デート・ア・ZI-O   作:zekusia

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「この本によれば!異世界に飛ばされた我が魔王常盤ソウゴ
彼は周りで様々なことが起きるがその状況の中突如として現れるアナザーライダー
そして変身するわが魔王」

「今回は五河の妹とウォズが登場するよ!」

「俺の出番は先そうだな。」


第三話従者と組織

俺は目の前の光景に圧倒されてばかりだった。

 

いきなり空間震が来たと思いきや、妹は非難せずどこにもいない。

 

震源には剣を持った女の子、そして空から来た。集団の中にいた。クラスメート

 

既に俺の日常を完膚なきまで壊すほどの衝撃は立て続けに起こった。

 

そして今目の前で起こっている光景が信じられなかった。

 

「ソウゴ………な、なんだよ、それ」

 

先ほど妹を探す最中に出会った、同年代の青年、『常盤ソウゴ』が突然

ライダーと書かれた仮面のようなものを被った。変なものに変身したからだ。

 

ソウゴがこちらを振り向き何か言おうとしたその瞬間

 

「祝え!」

 

そう声が響き振り向くと本を持った。一人の青年が立っていた。

 

「誰!?」

 

「ウォズ!?」

 

いきなり喋るその男を見てソウゴと五河以外の全員一時唖然とした。

 

そして男はそれを無視し、祝い続ける。

 

「全ライダーの力を受け継ぎ。時空を超え、過去と未来を知り示す時の王者

その名も仮面ライダージオウ。今新たな世界に復活した瞬間である。」

 

「仮面ライダー……」

 

それが俺のヒ―ローとの出会い

そして新たな伝説の始まり。

 

変身したソウゴは何故ウォズがいるのか気になったが。今は目の前の敵を倒すことに集中するのだった。

 

「ウォオオオオオオオ」

 

と敵のアナザービルドが光の剣で襲い掛かるが、

ジオウはそれを難なく受け止めると

一気にパンチをアナザービルドの腹に撃ち込んだ。

バランスが崩れたのを逃さずけりを入れるも盾のようなもので塞がれた。

 

「そういう時は!」

 

そう言うとジオウの手には光が収束しジカンギレードが握られていた。

ジオウはジカンギレ―ド剣で盾を一撃で切り裂いた。

そしてアナザービルドが困惑を見せた瞬間に

ジカンギレードをジュウにして撃ち抜き

そして、

 

「これで決める!」

 

そう言いライドウォッチを押し

 

ジオウ!

 

そう音を出してベルトを回した。

 

するとキックという文字がアナザービルドを囲み拘束すると

ジオウは飛び蹴りの体制に入った。

すると囲っていたキックという文字がジオウの足に収束されていき。

ジオウの足にキックという文字がついた。

ジオウは必殺技を放った。

 

「はああああああ!」

 

タイムブレーク!

 

そこから放たれる膨大なエネルギーにアナザービルドは

 

「ぐあああああ!」

 

耐え切れず断殺魔を上げ爆散した。

 

 

「………す、すげぇ………本当に勝っちまた………」

 

そう五河は声を漏らした。いや、五河だけじゃない。ここにいる。ウォズを除いた。全員が

そう思っただろう。

 

黒髪の少女も消えていた。さっきの怪人が現れた時、ごたごたしていたから、消えただろう。

 

ジオウは先ほどアナザービルドがいたところに行った。

 

そこには一人の男性と割れたアナザーウォッチがあった。

男性は息をしている。

 

ジオウがウォズの所へ行こうとすると。

 

「動かないで」

 

そう声が聞こえたと思うとジオウの周りに先程空を飛んでいた集団がジオウに銃口を向け、囲んでいた。

 

「ええええええええ!?」

 

「もう一度言う動かないで」

 

「お、おい、お前ら何してるんだよ!?」

 

「五河士道、安心して。危害を加えるつもりはない。」

 

五河が口を紡ぐ。ウォズが今にも攻撃しようとするが、ジオウはそれを止めた。

 

「まずは、礼を言う。助けてくれたことには感謝する。ありがとう」

 

「えっ、え、仮面ライダーとして当然のことをやっただけだよ。」

 

そうジオウが言うと

 

「……ふざけてるの?」

と冷たい疑問が降りかかって来た。

ジオウは冷静に言った。

 

「いやふざけてない。至って真面目だよ。」

 

そう返した。

 

「_____そうとにかく助けてもらった事に礼を言う。でも、一先ずはこちらの指示に従ってもらう。

さもなくば貴方を拘束しなければならない。」

 

礼を言われたと思ったらさらに銃口を突きつける。すると

 

