好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
今回はバトルに限定されますが、あとちょっとで……ヤツがくるぜぇ……っ
あと英雄派(曹操側)のテコ入れにてこずっているのが現状。
基本的に僕鯖などを参考に探していますが、なんていうか戦乱が多い時代なら当然のように「戦果を挙げて成り上がってやるぜヒャッハー!」系がいてもいいかと思ったけどなかなかいいのが見つからないっす。
今度活動報告で募集するかもしれないので、今のうちに考えておくとおもろいかもよ?
祐斗Side
……攻撃そのものが爆発した。
僕達がそう錯覚するような現象に、僕達は吹き飛ばされかける。
そして同時に、幸香はすぐに追撃の体制すらとっていた。
両手に構えるのは長い銃身の銃……いや、もはや砲だった。
口径は推定して30mm近い。それを近距離から正確に狙いをつけている。射撃制度以上に早撃ちの技法だ。今の状況では対応しきれない。
これは、まずい―
「させません!」
―そこに大量の魔法攻撃が放たれて、幸香はそれを迎撃する。
おかげで何とか回避できる状況に持ち込めた。
そして舞い降りるのは、北欧の鎧を身に纏った銀髪の女性。
オーディン様のお付きのロスヴァイセさんだ。
主神のお付きに選ばれるだけのことはある。最上級悪魔が相手でも食い下がれるだろうその力は、彼女がまごうことなき才媛であることの証明だ。
そして、そんな彼女が作り出したこの空白を生かせないグレモリー眷属じゃない。
「雷光よ!」
放たれる朱乃さんの雷光を、幸香は花弁で防御しつつ距離をとる。
無意味に距離を詰めすぎるような真似はしない。時に大胆に動きつつも、同時に彼女は勝利を掴み取る為にそういった戦術を弁えるだけの知恵があった。
勝利を掴む為に全力でぶつかり、そしてどうすれば勝利を掴めるか考える。
灼熱のような渇望を掴み取る為に、冷徹なまでに道筋を想定する。それがあの女の在り方なのだろう。
「大丈夫ですか皆さん! っていうか、あれが英雄派のサブリーダーかつ独立部隊の長ですか……!」
ロスヴァイセさんは魔法陣をいくつも展開させながら、警戒の色を濃くする。
ああ、気持ちはとても分かる。
そして何より、彼女は間違いなく難敵だ。
「……ブローニング、ね。つまり、ヒマリのボーイングイーグルと似た名付け方ということね」
リアス部長も悟っているようだ。
ああ、そういうことなのだろう。ある意味で厄介な能力だ。
ヒマリさんのボーイングイーグルは、飛行系の能力であると同時に、名称が独特なものだ。
ジャンボジェット機で有名だけど、軍用機においても規模が大きいボーイング社に由来するのだろう。F-15イーグル戦闘機も扱っており、飛行能力を与えるプログライズキーのネーミングとして洒落たセンスといえる。
そしてブローニングクロウも同様のネーミングセンスだ。
銃器メーカー、ブローニング社。拳銃だけでなく自動小銃や重機関銃までも製造しているその名称を使っている理由は、今までの戦いで漸く分かった。
すなわち武装製造能力。飛行能力以上に多種多様な武装を作り上げる、そんなプログライズキーだということだ。
幸香の爆薬製造能力と言ってもいい星辰光と相性がいいだろう。もっとも作れる武装は比較的単純なものに限られるようで、
とはいえ、十分すぎるほどの脅威になるだろう。
仮面ライダーとしての必殺技も、スラッシュライザーに追加の武装を上乗せしての強化斬撃に、蹴った対象に爆発物を付属させる効果といったところか。
本当に、これは厄介で強大な難敵だ。
「……ふむふむ。これは奪いがいがありそうだのぉ」
そう苦笑している幸香は、仮面越しに戦意を滾らせる。
背中に寒気が走ったのは、決して僕だけではないだろう。
彼女はいまだに全てを見せていない。それが分かる。
そしてそれ以上に、僕達が寒気を感じるのはその精神性だ。
彼女と相対すると、得体の知れない寒気を感じてしまう。
間違いなく警戒するべきだと認めながらも、決して相容れないと本能が直感的にそれを悟っている。そんな、不気味で意味不明な警戒心が沸き起こっている。
そしてそんなものを放つ彼女は、その視線を朱乃さんに向けた。
「だからこそ、気まぐれに忠告してやろう、雷光を操る巫女よ」
「……あらあら。敵に忠告とは余裕ですわね?」
ピリピリした雰囲気でかえす朱乃さんに、幸香は―
「―親に対して、もっと素直に好意を示したらどうだ?」
―最大級の爆弾を叩き込んだ。
Other Side
