アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
読者の皆様ごきげんよう!
短編連続投稿2回目です。
樟美、雨嘉に続き夢オチ第3弾!
それでは始まります。
駅前───。
「あの子大丈夫かな・・・・乗り換えとか間違えて無いかな・・・・?」
「梨璃、少し落ち着きなさい。」
いつ到着するのかわからずそわそわする梨璃。
「でも日本に来るのも久しぶりだって言ってましたし・・・・」
「お姉ちゃん。」
「やっぱり今から連絡して近くまで迎えに・・・・え?」
「お姉ちゃん、お久しぶりです。」
梨璃がその声に気付き振り向くとそこにいたのは百合ヶ丘の制服を着た白銀の髪の少女だった。
「ミレイちゃん、久しぶり!・・・・大丈夫?ここまで迷わなかった!?」
「もう・・・・お姉ちゃん、急に抱き付くのは恥ずかしいよ・・・・それに、まだ待ちあわせの時間には少し余裕あるから。・・・・お姉ちゃん、もしかして隣りにいるのがお姉ちゃんの・・・・?」
「うん、私のお姉様!」
「貴方の噂は聞いてるわ。白井 夢結よ。よろしくね。」
「はい、初めまして!」
学院までの移動中───。
「あの・・・お姉ちゃん、ちょっと恥ずかしい・・・・・。」
ミレイの右手を握ったまま離さない梨璃。
「え?だってミレイちゃんまだ学院までの道わからないでしょ?だからこうしてた方が安心かなって!」
「もう、お姉ちゃんたら・・・・・ところで夢結様、お姉ちゃんから大体の事は聞いているのですが実際のところどうなんですか?」
「梨璃、もしかして貴方ミレイさんに悪い所隠してないかしら?」
「お姉様?えっと・・・・そんな事は・・・・その・・・・・」
「お姉ちゃん?まさか夢結様とか他の人に迷惑かけたりとか・・・・・。」
「もう、お姉様もミレイちゃんも意地悪です!確かにお姉様の事ばかりしか話してませんでしたけど、迷惑はかけてないよ!?」
「確かに夢結様の事ばかりだったなぁ〜」と、思い出していたミレイだがそれはそれで問題なのでは・・・・・と、少し苦笑いになっていた。
「ちょっとミレイちゃん、ここで待っててね!」
梨璃が何かに気付いて走り出す。その先には・・・・・
「はい、ミレイちゃん!お姉様も!」
戻って来るとラムネが握られていた。
「これ、ラムネ?こんな所に自販機なんてあったんだ・・・・・。でも、ありがとう、お姉ちゃん!」
───。
「夢結様、お姉ちゃん、私は理事長室に行くからまた後で!」
「うん、ミレイちゃん。あ、入学おめでとう!これからもよろしくね!」
「ミレイさん、おめでとう。」
「ありがとうございます!私、この学院で頑張ります!」
2人に背を向け小走りに去って行くミレイだった・・・・・。
───。
「・・・・・な夢を昨日見ちゃいまして〜。」
ラウンジで顔を赤らめながら嬉しそうに2人に話す梨璃。
「ありえないわね。」「ありえないですね。」
それを紅茶を飲みながら聞いていた夢結とミレイ。
「もしかしてミレイちゃん、他人の夢に干渉する魔法を使ってそれで私にあんな夢を・・・・・?やだ〜そういう事は先に言ってくれないと・・・・・」
「私は何もしてませんよ・・・・」
(そんな魔法ありましたかね・・・・・?)
「全くこの子は・・・・・」
少し考えながらも同時にため息をつくミレイと夢結だった。
以上!夢オチ梨璃編でした!
ちなみに今回のシチュエーションは・・・・・
梨璃とミレイが遠縁の親戚、幼なじみでありミレイが百合ヶ丘に編入が決まり梨璃と夢結が迎えに行くという設定です。
いかがだったでしょうか?(違和感あったらごめんなさい。)
短編連続投稿も半分終了!残り2回!
それではまた次回!ごきげんよう~。