レミリアが八雲 紫に運命の内容を伝えてから1年がたった
紫は外の世界でシンフォギアや鎧を纏った少女達、紅い怪物について彼女の式である八雲 藍と共に調査した結果どうやらシンフォギアとは
特異災害対策機動部二課所属の技術主任 櫻井了子の提唱する「櫻井理論」に基づき、神話や伝承に登場する超常の性能を秘めた武具「聖遺物」の欠片から作られたFG式回天特機装束であるようだ。
このシンフォギアだか認定特異災害ノイズに対抗しうる唯一の装備である、そしてシンフォギアを纏うもの達を装者と呼ぶようだ、レミリアが運命で見た鎧を纏った少女達がこの装者なのだろう、しかしシンフォギアは誰でも纏えるものではなく纏う者のフォニックゲインという歌の力が聖遺物をシンフォギアに変換しているようだ、なのでシンフォギアを纏えるのは極小数と言うことになる。またその存在は日本の現行憲法に抵触しかねないため、それを纏う装者の存在共々完全秘匿状態となっている。
そして鎧を纏った少女達の内の1人がわかった
レミリアが見たのは未来の出来事のためレミリアが描いた似顔絵よりはだいぶ幼かったがその人物の名前は風鳴 翼と言うようだ
勿論こんなこと一般では調べられない超極秘情報のため八雲 紫、八雲 藍のスーパーコンピューター並の頭脳や能力で日本政府のデータベースに侵入し情報を抜き取ったのだ。
ちなみに、後処理も完璧だったため二課所属のメンバー達が不法アクセスした犯人について調査したが何も解らなかったようだ。
その時にどうやらアメリカも一枚かんでることがわかったのでついでにアメリカも調査した結果通称F.I.S.『正式名称は米国連邦聖遺物研究機関(Federal Institutes of Sacrist)』という機関が極秘でシンフォギアについて歌の力という才能に左右されずより合理に則った機械的安定起動方法の開発を行っている。
F.I.S.では、レミリアの似顔絵にはなかったがシンフォギアを纏える少女が1人いた、その少女のはセレナ・カデンツァヴナ・イヴという名で彼女には姉がいるらしくマリアという名前だそうだ、どうやら2人ともF.I.Sに幼い頃からシンフォギアの実験のためにLiNKERと言うシンフォギアの適性がある程度あればそれを無理やり適性を上げる薬物を使って他にも同じように実験をするために集められた子供達と共に・・・レセプターチルドレンとして訓練をしていた、しかしそんな薬物が人体に影響が無いわけがなく昏倒したり、最悪の場合ショック死したりしていたようだ。セレナは適性が高かったようでLiNKERを使わなくてもシンフォギアを纏えたようだが姉のマリアはLiNKERを使わなければならないようだった。
そして近々大規模な実験をすると言うことも・・・
その情報を知った紫は、藍にF.I.S.を監視するように命じて紫自身は日本政府、特に特異災害対策機動部二課を監視することにした・・・
ちなみに紫は幻想郷が存続の危機にあることを混乱を避けるために幻想郷にいる妖怪や神の勢力のトップ達にしか伝えなかった・・・・・・
そして監視を続けていたある日のこと紫に藍から連絡が入った
『紫様』
「あら、どうしたの?藍」
『F.I.Sに動きがありました、前に調査した時にわかった大規模実験をついに始めるようです』
「・・・わかったわ、私もすぐにそちらに向かうわ」
『了解しました』
そう言って通信は切れた、そして紫は裂け目を作り中に入って行った
紫がアメリカについて程なくして実験は開始された、実験内容はセレナのフォニックゲインを使ってネフィリムと言う聖遺物を起動させるようだ、紫達が監視していると科学者たちが慌て始めたどうやらネフィリムが暴走し始めたようだ。
そしてネフィリムの暴走により施設が崩壊し始める、皆逃げたがセレナだけネフィリムと対峙していた
そしてセレナは歌った
「Seilien coffin airget-lamh tron」
紫はその歌を聞き『美しい歌声・・・でもとても悲しい歌』と思った
紫達は介入する訳でもなくじっとその光景を見ていた、紫達妖怪は正体を知られるのが危険だからだ、介入し正体を表すとしたら絶好のタイミングの時のみになるだろう・・・
