戦姫絶唱シンフォギアF   作:kinaga

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今回は長くなりそうなので響サイドと翼サイドで分けて投稿しようと思います!


戦姫絶唱シンフォギアF⑥・前編

 

 

 

クリスの襲撃があった日から数日後・・・紫と決めていたスケットを紹介する日になったので、無事退院した翼を含め紫以外の全員が二課に集まっていた・・・

 

「それにしても誰が来るんだろうな〜」

 

奏が独り言ちる・・・

 

「奏は2年間あっちにいたものね・・・どんな人物がいたの?」

 

翼が問う

 

「そうだな〜私があったのは、神社の巫女とかその神社にいた鬼・・・魔法使いに吸血鬼とその友人と部下とかだな〜後はあたしを治療してくれた不老不死の医者とか翼に夢で会えるように協力してもらった人もいるし・・・多いから全部説明しきれねぇ・・・」

 

「鬼!?吸血鬼!?それに魔法使いに不老不死まで!?・・・とんでもないところね・・・幻想郷は」

 

「だけど基本、皆良い奴だったよ・・・話を聞くに昔はブイブイ言わせてた見たいだけどな」

 

「ブイブイって・・・」

 

『あ、そう言えば皆に言っとかなきゃいけないことがあったんだ・・・』

 

「おーい皆聞いてくれ!」

 

皆が奏を見る

 

「幻想郷の奴らのことなんだけどな?幼い姿に騙されちゃダメだからな、基本的にほぼ全員が何百年も生きてきた妖怪や神達だ、中には年齢を気にする奴もいるから年齢に関する話はご法度だぞ!」

 

「わかった・・・皆も注意するように」

 

「「「はい」」」

 

奏が忠告し終わると

 

「おっ?来たみたいだぞ」

 

皆は奏が見ている方を見るとそこにスキマが出来上がっており、中から紫と何名かが出てきた

 

「待たせてしまった見たいね・・・」

 

「いや、気にしないで頂きたい八雲どの・・・それでそちらの方々が?」

 

「えぇ、スケットよ・・・では皆、自己紹介を」

 

紫がそう言うと後ろで控えていた数名が前に出る

 

「初めまして!魂魄 妖夢です!」

 

そう名乗るのは緑色の服をきた、銀髪のおかっぱ頭・・・そして刀を2本所持しており、何より彼女の周りにふよふよと浮いている白い物体が特徴的な人物だ

 

「私は種族、半人半霊で冥界に住んでいます!職業は私の主の剣術指南役兼、庭師をしています!どうぞよろしくお願いいたします!」

 

二課の面子はあまりにも多いツッコミ所にどこからツッコめば良いかわからず固まってしまっている中

 

『ほう・・・剣術指南役・・・ぜひ手合わせ願いたい・・・それにしても見たところ二刀流のようだが・・・カッコイイな!!』

 

と1人、防人が憧憬の眼差しを向けているうちに次の人物が自己紹介しだした

 

「私は霧雨 魔理沙だ、普通の魔法使いをしている」

 

白黒の服にいかにも魔法使いのような黒い大きな帽子を被り、箒をもった金髪の少女

 

「普段は魔法の森で何でも屋をやっている、よろしくな!」

 

『ま、魔法使い!?本当にいたんだ!!』

 

響は内心そんなことを考えていた、そして

 

「次は私の番ですね!初めまして!私の名前は射命丸 文と申します!種族は鴉天狗で妖怪の山で文々。新聞をやっています!後で皆さんに取材させてください!」

 

『あちゃ〜、文も来ちゃったか〜』

 

と幻想郷に住み始めた時に取材攻めを受け、あることないことを書かれてしまったことを思い出し、奏は苦笑いを浮かべる

 

「さて、これで自己紹介は終わりと言いたい所だけど・・・勝手に付いてきた奴がいるみたいね・・・出てきなさい、萃香」

 

「・・・ふふふ、バレちゃあ仕方ない・・・バレちまったからには正体を表さなきゃね!」

 

突然声がして皆が驚く中、頭に2本の角を生やした少女が姿を表す

 

「ふん、わざと妖気を出してたくせに、白々しいわよ」

 

「そう言うなって紫〜どうせ後々会わせるつもりだったんだろ?」

 

