好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
さて、乳神の加護によって叩き込むことに成功したミョルニルレプリカ。
ですが我が作品、ミョルニルレプリカの一発かましただけでロキを打倒したことはほぼないんですよねぇ。
そもそも別の強敵に使うなり、ロキまでミョルニルレプリカを作っててそっちをぶっ壊して終了だったり、叩き込んで倒したのは倒したけどそれまでに何度もたたき合いになってたり。
で、今回はどうなるかについての話になります。
イッセーSide
よし! ミョルニルはもろに入った!
そしてミョルニルも重くなった!
『乳龍帝よ。貴方に宿る素晴らしいしおっぱいによって加護は想像以上に与えられましたが、それでももはや残滓のみです。決して油断してはいけませんよ……』
そんな声が聞こえたと思ったら、気配が消えた。
乳神とおっぱいの精霊か。俺が言うことでもないけど、なんだったんだあれ。
軽く引き気味だけど、だけど頼りになったのは本当だしな。ありがとう。
『イッセー。私はちょっと、もう帰って寝たいです。これはもうセクハラです』
シャルロットは本当にごめんな。訳が分からなさ過ぎて、頭痛いよな。
俺も正直訳が分からないよ。まさか異世界の神様が、俺のおっぱい好きに目をつけて接触してくるなんて思ってもいなかった。
っていうか異世界って本当にあったんだ。タンニーンのおっさんも驚いてたし、未知の事例ってやつなのか?
『そうだな。神話伝承に記されていない世界など、はっきり言って前代未聞だ。……それが、おっぱいかぁ……』
ドライグはとても疲れてるようだ。俺も相棒として、そっとしておきたい。
……だけど、ロキはこれで倒せたのか?
『分からんな。だが、流石に戦闘には大きな悪影響を受けているだろうが……』
ドライグがそういう中、煙が晴れる。
そこには、ロキが膝をついていた。
あの様子だと、かなりダメージが入っているだろう。変身も解けてるどころか、腰のドライバーが壊れている。
どうやら、ミョルニルレプリカの一撃はかなり効いているみたいだ。
「聖書の神め。何故神すら滅ぼす力を人に与えたのだ……っ」
ロキはそう唸っているけど、あの様子だとダメージが本当に入ってるみたいだ。
なら、ここで遠慮をするわけにはいかねえなぁ!
「これで終わりだ、ロキ!」
俺は拳を握り締めて、ロキに突撃する。
プランTやリーネスの策を待っている必要もないし、倒せるなら倒しておくさ。
覚悟しやがれ、ロキー
「あら、そうはいかないわ」
その瞬間、紫の炎が俺を吹き飛ばした。
こ、この炎は……っ!
「無事、マスター?」
アヴェンジャー、ジャンヌ・ダルク!?
そんな!? あいつはクロードさんが抑えてたはずじゃ!?
俺が面食らっていると、アヴェンジャーは肩をすくめながらこっちを見た。
「じゃ、次はあんた達になるのかしら?」
まじかよ!
俺がクロードさんがただで済んでない可能性を悟って震えていると、ロキは静かに苦笑しながら二の腕に手を当てる。
「流石に肝が冷えた。何より戦力も疲弊している……ゆえに」
その瞬間、ロキの二の腕とジャンヌ・ダルクから凄まじいオーラの奔流を感じた。
「―我が英霊に令呪をもって命じる。聖杯によって、
……っ!
令呪。マスターがサーヴァントに強制的に命令を利かせるとかいう、三画の刻印。
俺の右手にも刻まれているそれを、ロキがジャンヌ・ダルクに使用したのか!?
それも、聖杯を持っているサーヴァントに心身の回復をって―
『『『『『『『『『『……グォオオオオオオオオッ!』』』』』』』』』』』
その瞬間、フェンリスヴォルフレイダーとヨルムンガルドレイダーが、文字通り完全に回復した。
その勢いのまま俺達を含めた敵に猛攻を仕掛けてやがる。匙が黒炎で仕掛けるけど、ヨルムンガルドレイダーが更に五体も現れて、匙一人を抑え込みにかかりやがった。
っていうかまだヨルムンガルドレイダーはいたのかよ!? この状況下で出すとか、切り札か何かか!?
くそったれ! でもロキが変身できないなら、チャンスはある!!
俺は気合を入れ直してロキを睨み―
『アスガルドライバー!』
―は?
目が点になった。頭の中が真っ白になった。
いや、ちょっと、おかしいだろ。
なんで、神具アスガルドライバーが、ロキの腰に?
