世界のこの国にお前が居るんだ?」

 

あり得る筈がない…そう言わんばかりにプルチノフに問いかけるジャッカルに対し、彼は懐かしそうに微笑みながらポケットから黒いベルトの様なものを出す。そのベルトを見たジャッカルは一瞬驚くもすぐに納得した…

 

プルチノフ「懐かしかろう…?君と一緒に手に入れた物だからね、大切な思い出の一つさ」

 

ジャッカル「おう、なるほどね。大体分かったがお前、()()()()()()()()()()()()()()()()だな?」

 

ガイタ「記憶の同期?それって…」

 

首領パッチ「即ち、カプチーノの作り方と同じって事さ」

 

ビュティ「絶対違うよ」

 

ボーボボ「その通り、この場合カフェラテだ」

 

ヘッポコ「それも違います」

 

 

ボケまくるボーボボ達を無視してジャッカルは1人思考する、この町では下準備をするだけで本気の戦闘行為はなるべくしたくなかった…()()()には恐るべきあるモノが存在する為軽いイザコザ程度ならともかく歴戦の戦士であるボーボボ達やプルチノフを相手にお遊び感覚では勝てない為、本気を出す必要がある。しかし本気を出せば必ずアレが来ると確信していた、故にジャッカルは厄介すぎるアレを避ける為の策に出る事にした。

 

ジャッカル「お前達に遊び相手を用意してやる、来い!死の厄災の化身モリス!!」

 

「「「うおおおおおお!!」」」

 

ボーボボ「なに!?新手だと!!(しかし何故ジャンカード達以外の存在を出せるんだ?)」

 

ジャッカルの影から黒い霧が溢れるとそこから騎士竜戦隊リュウソウジャーの戦闘員ドルン兵の姿をしたナンバーワン戦隊ゴジュウジャーの死を司る厄災の化身、モリス達が現れる…そしてダメ押しとして彼らにとある物を使用した。

 

ジャッカル「コイツらはクラディスと呼ばれる厄災達の化身の一つ…そして更にこれはダメ押し5連続だ!初っ端はコレ!メタウイルス、齧る。インストール!」

 

《ショベルロイド!ショベルロイド!》

 

「ぐぁぁぁぁぁ!!…ん?お前らが削る相手か?」

 

首領パッチ「なんかメッチャ強そうなのになった!!!!」

 

ジャッカル「次はコレとコレだ!!」

 

《マイティアクションX!!》

 

《ケミーライズ!カマンティス!》

 

「ふはははは!私は決して甘くないぞ?」

 

「けけけけけ!ぶった斬ってやる!」

 

ビュティ「嘘!さっきの兵隊達が次々と変身してく!?」

 

ヘッポコ「おいおい!どんだけ手札があるんだよ!?」

 

機械的なカードを投げ刺し、ゲームのカセットの様な物を起動し、蟷螂の様な生き物の絵柄のカードを掲げて他の三体のドルン兵達を其々ショベルロイド…ソルティバグスター…カマキリマルガムへと変身させたジャッカルは最後に見た事があるSBメモリの様な道具を取り出す。

 

 

ジャッカル「最後は特別なコイツらだ!」

 

《スイーツ!スミロドン!ホッパー!ケツァルコアトル!》

 

「「「グオオオオオ!!」」」

 

「グアアアアアア!!」

 

ガイタ「アレってもしかして…ドーパント!?」

 

ベル「またまたてんこ盛りだな!」

 

シャオロン「何個持っとんねんあいつ!?」

 

お菓子の記憶を持つスイーツ・ドーパント、スミロドンの記憶を持つスミロドン・ドーパント、バッタの記憶を持つホッパー・ドーパント、そしてケツァルコアトルの記憶を持つケツァルコアトル・ドーパントが産声の如く雄叫びを上げてその場に登場した。

 

 

ジャッカル「ギャッシャッシャッシャ!悪いが本格的に戦うつもりはなくてな、お前らには特殊改造したコイツらと戦ってもらうぜ!行けお前達!!」

 

ショベルロイド「メタロイド真拳奥義『プログラム・バァイト』!!」

 

ソルティ「バクスター真拳奥義『塩漬けサンダー』!!」

 

マンティスマルガム「マルガム真拳奥義『鎌切斬撃』!!」

 

「「「ドーパント真拳奥義『ガイアの砲撃』!!」」」

 

「ギャオオオオオオオ!!」

 

ビュティ「きゃあああああ!?」

 

