アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
これから一体どうなってしまうのか?
こんな感じで前回のあらすじとか入れたいと思います。
あと前回読んでくれた方、お気に入り登録してくれた方感謝です!
それでは1話、始まります。
百合ヶ丘女学院医務室――。
(ん・・・。)
少し眩しい。あと何か変な音がする。
(どこ、ここ・・・?確か師匠に・・・・っ!!)
「師匠!!」
ベッドから飛び起きる。
「うわビックリした――!」
の少女が驚く。
記憶を整理してみる。
(えっと確か師匠と魔王を倒しに行って違う世界に転移させるとか何とかで・・・・。)
とりあえず人もいるみたいだし聞いてみよう。
「あの・・・ここはどこ?」
?
黒髪の少女が不思議そうにしている。
「あのね、あなた学園の前に倒れていたんだけど・・・その前に何言ってるか分からないのだけど言葉通じてる?」
何を言ってるか分からない。どうやら私のいた世界の言語は通じないみたいだ。
「とりあえずあなたを見つけてくれた子を呼ぶね。」
しばらくして・・・。
「えっ?あの子起きたんですか!良かったー!」
「夢結、少し静かになさい。」
数名が医務室に入って来る。
「夢結さん、実はね、言葉が通じないみたいなの」
「え、そうなんですか?」
ピンクの髪をした子が考えこんでいる。
「筆談とかどうかしら。」
夢結が提案する。
梨璃が紙とペンを持ち出し・・・・
あなたは誰?
と書かれた紙とペンを差し出す
もちろん何が書いてあるのかも分からないしこれが何なのかも分からない
「はい、次はあなたの番。」
目の前に置かれたまま黙り込む。
「もしかして使い方が分からないのではないかしら?」
「これはこうやって使うんだよ~。」
幼児に教えるような手つきで私の手に握らせて紙に書いて見せる。
(なるほど、要は紙とあと見た事無いけど羽ペンみたいなものか・・・。)
それなら、と慣れた手つきで文字を書き始める。
(私の名前は・・・・)
「これ、何語かしら・・・?」
「さぁ・・・・ ?」
「?」
見た事の無い文字を見て困惑する3人。
一方の私はというと・・・
(何あれ、すごい書き心地良かったんだけど・・・。)
ボールペンの凄さにビックリしていた。
「あの、お姉様、もう少しこの子の側にいてもいいですか?」
「でも言葉が通じないのでしょう?迷惑にならないかしら。」
「言葉が通じなくてもできる事があると思うんです!」
百由が助け船を出す。
「身体には異常無いみたいだし少しなら側にいても大丈夫よ。」
「わかりました。あなたの好きになさい。」
「ありがとうございます、お姉様!」
2人が部屋を出て行く。
「さてと・・・。」
ピンクの髪の子も一旦離れしばらくして戻ってくる。
「えーと、これがこうだから・・・。」
何やら本を読んでいるみたいだ。
「よしっ!」
「わ、た、し、は、ひ、と、つ、や、な、ぎ、り、り、で、す」
(何、この子いきなり変な指の動きして・・・?)
首を傾げる。
「手話も駄目かー。」
テーブルにうつ伏せる。
「じゃあ後は・・・う〜ん・・・。」
そのまま動かない。
(本か・・・。)
1冊手に取り開いてみる。
(何、この文字?全然読めないんだけど・・・。)
これなら言葉も文字も通じないのも当然である。
(魔法が使えるかどうかは分からないし・・・試してみるか。)
本を閉じ手を置き集中する。
身体に魔力が流れ込んで来るのを感じる。
(使えた・・・、解析魔術・・・起動!)
文字解析・・・完了。
(あとは師匠が教えてくれた動物の言葉が理解出来るくだらない魔法を応用してっと・・・。)
言語・・・学習開始。
記憶に刻みこむ。
(術式完了。これで大丈夫かな・・・・。)
――。
「・・・・きて、起きてください。」
身体を揺さぶられ誰かの声が聞こえる。
「えっ!私寝ちゃってた!?」
「おはようございます。」
「あ、はい、おはようございます?」
・・・・・・・・ピンクの髪の子が不思議そうな顔をしてこっちを見ている。
「あの ・・・・どうしたの?」
暫くの沈黙。
「・・・・・えええええぇぇぇぇぇ――!!!」
梨璃の叫び声が学院中に響いた。
【使用した魔法の簡易的な解説とか】
解析魔術:触れている物の材質等を判別する。
動物の言葉が分かるようになるくだらない魔術:
正式名「バイリング」※短編で使うかも
ついさっきまで言葉も文字も通じなかった子がいきなり分かる言葉で話し始めたらそりゃ梨璃的にはビックリしますよね・・・。
後難しい事を考えすぎて眠ってしまうのは想像でこうしたのであまりお気になさらず。
追伸:本編合流まで生徒会メンバー等はほぼ出さない予定です。(違和感等が生じても気にしない方向でお願いします。)
それではまた次回!