アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
【更新情報】
後書最下部解放しました。
なんやかんやで一柳隊が保護という形で受け入れてもらえたミレイ。
主の筆が悪ノリして深夜テンションで書きました。特に後半お楽しみ下さい!
1箇所爆弾(発言)仕込んでます(笑)
(直撃したらごめんなさい。)
6話、始まります。
気が付くと何も無い真っ白な所に立っていた。
(えっと・・・夢、だよね・・・?)
しばらく前に進んでみる。景色が変わる事は一向になく只只白いばかり。
(何も無いか・・・、かといってこの状態じゃ魔法も使えないし・・・・。)
立ち止まって考えていると何者かが近くを通るのを感じる。気付いて周りを見渡すも誰もいないのだがやはり誰かいる事は認識できる。
(確か青い髪の子がいたような・・・・もしかして・・・?)
もう一度周りを見渡す。その時少し遠くに青い髪の自分と同じ背丈くらいの少女が立たずんでいるのが見えた。近づいてみるもその距離は縮まらない。
(お願い、待って・・・・師匠・・・!!)
意識が遠のいて行く。遠くにいた少女が自分に向かって微笑んでいるのを見ながら・・・・。
医務室─────。
(・・・・・・・・っ!!)
ふと目が覚める。ベッドから上体を起こし周りを見渡す。時刻は朝8時頃。・・・・どうやら昨日泣き疲れてそのまま寝てしまったらしい。変な夢を見たせいで少し混乱しているため状況を整理してみる。
(・・・・確か昨日この世界に跳ばされてきてそれから色々あって・・・・。)
うん、大丈夫、全部覚えてる。他に気になる事といえば夢の中にいたあの青い髪の少女が誰なのかくらいか。
(あの時は唐突に師匠と呼んでしまいましたけど一体誰だったんでしょうか?また会う事があれば聞いてみましょうか、といってもまたあの夢を見られるかはわかりませんが。)
そう物思いにふけっていると医務室のドアが開かれる。
「ミレイちゃん、おはよう!!」
一柳 梨璃、昨日私を助けてくれた子だ。
「おはようございます、梨璃さん。朝から元気ですね。」
「うん、それが私の取り柄だから!あ、これうちの制服、難しいところとかあったら言ってね!」
制服の入った紙袋を渡される。構造的にはそこまで難しく無く初めてでもすぐに着る事が出来た。
「お待たせしました。」
「それじゃ、行こっか!」
移動中、一柳隊の皆の事を聞いたりしながら目的の場所に着く。
梨璃がドアを開く。
「ミレイちゃん連れてきたよー!」
最初に二水が反応する。
「梨璃さん、おかえりなさい!その子が昨日話してくれた・・・・???」
ミレイの事を見て首を傾げている。
「あの・・・梨璃さん、その子はミレイさんであって樟美さんでは無いんですよね・・・・?」
「梨璃さん、もしかしてあなたあのアールヴヘイムから引き抜きを!?流石ですわ~!」
「え?ちょっと2人とも!?この子は樟美さんじゃ無いよ!よく見て!!」
梨璃に言われて楓と二水がまじまじと見て来る。
「あの・・・ちょっと怖いのですが・・・。」
多少引き気味のミレイ。
「あら、確かに樟美さんにしては小さいような・・・」
「よく見れば眼の色も違いますし別人ですね!疑ってごめんなさい!」
2人とも分かってくれたようだ。
「誤解も解けたみたいだし、ミレイちゃん、ようこそ一柳隊へ!というわけでまずはミレイちゃんから一言!!」
梨璃から自己紹介を促される。
「多少の人違いとかあったみたいですが・・・初めましてミレイ・アルシェントと申します。この世界に来て間も無いですが一柳隊の皆さん、よろしくお願いしま・・・・・」
ドアが開く、入って来たのはアールヴヘイムの天野 天葉だった。
「さっきうちの樟美がどうとか聞こえたんだけど何か・・・・って樟美!?ここで何をしているの!?」
天葉の後ろから声が聞こえる。
「天葉姉様。私ならここに・・・・!?」
・・・・・・・・江川 樟美本人の登場によって更にややこしくなった。
ソファーにミレイと樟美が並びその横に梨璃と夢結そして天葉が樟美の横に座っている。
「こうして並べると分かりやすいのじゃが本当にそっくりじゃな・・・・。」
「でもこれ遠くからだと見分けつきませんよ。どうしましょうか・・・?」
悩むミリアムと二水。
「私から提案があるのですが髪型を変えてみるのはどうでしょう。例えばポニーテールとか・・・。」
そう話す神琳に梨璃と天葉が同時に反論する。
「「それは駄目!!」」
「ミレイちゃんはこのままが1番可愛いいんです!」
「樟美の綺麗な髪を弄るなんて貴方正気!?」
(あの・・・梨璃さん?)