ヘッポコ「うおおおお!!メチャクチャ撃ってきやがった!!?」

 

ボーボボ「グオオオオオ!!か、怪人達が真拳を使うだと!?オマケに弾幕が凄くて逃げられん!!!!」

 

首領パッチ「どぎゃあああああす!!!??」

 

ベル「おい、大丈夫か!?「危ない!少女よ!!」《ドンッ》うわぁ!?」

 

 

ジャッカルの号令と共に怪人達は様々な形のエネルギー弾を真拳として放ちボーボボ達を苦しめる、それに思わず手を差し出すベルはプルチノフにより突き飛ばされる。そしてプルチノフ自身はケツァルコアトル・ドーパントに嘴で咥えられてしまいそのまま空に攫われてしまう…

 

ジャッカル「ギャッシャッシャッシャ!!悪いがお前は強制退場させてもらうぜプルチノフ!!!」

 

ボーボボ「そうはいくか!鼻毛真拳奥義『毛ンタッキー30円割』!!」

 

ジャッカル「甘い!『ブラッディストライク』!!」

 

ボーボボ「あああああああ!!?焼き鳥になっちゃうよ〜〜〜〜!!!??」《バリバリバリ!》

 

ビュティ「いや焼き芋になってるよ!?」

 

ボーボボが救出しようとフライドチキンを巻きつけた鼻毛で攻撃しようとするが、ジャッカルは自分の手の甲を引っ掻き出血させそれを振り撒くとそこから稲妻が発生してボーボボの体を焼いてしまう。

 

ボケる事でダメージを軽減したもののプルチノフはそのままケツァルコアトル・ドーパントとの空中戦に持ち込まれてしまい、ボーボボ自身も少なくないダメージを負ってしまった。

 

 

ジャッカル「今のは魔王クレドスって奴の技だ…いいだろう?お前との旅に区切りをつけた後に手に入れた力だ。しゃーないからお前とも戯れてやるぜボーボボ、まぁ俺が使える能力はまだまだ沢山あるんだがなぁ!」

 

ボーボボ「くっ!上等だ!!」

 

首領パッチ「返り討ちじゃーーー!!」

 

ショベルロイド「削る!!」

 

カマキリマルガム「けけけーーー!!」

 

ソルティ「塩辛い目に合わせてやる!!」

 

 

 

 

 

***

 

ボーボボ達とジャッカルが対峙する中、ガイタ達の相手はドーパント達であった。

 

ホッパー「我々は貴様らの捕獲が任務だ」

 

スイーツ「くくくく、逃げ場はないぞ?」

 

スミロドン「ゴアアアアア…」

 

 

ガイタ達はジャッカルが驚いている隙に拘束を解き自由になっていたが、ガイタはあまり体力を消耗していないがそれでも三人共連戦による連戦でだいぶ弱っている事は確かな為ピンチなのは変わらなかった。

 

シャオロン「結構ヤバいなコレ…俺魔力がカラカラやぞ…」

 

ベル「アタシも武器も無いし体力もヘロヘロに等しいし、かと言ってガイタに3対1をさせる訳には行かないぞ…」

 

ガイタ「スレイド…ジョーカー以外に使えそうな力ってある?」

 

スレイド『残念ながら無理そうだ、戦艦の時に燃やされて以来回復しない…スコーピオンが言った通り本当に初期化されてるみたいだな』

 

ガイタ「やっぱりダメか…」

 

 

ジリジリとにじり寄るドーパント達に合わせ後退りをする3人、まさしく絶体絶命の中横転して目を回すグレイブライナーの中からカゲヒサにゃん達が何かを持って姿を現す。

 

カゲにゃん「にゃにゃ!にゃ!」

 

ヒサにゃん「みゃー!にゃー!」

 

ガイタ「どうしたの…え、何その箱?ガチャポン?」

 

ベル「ガチャポン?なんだそれ?」

 

ガチャポンとは、ガチャガチャやガチャやガシャポンなど呼び方は様々だが一般的にはカプセルトイやカプセルベンダーと総称されている小型自動販売機だ。

 

基本的には100〜500円分の硬貨を入れてレバーを回す事でプラスチックのカプセルに入ったフィギュアやキーホルダー、更には雑貨まで入っている。更には1000円台の機体にはマニア向けの超精密なフィギュアがあったりし、更には専門店まで立つ程の人気っぷりである。

 

