ソードアートオンライン 〜血塗れの糸〜 作:ジョージジョージ
初めてであるが故に、拙い文章になってしまったり、更新が滞ってしまったりしますが、ご容赦ください。
ありようを変えた世界
「イヤッッフゥゥーー!!」
「はしゃぎすぎだ、ニーム」
とても広い平原に、剣をやったらめったら振り回して、遊んでいる男と、それを嗜めている男…俺、フォースがいる。
「まぁまぁ、いいじゃない!フォース!
フォースはベータテストでやってたかもしれないけど、他の皆ははじめてのVRMMOなんだから!、というわけで、私も行ってくるー!!」
「ニーム、楽しそうですね、ぼくらも混ざりに行きますか、ユーナ?」
「うーん、私は…いいかな。あの勢いについていける気がしないし。
それよりもタンバ、一緒にあっちに探検しに行かない?」
「もちろんですよ、行きましょう! 」
「…おいお前ら…って言っても無駄か」
諦め、大きくため息をついた俺…フォース。ここは世界初のVRMMO、ソードアートオンライン 、ここに俺は、同じパソコン部の4人と来ていたのだが、
みんながテンション高すぎて、うんざりしていた。
先に武器や防具を探そうと決めていたのに、ニームとルートが先にモンスターと戦いに行くし、ユーナとタンバは勝手に街を探検しようとするしで、
内心疲れ果てていた。
「一回集合しろー」
「えー、もうちょいやらせてよー」
とニーム、
「そうだそうだー!」
とルート、
「………一回、集まれ、次はない」
「「ヒッ!、わ、分かりましたー」」
そう答え、先に来ていたユーナとタンバに、ニームとルートが合流した。
「全員集まったな、とりあえず、最初の1日ってこともあるし、まずはチーム全員で町の外に出て、戦闘になれよう」
「「「「おー!」」」」
それから暫くして、今はゲーム開始地点……始まりの街近くの平原に来ている。今はフレンジー・ボアの群れ3匹と戦っている。フレンジー・ボアは、始まりの街の近くに生息する、序盤に出てくる猪の様な見た目のモンスターで、初心者でも倒しやすい。ニームとタンバで一匹、ルートとユーナで一匹、後の一匹は俺が1人で対処している
「タンバとユーナは、ニーム、ルートが守ってくれるから、思い切った動きをしてもいい、リーチが長いからうまく連携できれば、効率よくダメージを与えられる。」
「「了解!」」
「ニーム、ルートはあまりダメージを与えようとせず、堅実に戦え、後衛がチャンスを作ってくれるから、その時に大ダメージを狙え。」
「はいよ!」
「わかった!」
もうあいつらも終わりそうだし、こっちも終わらせよう。突進してくるボアをいなし、槍で弱点である首の後ろを狙い、刺すが、ダメージは芳しくない、やはり刺突属性だとなかなかダメージが入らない、だがそこは投剣スキルで補う。ボアが突進をしてくるというタイミングで石ころを持ち、投剣スキルのシングルシュートを発動、ボアの攻撃の出を潰し、動きが止まったところを槍でとどめを刺す。
俺がとどめを刺すとほぼ同時にみんなも倒し終わった。
「いや〜、どうだった!あたしの剣技!
結構良かったでしょ!」
「やっぱいいな!VRでの戦闘!今までのゲームとは全然違うね!」
「さすがの連携だったぞ、4人とも、
みんなセンスもあるみたいだし、5人で結構強くなれるんじゃないか?」
「そんなことないですよ、僕はニームさんに助けられましたし、」
「私も、ルートちゃんがフォローしてくれたから……」
「ならこの調子で、もう少し……」
リンゴーン リンゴーン
鐘の音と共に、俺たちは青い光に包まれた。
この鐘の音によって、俺たちの運命は大きく変わることになった。
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「……それで、これからあたしたち
どうしよっか?」
いつも明るいルートには珍しく、深刻な表情で話しを切り出した。
今、俺たちは始まりの街の北西ゲートの近くにいる。
「どうするって行ってもな〜、俺さっきのことイマイチ理解してないしな〜」
多分だが、場を和ませようとして、わざと明るい、のんびりとした口調でニームが言う。
さっきのこととは先程行われた正式サービスのチュートリアルのことである。
そのチュートリアルによって、この世界はありようを変えた。
ただのゲームから、電子の監獄へと。
「さっきの茅場が言ったことをまとめると、3つに分けられる、
一つ、ログアウト不可
二つ、この城を100層まで攻略すると、
ログアウト出来る
三つ、HPがなくなると現実でも死ぬ」
俺がまとめた言葉に、場の空気が重くなる。さすがのニームとルートも真剣な表情で話を聞いている。
こうなってしまった以上、色々と話し合いをしておかなければならないことが沢山ある、だが、多分ここで話していても、何も解決策は浮かばないだろう。俺たちには、一度、休む時間が必要だ。
「…ひとまず、宿に行こう、宿で少し休んでから色々話し合おう」
「あぁ、分かった…」
ニームの言葉を合図に、皆歩き出した、
その時、声が聞こえた。
「おい、キリトよぉ!その顔結構好みだぜオイ!」
「あんたもその野武士ズラの方が十倍似合ってるよ!」
それを聞いて、俺らはどうすればいいのだろうと考えた。今聞こえてたように、
あの声の主は攻略を開始するのだろう。
俺らはどうしよう。攻略か、宿にこもるか。俺は攻略をしたいと思っているが、それに皆を付き合わせ、もし死んでしまったら…そう考えると、決断は難し
い、だが、宿にこもっていたって…
「フォース、行きましょう?」
ユーナにそう声をかけられ、俺ははっと我に帰った。
「分かった」
今心の内にある問題はひとまず置いて、とりあえず俺たちは宿屋に戻った。
絶対に、みんなで現実世界に帰る、そんな決意を、俺は静かにした。
キャラクター説明
※()外の名前は現実世界での名前です。
森川遊馬(フォース)
この物語の主人公
高1(デスゲーム開始時)冷静で、頭がキレる、仲間思い。
家族は両親、姉と4人暮らし
パソコン部の部長、語尾は「だな」
武器は短槍、盾無し
佐藤信士(ニーム)
パソコン部、熱血系、語尾は「だぜ!」
ルートと仲がいい。
武器は片手剣、盾
鈴木明里(ルート)
パソコン部、明るい、語尾は「だよ!」や、「じゃん!」、ニームと仲がいい。
武器は両手剣
霧島優奈(ユーナ)
パソコン部副部長、穏やかで、優しい、
タスクのことが好きになり、付き合うこととなる。
武器は長槍
高橋理玖(タンバ)
パソコン部、穏やか、いつも敬語で、礼儀正しい、語尾は敬語。
武器はポールアーム、盾
とりあえず、名前と性格を少し紹介させていただきました。
だれが喋っているか、というのは、地の文で判断しきれない場合に、語尾で判断しようとすると、やりやすいと思います。
誤字報告、感想等、なんでもいいので大歓迎です!