好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
和地Side
疲れた。俺は本当に疲れたよ。
疲れたので、俺は自主鍛錬をきちんとやった上で盛大にだらけていた。
あ~。疲れたー。精神的に疲れたー。
「……大変そうですね、九成先輩」
と、小猫ちゃんが俺を気遣う視線を向けてきてくれた。
気遣いの視線が染み渡るぜぇ。
「なんだか、そっちも大変みたいね」
更にリアス部長もこっちに参入。どうやらお風呂上がりのようだ。
イッセーに気づかれたら嫉妬されそうだから、それとなく周囲を確認して最低限の安全を確保する感じだ。
よし、イッセーは今のところ近くにいないみたいだな。
「……なんかフラグが急に立ってきていて、ちょっと心労が溜まってます」
「そう見たいね。まあ、貴方は意外と優良物件だもの。インガやカズヒ相手に頑張ってもいるし、そういうこともあるんじゃないかしら?」
リアス部長はそう返すけど、疲れるところはあるんですよ。
いやまあ、モテるってのは男としてはちょっと嬉しい所はある。だけどハーレムを作るとなると、背負うものも増えるからな。
もうちょっとこぉ、段階的に来てほしい。まあ、男と女の関係なんて、そんな風にできる方がおかしいんだろうけどさ。
……そこを考えると、ふと思ったことがある。
「……イッセーって、別の意味で凄い気がしてきたなぁ」
「「……確かに」」
顔を見合わせてため息をつく。
いやほんと、あいつ本気で自分がモテてるっていう自覚がないからな。
部長とアーシアに至っては隙あらばキスをしているってのに、何故かLOVEという感情を向けられていると思ってない。
もうあそこまで来ると病気だろ。真剣に俺はドン引きしているぞ。
「いっそのこと押し倒しでもしないと……しても気づかないかもな」
「……ありえそうです」
半分冗談交じりだったけど、小猫ちゃんはかなり真剣に懸念していた。
俺も冷静に考えてみると、あり得そうな気がしてきた。
あれだけの猛攻を痛感していないあのバカのことだ。もしそういうことになったとしても、明後日の方向に勘違いをしてきかねない。
俺は同情がこれでもかと籠った目をしていると思いながら、部長と小猫ちゃんを見た。
「なんていうか、たまになら愚痴も聞きます」
「「それはどうも」」
心底からのため息に、俺はイッセーの罪深さを痛感して、こっちもため息をついた。
イッセーSide
「ぶえっくしょい!」
俺は盛大にくしゃみをしたけど、風邪をひいた覚えがないから首を傾げた。
おっかしいなぁ。最近はクックスが栄養も味も考えて料理を作ってるし、生活環境も良く成りまくってるんだけど。
まさか噂でもされてるのか? 最近は覗きを完璧に抑え籠めてるはずなんだけどなぁ……。
「……あら、どうしたのぉ?」
「風邪でも引いたの? 今日はもう早めに寝た方がいいわよ?」
と、リーネスとカズヒに見つかったな。
この二人、なんかめっちゃくちゃ仲がいいんだよなぁ。
タイプが違う印象があるけど、何て言うか会話がツーカーだし、信頼し合ってる感じがするし。
駒王学園でも空いた時間にどっちかがどっちかのクラスに行ってる時がよくあるし。
後お昼の時とか、なんでか知らないけどシトリー眷属側の南空さんのところに行って一緒に食べてることもあるみたいだし。
仲良し三人組に見えるんだけど、どこで仲良くなったんだ?
俺がその辺を気にして考えこんでると、二人とも怪訝な表情を浮かべてきた。
「本当に風邪じゃない? リーネス、キュウタはどこにいるか分かる?」
「あ、違う違う。ちょっと考えごとしてただけだって」
カズヒに結構マジな心配をされてたから、俺は慌てて訂正する。
……ん~、ちょっといい機会だし聞いてみるか?
「そういえばリーネスや南空さんと仲が良いみたいだけどさ、何かきっかけでもあったのか?」
「……直球で聞いてきたわねぇ」
なんかリーネスが苦笑してるけど、そりゃ気になるって。
だってなんていうかマブダチな感じだし。
そりゃグレモリー眷属を中心に、俺達は仲良くやってるけどさ。それにしたって限度ってのがある。なんたって俺達、出会ってから基本的に一年も経ってないし。
だけどなんていうか、カズヒ達の場合はなんか違う。なんていうか俺の場合で言うと、オカ研の仲間達より松田や元浜みたいな感じがするんだよ。
そう、何て言うか年季がある感じだ。積み重なった信頼関係があるからこその深みって感じがある。
でも、リーネスとカズヒが昔から付き合いがあるっていうのもよく分からない。
教会の暗部と堕天使のエージェントだしなぁ。プルガトリオ機関には堕天使が所属している部隊もあるっぽいけど、それにしたってさぁ。
なんで、いい機会だし聞いてみたんだけど、答えてくれるのか?