「そうだけど・・・はあ、まぁ良いわ・・・皆驚かせてしまってごめんなさい、こいつは伊吹 萃香・・・こんなナリしてるけど種族は鬼だから強さは保証するわ、良い訓練相手になるでしょう・・・まあ、いつも酒飲んでぐうたらしてるんだけどね」

 

「あぁぁぁ!?最後のは余計だよ!?」

 

「言われたくなかったら、少しは改善しなさい・・・さて、これで本当に自己紹介は終わりよ、今回はこの4人と、今はいないけど美鈴を加えた5人で戦闘訓練をやって貰うわ・・・」

 

「協力、感謝する・・・ではこれから誰が誰につくか決めよう」

 

「それについては考えがあるわ」

 

「おお、聞かせてもらっても?」

 

「ええ・・・響ちゃんには美鈴と萃香・・・翼ちゃんには妖夢と文・・・魔理沙は2人を交互にって感じね」

 

「ふむ、まだ訓練相手のことを知らない我々が決めるより、良く知っている八雲どのが決めた方が確実か・・・その考えで行こう」

 

「ありがとう・・・では早速どうかしら?」

 

「そうだな、響くん、翼・・・行けるか?」

 

「はい!大丈夫です!師匠!」

 

「行けます」

 

「よし、では各々準備をし、10分後にシミュレーションルームに集合だ、以上!解散!」

 

 

 

 

 

 

 

10分後シミュレーションルームにて

 

「よし、全員揃ったな・・・では響君と翼は準備を」

 

「「はい!」」

 

「こちらは・・・まだ初日だしお互いに1回ずつにしましょう、響ちゃんには萃香を翼ちゃんには妖夢に相手をしてもらうわ・・・今回は魔理沙と射命丸ははお休みね」

 

「え〜せっかく来たのに、無駄足だったな」

 

「そう言わないの、次は一番最初にやらせてあげるから」

 

「お!言ったな!今の言葉忘れんなよ!」

 

「はいはい・・・じゃあ2人とも行ってらっしゃい」

 

「了解です、紫様」

 

「あいよ〜」

 

4人は2人に分かれそれぞれの部屋に入っていった・・・

 

「まあ、私は取材さえやらせてもらえれば、それで良いんですけどね・・・」

 

「言っておくけど、人里の人間達には記事を見せちゃダメよ?」

 

「・・・人里の人間には・・・ですか?」

 

「えぇ、人里の人間には・・・よ」

 

「・・・わかりました」

 

「よろしく頼むわ・・・」

 

射命丸は一部の者がとても興味を引くような記事を作る為にカメラを構えるのであった・・・

 

 

 

響サイド

 

響はシンフォギアを纏い・・・萃香は瓢箪に入った酒を飲んでいる・・・

 

「・・・・・・」

 

弦十郎は紫を見る

 

「・・・大丈夫よ、萃香はいつもあんな感じだから」

 

「ふむ、では戦闘訓練・・・開始!」

 

訓練が開始された・・・

 

 

 

「よろしくお願いします!萃香さん!!」

 

「はいよろしく〜どこからでもかかって来な〜」

 

萃香はふらふらしながら答える

 

『・・・多分と言うか絶対酔ってる・・・でも紫さんはあれが普通だって言ってたし、鬼だし、とても強いはず・・・だから・・・』

 

「全力で行きます!!」

 

響は最初から腕と足のギアを解放しブーストして接近する

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

響が今出せる最高の一撃・・・その拳を真っ直ぐに萃香にぶつけようとする・・・しかし

 

「よっと」

 

ひらりと躱されてしまった・・・

 

「くっ!まだまだ!!」

 

響は何度も突進する・・・

 

『く、当たらない・・・なら、接近戦に持ち込んで手数で勝負だ!』

 

響は萃香に肉薄し連撃を浴びせるが・・・

 

「よっ!ほっ!」

 

いなされ、弾かれ、躱され・・・そして

 

「はぁ!」

 

「ほいっ!」

 

パシィ!

 

「え!?」

 

振り抜かれた無防備な腕を掴み

 

「うわわわ!?」

 

「よっ!」

 

響を投げ飛ばす

 

「ぐぅ!!」

 

響は直ぐに立ち上がり萃香がいた方を見る・・・萃香はまた酒を飲んでいたので響は隙あり!と、また突進する・・・しかし

 

ガシィ!

