アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
魔法を使える事を告白したもののあまり驚かれず既に魔法使いの様な存在がいて異生物と戦っている事を知った異世界からの少女。
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余談:初感想頂きました!頑張ります!!
3話、始まります。
百由の言葉に梨璃が驚く。
「あの、スキラー数値が測れないってどういう事でしょうか?」
「梨璃、さっきまでの話を思い出してみて。そうすれば理由もわかるでしょう。」
ここまでに聞いた話を振り返ってみる。
「えーと、確か、魔王を倒した後この世界に来て・・・あっわかりました、お姉様!違う世界から来てるって事ですね!」
「ええ、つまり彼女はこの世界の人間では無い。私達とは根本的に違うのよ。」
百由が驚く。
「あなた達随分とファンタジーな話をしていたのね・・・。とにかくそういう事も含めて詳しい事情が聞きたいみたいなの。一緒に来てくれないかな?」
(つまり私が何者なのか知りたいって事だよね・・・確かにこのままじゃ不便な事も多いし・・・。)
少し考えてから結論を出す。
「わかりました。そういった事情であれば・・・。」
「ありがと~。いやー断わられたらどうしようかと思った!あっ自己紹介がまだだったね、私は真島 百由、初めまして!」
2人も続く。
「一柳 梨璃です。よろしくね!」
「白井 夢結よ。」
「後は私ですね。初めまして、ミレイ・アルシェントです、よろしくお願いします。ところで外に出るようなら着替えたいのですが私が着ていた物は・・・・?」
「そこのカゴの中に入れてあるから着替えたら外に来てちょうだい。」
そう言って3人が医務室を出る。
(・・・・付けていた物も無くなってないし、良かった・・・。)
着ていた検査着を脱ぎ、いつもの服に着替える。
「お待たせしました。」
そこに立っていたのは可愛らしい白いローブに身を包んだ身長140センチくらいの長い銀髪の少女だった。
・・・・・。
「あ、あの・・・?」
梨璃が目を輝かせる。
「か、可愛い・・・。」
「お姉様、ミレイちゃんを一柳隊に入れてもいいですか!?」
夢結が制止する。
「落ち着きなさい梨璃、その子まだ百合ヶ丘の生徒でも無いのよ。・・・・貴方随分小さいのね。もしかしたらミリアムよりも下なのではないかしら。」
「3人とも行くよー。」
百由が急かしてくるので移動する。
(ねぇ、あの子・・・。)
(あら、可愛い。どこかの国からの転入生かしら・・・?」
移動中もその服装が珍しいのか視線がミレイに集まっていた。
「あの、夢結さん。目立ってはいるみたいですが皆さんそこまで驚かないんですね。」
隣を歩いてる夢結に尋ねる。
「この学院海外からの学生も多いからあまり珍しくないのよ。」
「はあ・・・そうなのですね・・・それで、梨璃さん、そろそろ手を離して頂けないでしょうか?」
梨璃がいつの間にか右手を握ってる。
「だって離したらどっか行っちゃいそうで・・・駄目?」
「暫くは離さないと思うわよ。妹が出来たみたいで嬉しいみたいだから。」
結局最後まで手を離さない梨璃だった。
理事長室。
高松咬月。百合ヶ丘学院理事長代行。
「今、百由君が報告してくれた内容で大体の事は分かった。それで、君は一体どこから来て何をしようとしているのか、それを聞かせて貰いたい。」
同席している梨璃と夢結。
「お姉様、ミレイちゃんの事何とか助けられないでしょうか?」
「無理よ、ここまで来たら私達に出来る事は無いわ。あとはあの子の覚悟次第ね。」
(ありがとう、夢結さん、梨璃さん。でも私は逃げない、帰る所は無いのだから・・・。)
ミレイがゆっくりと言葉を発する。
「・・・・わかりました。私のいた世界の事、そしてここにいる理由、全てをお話します。」
【ミレイ・アルシェント簡易プロフィール】
年齢:15
身長:143cm
眼の色:水色
髪の色:ほぼ白に近い銀
次回説明回入ります。が、アサルトリリィ関係なく、1話まるごと"向こうの世界"の話になるので2話同日連続で上げたいと思います。
それではまた次回!