好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 もう題名で内容がよくわかる会話となりえます。


神威動乱編 第十一話 男女問わず同性オンリーのぶっちゃけ会話は、異性にとって地獄なので双方ともに気を付けよう。

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それはそれとして、毎日鍛錬は必須ですとも!

 

 俺達はいつか必ずレーティングゲームでタイトルを取って部長の夢を叶えるし、敵から皆を守って生き残る為にも強くならないといけない。というか、英雄派のテロで禁手になる奴がごろごろ出てくるだろうから、こっちもその分頑張って鍛えないと。

 

 そういうわけで、俺達はいつも頑張ってトレーニングだ。

 

「……あ、あと十分でしたっけ!」

 

「そうだね。あと十分はこのペースで走らないと。そこからストレッチだ」

 

「うっす! 気合を入れ直します!」

 

 木場が先導する形で、ギャスパーとアニルが汗を流しながらランニング。

 

 俺が一番後ろで倒れたりしないか確認する形で、俺達は朝から基礎トレとしてランニングをしていた。

 

 ランニングと言っても、全く軽くない。それなりに重りをつけて負荷をかけているし、走る速さだって普通の高校生なら300m走とかで出すような速さだ。

 

 アニルはともかく、引きこもりだったギャスパーがここまでできるようになるなんてなぁ。

 

 俺は先輩としてなんか感動するぜ。いや、悪魔歴だと後輩だけどな!

 

 とにかく基礎体力は重要だしな。あればあるほどいいって奴だ。

 

 だから俺達は皆基礎体力は鍛えてる。ギャスパーもそうだけど、サポートタイプのアーシアもかなり体力はあるしな。

 

 っと、そんな感じで俺達は気合を入れて特訓中。

 

 そして女子達も頑張って鍛錬中。……なんだけど―

 

「うぉおおおおお!? 当たらない、一発も当たらない!?」

 

「大丈夫ですかゼノヴィアさん? あと三十分は続けますから、今からその調子だと持ちませんよ?」

 

「アドバイスまでする余裕があるなんて。凄いわアーシアさん!」

 

 ……接近戦でゼノヴィアとイリナの猛攻をあっさりと回避するアーシアが怖い。

 

 回避の鬼となっているアーシアに戦慄する。ディック・ドーマクはアーシアにどんなトレーニングをしたんだ。

 

 攻撃回避に限定すると、たぶん俺達で一番凄いのはアーシアな気がする。

 

 ぶっちゃけアーシアに護衛をつけた方がいいという話もあるけど、アーシアの動きについていきながら敵を攻撃できるメンバーが一人もいない。

 

 ディック・ドーマク。……恐ろしい奴!

 

「……なんていうか、ディックも凄い鍛え方をしてるわね」

 

 と、別の場所でトレーニングをしていたカズヒがこっちに近づいて苦笑してきた。

 

 ……バク走で俺達に追いつくような動きをするなよ。お前も怖いんだけど。

 

「……星辰奏者は時速百キロで走れるとは聞いてるけど、ポテンシャルが莫大だね」

 

「星辰奏者になる前の子供の頃から、ボディアーマーにアサルトライフルに予備弾薬や爆弾まで身に着けて走り回っていたもの。軽装ならこれぐらいわね」

 

 苦笑する木場に物騒な過去を話しながら、カズヒはもう一度アーシアを見た。

 

「……とはいえ、いくらディックでもやる気がない相手にあそこまで仕込める時間は無いわ。あそこまで成長できたのは、アーシアがやる気で頑張っていたからでもあるわね」

 

 ……そっか。

 

 アーシアも、俺達と一緒で頑張って皆の力になろうとしてるんだな。

 

 その結果がちょっと怖いぐらいだけど、でも同時に頼もしい。

 

「なら、俺達も負けられないな」

 

「は、はい! 僕も当たって砕けろの精神で頑張ります!」

 

 ギャスパーがそう返してくれるけど、砕けたら駄目だからな?

 

「……そういや、和地先輩は見ないっすっけど、どうしたんすかね?」

 

 と、アニルがふと首を傾げてた。

 

 そういえばそうだけど、どうしたんだ?

 

 あいつも俺達と同じで毎日頑張ってるやつだから、トレーニングを欠かすってわけじゃないと思うんだけど?