ロキは戦況の変化に軽く舌打ちをしたい気分になっていた。
「……アヴェンジャー。お前は何時出れるか?」
―もうちょっと待って、マスター。ピエールの狗が思った以上に手強くて―
その念話も問題だが、何より面倒なのは敵の増援だ。
現れた大型の兵器が動き始めた瞬間、禍の団以外の勢力の動きが目に見えて遅くなった。
これは雰囲気とか精神的なものではなく、物理的なものだ。
そして遅くなった集団の周囲に大型の爆弾が出現し、爆圧による圧殺を仕掛けてくる。
これにより、間違いなく自分達の優勢は削れて言っている。
そして何より―
「思った以上にしぶといな。カミナキではまだ足りないのを含めても、異様な強さだ」
―そう冷静に返す敵を、捉え切れてないということだ。
とはいえその理由も大体分かってはいる。
STEALTHのアビリティを持つ、
おそらくは偵察・潜入・工作・暗殺といった能力を重視したプログライズキーなのだろう。必然的に、さっきからこちらの認識を掻い潜りながらのカミナキでの攻撃に終始している。
煙幕・音響・閃光といった各種特殊グレネードを中心に、更に周囲の環境に合わせた特殊なマントを生成して発見されにくくしている。ならばと呼び出したマギア部隊が発見できずに撃破されていることから見て、電波や熱源といったサーチ能力対策もされていると見える。
『ハインディングレイン!』
そしてまた一機のエインヘリヤルマギアが両断される。
そして想像以上に大きな爆発を見せた瞬間、さっきが自分に向けられる。
「甘い!」
攻撃をもってしてカミナキの斬撃を弾き飛ばし、ロキは苛立ち紛れに範囲攻撃を振るう。
「その程度で我に亡き者にすることも泣きを見せることもできると思っていたのか! 神無き世を切り開く刀が、聞いて呆れる!」
そう、ロキは既に妖刀の名の由来すら悟っていた。
神亡き、神泣き、神無き。そういった二重三重の意味を込めた、対神装備としての刀。それがあの刀につけられた銘の由来だろう。
そう、多くのことを悟っている。
あの大型兵器は、サリュートの設計を参考にして研究された星辰体運用兵器であり、対軍勢を主眼として開発されている。
事実、その推測は当たっている。
Δサリュート・ブラストを銘打たれたあの星辰体運用兵器は、テロリストという数で劣る側の打開策としての機能が盛り込まれ、多数の敵を制圧する為の人工神器と同調する人造惑星だ。
大型化によって出力を高め、更に空間干渉と爆発物創造の合わせ技により、逃げにくくした状態で広範囲攻撃による有象無象の殲滅を可能としている。
一対多数を徹底的に突き詰めた、戦争用の星辰体運用兵器。脅威でないはずがない。
Δサリュート・ブラスト
☆
基準値:A
発動値:AA
収束性:D
拡散性:AAA
操縦性:B
付属性:D
維持性:B
干渉性:A
サリュートやサリュートⅡとは全く異なる性能は、大型化によって何とか捻り出したものだ。
その分のディスアドバンテージが少なからず存在することは事実だが、運用を対軍勢に徹底させることで十分対応できるだろう。
コストパフォーマンスが大型化によって劣悪ゆえに限界はあるが、今後も禍の団は脅威となり続けることの証明ともいえる。
……それもまた、ロキを苛立たせる。
その苛立ちを発散する為にもと、ロキはブレイを挑発する。
「逃げ隠れして、ろくに殺せない攻撃でちくちくつついて貴様は満足か! 嘆かわしいぞ、小僧!」
そんな挑発に対して、しかしブレイは反応しない。
何故ならば―
「最初から分かっていたからな。今の俺が鍛えた得物では、貴様レベルの神は流石に無理だ」
―そんなことは重々承知だからだ。
ロキもその言葉を聞いて、当然のように理解する。
そもそもブレイに、ロキを殺す気などない。
ロキという神々の中でも有数の存在を相手取ることで、自身が作り上げた妖刀がどれだけ通用するのかの生きたデータをとる。それがこの戦いの目的なのだ。
だからこそ、ロキは苛立つ。
自分を、北欧の神を、悪神ロキを、そんなことに使わせるのが腹立たしい。
故に―
「遊びは終わりだ、小僧っ!」
―遠慮は一切ない。
どれだけステルス性に特化しかく乱しようと、限界は当然存在する。
ロキとて愚かではない。数十を超える探知の為の魔法を、気の感知といった手法ではなく音波・熱源・X線・電波などを感知する魔法まで作り出して運用することで、一の当たりはつけている。
そしてそこまで分かれば問題ない。
「……見つけたぞ」
大まかな位置を算出すれば、後はもう十分だ。
地形すら変えうる力を込めた魔法の多重砲撃で、まとめて吹き飛ばせばいいだけのこと。
