好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はーい! 感想・高評価・推薦をもらえるよう精進しているグレン×グレンでっす!


 戦闘面でいろいろとブッコんでくるので、テンション上げて読んでくださいな!





 あと感想欄を見ている方はもう知っていると思いますが、今後特に感銘を受けた感想は備忘録に登録することにしております。

 素晴らしい感想に対する返礼をするかは考え中ですが、うれしくなったりためになる感想をくださった方には感謝をしているので、感想くれてもいいのよ?









 あとtappeさんのアイディアから、ヤマトタケルに征伐された国つ神を復讐者系サーヴァントにできるんじゃないかという案。ネットをそこそこ漁ったけど名前が出てこないので、以前前進でだ沿おうとした土蜘蛛伝承も複合した、怨念の集合体的なアルターエゴを考えてました。

 そういえばサクラファイブも複数の神格や英雄を組み合わせたタイプだよな→ファイブと言えば戦隊ヒーローの定番基本数→イッセーは特撮で強大な存在と合体してでかくなったウルトラマ〇じみた進化も遂げたなぁ。

 という連鎖反応で、切り札として「「「「「合体宝具、オオツチグモ!」」」」」みたいなことができる、「「「「「国災戦隊、ゴツチグモ!!」」」」」なんてろくでもないものを思いついてしまった。

 あとアイディア探しで僕鯖系のまとめウィキを見ていたら「臍フェチで存在理由すら変えたアルターエゴ」なんてものを見てしまい、「多数の神々の臍フェチ的思想が、アルターエゴという器に集まってしまったハイ・サーヴァント」なんて発想に至ってしまった。イッセーの乳技の臍特化仕様を繰り出せると思ってしまった。

 ……疲れてるんだろうか? ハイアポで出した秀吉を再現するか考えて、「第三宝具が思い出せない!?」と頭をひねったのがいけなかったのだろうか……。


神威動乱編 第三十三話 咆哮上げるは狼の父

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあそろそろ、本格参戦といこうかなぁっとぉ!」

 

 まず真っ先に乱入するは、禍の団の旧魔王派。

 

 その主導権を握るミザリ・ルシファーの配下たるロッキーこと、キャスターのサーヴァントであるローゲは即座に攻撃を開始する。

 

 指を鳴らすと共に現れるのは巨大な氷の巨人達。

 

 全高50mを超える巨人達が、明らかに異常なまでのスピードでロキやマルガレーテに迫りくる。

 

「……危ない!?」

 

 慌ててマルガレーテは回避するが、しかしロキは平然とその場にとどまったままだ。

 

 それに敵であるにも関わらず、気でも狂ったのかとマルガレーテは狼狽する。

 

 だが氷の一撃はロキの体を素通りする。

 

「……幻術!?」

 

 マルガレーテは驚愕するが、ロキは平然としていた。

 

「ふむ、流石にサーヴァントではなくそこから受肉しただけはある。どうやら少しは腕を上げているようだ」

 

 ロキからすれば、ローゲは自分の伝承を組み込むことで名跡すら消した相手。必然的にかつての手の内ぐらいは既に理解しており、来ると分かった時点で相応に備えはしていた。

 

 そして更に巨人達は氷を投げつけるという真似を行ってくる。

 

「幻術だと分かっているなら―っ」

 

 まずはロキを集中攻撃するべき。

 

 そう判断したマルガレーテはそのまま突貫を試みるが、しかし氷に触れた瞬間爆発に巻き込まれる。

 

「……氷の幻術の中に爆発系の魔法を!?」

 

「……敵ながら同情する。奴はそういう虚実を得意とするからな」

 

 完全に振り回される形になっているマルガレーテに一抹の同情を覚えながら、ロキは冷静に幻術を見極める。

 

 幻術だけの場合も幻術の中に本命が混ざっている場合も、更に何もないと見せかけたとこに本命が混ざっている場合もある。

 

 それらすべてを取捨選択するのは困難だが、ダメージにならない攻撃まで回避することに気を遣えば精神面が削れてしまう。かと言って全部無視して突っ込むというのも、威力や攻撃の種類を多種多様にしている為悪手と言ってもいい。ギリギリの塩梅を見極められないと、手玉に取られるのだ。

 

 相も変わらず油断ならない相手と思い……即座にうえに向かって爪を振るう。

 

 衝撃が走り、そして呪いが込められたオーラの斬撃を弾き飛ばした。

 

「流石に神相手では、この程度では無理か」

 