(天葉姉様?)
何か言いたそうな2人だったがあまりの迫力に黙り込んでしまう。
「でもこうして並んでると本当の姉妹みたいたぞ!」
「もうこの際シュッツエンゲル契約でもしてしまえばいいのでは?」
冗談混じりの楓の言葉にミレイが口を開く。
「あの・・・つかぬ事を聞きますがシュッツエンゲル契約とは?」
「説明しましょう!シュッツエンゲル契約とは百合ケ丘の伝統で上級生が下級生を導く制度の事です!
そこにいる天葉様と樟美さん、そして夢結様と梨璃さんもシュッツエンゲルの誓いを結んでいるんですよ!」
「二水さん、鼻血出てるわよ。」
二水さんが鼻血を出しながら丁寧に説明してくれた。
「つまり姉妹契約みたいなものなんですね。と、なると・・・・。」
少し考えてから一言。
「えっと・・・樟美お姉ちゃん?」
ブッッッ!?
夢結が紅茶を吹き出した。
「夢結様!?梨璃と天葉様までもか!?」
梨璃と天葉が身悶えている。
「「ミレイちゃん(さん)、それは反則・・・・。」」
「あ~梨璃さんお気を確かに!私が傍にいますわ~!」
樟美は余りの恥ずかしさに顔を赤くして俯いてしまっている。
「神琳、大丈夫?(私も言われてみたいかも・・・。)」
「え、ええ・・・・大・・・丈夫ですわ・・・。」
(全然大丈夫に見えないんだけど・・・。)
小刻みに震えながらも必死に笑いをこらえる神琳。
「ははっ、面白い子を連れて来たな!」
「笑い事じゃ無いぞ梅様、どうするんだこの状況・・・。」
「見出しは『銀髪姉妹(仮)爆誕!!』で行きましょう!!」
新聞のネタが見つかり完全にノリノリの二水。
「天葉~、帰って来るのが遅いけど何か・・・・って樟美が2人!?そしてこの状況は何があったの!?」
天葉が戻るのが遅いのを心配して来た依奈が驚愕した。
(もしかして「お姉様」とかの方が良かったのかな・・・?)
呼び方を間違えてしまったのかと悩む中どうしてこうなったのか1人分からないミレイだった。
その後、一柳隊とアールヴヘイムの間で樟美とミレイの見分け方について議論があり、その詳細は後日リリィ新聞にて掲載されたという・・・・・。
誰でも解る(?)樟美からミレイへの改変の仕方~!!
・まずは樟美のアニメ版画像を手元にご用意下さい。(別に原作版でも良いですが一応アニメ版を基準に解説します。)
探すのが面倒いって方はアサルトリリィアニメ公式サイトのキャラクターページをご覧ください。
1:身長を10cm程下げます。
樟美:153 ミレイ:143
2:髪飾りを外して形は何でもいいので首にペンダントを掛けます
3:眼の色を水色に変えます
4:髪の色を少し薄くして(白でも大丈夫です)前髪を目にかからないくらいに調整します。(髪形はストレート、後ろは腰より少し長めに設定してます)
※その他細かい部分はお好みで
以上!!(主は絵が書けないので完成図はご想像にお任せします)
一柳隊と依奈の反応は夢結と神琳が最後まで悩みました。(身悶える天葉と梨璃に関してはノーコメントで)
ただ以外性重視で紅茶を吹き出す夢結と笑いをこらえる神琳も有りかな~と思いこうしました。
「樟美お姉ちゃん」に関しては完全に故意です(笑)
主の好きなリリィ:
全体:江川 樟美
一柳隊:王 雨嘉
グラン・エプレ:今 叶星
ヘルヴォル: 芹沢 千香瑠
それではまた次回!(ストック切れかけてるので少し投稿間隔空きます。)