そしてそれを躊躇なく放ち―
「情けないわね、神様も」
―更なる乱入者により、その目論みすらしのがれる。
瞬時に現れた氷の群れが、魔法にぶつかったと思った途端に連鎖的に爆発する。
それによって威力を殺され、そして素早くブレイはその乱入者の元に駆け寄った。
「すまん、助かった」
そういうブレイが駆け寄ったのは、アーネ・シャムハト・ガルアルエル。
シュメール神話に登場する聖娼―宗教的娼婦とでもいうべき存在―にあやかったセカンドネームを持つその女は、蠱惑的な笑みを浮かべながらそんなブレイの肩に手を置いた。
「―大丈夫。あなたの刀は確かにロキに傷をつけた。それだけでも十分すぎる成果だし、そこから延ばせば主神にも届くようになるわ」
そう微笑んでから、今度は嘲笑をロキに向ける。
「愚かなものね! 神と言っても所詮はその程度、私達後継私掠船団ならば、いずれの前置き付きで必ず勝てる程度なのかしら!」
そう、分かり易すぎて逆に小気味いいぐらい、敵として倒したくなる態度をとってくれる。
……その瞬時な雰囲気を見て、ロキは逆に嘲笑いたくなった。
「……ふん。相手に媚びるのが上手いようだが、その品の無さで
ロキからすれば、彼女の在り方の本質に気づいたが故の嘲笑だが、アーネはクスリと笑いながら悠然とした態度を崩さない。
「……あら、そうかしら?」
その態度は、彼女が自分に自信があるからだと分かる。
だからこそ、ロキは挑発も兼ねて更に追撃を仕掛ける。
「貴様如きがシャムハトのようになれると? 本気で思っているのか?」
お前には無理だ。そう言外に言いきった返答は―
「あら、違うわよ?」
―その予想外の答えに切って捨てられた。
「……ほぅ?」
逆に興味深くなり、ロキはあえて反論を促す。
それに対し、アーネはむしろ胸を張った。
「私はシャムハトの血が流れている。だけどシャムハトになるんじゃないし、真似るんじゃない。……シャムハトを超えるの」
それは、彼女の真っ向からの矜持だった。
「シャムハトは七日七夜をかけてエンキドゥを成長させた。……だから私はそれ以上を目指す」
それこそが
後継者とは、断じて猿真似ではない。そしてただの後追いではない。
むしろその逆。先達に追いつき追い越す。すなわち先達以上の存在となる。
そう、それはブレイを見ればある意味で分かるだろう。
ブレイは正宗にあやかっているが、決して彼の子孫ではないし、正宗になりたいのでも真似したいのでもない。
それは彼の宣言を思い返せば、分かることもあり得るだろう。
彼は五郎入道正宗を名乗るのではなく、六郎入道になると告げる。それは、五郎入道政宗のその先を目指すという意思表示。
故に、彼女が目指すはシャムハトにあらず。
「……
その高らかな宣言と共に、ロキを囲むは十五人の戦士。
静かな強い戦意を秘めた、その戦士達は瞬時に動いた。
「
「
「
その瞬間、三種五人ずつの全く同じ星辰光が、ロキを氷塊によって攻撃する。
「なんだと?」
その攻撃はロキを一時的に足止めするだけだが、彼らにとってはそれで充分。
また、ロキにとってはあまりに驚愕に値するその事態に、彼は明確な隙を見せてしまっていた。
しかし無理もないだろう。彼らはそれぞれが全く同じ星辰光を運用している。
本来個人個人で全く異なる異能を発現するのが星辰光。デビルレイダーや完全人造魔星でもない限りあり得ない真似を、彼らはそれらを使用することなく発動しているのだ。
そしてその光景を感動の表情で見守りながら、アーネはロキに胸を張る。
「幾人もの傑物達による総軍。そう、私はシャムハトの上を行くの……っ!」
そう告げたその瞬間、アーネ達の姿が掻き消えた。
それに困惑するのは一瞬。
そして幻術によるものと悟るのも一瞬。
それをなせる者がいることを、苦しめられたにも関わらず忘れていた。それによる恥辱と憤怒に我を忘れたのも一瞬。
だが、それであまりにも十分すぎた。
「吹きすさべ―
その瞬間、大量の氷の戦士達が出現してロキに襲い掛かる。
少なく見ともっても数百を超えるその軍勢に、ロキは躊躇することなく砲撃を放つ。
だが止まらない。正確には、砕いてもすぐに新たに表れて切りかかる。
それによって、ロキは文字通り数に押されて縫い留められる。
そして、次は灼熱を見た。
「さ~ぁ。それじゃあミニマム版のラグナロクを始めようか?」
遠く離れたところで、ホグニがカバーする形でローゲが嘲笑を浮かべていた。
その胸元から零れる炎に、ロキは戦慄すら覚える。