 嘆息するホグニ王に対し、ロキは軽く肩をすくめる。

 

「我ら神話の祝福を受けながら、その程度の剣技しか振るえないのか?」

 

「呪いを祝福と言い切れるとは、度し難い神もいたものだな!」

 

 ローゲが展開する幻術の支援を受けながら、ホグニもまた強襲を開始する。

 

 ホグニからすればロキは本命ではないが、どちらにしても殺す相手ではある。

 

 ましてミザリと契約した身として、彼との契約を反故にする気もない。

 

 忌々しい怨敵を討つ為に、それ以上の邪悪になる覚悟が彼にはあった。

 

 故に―

 

「仕掛けるぞローゲ、ギアを上げろ」

 

「オッケーオッケー。こっちからすれば本命だしねぇっとぉ!」

 

 故に、二人の猛攻は激しさを増す。

 

 そしてそれはそれだけで終わらない。

 

「ずるいな。ミザリの飼い犬に美味しいところを取らせる気はないし、俺だってもっとロキと戦いたいんだが?」

 

 ヴァーリもまた攻撃を再開する。

 

 ローゲの幻術でかく乱されているマルガレーテは一旦おいて、まずはロキを相手にする算段だった。

 

 そしてロキもまた、ヴァーリの強大な力にある程度の当たりをつけていた。

 

 禁手は種類を変えれば段違いに性能が変わるわけではない。そしてヴァーリは人間とのハーフな悪魔であって、決して龍の因子を宿しているわけでもなさそうだ。

 

 ならこれだけの大幅強化はどういうことか。そのロジックは単純だ。

 

 それはすなわち―

 

「神器に力を注げば注ぐほど性能が向上する鎧の具現化。魔王の血筋に由来する絶大な魔力を燃料とする強化が亜種としての特性か!」

 

「……ご名答。アドバンテージは生かさないとと思ってね」

 

 それこそが、ヴァーリ・ルシファーが至った亜種禁手の本質。

 

 白龍皇の光翼とは、十秒ごとに相手の力を半減させ、そしてその分を自分に上乗せする。

 

 それは倍化と譲渡という赤龍帝の籠手風に言うならば、半減と強奪とでもいうべきだ。

 

 ……だが、それはこうも言い換えられる。

 

 力の吸収。もしそういう形で白龍皇の力を捉えた場合、どのような強化の方向性が得られるか。

 

 その結論があの亜種禁手。自身が持つ力を捧げることで、白龍皇の宿主として更なる強化を獲得する。そして覇龍の消耗を代用できるだけの魔力があるならば、その性能向上率は安全に通常禁手を超えるだろう。

 

 それこそが、覇なす白龍の戦装飾(ヴァニシングメイル・クルーズドライブ)が持つ本質。

 

 他者から奪うことなく、己が力を捧げることで、己の力をより高みに押し上げる。そんなただの人間ではどう足掻こうが寿命と引き換えの奇跡を、魔王の血により成し遂げる。

 

 ヴァーリ・ルシファーであるがゆえに使うことができる亜種禁手には、流石に舌を巻くしかない。

 

 そしてホグニとローゲもまた脅威。

 

 灼熱と幻術を払うローゲも、剣撃により迫るホグニも共に脅威。

 

 故にロキもまたギアを上げることを選択し―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マルガレーテ殿。これより我らも戦闘に参加します』

 

『フォーメーションアルファ! 包囲しながら削っていけ!』

 

 ここに、大王派もまた更なる攻勢に打って出る。

 

 現れるのは新型のDF(ディアボロス・フレーム)

 

 一個中隊十二機で構成され、とにかく生き残る為の防御に特化した装備で現れた部隊が、マルガレーテを支援する形で戦闘に介入する。

 

 その頃にはマルガレーテも幻術に慣れてきたのか、多少の手傷を負いながらとはいえこちらに介入してくる。

 

 そしてその瞬間、ロキは己の力が少しずつ減っていくことを自覚した。

 

 最初はヴァーリの半減が効いてきたのかとも思ったが、どうやらそうでもないらしい。

 

 故に、原因を分かり易く表れた新たな存在に求めるのは当然のこと。

 

「どのような小細工を!」

 

 躊躇なく敵のDFに攻撃を放つが、しかしマルガレーテが展開している魔氷の蠅が結界を張ってそれを防ぐ。

 

 そしてその出力もまた強化されている。それに気づいたことで、ロキはこの事態をすぐに悟った。

 

 同時に、最もロキを殺すことを考えているローゲもまたそれに悟る。

 