セレナはシンフォギアを纏い果敢にネフィリムと戦った・・・しかし暴走したネフィリムの力は凄まじくセレナはだんだん押され始めた、『このままでは、この娘は殺られてしまうわね』と紫が考えていたら、セレナの雰囲気が変わった・・・そしてまた歌を歌った
『Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el baral zizzl
Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el zizzl』
それを聞いた瞬間紫は悪寒がした
『!?・・・なんなの、あの歌は・・・まるで命を燃やしているようだわ』
藍を横目で確認すると藍も今の歌を聞いたためか、不愉快そうな顔をしていた。
セレナが歌うとネフィリムは暴走が収まり起動する前の姿に戻った
紫は一安心してネフィリムの暴走を止めたセレナを見ているとセレナが突然流血しだした
『!?・・・やはりあれだけの力を使うには代償が必要なようね・・・レミリアが言っていた3人の少女達じゃないけど、ここでシンフォギア装者を失うのは痛手になる・・・幻想郷を守るため装者は1人でも多いに越したことはないわ・・・恐らくネフィリムの暴走で監視カメラなども壊れているだろうし隙を見て助けようかしら・・・』
「藍?」
「なんでしょうか、紫様」
「あの娘を助けるわ」
「わかりましたしました、では行って・・・厶ッ」
「藍?」
「紫様、セレナの姉・・・マリアが来ました」
「そう、妹を助けに来たのでしょうけど難しいでしょうね・・・ダメだった場合、動きましょうか」
「了解しました」
そう言って紫達はまた監視に徹することにした
マリアはセレナを必死で助けようとしていた、しかしネフィリムの暴走によって起きた建物の崩落や火事でセレナに近づけないでいた・・・するとマリアの頭上の天井が崩れマリアを潰そうとした、しかし後から来た女性に突き飛ばされ何とか瓦礫の下敷きにならずにすんだ、そして次の瞬間今度はセレナの頭上から瓦礫が迫ってきた
「!!」
紫はいち早くそれに気づきセレナの足元に裂け目を作りセレナを裂け目に落とした、そして紫達はセレナを治療するためにF.I.S.を後にした
しかしそれはマリアからしたらセレナが瓦礫に潰されたように見えた
「セレナァァァァァァァァァ!!!!!!」
崩れ落ちる実験場に少女の声が響いた・・・・・・・・・
セレナは目を覚ました、まだ体が痛むがそれよりも疑問が強かった『あれ?私はあの時瓦礫の下敷きになったはず、という事はここは天国?でも、それなら痛みはないはず?それにマリア姉さんは大丈夫なのかな・・・』セレナは頭だけを動かし周りを見る、セレナがいるのは和室だった『ここは、和室?と言うことは日本?』セレナがそう思っていると部屋の襖が開いて導師服を着た尻尾が9本ある美女が入ってきた、そしてセレナと目があった
「!?」「!?」
お互いに固まってしまったが美女、藍の方が先に動いた
「目が覚めたか、心配したんだぞ?」
その言葉に、セレナはこの人?から看病してもらったのだと気づきお礼をしようとして体を起こそうとするが、すると体の痛みで起き上がれなかった。
「コラコラ、まだ完全に治ってないんだから」
「すいません、看病してくれたのですよね?お礼を言いたくて」
「ふふふ、寝たままで結構だよ」
「では、お言葉に甘えて・・・ええとお名前は?」
「ああ、私は八雲 藍だよ」
「八雲 藍さん・・・では改めて、八雲 藍さん看病してくれてありがとうございます」
「はい、どういたしまして・・・・・・貴女からしたらいきなり知らない人に看病されて混乱していると思ったんだが、何か質問はあるかい?」
そこでセレナは気になっていた事を聞いた
「あのここはどこなのでしょうか、見た所和室なので日本だとは思いますが・・・」
「ここは確かに日本だよ、しかし幻想郷と言う外とは隔絶された場所だ」
「幻想郷?」
「ああ、ここ幻想郷は妖怪や神達の楽園だよ」
「妖怪?神?」
そう言うとセレナは藍の尻尾を見た
『と言うことはこの人も?』
藍はセレナの目線が自分の尻尾に行ったのを見て
「貴女の思っている通り私も妖怪だよ」
「!?やっぱりそうなんですね・・・」
「他に質問はあるかい?」
「私のお姉さん・・・マリア姉さんとマムは・・・あっマムじゃ解りませんよねナスターシャさんは無事でしょうか、あの時私の近くにいたのですが・・・」
