ソードアートオンライン 〜血塗れの糸〜 作:ジョージジョージ
「「「「
「そう、βテストの時のこいつのあだ名……通り名って言った方がいいかな?ほんっと……似合ってるだろ?」
にやけてる
「……タスク、コロス」
こいつだけは絶対に刺し違えてでも!俺は槍を突き出す……が、紫の障壁に遮られ、不発に終わる。
「うぉっと……、もうフィールドじゃないんだから意味ないぞ?」
「……そんなことはわかってる」
俺たちはあのあと、タスクのことはまだ語らず、とりあえず圏内に戻ろってからと言うことになり、俺たちはまた始まりの街に戻ってきていた。
だが、名前をちゃんと覚えている、クライン。と、アルゴの姿はなかった。クラインはまさかのギルドメンバーに何も言わずに飛び出して来て、タンバ達と一緒に戦ったらしく、圏内に入った瞬間に……圏外にいて、送られて来なかったメッセージが届いたのだろう……急に慌てた様子になり、別れの挨拶もほどほどに、一目散に去っていってた。
アルゴはいつのまにか消えてたが、多分Biginner killer討伐を他の人に知らせてくれているのだろう。
残ったタスクと俺たちは、とりあえずメシだ!というニームの一声で、何とか食べれる、と言ったレベルの美味しさの食事が出るNPC経営のレストランに来ていたのだが……。
そしたらタスクが俺について喋り始めた……。タスクに会った時にはもう、嫌な予感がしてたのに、なんで現実世界の調子でニームに言われて水なんか取りに行ったのだろう……。SAOは自動的に水が出るというのに……、
「ちょっとタスクっち、フォース……笑わせないでよ……いや
「おいやめろルート……お前が笑ったら俺も……ヤベェから……!」
……こいつらはともかく、隠しきれてないんだったら笑った方がいいぞ?ユーナとタンバ。
あぁ、もう好きに笑えばいい。もうタスクに会ったときに絶対変なことが起きるとは思ってたんだ……。
だが、こっちも仕返しはさせてもらおう。
「たしかに俺は御仏って呼ばれてたな。タスク……いや、
「意趣返しのつもりかもしれないが、自分で黒歴史認定してるお前と違って、俺はなかなかに気に入ってるからな。それに……」
タスクの視線に合わせて俺が仲間を見て見ると、
「いや御仏って……あ〜腹痛ぇ!」
「ほんとほんと!……タスクっちのあだ名もすごいって言えばすごいけど、なんなら……カッコいい?ってか御仏効果でカッコよく見えるのかも!」
どっちも俺からみたらイタ過ぎるのだが……、御仏効果ってなんだよ……あとユーナとタンバ、笑いを堪えるのであれば、しっかり堪えているのを悟らせないように堪えろよ?余計傷つくんだが?
「……さて、ルートとニーム。後でお話だな」
「「ヒィッ!?」」
オッケー、とりあえず場を収めることはできたな。それで、とりあえず疑問をぶつけてみよう。
「だがタスク……、
「俺はベータの時も最初は
ふむ……そんな言うほどイカれているということもないと思うが……ん?
「タンバ、どうした?」
「えっと……もうほぼ分かってるのですが、一応タスクさんの紹介だけでも……」
あぁ、そういえばそれでここにもきたわけだしな、すっかり忘れていた。……まぁタスクのせいだな。
「あぁ、改めてだが「俺はタスク!まぁわかると思うけど、βテストでフォースとコンビを組んでた!ベータの最後らへんはずっと一緒に冒険いたよな。ってことでよろしく!」
……コンビじゃなくてあくまでも共闘だが、まぁ大体合ってるな」
俺とタスクはたしかに、終盤は行動を共にしていたが、コンビというほど武器の相性が良いとか、そういう実戦的な理由で組んでいたわけでもなく、ただ……たまにちょっとだけイラッとすることもあるが、ウマが合うから一緒に行動していただけであって、コンビとは言えない、それは本当のコンビに失礼である。
……うん?この考え、
「じゃあじゃあ!タスクさんとフォース、戦ったらどっちが勝つ?」
なんだその子供みたいな質問……と思うが、俺はタスクが答えるより早く、
「もちろん、タスクだな。
……あまり認めたくないが」
タスクが答える前に答えると、
「おぉ、マジか!フォースが速攻負けを認めるなんて……やっぱタスクさん強いんすね〜!」
「たしかに、フォースくん、実は負けず嫌いだからね〜、本当にタスクくんって強いんだね」
うん……全くその通りなのだが、何回も繰り返されると意味もなくタスクにムカついてくるな。
「だけど、今はまだ勝てねぇよなぁ。
2日目でもう武器2種類、しかもちゃんとベータの最終期のスタイルのな。…スタートダッシュでは遅れたよな」
「当たり前だ、一応もしかしたら武器ドロップするかもって事であそこにいったんだからな。……だが、それもすぐ越えてくるだろ、お前なら」
…ほんっとに憎々しいことに、こいつのセンスは群を抜いてたからな……なぜ俺なんかと行動を共にしてたのかわからない程に。
「俺に
「あの……タスクさん、
たしかに気になるとは思うが、多分……
「そうだなぁ……。一緒にいればいずれわかるぞ!」
こいつははぐらかすよなぁ。別に言ってもいいと思う……って、こいつ今変なこと言ったよな?
「おい、一緒にってどういうことだ」
「ん?あぁ言ってなかったっけ?いや、ここで会ったのもなんかの縁って事で、俺もパーティー入れてくれねぇ?」
「あのなぁ……「「さんせいさんせい〜!!」」っておい!?」
クソッ!ツッコミどころが多すぎてフリーズした一瞬で賛成された!……ってなんでルートまで?
「タスクっち入ってきたらもっとフォースの面白い話聞けそうだしね〜♪
ってか、フォースも反対ではないでしょ?」
「たしかにそうですね、タスクさんがいると僕とユーナも安全になりますし」
「うん…私も賛成かな。賑やかになりそうだし……」
ウッ……たしかに、タスクがいて困ることはない、タンバは知るよしも無いが、タスクの主武器は
あぁ……これが詰み……か、理解した。
「……まぁそうだ、俺も反対する理由は無いし、正直言ってタスクが入ってくれたらと思っていたから、こちらこそよろしく頼む。……だがタスク、ぜっったいに!俺の過去の話はするな!」
「はいはい、分かった分かった」
「……はいは一回だ、絶対わかってな「はいはい!もう仲間なんだしうだうだ言わない!」…いや、これは俺にとって重要な「タスクさんっ!よろしくお願いっす!」…ニーム、おれがしゃべって「タスクさん、リーダーがすぐ自分の身を犠牲にしがちなのはこっちでも変わらないようなので……どうかよろしくお願いします」…こいつによろしくされることはない、というよりもっと重よ「タスクくん、一緒に頑張ろうねっ!」…おいユーナ、なぜ一番楽しそうなんだ?」
「あぁわかった!みんなよろしく!あと、呼び捨てでも構わないよ!……あ、じゃあ記念に1つベータ時代の……」
「リーダー命令だ!もう遅いし解散だっ!」
こうして、俺の話はされることなく皆は眠りに……ついたよな?まさかどっかで話してるとかないよな?
ジョージは、ふりがなを覚えた!
ジョージは、傍点を、おぼえた!
一番悩んだところは、圧倒的にフォース、タスクの二つ名です。