「神の力を削減し、削減した分強化に充てるタイプの兵器か! もうそれは宝具の粋じゃないか!」

 

 ―ローゲの推測はほぼ当たっている。

 

 大王派がミョルニルレプリカによる速攻撃破というプランA。それが失敗した際の次の策として用意したプランB。その実態は「マルガレーテをオフェンスにしつつ、試作型DFによる対神戦術による弱体化」というものだ。

 

 対神仏用試作型DF、DP-シュラーイン。

 

 旧魔王派との戦いで投入され正式採用が急ピッチで進められるD-スピアと同時期に設計された、神仏を打倒するという、和平が確立されてからは到底計画にGOサインが出ないだろう機体。

 

 事実和平により必要性が薄れたことから、中隊規模の運用試験まで漕ぎづけながらも開発凍結がほぼ決定。しかしロキの造反によって急遽伏札として投入が決定し、また「同様の事態に対する備え及び、牽制」として、今回の実働データをもとに師団規模の正式採用がすでに決定。今回のデータでアラをつぶした機体がD-シュラーインとなりえる機体でもある。

 

 その設計思想は中隊規模で包囲することでの敵弱体化と自己強化。

 

 中隊の包囲で結界を作り、それによって敵対する神の力を削減し、その分中隊を強化するのが、この機体の運用コンセプトだ。

 

 シュラーインとは英語で神仏を祀り上げる場所を意味し、そして日本でつけられる場合は神社となる。

 

 日本の神々やヤオヨロズとすら考慮されるが、その多くは災害や討ち取った敵の武将などを神として祭り上げたものだ。

 

 災いをもたらす存在を神として祭り上げることで、災いを抑え込む存在へと型にはめることが日本の信仰にはよく見られる。

 

 そこから発想を得たD-シュラーインに対し、ロキはまさにその影響を受けていた。

 

「おっと? これはもしかして切り札なしで何とかなっちゃう?」

 

「それならそれで好都合だ。オーディンの前に無駄な消耗は避けたいしな」

 

「残念だ。折角の神との戦いがこれで終わるとはね」

 

 禍の団の者達は、これをある種の幸いととって、あえてロキに対する攻撃に集中する。

 

 そして大王派の者達は禍の団とロキの粒試合を目論んでいるのか、それとも結界に綻びが生まれることを避ける為か、DP-シュラーインはとにかく安全策に立ち回っている。

 

 そして、マルガレーテは決して臆さず戦闘を試みる。

 

 この状況下でいまだ最強のロキと、質と数のバランスで上回る禍の団。

 

 DP-シュラーインはあくまで支援機である以上、一番危険なのは彼女であり、恐怖も当然感じている。

 

 だが、それらすべてを踏み越えて、マルガレーテ・ゼプルは戦闘を続行する。

 

「……私はノア・ベリアル様の騎士、その責任は……果たす!」

 

 その叫びと共に、マルガレーテは銃口をロキへと向ける。

 

 その引き金を引く一瞬前、彼女の脳裏に記憶がよぎる。

 

 ―頼む……奴らを、倒して……っ―

 

 ―世界の、未来を……頼む―

 

 その言葉と表情を背負い、マルガレーテは引き金を引き絞る。

 

「託された力にも、生まれ持った力にも。背負った立場にも責任があるのだから!」

 

 責任を果たす。ただその一念をもって、マルガレーテ・ゼプルは神殺しの特性を与えた銃弾を―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌めく流れ星」

 

 ―撃ち放つその時、ロキもまた、伏札を開帳する。

 

「愚かなり、耄碌したか戦の王よ。挑むべき黄昏に恐れをなし、怨敵に手を伸ばすとは醜悪なり」

 

 離れた弾丸は容易く弾かれ、封じられているはずの強さはそれ以上に高まっていく。

 

「戦の果てに死することこそ真なる栄光の始まりなり。死に場所を忘れ病に倒れ、老いて死ぬ恥を良しとするとは情けない」

 

 更にローゲやホグニの攻撃すら弾き、それも油断でも慢心でもない、余裕とゆとりすら獲得している。

 

「汝は既に老害である。誇り高き終焉に挑む英霊たちも、彼らを導き添い遂げる戦乙女も、破滅を前に相対する巨人たちも、汝に失望を隠しはしない」

 

 更に白龍皇の放つ全力の攻撃すら、容易く片手で弾き飛ばした。

 

「ゆえに黄昏に立ち向かうは汝にあらず、この狼に館を譲り渡すがよい。これ以上醜き醜態をさらす前に、誇り高き死を与えよう」

 