「貴女のお姉さんとナスターシャさんは無事だよあの時私達は貴方を救助した後また、あの場所に戻ったのだが2人ともちゃんとあっちの世界の救助隊に救助されていたよ」
それを聞いたセレナは安心した
「それを聞いて安心しました・・・あの〜」
「ん?なんだい?」
セレナはマリア姉さんやマムに会いたかったがさっき藍から聞いたここは幻想郷、外とは隔絶された場所と言う言葉を思い出し
「姉さんやマムと会うことは〜」
「あ〜ごめんね、合わせることはできないんだ」
「やっぱりダメなんですね・・・」
「うん、貴女や姉さん、ナスターシャさんには悪いけど、今の貴女はあの時の事故で死んだことになっているんだ、それに私達はあんまり外の世界で正体を知られたくないんだ・・・だから今は合わせられない」
「今は、ですか」
「うん今は、ね?」
「いつかは合わせて貰えるんですよね?」
「うん、いつか貴女を外の世界に返せると思う、その時が来るまで貴女や姉さん達にはキツイ思いをさせるだろうけど待ってもらえるかな?」
「わかりました、その事については我慢します・・・」
「うん、ごめんね・・・じゃあ、他に質問は?」
「・・・うーん、今の所ないですね」
「わかった、じゃあ少し待っててくれ私の主、八雲 紫様を連れてくるから」
「わかりました」
そう言うと、藍は頷き部屋から出ていった
程なくして襖が開き、紫色の服を着た美女と藍が入ってきた
『綺麗な人・・・この人が八雲 紫さんかな?藍さんも綺麗だけど紫さんも綺麗だな〜』
「はじめましてセレナちゃん藍から聞いてると思うけど一応自己紹介しておくわね、私は八雲 紫よ」
「はじめまして八雲 紫さんセレナ・カデンツァヴナ・イヴです・・・看病していただいてありがとうございます!」
「あら、礼儀正しい娘ね・・・あの娘にも見習って欲しいわ」
そう言って紫はニコニコしていた
『あの娘?』
「さて、セレナちゃん」
「はい!なんでしょう」
「藍から大体の話は聞いているわね?」
「はい、ここが幻想郷と言う外の世界とは隔絶された妖怪と神の楽園であること、私はしばらく外の世界に帰れないことですね?」
「ええ、そうよ」
「あの、八雲さん・・・」
「セレナちゃん、私や藍のことは気軽に下の名前で呼んでいいのよ?」
「あ、はいわかりました、では紫さん」
「何かしら?」
「あの、私は外の世界に行けないと言うことは幻想郷に住むと言うことですよね?」
「まあ、そうなるわね・・・やっぱり外の世界へ今すぐ帰りたいのかしら?」
「あ!いえ、そういう事ではなくて、ここは妖怪や神の楽園ですよね?そこに人間の私が居てもいいのかと思って・・・」
セレナは藍から話を聞いた時から思っていた外の世界では私は死んだことになっていて、幻想郷は妖怪と神の楽園・・・私は幻想郷に住んでいいのか?と
「あら、そんなことで悩んでいたの?」
「はい・・・」
「ふふふ、貴方は真面目ね本当にあの娘にも見習って欲しいわ・・・・・・実はね幻想郷は妖怪と神の楽園と言うけどちゃんと人間も住んでいるのよ?」
「ええ!そうなんですか!?」
「ええ、と言うか人間がいないと私達は消えてしまうの」
「消えてしまう?」
「そう、文字通り影も形も残らずね・・・今説明しておくわね私達妖怪は人間の恐怖を神達は信仰がないと存在を維持できなくて消えてしまうのよ、そして外の世界は科学によって妖怪、幽霊、都市伝説などのオカルトは証明されて行って、人々から恐怖や信仰は無くなっていったわ、だから私はこの幻想郷を作り人間を招き外の世界と隔絶することで、科学をシャットアウトし今の体制を作ったわ・・・これが幻想郷創設と幻想郷に人間が住んでる理由よ」
「・・・そうだったんですね」
「ええ、だから貴方もここに居てもいいのよ?」
「はい!わかりました!」
そう言うとセレナは笑顔を浮かべる、もう不安はないようだ
「じゃあ、セレナちゃん」
「はい!」
「改めて言うわね」
「幻想郷へようこそ!!幻想郷は貴女を歓迎するわ!!」
という訳で2話目でした、私は基本ハッピーエンドが好きなので原作死亡キャラも生存させて行きたいと考えています
あと、文字数少なくするつもりだったのに、前より増えてしまった・・・申し訳ない