アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精―   作:九条 美琴

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銀髪ロング×2

最近好きな銀髪キャラ(はめふらとかたんもしとか精霊幻想記とか・・・・・。)が出てるアニメがどんどん終わってるので銀髪成分が足りない・・・・・。

23話、始まります。


23話:グラン・エプレ

「それじゃ、いくぞ、ミレイ!」

 

「はい、全力でお願いします!」

 

対峙するミレイとミリアム。

 

「フェイズトランセンデンス!!」

 

ギィィィィィン!!!

 

「────っ!!」

 

ミリアムのフェイズトランセンデンスによる全力を障壁にて片手で受け止めるミレイ。普段であればこのままミリアムの魔力切れで終わるのだが・・・・・

 

(やっぱり・・・・・このままじゃ・・・・・っ!)

 

「ミリアムさん・・・・・ごめんなさい、少しキツいです・・・・・。」

 

「確かにこのまま続けると障壁が持たんか・・・・・。が、わしももう駄目じゃ・・・・・。」

 

障壁に亀裂が生じていたのをミリアムも確認しすぐさまに離れるが既に魔力切れでフラフラだった。

 

───。

 

「ごめんなさい、また付き合わせてしまって・・・・・。」

 

「こんな事で良ければいつでも付き合うぞ!・・・・・で、どうじゃ?今の調子は。」

 

「ええ・・・・・やっぱり制限がある分力も弱まってるみたいで・・・・・。」

 

「ふむ、やはり他に魔力を割いてる影響かのう・・・・・?」

 

「でも、このくらい強めに掛けておかないと侵食が早まってしまうので・・・・・。 」

 

精神強化魔法の常駐化に魔力の約7割を割き自分の中にいる魔族を抑えこんでいるのである。

 

「まぁお主が弱くなった分はわしらがフォローするから安心せい!」

 

「ありがとうございます。でも私も皆さんに引けをとるつもりは無いので頑張ります!」

 

(本当に大丈夫かのう・・・・・。)

 

強がっているミレイを見てそう思ったミリアムだった。

 

翌日───。

 

「わぁい、ぼくがいっちばん乗り〜☆」

 

「こら、灯莉。道の真ん中で騒がないのっ!」

 

「そ、そうですね。通行の妨げになって鎌倉のみなさまにご迷惑をおかけするには・・・・・。」

 

「だってここには本物の魔法使いがいるんだよ!早く会えないかな〜。」

 

「ああ・・・・・あの一時期話題になった・・・・・ってそうじゃなくて!ひめかたちがやってきたのはコレに参加するためでしょ!」

 

そう言って駅前に掲示されていたポスターを指差す。

 

「ん──?百合ヶ丘、グリーンフェア・・・・・?」

 

「電車の中で説明しましたが・・・・・。改めてご説明しますね。」

 

百合ヶ丘グリーンフェア───。

植物を通して人と地域の繋がりを大切にするのが趣旨のイベントであり、学生ボランティアとして参加するために灯莉達はここまでやって来たのである。

 

「正確には叶星様と高嶺様がイベントに招待されていて、それにひめかたちがついて来たんだけどね。」

 

「定盛、おまけなのか〜☆」

 

「おまけじゃない!ひめかはいつでもセンターなの!っていうか、ひめかのことは可愛いらしく『ひめひめ』って呼んで!」

 

「え〜、定盛でいいじゃん〜。でもやっぱりぼくはイベントより魔法使いの子の方が気になるかな〜☆」

 

「ひめひめ!!っていうかその魔法使いの子そんなに会いたい程話題になってるの?」

 

「それってあの『白銀の妖精』の事ですよね。CHARMではなく魔法を使ってヒュージと戦ってる・・・・・実は私も一目見て見たいと思ってて・・・・・。」

 

「あ、やっぱりとっきーも気になってた?じゃあ2人で今からその子に会いに行こ〜☆」

 

「ちょっと待ちなさいよ!!まだ叶星様と高嶺様が・・・・・」

 

「みんな、お待たせ。手続きに時間がかかってしまったわ。・・・・・何だか楽しそうね。」

 

「あ、かなほせんぱいっ!助けて〜定盛が〜。」

 

灯莉を羽交い絞めにする姫歌を見て微笑む叶星。

 

「だからひめひめって何度いえば・・・・・叶星様、これは・・・・・」

 

「で・・・・・私達が手続してる間に一体何があったの?」

 

「あの、高嶺様、叶星様・・・・・実はですね・・・・・」

 

紅巴説明中・・・・・。

 

「灯莉ちゃん、会いたいのはわかるけど・・・・・」

 

「私達がここに来た目的を忘れてもらっては困るわ。」

 

「ごめんなさい、でもここまで来たら早くその子に会いたくなっちゃって!」

 

「気持ちはわかるけど、その子確か百合ヶ丘の学生よね。ここにいればいつかは会えるんじゃないかしら。だからまずはグリーンフェアの会場へ向かいましょう。梨璃さん達が待っているはずよ。」

 

「そっかー、じゃあみんな揃ってる事だししゅっぱ〜つ!」

 

「なんでアンタが仕切ってるのよ!!」

 

姫歌のツッコミを無視して歩き出そうとする灯莉だったがその時・・・・・

 

ウ─────────!!!!!!