そのガチャポン事カプセルベンダーだがなんとも奇妙な形をしている、成人なら余裕で小脇に抱えられる大きさのその箱はなんのラベルも貼られておらずオマケに不透明でカプセルが入ってるのかすら分からない。レバーの本来のあるべき場所には謎の薄い膨らみがあり排出口は完全に閉じられ硬貨の投入口すら見つからない、実に摩訶不思議な物だった…

 

 

シャオロン「な、なんか訳分からんけど…役に立つとは思えへんな…」

 

カゲヒサにゃん「ん?」

 

ガイタ「ボーボボ達に助けを求められないかな…」《チラリ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボーボボ「がばーじ、がばーじ」

 

ジャッカル「キャパリン!キャパリン!」

 

首領パッチ「そこだそこ!あ、行き過ぎた右!!」

 

ショベルロイド「いい跳ねだ!いい跳ねだぞ!」

 

ソルティ「3分経過をお伝えする!」

 

カマキリマルガム「まだ1:1で同点、このままだと引き分けだあ!!」

 

ヘッポコ「これは要チェックや!要チェックやで!!」

 

ビュティ「・・・・」

 

「「「全く持って訳の分からない対決してたぁ!!?」」」

 

 

よく分からないカプセルベンダーを置いておき、少し離れた所で戦っているはずのボーボボ達はコレまた意味不明な事をしていた。ボーボボとジャッカルがバランスボールに乗り、木の棒と凧糸と洗濯バサミで工作した釣竿をヘルメットに付いた紙コップに入れ合おうとしており…周りの者達がそれを応援すると言う意味不明な事になって居た。

 

スイーツ「我々を無視するな!ドーパント真拳奥義『チョコレイ刀・二糖流』!!」

 

ガイタ「うわっ!とうとう来た!!」

 

シャオロン「とりま回避や!!」

 

ベル「くっそー!逃げるしかないなんて!!」

 

スイーツ「にがさん!ドーパント真拳超奥義『黒い稲妻』!!!」

 

カゲヒサにゃん「あぶにゃーい!」

 

「「「うわぁぁぁぁぁ!!?」」」

 

《ズドーーーン!!!》

 

ジャッカル「危ねぇなバカヤロウ!!」

 

「「「「ぎょえええええええ!!?」」」」

 

「「「巻き込まれてる!!?」」」

 

スレイド『何やってんだお前ら』

 

更にはスイーツ・ドーパントのチョコレートの2本の刀から放たれる黒色の電撃を慌てて回避したジャッカルとガイタ達、そして彼らを除くその他が電撃を喰らうという混沌めいた状況、あまりにも寸劇じみた状況にスレイドも思わず呆れ半分疑問半分のツッコミをいれる。

 

しかしその電撃の余波を浴びたからか、放置されて居たカプセルベンダーがカタカタと揺れ始めるとカッと薄い膨らみが捲れ上がるとそこには大きな一つ目があった。それに続く様に排出口が開くとニンマリとギザギザな歯を見せびらかし、細くも悍ましい腕を生やして大声で騒ぎ始めた。

 

 

「ケーッケッケッケッケ!!俺を起こしたな?俺が起きちまったな?ならば試練を与えよう、お前達が希望を求める限り俺は絶望を提示しよう!!我が名は『禁断のガチャつく機体の箱(パンドーラ・カプセルベンダー・ボックス)』、かの伝説のパンドラの箱の一つだ!!」

 

シャオロン「パン…ドーラァ?」

 

ガイタ「パンドラの箱って確かギリシャ神話に出てくるパンドラと言う女性が開けてしまった沢山の絶望とたった一つの希望が入った箱だよね、なのになんで喋るカプセルトイの箱が存在するの?」

 

スレイド『ギリシャ神話で神々に創られた人類史上初の女性パンドラは好奇心から主神ゼウスから開けるなと言われた箱を開けてしまい、あらゆる厄災…病気…貧困…嫉妬…悲しみ…争いと言った絶望を思い浮かべる概念を解き放ち、箱の中にはたった一つの希望が残ったと言われている。だがコレにはちょいと注意点があってな』

 

カゲにゃん「注意にゃん?」

 

ヒサにゃん「なんだろにゃん?」

 

突如として笑いながら喋り出すかの伝説の箱を語るカプセルベンダーのパンドラという名に疑問を持つシャオロンにガイタは説明するが、スレイドがそれに待ったをかけてピンと人差し指を伸ばしてガイタに視線を合わせる

 

スレイド『ガイタ、パンドラが開けたのは箱だと言われているがそれは確かな物か?』

 