 間違いなくこの場で最強だった存在、ロキが変身する仮面ライダーヴァナルガンドが、今更なる高みへと昇っていく。

 

 その光景に気圧されながらも、マルガレーテは戦うことを決して辞めない。

 

 氷の大樹から全力の援護砲撃を受け、マルガレーテは渾身の力を込めて斬撃を放つ。

 

「我が意に集え、真なるアースガルズの勇士たち」

 

 それを両手でとはいえ、必殺技を使うことなく受け止め、ロキは戦場に君臨する。

 

 それはまさに戦の父たる北欧の主神オーディンが如く。

 

「黄昏を担う者たちよ。まずは置いて汚れし邪神に栄光を与えるがいい!」

 

 今ここに、狼の父(フヴェズルング)英霊達の館(ヴィーンゴールヴ)を新生させる。

 

超新星(メタルノヴァ)――真なる黄昏、英霊集う父狼の館(フヴェズルング・ヴィーンゴールヴ)

 

 アースガルズを導くべく、悪神は英霊を束ねて此処に新生の時を迎えた。

 




 と、こんな感じでいろいろと出しながら情報を明かしていってます。






 まずヴァーリの亜種禁手である覇なす白龍の戦装飾(ヴァニシングメイル・クルーズドライブ)の種明かし。

 これは「敵の力を半減させて、その分自分を強化する」という特性を「力の吸収」というとらえ方をした亜種禁手です。
 つまりヴァーリ・()()()()()という絶大な魔力を持つ存在から魔力をもらうことで、性能を強化するという点。

 覇龍に比べれば性能は劣りますが、注ぎ込む量を調節することで強化するため、出力の増減が容易なのがミソ。人造惑星が星辰奏者を超えるアドバンテージの一つである「出力の調整ができる」と同じアドバンテージが、覇龍とは異なる点ですね。
 なので出力を調整することで消耗も調整できるため、メリハリをつけることで消耗を減らすことが可能で、それをスムーズにできるため、通常禁手と覇龍で戦うよりは運用面で優れています。
 極覇龍の安定した運用が可能になればお役御免になりそうな亜種禁手ですので、たとえるならイッセーの三叉成駒に近いポジションといえるでしょう。
 ちなみにイッセーの三叉成駒は不遇ポジションと認識しているため、真女王に慣れても使い分けができる独自形態を出すことがグレン×グレンの基本パターン。意識しての切り替えもありますし、さらなる亜種禁手に至らせることも考えております。





 そして続いて出るのは大王派の伏札。

 D-スピアに続いて登場したDF、対神仏用のDFです。

 フロンズ達の今後の展開や性格からいって、降ってわいた和平がなければ対神仏兵器の開発は確実にやる奴なので、こうしてDFの形で出させていただきました。今は量産試作型ですが、後程問題点をつぶしたより優秀な正規量産型も開発します。最も出せる機会があるならアザゼル杯編に入ってからですので、間違いなく二部という形になるでしょうけど。

 そしてまあ、ちょっとだけマルガレーテの内面も明かされました。

 もともと地金がスローライファーかつ責任感の強いマルガレーテですが、ここまでこじらせたのにはそれなりの来歴もあります。
 だからこそヴァーリとの相性はかなり悪い。彼女も今後パワーアップさせる予定なので、ヴァーリとの第二ラウンドを期待して待っていただきたい。(大まかな方向性は決定済み)





 そんなこんなの怒涛の攻めを受け、ロキも星辰光を発動させます。

 昔原作キャラで星辰奏者になる奴の予想をアンケートでやりましたが、実はあの時点でやる気満々だったのは、ディオドラ・ロキ・エルメンヒルデでした。

 原作キャラを強化するにしても、パワーバランスの調整も兼ねているところがあったもので。そういう意味では禍の団とは別口で強化手段を考慮する必要のあるロキは確定で、ロキ以外の元から強者な者たちは、基本的にあまり考えてませんでした。

 ……ことストラーダは反則急に強いので、むしろ強化を入れない有力候補だったもので、まさかぶっちぎりトップになるとは意外でしたね。

 ちなみにフヴェズルングとは狼の父を意味するロキの別称だそうです。なのでアースガルズの主導権をオーディンぶっ殺して握ろうとしているロキの行動に合わせて、北欧神話におけるエインヘリヤルが住まうとかいうヴィーンゴールヴを新たに作るぐらいの気概で、こんな感じに。

 
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