 

 俺が首を傾げてると、カズヒが苦笑してた。

 

 ん、どうしたんだ?

 

「ちょっとした同窓会になってるみたい。あっちもあっちで色々と大変みたいね」

 

 ……同窓会?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なにが、どうしてこうなったんだろう。

 

 俺は心から途方に暮れていた。途方に暮れながら、何とか気分を落ち着けようと紅茶を一口飲んだ。

 

「……あ、これ有名なブランドのかも」

 

「詳しいんですね。私はさっぱりです」

 

「こういうのは慣れだもの。今からでも気を付けて置けば、少しは分かるわよ」

 

 と、インガ姉ちゃんにフォローを入れているリヴァ先生には感服するけど、ちょっと待ってほしい。

 

 何がどうしたら、俺はインガ姉ちゃんと一緒にリヴァ先生とティータイムしないといけないんだ?

 

 なんだろうか。なんていうか、空気が微妙にピリピリしている気がする。

 

 誰か助けてくれ! 具体的にはリーネスとか来てくれ!

 

 俺がそれとなく視線を回していると、遠くからリーネスがこっちを見ているのが見えた。

 

 ―苦笑しながら親指を立てた件について、俺は真剣に後で話し合うことを決意した。

 

「……で、つまりそういうことだってことは聞いてるけど、どんな感じなの?」

 

「そ、そうですね。……惚れさせてきたので惚れさせてやるって感じかな?」

 

 あのすいません。あんたら何を会話しているんですか!?

 

 俺は全力で止めに入りたい。入りたいけど下手につつくと藪蛇だ。

 

 ……仕方ないのでもうちょっと紅茶を飲む。

 

 誰か助けてくれ。しかし殆どのメンバーは鍛錬中。リーネスはこっそり見ているけど助けに行く気がかけらも見えない。

 

 おのれ! 誰か助けは来てくれないのか―

 

「すいませーん! リーネスがこの辺にいるって聞いたんですけどー」

 

「リヴァさん? 彼女も混ぜた方が面白いわよぉ?」

 

 ―鶴羽よ。お前ってもしかして厄年か何か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……私が会ったのは結構昔だけど、たぶんこの中だと一番付き合いがあるかもしれないわ……ね」

 

 巻き込まれた鶴羽に、俺はそっと肩に手を置いて慰めた。

 

 いやほんとゴメン。なんかよく分からないけどゴメン。

 

 なんでこんなことになったんだろう。いや、俺はもちろんインガ姉ちゃんも戸惑ってるけど。

 

「ふんふん。で、カズくんのことを好きになったのは何時ぐらいかな?」

 

 何をぶっこんでいるリヴァ先生!

 

 あと鶴羽も顔を真っ赤にしてプルプルするな!? それ、思ってもないことを言われて困惑しているって顔じゃないよ!?

 

 俺がもしかしてマジかと思って戦慄していると、鶴羽はこっちをちらりと見てから、俯いた。

 

 違っていたら違っていたで精神的にきついけど、当たっているとめちゃくちゃあれなんですが!?

 

「………ザイアで唯一本音で話せた相手だから、何時の間にか」

 

 素直に言わなくていいよ!?

 

 いやいや待て待てちょっと待て!

 

 これはなんだ!? ハーレムによる旦那をネタにしたガールズトークか何かか!?

 

 ガールズトークは男がいないところでやりましょう! 野郎がバカ話するのと同じでそれがマナーですよ!?

 

「っていうかちょっと待った! リヴァ先生は俺の小姑か何かか!? それとも俺の事狙ってんのか!?」

 

 これ以上は俺の精神がまずい。

 

 全力で大声を上げて立ち上がってツッコミを入れる。その勢いで流れを変えて見せる!

 

「ええ。ちょっとは狙ってるわ」

 

 即答によるカウンターが俺に直撃!?

 

 思わず力が抜けてしゃがみ込んでしまうけど、これ思った以上にヤバくないか!?