「それ以上のわが魔王への不敬な態度は許さんぞ。」

 

そう言いウォズは銃口を掴んでいた。

 

それで更に警戒されたその時

 

突如謎の浮遊感に襲われた。

 

「へ?」

その瞬間ジオウの常盤ソウゴの姿は、そして五河士道やウォズの姿は、完全に消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………はっ!!」

 

とソウゴは目を覚まし、

 

「御目覚めですか。我が魔王」

 

と言われ、ウォズの存在を確認した。

 

「お、気づいたか!」

と、横にいる五河士道を確認すると。

 

「ん、ワズが言っていた子も目覚めたみたいだね。」

 

士道やウォズとは違う声が聞こえそこには軍服姿で眠そうにしている女性がいた。

 

「え、ハイ、えーと誰ですか?」

 

「……ここで解析官をしている村雨令音だ。」

 

突如解析官などという聞きなれない職業を聞いてソウゴは戸惑っていた。

病院にでもいるのかと思ったが。鉄骨やパイプなどがあるため病院では

ないだろう。

 

「五河\(゜ロ\)ココハドコ? 」

 

「イヤ、俺も起きたばかりだし。」

 

五河もこの状況を把握しきれていないらしい。すると村雨令音という人が

思い出したように言った。

 

「ここは《フラクシナス》の医務室だ。転送したときに気絶していたから勝手に

運ばせて貰った。」

 

「《フラクナシス》?それに気絶って………あっ!」

 

ソウゴは先程謎の浮遊感に襲われ気がつくとここにいたのだからだ。

 

「これは君たちの仕業なの?」

ソウゴがそう質問すると

「厳密には私たちが所属している組織の仕業さどうも私は説明が下手だからね

 詳しい話は彼女に聞くと言い」

と話しフラフラしながらフラフラしながらカーテンを開きドアまで歩み寄る

寝不足なのかなと思いウォズに聞いてみるともう30年も寝ていないらしい

さすがにそれは無理じゃないと思ったソウゴだった。

「....ここだ。さ、入りたまえ」

そこは円状の部屋で中心には館長席と思われる椅子があった。

その下には未来ノートのような電子機器を構う

数人の人がいた。

「....連れてきたよ。」

「ご苦労です。」

艦長席の横に立っていた男は敬礼した金髪で外国人に近い風貌な美青年だ

「初めましてここの副指令をしています神無月恭平と言います。以後お見知りおきを」

 

 

「は、はあ....」

 

「よ、よろしく。」

すると神無月という人は艦長席の方を向き話しかけた。

 

「指令、村雨解析が今戻りました。」

 

 

「______歓迎するわ。ようこそ、《ラタトスク》へ」

 

 

 

 

 

『司令』なんて仰々しい呼び名からは程遠い幼い声を響かせながら、紅色の軍服を肩掛けた少女の姿が露わになった。

 

それは、どこからどう見ても…………

 

 

 

「(………なんで中学生がこんな所に?)」

 

 

 

と、思わずにいられないほど、どこからどう見ても普通の女子中学生だったのだ。

 

だが、その彼女の容姿に、ソウゴはどこか引っかかるものを覚えた。

 

 

 

彼女は赤い髪で、黒いリボンで髪を留め、ツインテールにしていたのだ。

 

「赤い髪に、ツインテール………もしかして」

一つの結論に至り、思わず隣の五河に振り向く。すると、案の定彼は心底驚いた様子で、

 

 

 

「琴里………!?」

 

 

 

そう呟いた。

 

 

 

赤髪にツインテール______それは五河が先刻まで探していた妹___【五河琴里】と全く同じ特徴だったからだ。

 

 




ウォズ「さてわが魔王はついに組織と対面できたようだね次にわが魔王は
    この世界の真実を伝えられる。」
  
ウォズ「次回精霊と幻「ちょっと待った!」?!」

セイバー「只今全国の映画館で仮面ライダー50周年記念!」
ゼンカイジャー「超戦隊45周年記念作品!」

セイバーゼンカイジャー「「スーパーヒーロー戦記が絶賛公開中!」」

「「みんなぜひ劇場に見に来てくれ」」

ウォズ「君たちはいったい何なのだ?」

セイバー「ちなみにスーパーヒーロー戦記には奥野壮さんが出演してるぞ」

ウォズ「何、何が何でも観に行かなければ!」

リバイス「俺も先行で登場するぜ」



「おっと、取り乱したみたいだね。次回精霊と幻想のライダーお楽しみに」


ゲイツ「俺の出番はいつ来るんだー?!」




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