そこが気になるけど、二人は顔を見合わせると苦笑した。
「……そうねぇ。会った時から仲良くなれるって確信があったのよ」
「前世で仲が良かったのかもしれないわね……と言っておこうかしら?」
ほら誤魔化す。
俺が半目になっていると、リーネスはなんか笑顔で首を横に振った。
「そうじゃないのよぉ。ほら、ミザリ・ルシファーの件は知ってるでしょぉ?」
ミザリっていうと、ヴァーリの叔父だっていう、イシロ・グラシャラボラス眷属の真のボスだって奴か。
なんか魔眼ってのが凄くて、サーゼクス様が一蹴されたっていう話で度肝を抜かれるよ。それも亜種聖杯と神滅具の聖杯を使って、前世の記憶と能力を持ったまま、悪魔の力とサーヴァントの力をハイブリッドでもってるとかいう反則野郎。
あの野郎、何年間もやってきた慈善活動が、そこの連中を化け物にして暴れさせていろんな奴を苦しめて絶望させたかったからとか最悪じゃねえか。しかもわざと無事な人を作って排斥させるとかまでしてきやがった。いろんな意味で最悪すぎるじゃねえか。
で、それが?
「つまり前世の記憶とかっていうのは継承することもあるってことよぉ? なら、前世で仲が良かった子同士が再会するってこともあるんじゃなぁい?」
「……まあ、確かにありそうだよなぁ」
そう言われるとそうだけど、それにしたって仲良すぎないか?
俺はまだまだ気になるけど、これ以上は応えてくれそうにないしなぁ。
ま、それはそれとして―
「話は変わるけど、カズヒやリーネス的には九成が急にモテてるのについて思うところあるか?」
―別の気になることも聞こう。
下世話って言われそうだけど、実際問題気になる。モテたい男としては、モテ始めてる男のことはとっても気になる。
リヴァさんがなんか九成にアプローチを仕掛けてるのは知ってるしさ。
モテたい男がモテないのに、そこまでモテなくていいと思ってそうな九成がモテるのは納得できねえ。
そして九成の保護者的な感じのリーネスや、九成に「私を惚れさせたいならモテろ」とか言ってきたカズヒはどんな感じなのか。
「……いい感じだと思うわね。あとは私も二人と仲良くできるようにならないと」
……満足げだよこの白髪。
流石に俺もちょっと引く。ちらりとリーネスの方を見ると、苦笑い気味だった。
「あ、イッセー先輩」
と、そこにアニルが顔を出した。
「ギャスパーが呼んでますぜ? 撮影設備を調整したから、ちょっとテストを手伝ってほしいって」
「OK。わかったわかった」
またそんなことになってるんだな。
Other Side
「じゃ、俺はちょっとギャスパーのところに行ってくるから」
「んじゃ、カズヒ先輩方も失礼します」
「ええ、そっちも頑張ってね」
「いつもお疲れ様ねぇ」
「さて、これで少しずつ布石を打っていくとしますか」
「そうねぇ。いきなり全部はきついけれど、段階を踏めばこちらの精神的にはましよねぇ」
「……ま、実態を知れば和地も私から離れていくでしょうけれどね」
「……残念そうねぇ?」
「茶化さないで。私だってあそこまで慕われてたら思うところはあるわよ」
「だったらもうちょっと信用してあげたらぁ? 和地は意外と持ち堪えるかもしれないわよぉ?」
「どうだか。あれだけモテてたら私に拘る必要もないでしょう?」
「去る者作らずって、誰が言っていたのかしらねぇ?」
「……ぐぅ」
「ふふ。それに鶴羽もいるんだから、いっそのこと二人がかりで仲良くなってみたらぁ?」
「……いっそのことあなたもどう? 私も鶴羽も仲良くできるわよ?」
「……そうなるとぉ、ヒマリもついてくるわよぉ? むしろ一番の問題点じゃない?」
「……前言撤回。全力で私が悪かったわ」
「分かればいいのよぉ」
とまあこんな感じで、カズヒたちもそれなりに明かすことを考え中。……そうしないとむしろ先に気づかれると考えているからでもありますが。
ロキが仮面ライダーに変身する展開、どうでしょうか?
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これはいい!
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……え~?
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劇場版っぽい
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うん、解釈違い