戦姫絶唱シンフォギアF①
あのツヴァイウィングのライブから2年の月日が流れた
あの時、天羽 奏に助けられた少女・・・立花 響は
「立花さん!!!!」
「はいぃ!あの〜、この子(猫)が木に登ったまま降りられなくなって・・・」
「それで?」
「きっとお腹を空かせてるんじゃないかって・・・」
「立花さん!!!!」
盛大に怒られていた・・・
私立リディアン音楽院に入学した立花響とその親友、小日向未来は学院で寮生活をすることになった
「はぁ〜疲れた〜入学初日からクライマックスが100連発気分だよ〜私呪われてる?」
「半分は響のドジだけど、残りはいつものお節介でしょ?」
「人助けと言ってよ〜人助けは私の趣味なんだから〜」
「響の場合、度がすぎてるの・・・同じクラスの子に教科書貸さないでしょ?普通」
「私は未来から見せて貰うからいいんだよ〜」
「・・・バカ」
この言葉は響には聞こえてなかったようだ、そして響は1つの雑誌を取る・・・それには風鳴翼が明日ニューアルバムを出すと書かれていた
「おお〜CD発売は明日だっけ!?は〜やっぱカッコイイな〜翼さんは〜」
「翼さんに憧れてリディアンに進学たんだもんね〜大したものだわ」
「だけど、影すらお目にかかれなかったよ〜そりゃトップアーティストなんだから簡単に会えるとは思ってないけどさ〜」
そう言うと響は、2年前のライブでおった胸の傷を見る
『あの日、私を助けてくれたのはツヴァイウィングの2人で間違いなかった・・・だけど退院して聞いたニュースは奏さんや多くのの人達が世界災厄であるノイズの犠牲になったことだけ・・・戦ってるツヴァイウィング・・・あれは幻?私が翼さんに会いたいのはあの日何が起こっていたのか、わかるような気がしているから』
響は疑問が拭えなかった・・・
次の日
響は学校が終わったあと翼のCDを買うために走っていた
「CD!特典!・・・CD!特典!・・・」
そしてお目当てのCDが売られているショップについた・・・そこには灰が舞っていた・・・
「え?・・・・・・・・・ノイズ!?」
響は我に返る、すると
「きゃああああ!!」
悲鳴が聞こえた
「ッ!?」
響は悲鳴が聞こえた方に走りだす・・・
響は悲鳴をあげた少女を連れて、ノイズから逃げていた・・・逃げている間、響は2年前の事を思い出す
『あの日、あの時・・・間違いなく私はあの人に救われた、私を救ってくれたあの人はとても優しくて力強い歌を口ずさんでいた』
そしてノイズに追い詰められて行く内に工場地帯の屋上へと来てしまった
「「はぁ・・・はぁ・・・」」
響も少女も体力の限界だった、そして少女は
「死んじゃうの?」
響は首を横に振る、そして振り返ると大量のノイズに包囲されていた
「「!?」」
響はこの絶望的な状況で、まだ諦めていなかった
『私にできること・・・できることがきっとあるはずだ!!』
「生きるのを諦めないで!!」
そして響は歌った・・・
「Balwisyall nescell gungnir tron」
響の胸の傷から光が溢れた
その瞬間二課では
「反応を検知!位置特定!!」
「ノイズとは異なる高出量エネルギーを検知!!」
「波形を照合!急いで!・・・・・・まさか、これってアウフヴァッフェン波形!?」
モニターに『GUNGNIR』が表示される
「ガングニールだとぉ!?」
その言葉に翼は驚愕する
「そんな、それは奏の・・・」
「・・・・・・ええ、ガングニールの反応が出たようです・・・はい、了解しました監視を続けます 」
立花響は光に包まれ鎧を纏っていた・・・それはあの時自分を救ってくれたあの人と同じ鎧
「えぇ!?なんで!?私どうなっちゃってるの!?」
「お姉ちゃんカッコイイ!」
そう言う少女を見て響は覚悟を決め、少女を抱き上げる