 

「ヒュージ出現のサイレン・・・・・高嶺ちゃん!」

 

「待って、今情報を確認するわ・・・・・ここからそう遠くない場所にヒュージが出現。百合ヶ丘のレギオンにも出動要請がかかっているけれど・・・・・」

 

「私達が行きましょう!」

 

「そう言うと思った。」

 

「やれやれ、鎌倉まで来て最初のお仕事がヒュージ退治か。」

 

「それは仕方の無い事です。ヒュージを倒すのが私達リリィの役目なのですから!」

 

「ま、これもアイドルリリィへの一歩と考えて・・・・・行くわよ!」

 

「おー☆」

 

叶星を筆頭にやる気になるメンバー。

 

「叶星。」

 

「うん!・・・・・グラン・エプレ、出撃します!」

 

ヒュージ出現ポイントに向かう一同だったが・・・・・

 

「え?・・・・・もう終わってる?」

 

叶星たちが現場に到着した頃にはミレイの魔力感知でいち早く駆けつけた梨璃達によって既に片付いていた。

 

「梨璃、ミレイ、そっちはどう?」

 

「はい、お姉様!こちらも終わりました!」

 

「ええ、こちらも大丈夫です。数が少なくて助かりました。それで・・・・・あの方達は?」

 

「ん・・・・・?あ!!か〜な〜ほ〜さ〜ま───!!」

 

遠くで見ていた叶星達に向かって手を振る梨璃。

 

「叶星、どうやらこっちから行く必要は無かったみたいね。」

 

「うん!夢結さん、梨璃さん───!!」

 

「やっぱりこちらにいらしたんですね!」

 

「ようこそ、百合ヶ丘へ。」

 

「夢結さん、梨璃さん、先日はどうも。それと・・・・・」

 

「叶星さん、話は梨璃さん達から聞いてます。初めまして、ミ・・・・・」

 

ミレイが叶星達に自己紹介をしようとしたその時だった。

 

「あら?叶星。いつの間に百合ヶ丘に転校したの?それとこんなに縮んじゃって。」

 

「「え?」」

 

「あの・・・・・高嶺様・・・・・?」

 

「と、いうことはこっちがミレイさんね。初めまして。」

 

何故か叶星に向かってミレイと呼ぶ高嶺。

 

「ねえ・・・・・高嶺様わざと間違えてるわよね・・・・・って灯莉!?」

 

「何か面白そう〜!ぼくも〜!小さいって聞いてたんだけどぼくたちと余り変わらないんだね〜よろしくね〜ミレイ!」

 

灯莉も叶星に向かって挨拶する。

 

(小さいは余計ですよ・・・・・。)

 

「ちょっと、高嶺ちゃん!灯莉ちゃん!わざと間違えてない!?」

 

「あの・・・・・私もそろそろ怒りたくなってきたのですが・・・・・。」

 

「え〜似てるけどさすがのぼくでも間違える訳・・・・・(灯莉さん・・・・・)え?・・・・・っ!?」

 

バチ・・・・・ッ!

 

高嶺の静止に気が付いて横を見ると無言で手から電撃を発しているミレイがいた。

 

「口を挟ませてもらうけどそろそろ本当にやめた方がいいわよ。」

 

「うん、こうなったミレイちゃん容赦無いから・・・・・。」

 

「ごめんねミレイさん、かなほせんぱい!だよね、そんな急にかなほせんぱいが百合ヶ丘に転校するなんてあるわけ無いよね〜。ね、たかにゃんせんぱい!」

 

「ええ、だからミレイさんも叶星もそんなに怒らないで。似てるからからかいたかっただけで・・・・ちょっと叶星!?痛い痛い!ごめんって!」

 

「もう、高嶺ちゃ〜ん!」

 

ポカポカポカ!!

 

頬をふくらせて高嶺の肩を両手で叩く叶星。

その光景を見て1人目を輝かせる人物がいた。

 

「あぁ・・・・・梨璃さんと夢結様、それに白銀の妖精と呼ばれてるミレイさん、そして高嶺様と叶星様のあんな姿を一度に見られるなんて幸せです〜。」

 

今にも倒れそうになっている紅巴だった。

 

「とりあえず無事合流出来た事ですし場所を移しませんか?」

 

「ええ、そうですね・・・・・お願い叶星、そろそろやめて!?」

 

叩くのをやめたものの、会場に着くまで高嶺の事を無視し続ける叶星であった・・・・・。

 

「ねぇ、百合ヶ丘にユニコーンとか珍しい生き物っていないの〜?」

 

「えっと・・・・・百合ヶ丘にはユニコーン等はいませんが私は見たことありますよ?他にもドラゴンとか・・・・・」

 

移動中ではこんなファンタジーな会話が2人の間で繰り広げられていたとか・・・・・




暫くミレイちゃんは司波達也状態になります

たかなほでこれがやりたかった(笑)(ミレイちゃんの容姿と身長を利用しました)

灯莉:思考がファンタジー寄り
ミレイ:元いた世界がファンタジー

むしろ魔法使いって時点で灯莉が放って置く訳無いじゃないですか(笑)
なので軽く暴走させてみました。

それではまた次回!
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