ガイタ「え、いや…語り継がれる過程で翻訳ミスがあったみたいで実際には“ピトス”と呼ばれる大きな保存用の壺もしくは甕だったと言われているんだ」

 

ベル「あー、途中で伝言ゲームみたいに間違えたのか…」

 

ジャッカル「と、思うじゃん?でもお前の世界においてはその歴史は真実を隠す為の隠蔽工作の名残で隠しきれなかった真実の一部なんだよなぁ!」

 

ガイタ「なんだって…?」

 

笑うカプセルベンダーの語るパンドラの箱について説明される中、ジャッカルが割り込む様に驚きの発言をし目を細めるガイタの頭上に複数の図面を映し出す。それは宝箱であり先程のカプセルベンダーであり、はたまた箪笥であり本であり金庫であり、更にはスロットマシンに貯金箱にゴミ箱まで映し出されていた。

 

ジャッカル「誰も箱が一つだけとは言ってはいないし、箱の役目が厄災を封じる物とも限らない。本当は挑戦者に試練をぶつけ、成功者には希望に満ち溢れた褒美を!失敗者には絶望に塗れた脅威を!複数存在してる未完成な願望器だったのさ!!」

 

「ケーッケッケッケッ!その通りだ!偶々パンドラが一つの箱を目覚めさせ、その度に挑戦してきた…成功すれば英雄が生まれ栄光が訪れる。しかし失敗すれば英雄が死に新たな負の概念が植え付けられた!歴史の闇に隠れただけで俺達は常にお前ら人類と共にあったのさぁ!!」

 

ジャッカル「ホントは俺がタイミングを見計らって挑戦するつもりだったんだがな…まさかお前らが挑戦する事になるとは…」

 

カゲにゃん「にゃんだと?」

 

ヒサにゃん「にゃんだろ?」

 

スレイド『コイツらの出す課題(クエスト)は期限が無いがかなり難しい…パスすれば遠慮なくペナルティが与えられるぞ』

 

ガイタ「起こしたの僕達じゃないのに!?」

 

「そんなの関係ない、選ばれたのがお前らなのは確定事項だ」

 

シャオロン「こんな忙しいのにめんどいなぁ…」

 

ベル「んむむむむ…こうなったらなんでもこーい!!パンダら…なんとかベーン…えとえと、ダーベン!!」

 

「ダーベン!!?…まぁ、いいか。課題発表(クエストオープン)!!」

 

「「「(別にいいんだ…)」」」

 

ジャッカルとパンドラの箱の一つ…ダーベンによって明かされた真実に驚く暇も伏線の余韻もなく三人は理不尽なクエストに参加する事になってしまった、ダーベンという名前を受け入れた彼(?)は口から一つのカプセルを吐き出す。そのカプセルが開くと何かが飛び出した紙が入っており、それの正体はガイタ達を襲っていたドーパントでありその3体がクエストの対象である事がわかった。

 

 

 

ダーベン「『死の厄災モリス』3体の討伐、今回は初の報酬という事で特別にレボルメント『コアカプセル』を1人につき最低三つ与える」

 

シャオロン「なんやレボルメントって…?」

 

ガイタ「今は情報収集するべきだよ、会話の内容を覚えるのに集中しよう…それに…」

 

ベル「失敗したら罰が降るんだよな…」

 

ダーベン「その通り!もしも誰か1人でも負ける様であればその時点でクエストは失敗、ペナルティとして『恐暴竜イビルジョー』を召喚する」

 

そう言ってダーベンが口から出した紙には大きな引き裂かれたかの様な口を持った恐竜の様な怪物のイラストが描かれており、三人にズドンとプレッシャーがのしかかる…だがそこでダーベンがニヤリと笑い尚と話を続ける。

 

ダーベン「参加者であるそこの3人は疲労してるしマトモに戦う手段がない、故にサービスとしてランダムで能力を授けてここに居る全員を別々の場所に飛ばさせてもらう!当事者以外は各陣営ごとにまとめといてやるから健闘を祈るぜぇ〜〜!!ケーッケッケッケッ!!」

 

「「「・・・え?」」」

 

スレイド『なに?』

 

ジャッカル「あ?」

 

カゲヒサにゃん「ん?」

 

ウサギカゲヒサズ「きゅ?」

 

ビュティ「な!?」

 

ヘッポコ「んな!?」

 

ボーボボ「N•A☆」

 

首領パッチ「なぁ〜お!」

 

 

