アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
読者の皆様ごきげんよう!
短編連続投稿1回目です。(読者の皆様方の投票により投稿順決めてます。)
それでは始まります。
「えへへ~お姉ちゃん〜。」
樟美の片腕をしっかりと掴み離れようとしないミレイ。
「助けて・・・・天葉姉様・・・・。」
「一体どうしたらこんな事になるのよ・・・・・。」
「ごめんなさい天葉、実は・・・・・」
時は遡る事数分前───
夢結の話によると楓が持って来たチョコにお酒が入っていたらしく全員1個づつ食べたところ何故かミレイだけが酔ってしまったらしい・・・・。
その後、「何か暑いので外の空気吸って来ます・・・・」と言って部屋を出たところ2人と鉢合わせし現在に至る・・・・・。
「はぁ・・・・道理で少しふらついてたし顔も少し赤かった訳だわ・・・・。ちょっと戻って皆に説明して来るね・・・・・。」
部屋を出て行く天葉。
「で、どうするんだこれ。」
「と言っても無理矢理引き剥がすわけにはいかないしな・・・・・。」
「大丈夫です!ミレイちゃんは私が何とかしてみせます!」
全員が悩む中梨璃がやる気になっていた。
「梨璃、本当に大丈夫なの?」
「大丈夫です!・・・・・ほ~らミレイちゃん、お姉ちゃんですよ〜、こっちおいで〜。」
梨璃が手を広げ抱き寄せようとするが・・・・・
「やら!私のお姉ちゃんはお姉ちゃんだけだもん!」
樟美から一向に離れようとしない。
(梨璃さんが駄目でも私なら・・・・・。)
「あら、雨嘉さん?」
「ほら、ミレイ・・・・・」
雨嘉がミレイに向かって手を伸ばしたが少し怖かったのかそっぽを向かれてしまった。
「何で・・・・・。」
「頭を撫でたかっただけなのに・・・・・。」
ミレイに拒まれた事によって意気消沈する2人だった。
が、その時・・・・・
「話は聞かせてもらったわ!また樟美が大変みたいね!?」
扉が勢いよく開かれ、入って来たのは亜羅椰だった。
「ここは私に任せなさい!・・・・ねぇ、ミレイさん?少しお姉さんの部屋で楽しい事しない?」
『食べる気だ!!』その場にいた全員がそう思った。
「えぐっ・・・この人怖い・・・・。」
涙目になってしまった。
「へぇ~、ねぇ、お姉さんのどこが怖いのか教えてくれない?」
「・・・・・顔。」
笑顔を引きつらせる亜羅椰。
「そう・・・・顔、顔ね・・・・。」
ガックリと肩を落とし部屋を出て行く。
(私のどこが怖いですってぇぇぇぇぇぇ!!!)
(うわ───!亜羅椰が壊れた───!!)
(ちょっと亜羅椰!CHARMを振り回すのはやめなさい!)
「お姉ちゃん、私、怖い・・・・・。」
「ミレイ・・・・・。」
その声が響いてしまった為完全に泣き出してしまった。
「なぁ、夢結・・・・・」
「やらないわよ。」
「でもこうなってしまってはのう・・・・。」
夢結に視線が集まる。
「はぁ・・・・・わかったわよ。」
「え?お姉様、何を・・・・・?」
「ほら、ミレイ、お姉ちゃん疲れちゃったみたいだからこっちにいらっしゃい。」
隣に座り優しく声をかけると・・・・・
「お母さん・・・・・?うん、ごめんね、お姉ちゃん・・・・・。」
「え?」
樟美の元を離れて夢結の胸元に抱きついた。
「ミレイ、大丈夫?」
「うん・・・・・えっとね、今日はお姉ちゃんと一緒にいられて・・・・・」
「そう、良かったわね。」
「でも、あの怖い人の大声が怖くて、私・・・・・」
「大丈夫よ・・・・・大丈夫だから・・・・・。」
そっとミレイの頭を撫で落ち着かせる。
「皆、もう大丈夫よ。寝ちゃったみたいだから。」
「お姉様・・・・・凄い・・・・・でも、何で?」
「私は優しく接しただけよ。さて・・・・・このまま部屋まで運んでしまいましょう。」
その後、ミレイを酔わせてはいけない事を誓った一同だった・・・・・。
皆も気を付けよう!調べたところ弱い人は本当に弱いらしいので!(主は酒入りチョコは食べた事ありませんが。)
とりあえずチョコ1個(アルコール度数1〜2%位)で酔ったのは置いとくとして幼児退行させて樟美に思いっきり絡ませて見ました(笑)ミレイちゃんと樟美の関係については6話辺りを読み直して頂ければ・・・・・。
後アニメ7話の夢結お母さん(仮)再び!
アンケートご協力ありがとうございました!無事に順番決まったので締切ります!
それではまた次回!ごきげんよう~。