『そうだ、何だかよくわからないけど、確かなのは・・・私がこの娘を助けなきゃいけないってことだよね!?』
響は踏み込む、すると踏み込んだだけなのに大きく跳んでしまい、屋上から落ちてしまう
「うわわ!!なに!?」
空中で何とか体勢を立て直し着地する、着地できたことに安心してノイズがいた屋上を見上げるとノイズが落下してきながら突進してくる・・・避けれないと感じ響は咄嗟に拳をぶつける、すると響は炭化することなくノイズだけが炭化し消滅した
『!?私がやっつけたの!?』
しかしノイズを1匹やっつけた所で絶望的な状況は変わらず響はノイズに包囲されていた
すると響に遠くからエンジン音が近づいて来るのが聞こえた・・・それはバイクに乗った風鳴翼だった
翼はバイクでノイズを蹴散らしながら最後はバイクを乗り捨て大きく跳躍し落下しながら翼は歌う
「Imyuteus amenohabakiri tron」
翼は鎧を纏い響の前に着地し
「惚けない、死ぬわよ?・・・貴女はここでその娘を守ってなさい」
そう言ってノイズに駆け出す
翼は駆けながら出現させた刀を変形させ一閃を放つ
『蒼ノ一閃』
その一閃は凄まじいスピードでノイズ達を吹き飛ばした、そして翼は跳躍し剣を大量に出現させ射出する
『千ノ落涙』
ノイズ達は串刺しにされ消滅していく・・・翼は地上に着地しノイズ達に斬りかかりどんどんその数を減らしていく
「すごい、やっぱり翼さんは・・・」
響が呆気にとられていると
少女が何かに気づき声をあげる響が少女の見ている方を向くと巨大ノイズが迫る
「!?」
その瞬間巨大ノイズは天から落ちてきた巨大な剣に貫かれ消滅した・・・今のでノイズは全滅したようだ、響はその剣を見上げる翼がいた、そして翼と目が合う・・・お互い何も言わず時間だけが過ぎていった・・・
「・・・やはりガングニールの反応は彼女だったか、紫様に報告しなくては・・・」
しばらくすると、黒いスーツや作業着を着た人達が現場に来て、現場を周りから見えないようにフェンスで隠し炭化したノイズの撤去作業をしだした、助けた少女は遠くで休んでいた・・・もう大丈夫だろう、響はそれを見ていると
「あの〜あったかいものどうぞ」
「あ〜あったかいもの、どうも」
響は飲み物を受け取りそれを飲む
「ふ〜ふ〜・・・ぷは〜」
すると響が纏っていた鎧が突然光だし鎧が消滅する、響は驚き飲み物を落とし後ろに倒れかかるが誰かがそれを止める
「ありがとうござ・・・」
その人物は翼だった
「ハッ!!ありがとうございます!!」
翼はその言葉を無視しその場を立ち去ろうとする
「実は翼さんに助けられたのは、これで2回目なんです!」
その言葉に翼は足を止める
「2回目?」
「・・・じゃあ私もそろそろ」
すると響は黒スーツの集団に囲まれる、そして翼が
「貴女をこのまま帰す訳にはいきません」
「ええ!?なんでですか!?」
「特異災害対策機動部二課まで同行していただきます」
そう言われた響は手錠をつけられた・・・響に手錠つけたスーツの男が
「すみませんね、貴女の身柄を拘束させていただきます」
そして響は車に乗せられどこかえと連れて行かれた
「なんで〜〜!!」
しばらくすると響が通うリディアンについた
「・・・なんで学院に?」
そして学院の教師達がいる中央棟に案内され廊下の角にあったエレベーターへと入る、そしてさっき手錠をつけた男がセンサーに端末を読み込ませる、するとエレベーターが変形し手摺りが出てくる
「あの〜これは?」
「さ、危ないから掴まってください」
男がそう言って響に手摺りを掴ませる
「え?危ないって?」
その瞬間エレベーターが高速で降り始めた
「どわああああああ!?」
そしてエレベーターが止まりドアが開くと
パン!パン!パン!
