アサルトリリィ BOUQUET ―白銀の妖精― 作:九条 美琴
タイトルと後書変えました。
UA1000突破、感想、お気に入り登録等のお礼も兼ねて書きました。
注:本編関係無く、多少の百合成分が含まれる・・・かも?
それでは始まります。
百合ヶ丘女学院――。
その正門前に1人の長い銀髪の少女が立たずんでいた。
(お姉ちゃん、遅いな・・・もしかして私が早かったのかな・・・。)
時計を確認してみる。待ち合わせの時間まで後5分程――。
(もしかして何かあった?ううん、お姉ちゃんに限ってそんな事は・・・。)
「ミレイ。」
頭の考えを巡らせているとふと声が聞こえた。
「ミレイ、大丈夫?ごめんね、こういうの初めてだから準備に少し手間取っちゃって・・・。」
「ごめんなさい、少し考え事をしてしまっていて・・・大丈夫ですよ、樟美お姉ちゃん、天葉姉様、おはようございます。」
江川 樟美と天野 天葉。シュッツエンゲルの誓いを結んでおり、本来は無理なのであるが・・・アールヴヘイムと一柳隊の口添えもありミレイが学院に来てから間も無いということも考慮し学院長代行が特別に許可。史上初の1年生をシルトとする姉妹が誕生したのである。
「おはよう、ミレイ。こう言うのもなんか少し変な感じなんだけど・・・改めて今日からよろしくね。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。天葉姉様。」
「あ、ミレイ。ちょっとそのままにしてて。」
「え?樟美お姉ちゃん、どうしたの?」
樟美が少しかがみ込み少し曲がっていた制服のリボンを直す。
「お姉ちゃん、ちょっと恥ずかしいかも・・・・。」
「うん、これで大丈夫。そろそろ行きましょうか。」
校舎に向けて歩き出す3人。
「そういえばミレイ、今一柳隊の保護下だけどアールヴヘイムに移るって話、考えてくれた?」
「はい、あの後少し考えたのですけど・・・夢結さんと梨璃さんに色々と助けて頂いたので・・・・お誘いは嬉しいのですが、ごめんなさい、一柳隊にいさせて下さい。」
「そっか、残念。でもうちに来たかったらいつでも言ってね。歓迎するから!」
その事を聞いて残念そうではあるが少し安心した天葉だった。
「ありがとうございます。でも、お姉ちゃん達にはここにいればいつでも会えるので後悔はしていません。それにシュッツエンゲル契約までしてくれて、それだけでも私は嬉しいです。」
樟美がその言葉で少し顔を赤らめる。そして――。
「ミレイ、ありがとう。これからもよろしくね。」
「はい、よろしくお願いします。樟美お姉ちゃん!」
─────。
(・・・・・・・・っ!!!!!!!!)
ふと眼が覚める。
いつもと変わらない寮のベッド。
さっきまでのは・・・・夢?うん、そうだ夢だ。私とミレイさんが姉妹になるなんて・・・・・。
急に恥ずかしくなったのか顔が真っ赤に染まる。
(私、なんて夢を・・・・。)
枕に顔をうずめて暫く動けない樟美だった。
いかがだったでしょうか?
これが『銀髪姉妹(仮)』(6話参照)の理想の姿です!!(笑)
さて、少し有るであろう疑問点についてですが・・・。
・何故登校シチュ?
A.やりやすいからです。(おかげで筆が進みました!)
・校門スタートにした訳
A.夢の中なので気にしないで下さい。(別に寮スタートにしても良かったのですが場所が分からなかったので・・・・。)
以上です!
さて、この夢オチ短編、雨嘉編もございます!
それではまた!ごきげんよう~。