 

「!?」

 

萃香は響の全力の拳を左手で掴んで受け止めた

 

「ふふふ〜軽い軽い〜」

 

「な!?」

 

「避けてばかりも飽きてきたし〜そろそろ攻撃しようかな〜」

 

萃香は空いている右手をゆっくりと引き絞っていく

 

『くっ!掴まれて離れられない!?』

 

響は距離を取ろうとするが、萃香に掴まれて身動きができない

 

『なら!』

 

「たぁ!」

 

響は足技や掴まれていない手で攻撃し逃れようとするが

 

「こんなの痛くも痒くもないよ〜」

 

萃香は響の攻撃をものともせず・・・ついに

 

「いくぞぉ〜!ふん!」

 

萃香の拳が迫る

 

『まずい!ガード!!』

 

響は咄嗟にギアの篭手の部分を盾としてガードし拳と衝突する

 

バキバキバキ!!

 

「おりゃあ!!」

 

バキャア!!

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

響は砕けたギアごと吹き飛ばされる

 

「くぅぅぅ・・・」

 

響はふらふらと立ち上がり萃香を見るがそこには萃香はいなかった

 

『どこに!?』

 

トントン

 

「!?」

 

響は後ろから肩を叩かられ瞬時に背後を向く・・・そこには、既に拳を引き絞った萃香がいた・・・そして

 

ゴゥ!!

 

反応できない響はガードもできず、ただ迫ってくる拳を見ていることしかできなかった

 

『あ、死んだ・・・』

 

ビタァ!

 

響の目の前で拳は止まる

 

「うっ・・・あっ」

 

響は力が抜け座り込む・・・その瞬間

 

「勝負あり!!」

 

弦十郎の声が響きトレーニングは終了した・・・

 

 

 

「立てるかい?」

 

萃香が響に手を差し出す

 

「あ・・・ありがとう・・・ございます・・・」

 

手を掴み立ち上がる

 

「・・・強いですね、萃香さん・・・」

 

「まあ、私は鬼だからね」

 

「どうすれば、萃香さん見たいに強くなれますか?」

 

「・・・そうだなぁ〜なんて言うか・・・響の攻撃ってわかりやすいんだよね」

 

「わかりやすい?ですか?」

 

「うん、もっとフェイントとか混ぜ込んだ方が良いと思うんだけど・・・」

 

萃香は今の戦いのやり取りを思い出す

 

『この娘はフェイントとか無理なタイプだよな〜性格的に』

 

「響はフェイントとか苦手だと思うから・・・もう特訓あるのみだね!」

 

「それだけですか?」

 

「うんうん、私が強すぎるだけで、響が弱いわけじゃないからね?それに聞けばまだ戦い始めて数ヶ月らしいじゃないか・・・私は何百年と喧嘩してきたからね〜経験値の差もあるね」

 

「そうですか・・・・・・わかりました!もっともっと特訓して、まず萃香さんに一撃、有効打を当てれるように頑張ります!!」

 

「その意気だ!期待して待ってるよ!」

 

「はい!」

 

『よぅし、こうなったら師匠と美鈴さんにみっちり特訓をしてもらわなくちゃ!!そしていつか絶対に萃香さんにリベンジするんだ!』

 

『・・・数年ぶりにに骨のある人間にあったね・・・私が起こした異変の時に戦った霊夢と魔理沙と吸血鬼のとこのメイド以来だよ・・・それに・・・』

 

萃香は響の全力の拳を受け止めた手を見る・・・その手は赤く腫れていた

 

『ふふふ・・・成長性も申し分ないこの娘を、私を倒せるぐらいにまで1部とはいえ私自信が面倒を見るなんて・・・紫も中々粋なこと考えるじゃないの・・・これは勇儀に話して見ても良いかもしれないね・・・きっといい訓練相手になるだろうし・・・そして、響が私と対等に戦えるようになった時には私も全力で相手になろう・・・ふふふ・・・』

 

響と萃香はそう遠くない未来のことに思いを馳せるのだった・・・

 

 

 

 

 

響達の訓練が終わったころ、翼達は

 

ガキィン!

 

「くっ!」

 

「防人の力はこんな物なのですか?」

 

妖夢の楼観剣が膝をつく翼に向けられていた・・・

 

 

 

 




なんか、萃香の強さを再現しようとしたら響がボコボコにやられちゃいました・・・まあ、ドラクエに例えるとラスボスにレベル10ぐらいで立ち向かってるような感じなので・・・・・・響はこれからどんどん強くなるし!良いよね!?
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