「ようこそ!人類守護の砦!特異災害対策機動部二課へ!!」
赤い服を着た赤い髪の大男が全然似合ってないパーティー用のシルクハットを被り満面の笑みで響を歓迎した、男の後ろではクラッカーを鳴らす人達がいてさらに
『熱烈☆歓迎!立花響さま☆』
『ようこそ二課へ』
と書いてある垂れ幕と何故かダルマと大量の料理が置いてあった
これに翼は頭を抑え・手錠をつけた男は苦笑いし、響は「え?」呆気にとられていた・・・すると響に白衣を着た女性が近づいて来て響を抱き寄せ携帯を取り出し
「さあさあ笑って笑って!お近付きの印にツーショット写真」
「ええ!?嫌ですよ!手錠したままで写真だなんてきっと悲しい思い出として残っちゃいます!!それに、どうして初めて会う皆さんが私の名前を知ってるんですか!?」
赤髪の男が答える
「我々二課の前身は対戦時に設立された特務機関なのでねぇ調査などお手の物なのさ」
そう言いながら持っていたステッキから花を出すマジックを披露する、すると写真を取ろうとした女性が響の学生鞄を持ってくる
「あぁぁ!!私の鞄!!な〜にが調査はお手の物ですか!?鞄の中身勝手に調べたりなんかしてぇ!!」
それを後ろから見ていた翼は
「はぁ、緒川さんお願いします」
と手錠をつけた男、緒川 慎次に言う
「・・・はい」
緒川が場を落ち着かせ響はやっと手錠が外された
「あ、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ失礼しました」
会話していると赤髪の男と写真を取ろうとした女性が来て
「では、改めて自己紹介だ・・・俺は風鳴 弦十郎ここの責任者をしている」
それに写真を取ろうとした女性が続く
「そして、私は〜できる女と評判の櫻井 了子、よろしくね」
「あぁ、こちらこそよろしくお願いします」
「君をここに呼んだのは他でもない、協力を要請したいことがあるのだ」
「協力って?」
響は先程鎧を纏いノイズを倒した事を思い出す
「教えてください、あれは一体何なんですか?」
その質問に櫻井が答える
「貴女の質問に答える為にも2つばかりお願いがあるの・・・最初の1つは今日の事は誰にも内緒、そしてもう1つは〜」
そう言い響をまた抱き寄せる、そして
「取り敢えず脱いで貰いましょうか」
「え?・・・だからぁぁ、な〜んでぇぇぇぇ!!」
二課に響の声が響いた・・・
「ただいまぁ〜」
「響!?もう、こんな時間までどこ行ってたの?」
「ごめん・・・」
「近くでまたノイズが現れたってさっきもニュースで言ってたよ?」
「う〜ん、でももう大丈夫だから」
響はベッドで今日あったことを未来に話そうとした
「あのね、未来」
その時、櫻井が言っていた事を思い出す
『今日の事は誰にも内緒』
「・・・う〜ん、なんでもない」
「私はなんでも無くない・・・響の帰りが遅いから本当に心配したんだよ?」
「ごめん、でもありがとう・・・ちゃんと心配してくれるのは未来だけだよ」
響はそう言うと未来に近寄る
「!?」
「未来はあったかいな〜」
「ど、どうしたの響?」
「小日向未来は私にとっての陽だまりなの、未来の側が一番あったかい所で私が絶対に帰ってくる所・・・これまでもそうだし、これからもそう」
「・・・あ、あのね響、私ね?」未来が言おうとすると響の寝息が聞こえる
「もう〜・・・フフ、おやすみ響」
未来もそう言って目を閉じる・・・
「紫様、遂に鎧を纏った少女達の2人目がギアを纏いましたね」
「そうね、そろそろ特機部二に接触してもいい頃合いかもしれないわね」
「おお、遂に」
「ええ、だから藍?奏とセレナを連れて来て貰って良いかしら?今後のことについて色々話すわ」
「わかりました・・・」
藍は部屋から出ていった
『・・・・・・2年前のライブの時といい最近のノイズの異常な出現率、レミリアが見た運命がすぐ近くに迫ってきているのでしょうね・・・』
紫が思考していると、襖が開く・・・そこには藍とセレナそして、2年前のライブの時、助けた奏がいた
「「姉御(紫さん)!遂に二課に接触するのか(するんですね)!?」」
部屋に入ってきしだいセレナと奏が食いついてきた
「ええ、そのつもりよ」
「やったぁ、やっと翼や皆に会えるよ!」
「やっと姉さんや切歌、調、マムに会える・・・」
「ふふふ、まあ落ち着きなさい、では今から今後のことについて話すわ」
そして紫は今後のことについて話しながら
『これから更に忙しくなるわね・・・』
真剣に話を聞いている藍やセレナと奏を見ながらそう思った
そして遂に
「初めまして二課の皆さん・・・私は八雲 紫、貴方達と協力体勢を取りたいのだけど、司令に合わせてくださる?」
幻想と邂逅する
遂に原作突入しましたね!そして次回からどんどん幻想郷勢を絡ませて行こうと思っています!そして相変わらずの文字数・・・もうこのまま行きます!
不定期更新タグつけた方がいいかな?
とにかく頑張ります!