 

 俺にモテ期が来たのか。でも俺、本命のカズヒ姉さんは中々撃墜できないんですが。

 

 あとちょっと纏うか。

 

「……十年以上前の塾の教え子を狙うとかどうなんだ、先生。あんたは塾で逆光源氏計画でも立ててたのか?」

 

 その辺はしっかり突っついておこう。

 

 たぶんだが、その辺りがちょっと突破口になるはずだ。

 

「………っ」

 

「~~~~っ」

 

 無言の鶴羽とインガ姉ちゃんの視線に背中を押され、俺は真剣な表情をリヴァ先生に向ける。

 

 さあ、嘘は許さん。素直に答える―

 

「ん~。実は大人になって再会でもしたら、ちょっと攻めてみようかなとは思ってたりしてててね?」

 

 ―無敵かこの女!?

 

「……と、年上キラー。和地の年上キラー!」

 

「あの、貴女は同い年だよね?」

 

 インガ姉ちゃんに止められるぐらい、鶴羽はかなりダメージが入っている。

 

 いやこれはもうどうしたらいいんだ。

 

 よし! こうなったら無謀だが反撃だ!

 

「具体的にどこがどうなってそんなことを考えたのか!? そこを聞きたいと思います!」

 

 さあ答えてみるがいい。そこからとっかかりを―

 

「うん。カズくんの何気ない一言があったから、私はアースガルズに戻る気になったからね。今の私はカズ君がいるからだから、そこかな?」

 

 ―正確無比な反撃が俺を襲う!

 

 ガチの理由だった。人生左右するレベルだった。何気ない一言だから何年も後だと心当たりがさっぱりないけど、それで人生ががらりと変わったのならそれもあるのか。

 

 お、おぉぅ……。

 

 こ、こうなれば援護射撃を求めるしかない。

 

 俺はちらりと視線を向ける。

 

 察してくれインガ姉ちゃんに鶴羽。このままだと主導権をリヴァ先生に握られっぱなしになる!

 

「……の」

 

 と、鶴羽がプルプルしながら顔を真っ赤にしていた。

 

 あ、これはブちぎれて話が有耶無耶になるあれか。天然か。

 

 と、とりあえずフォローを―

 

「和地の年増殺しぃいいいいいいっ! オバンキラーぁあああああ!」

 

 ―非常に失礼なことを言ったぁ!?

 

 俺はもちろんだけどリヴァ先生にもインガ姉ちゃんにも、何よりお前自身にカズヒ姉さんが被害を受けるデマだぞそれは!?

 

 年上通り越して年増にオバンって。異形換算ならインガ姉ちゃんは普通に若いし、カズヒ姉さんもお前も俺と同い年だろうが。

 

 ああもうグダグダだよもぅ。

 

「リヴァ先生。あんまりからかわない」

 

「いや、結構本気だったんだよ? だからちょっとマウントというか、立ち位置を有利目に取っておきたかったって感じなんだけど」

 

 あんた俺のところに輿入れする気満々かよ。

 

「因みにアースガルズは英雄(エインヘリヤル)を常に募集してます♪ どう、入ってみる?」

 

「今の状況がややこしくなるからパスで」

 

 さらりと勧誘をスルーするけど、どうしたもんかねこれは。

 

 というか、鶴羽は何しに来てたんだよ。リーネスに会いに来たみたいだけど、どういう用事だったんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「因みに、貴女は人間換算だと何歳ぐらいなの?」

 

「ん~。100歳から数えてないけど、神との混血だからまだ二十代前半ぐらいの換算でも足りないと思うかな?」

 

 あとさらりと聞きづらいことを聞いてくれてありがとな、インガ姉ちゃん。

 

 そっかそっか、百歳越えか。

 

 ……年上殺しはどうしようもないかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズヒぃ? 鶴羽が卵かけご飯専門店が厳選したとかいうブランドの卵を持ってきてくれたわよぉ?」

 

「……何ですって! 今すぐお礼を言いたいからちょっとどこにいるか教えて!」

 

「今はよした方がいいわぁ。巻き込まれるからねぇ?」

 

「巻き込まるって、何に?」

 

「ふふふ。和地が好きな女達によるガールズトーク。それも和地も巻き込まれてるわよぉ」

 

「……和地には同情するわ。というか、一気にモテ期になってるわね」

 

「色々と感慨深いわねぇ。でも、本命が行ったら集中砲火よぉ?」

 

「……明日にでも学食を奢ることにするわ」

 




とまあ、ほんわかしてますがそれもあと少しといったところです。
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