そう、伝承によってロキと同一視させる形で封じられたローゲは、故にこそそれに準じた宝具を持つ。
神々の黄昏とその終焉の基点となるようサガに記されたローゲだからこそ放てる、神殺しの宝具。
すなわち―
「焼き尽くせ―
その対神宝具が、ロキを包み込んだ。
そんな感じでどこも激闘です。
とりあえずΔサリュート・ブラストの星辰光となります。
Δサリュート・ブラスト
☆
基準値:A
発動値:AA
収束性:D
拡散性:AAA
操縦性:B
付属性:D
維持性:B
干渉性:A
大型人工神器運用能力・制圧型。単独機で数十数百の敵を同時に制圧、可能ならば殲滅することを目的として開発されたモデル。
同調する内蔵人工神器は空間干渉と爆発物創造系。広い範囲にいる敵部隊にまとめて干渉して動きを阻害し、敵集団をまとめて攻撃できる複数個所に爆発物を創造して圧殺するのが基本戦術。榴弾も爆圧重視のサーモバリックから装甲破砕を踏まえた破片榴弾、相手が生物であることを踏まえた燃料気化弾頭と自由自在。これにより最上級悪魔にすらある程度通用させる余地が存在する。
反面、面と範囲に特化した性質とそもそもの能力ゆえに、質と深度にはどうしても劣る。こと山すら一撃で吹き飛ばす攻撃を何度も放ちうる最上級悪魔クラス相手では、よくてある程度が限界であり、一対一で戦えば短時間の遅滞戦術が精いっぱいになる。
★詠唱
創生せよ、天に描いた守護星を―――我らは鋼の流れ星。
敵軍勢確認により、これより星辰体兵装の本格駆動開始を決定。
星辰体感応出力及び、搭乗者との同調を最大出力に変更。これより最終調整に入る。
MSレベルのサイズの人型機動兵器として開発された、さらなる人造惑星です。
感想でも指摘されたけど、そろそろ神の子を見張る者でも作った方がいいな。いい加減考えるか。
そしてサーヴァントステータスを要望されていたマルガレーテのステータス、完成しているのでとりあえずここに乗せておきます。
〇マルガレーテ・ゼプル
【クラス】バーサーカー
【性別】女
【身長・体重】
【属性】秩序・中庸
【ステータス】
筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:EX
バーサーカーはバーサーカーでありながら、理性を持ちマスターと会話を行うことが可能。スキルの性質もあり魔力消費も低く、令呪も普通を通り越して非常に強い拘束力を発揮する。
……ただし、バーサーカーは「能力・選択に応じた義務・責任を果たす」ということを順守しており、その性質が狂化とかみ合ったことで、理性の消失を抑え込んでいるに過ぎない。
必然、そのバランスが崩壊すればあり得ない惨劇が巻き起こるほどに、彼女はやはり狂戦士として呼ばれたサーヴァントなのである。
【保有スキル】
悪魔祓い:B
悪魔を打倒するための戦闘技術を持っていることを現すスキル。
悪魔に類する存在との戦闘において、高いアドバンテージを発揮する。
糞山の王:A
魔王ベルゼブブに由来する悪魔の因子を覚醒させたことに由来するスキル。
蠅を模した魔力による軍勢制圧などを可能にする。半面光に対する脆弱性などがあり、完全なプラススキルではない。
鋼鉄の決意:EX
「能力・選択に応じた義務・責任を果たす」ということに対する強い順守の決意に由来するスキル。
このスキルによりサーヴァントが従う「べき」契約の証である令呪の効果が大きくブーストされ、マスターの指示に従う際に魔力消費が大きく削減されるなどのボーナスが発生する。
本来は冷静沈着などの複合スキルだが、本質にずれがあるため規格外となり性質も異なる。
スローライファー:A++
のどかな生活を送ることに対する強い願望。
カリスマといった威光の類に類するスキルの影響を同ランクまで無効化することが可能。本来その精神性は聖杯戦争や戦闘には向いていないが、それ以上に強大な鋼鉄の決意によって補われている。
【宝具】
対界宝具 ランクA++ レンジ:1~99 最大補足:自分自身
マルガレーテが保有する異能、神器四種を組み合わせて至った禁手。その性質上、ほかの神器が統合されている。
四種の神器を複合させて至ったその力は、己を聖と魔の矛盾融合により強化した聖魔人へと変貌させる氷樹の創生。これにより周辺世界そのものが彼女を聖魔人へと変化させる空間となるため、種別は対界宝具。
欠点として氷樹をすべて破壊されると宝具の効果が失われる。だが氷樹は一つ一つがB+ランクの魔獣といった宝具に匹敵する力を宿しており、バーサーカーと戦いながら自衛するこれらを破壊することは困難極まりない。