ダーベンの言葉に全員がそれぞれ疑問を抱いたり驚いたりと三者三様の反応をするがそれを無視する様に全員がカプセルの様な物に包まれて空高く飛ばされる、先程言われた通りガイタ・ベル・シャオロンとガイタに憑いているスレイドの組とドーパントのモリス3体はそれぞれバラバラの場所に飛ばされてしまった。

 

「「「うわあああああ!!?」」」

 

スレイド『まさかこんな事になるとは…』

 

カゲヒサにゃん「にゃいーーん!!」

 

「「「ぎゃあああああ!!?」」」

 

ビュティ「きゃああああ!!?」

 

ヘッポコ「ほ、ホントに飛ばされちまう!」

 

首領パッチ「待って待って!私カバンにパジャマ入れてない!!」

 

ボーボボ「大丈夫だって!俺のを貸してやるから!」

 

「「「ドルンドルン!?」」」

 

「「「うさぎ〜!!」」」

 

ジャッカル「しまった…箱によってはエンタメ発揮するヤツがいるんだった…(オマケって事はこの状況を打破出来る且つ本人達と相性の良い能力が与えられる可能性が高え、別にアイツら仲間にするのは無理矢理でも今すぐでも無くて良いんだが…)ここまで好き勝手されて何一つ思い通りにいかないのも癪に障るな。戻れその他!」

 

《アブゾーブ!》

 

「「「「うおおおおおお!?」」」」

 

飛ばされる最中にジャッカルはドーパント以外のモリス4体を粒子状に変えて取り込みそれを圧縮、かつてスコーピオン・デモリッシャーとの戦いで現れた怪人レコーピングの元となるアイテム…レコードシリンジに変えてしまった。

 

ジャッカル「コレで変身させれば多少対等になるし変なバグも起こらんだろう、お前ら!コレでタイマンしてこい!!」

 

《マグナム!ドッキュン!》

 

《ヒート!ドッキュン!》

 

《メタル!ドッキュン!》

 

「「「ぐあああああああ!!!」」」

 

ジャッカルが3つのレコード・シリンジをドーパント達に差し込むと彼らの姿が変わっていく、ホッパー・ドーパントは青い装甲の姿に…スミロドン・ドーパントは赤い火炎の姿に…スイーツ・ドーパントは灰色の鋼の肉体の姿に変容しそれぞれが雄叫びを上げて去っていった。

 

ジャッカル「レコーピングはロボットの様な機械的な決められた行動しか取れねぇが得意な事を潰されると何も出来ない他の奴らとは訳が違う、ガイタ…ベル…シャオロン…改めてお前らの活躍を見させてもらうぜ。()()()()()()()()()()()!ギャッシャッシャッシャ!!」

 

《ーーーーー!ドッキュン!》

 

 

そして最後の一つのレコード・シリンジを自分自身に差してグニャグニャとしたエネルギーを身に纏い始める、果たしてガイタ達はジャッカルの刺客達を撃破出来るのだろうか…それは彼ら次第…

 

 

 

 

________________________________

 

おいっす!ベルだぞ!!

 

ダーベンのヤツにバラバラな所に飛ばされちゃったぞ、なんか聞いた所によるとガイタの能力はかなり扱い物を貰ったらしいな…

 

むーん…いったいどんなの貰ったんだ?ってかなんだぁあの青い変なの!!?あれ?てか誰か忘れてる様な…

 

 

 

次回、ララバイバンデット

 

『青い狙撃者の追跡、縋れ勝利の一筋』

 

 

あたしらの冒険はこれからだ!

 

 

*1
動物の背に跨り風を感じたり、乗り物を操作して迫力を感じたりする事を求める事。“乗りこなす”と言う行為による跨り操った際の征服感と愛おしさ、一体となり共に楽しむ事で高揚し心が満たされるプルチノフ独自の価値観のこと




次はガイタとスレイドのタッグによるバトルシーンですね、与えられる能力は一応次回予告タイトルのある単語がヒントになってたりするんだけど…まぁ気づく人おらんやろ。あんま読んでる人いないし!一応人気ある漫画の能力とだけ言っておきます。


因みに今回出てきたなかで「魔王クレドスって誰?」って思ってる人の為に説明すると、とあるゲームに入り込んで魔王に憑依してしまった農業大学の主人公が自身が死なない為…そして飢えで共食いの危機にまで晒された魔族を救う為に農業をするって言う笑いあり意外とバトルありの面白いLINE漫画【豊作ですよ、魔王様!】の主人公です。

面白いんで機会があればぜひ読んでみて下さい、よいしょ!クレドス!よいしょ!クレドス!豊作祈願!!

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