アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
読者の皆様、新年明けましておめでとうございます!
正月回!
それでは始まります。
百合ヶ丘女学院グラウンド───。
「勝者、アールヴヘイム!!」
百由の掛け声と共に響き渡る歓声。
この日はレギオン対抗で3対3による模擬戦が行われていた。
そして今、水夕会とアールヴヘイムによる準決勝が終わった所である。
「天葉、ようやく決勝まで来たわね。」
「ええ、この調子で次も勝つわよ!」
意気込む2人。そして決勝の相手は・・・・・
「さぁ、遂に決勝戦、この戦いを制し、特製おせちを先に食べる事が出来るのは果たして一柳隊、アールヴヘイムのどちらになるのか!!」
「お姉様、頑張りましょう!」
「ええ、梅も準備はいい?」
「ああ、いつでも大丈夫だぞ!・・・・・と、言いたいところだがここはあいつに・・・・・」
どうやらまた梅の気まぐれがあり・・・・・
「それじゃ、再度ルールを説明するね!レアスキル、CHARMの使用は自由!だけど・・・・・雪玉での攻撃のみ有効とするわ!先に相手側を全滅させた方が勝ち、それじゃ、お互い準備はいい?」
「こちらはいつでも大丈夫です!」
「こっちもいいわよ!」
同時に返事をする梨璃と天葉。
「それじゃ、決勝戦、始め!」
かくして、1面雪景色の中決勝の火蓋は切られたのだった。
「あら、梅様の代わりに入ったのね。でもそうなると的がかなり小さくなって余計に当てにく───」
ズドン!!
「「亜羅椰───!!!!」」
何が起こったのかわからず急に吹っ飛んだ亜羅椰に向け同時に叫ぶ天葉と依奈。
「亜羅椰さん早々にアウト!!おーっと、これは速い!」
いつの間にどこからかスピードガンを持ち出していた百由。ちなみに速度はというと・・・・・
「さて、ゲストの鶴紗さんと樟美さん、今の避けられそう?」
「「無理。」」
何故か実況席にいる鶴紗と樟美が同じ回答をしていた。
「あの速度の雪玉、どうやって避けるんだ・・・・・」
「多分防御も出来なさそう。」
そう、亜羅椰に飛んでいった雪玉は銃を遥かに凌駕したスピードであるため、見てからでは遅く、ファンタズムを持ってしても予知したところで1秒かからない為難しいのだとか。
「誰が小さいですか、誰が・・・・・」
下に俯きながらも右手に雪玉を持ち風を纏わせているミレイ。
「ちょっと待ってミレイさん!?」
「百由!あれ反則じゃないの!?」
「雪玉で攻撃している限り有効よ〜。」
実は百由も半ば諦めていて"魔法の使用禁止"をルールに加えていなかった事を今になって思い出していた。
「亜羅椰、小さいなんて言───っ!?」
バキィ!!!
「鶴紗さん?今なんて・・・・・?」
超スピードで飛んで来た雪玉が後ろの木をなぎ倒していた。
「とりあえず寒いので決めちゃいますね。ミストルティン!!」
「お姉様、あれっていいのでしょうか?」
「杖の使用も禁じられて無いから問題無いと思うわよ。」
「ミレイさん、ごめん!1日樟美の事お姉ちゃんって呼んでいいから!」
「亜羅椰にもキツく言っとくから、ね?」
「・・・・・せーの!!」
2人の命乞い?は聞き入れられる事は無く、突如出現した巨大な雪玉によって埋もれてしまうのだった。
───。
『乾杯!!』
一柳隊の優勝で模擬戦は幕を閉じ、そして・・・・・
「いや〜今日は皆お疲れ様!」
「百由・・・・・結局は全員同じタイミングで食べられたんじゃないの・・・・・。」
呆れる夢結。
「さすがですわ2人共!私が取り寄せた超高級食材をここまで完璧に調理するなんて!」
「楓さん、ありがとうございます!」
「うん・・・・・(いくらかかったんだろう・・・・・?)」
そんな樟美の疑問をよそに全員の箸が止まる事は無く大好評だったのだが当然食べられなかった者達もいた訳で・・・・・。
「「ぶえっっっっくし!!」」
別室で響き渡るくしゃみの音。数分雪に埋もれていた天葉と依奈が暖をとっていた。
「うう・・・・・寒い・・・・・。」
「こんな事になるんだったら亜羅椰を出さなきゃよかった・・・・・。」
「そういえば亜羅椰大丈夫かしら・・・・・?」
「大丈夫よ、気絶してるだけだって・・・・・。」
尚、亜羅椰はぶつけられた後の記憶が無かったとか。
以上!
クリスマス回(投稿は年末)に続き正月回お届けしました!(間に合った〜。)
ちなみに補足としてミレイちゃんが最後に使ったのは
杖モードでの魔法弾(水×2)です。(超音速の雪玉は身体強化と風魔法の複合)
今回勢いで書いたので他の人の台詞が圧倒的に少ないのは勘弁!!
ここからはラスバレ報告!
振り袖雨嘉無事確保しました。(課金一回してそれでも出なかったからメモリアメダルで交換したけど・・・・・。)
それではまた!(本編もう少し待ってて)