『Ragnarok』
「何を驚く? プログライズキー関連は純然たる科学技術の産物だぞ?」
ロキは俺をあざ笑いながら、プログライズキーを装填する。
「変身」
『アースライズ』
そして、ミョルニルレプリカが成果を上げた、破壊したはずの仮面ライダーがまた姿を現す。
『ヴァナルガンドウルフ! I'm Providence』
「科学とはすなわち法則の発見とその再現。我が変身することが前提であるとはいえ、科学の産物なら増産はできるし予備を用意してこそだとも」
完全復活した仮面ライダーヴァナルガンドが、俺達の前に立ち塞がった。
「少々想定外の事態はあったが、保険を掛けたかいはあった。……さて、覚悟はいいか?」
「……上等だ」
俺も覚悟を決め直す。
逆転されてやばくなって、俺は一つの策を思いついた。
Other Side
兵藤一誠は、左腕のアスカロンに全力で力を譲渡する。
同時にミョルニルレプリカを小さくしてしまいながら、腰を深く落とした。
「……どうするの、マスター」
「任せてもらおう。一矢報いたその成果に敬意を表し、我が自ら引導を渡してくれる」
アヴェンジャーをとどめ、ロキは一歩前に出る。
『Ragnarok』
双方が腕を構え、力を籠め。
「……っ」
『――っ』
その小さな言葉が、誰にも聞こえることなく会話として交わされた瞬間。
『Transfer!』
赤龍帝の力を聖剣に込めた一撃が飛び―
『ヴァナルガンドディストラクション!』
ヴ
ァ
ナ
ル
ガ
ン
ド
ディ ス ト ラ ク シ ョ ン
「神滅具保有者として凄まじく、また不思議がいっぱいで興味深い。……だが、我を倒すには一歩届かんよ」
真っ向から、悪神は兵藤一誠を打倒した。
和地Side
くそったれ!
吹っ飛ばされたイッセーには、カバーとしてアーシアとゼノヴィアがイリナを連れて向かってる。
だが、この状況はまずい。
「そんな、イッセーが……」
「イッセー君! く……っ」
リアス部長はもちろん、木場も動揺している。
というか、オカ研メンバーは全員割と動揺している。
当然といや当然だ。はっきり言ってイッセーは、オカ研メンバーの精神的支柱と言ってもいい。
俺だってかなり動揺してる。正直士気の面でかなりやばい。
「上等ですの! イッセーをボコったお礼参りですわ!」
そんな、ヒマリの声に俺は我に返る。
「同感。殺し殺されが戦場と言っても、意趣返しぐらいはさせてもらうよ」
ヒツギが並び立っているのを見て、尚更気を取り直す。
ああ、そうだな。俺達はこんなところでやられてやるわけにはいかない。
イッセーだって死んでない。鎧は解除されているが、アーシア達の反応から見て死んでいるわけじゃない。
なら、ロキを打倒すれば勝ちの目はある。
……まあ、どうやって勝てばいいのかが不安なんだが。
「ノア! プランTはあとどれぐらいかかるの!」
部長も気を取り直したのか、ノア氏に通信を送っている。
さて、どうやってしのげばいい?
そう思った時、今度はこっち側の増援がきた。
「……すいません、突破されました!」
「そしてお待たせ! 参戦するわよ!」
その言葉とともに、ボロボロになっているクロードさんを連れながら、リヴァ先生がこっちに駆けつけてきた。
「先生! 大丈夫なのかよ!!」
全体の支援に回ってたんじゃなかったのか!?
俺がその辺りを言外に込めると、リヴァ先生はアスガルドライバーを着けながらサムズアップする。
「大丈夫! ちょっと地脈のバランスがあれだったから手間取ったけど、後はもうオートで行けるから!」
「……なるほど。やはり事前に地脈に手を駆けられていては無理があったか」
ホグニがなんか言ってるけど、あいつも地脈を利用する手段を持ってたのか?
いや、今はそこを考察している余裕がない。
俺は周囲を警戒しながら、二人の様子を確認する。
クロードさんはボロボロだ。死んでないのが不思議なぐらいで、気力で強引に立っていると言ってもいい。
アーシアが遠距離回復をかけてくれているけど、体力の消耗が激しすぎる。
「……っ、う……」
あと何故か鶴羽の調子が悪い。
こっちもこっちで不安要素だな。というより、さっきからなんでこんな頻発しているんだ。
そしてリヴァ先生の方だけど、こっちは不幸中の幸いか、体力は消耗しているけど負傷はほぼない。
そしてアスガルドライバーを装着して、何時でも変身できる体制に入っている。
「大丈夫なのか、先生?」
「もちろん。確認の為の変身はしているから―」
『Oden!』
プログライズキーを構えつつ、リヴァ先生は真っ直ぐにロキを見据えた。
「ここからは私も戦うわよ!」
『アースライズ』
そして素早くプログライズキーを装着し―
その絶大な力の奔流が、リヴァ先生を焼いた。
「あ……うぁあああああああっ!?」
「先生!?」
なんだ一体!?
くそったれ! 仕込みは確認したんじゃないのかよ!?
「手の込んだ仕様にしておいてよかったようだ。よもや既にレベル4に到達できていたとはな」
ロキの感心した言い草に、俺は速攻でショットライザーをぶっ放した。
野郎の仕込みか! なら、強引にでも!
そう思った瞬間、むしろロキが接近していた。
まずい。狙いはリヴァ先生か!
咄嗟に割って入るが、ロキの攻撃はサルヴェイティングドッグの装甲をやすやす砕く。
ちぃ! 集団戦を考えてディフェンディングタートルにしなかったのが裏目に出た!
それでも強引に組み付いて、俺はリヴァ先生に近づけさせない。
「てめえ! リヴァ先生に何をしやがった!」
「何もしていないし、トラップというほどでもない。あれはスキルヴィングゴッドプログライズキーの仕様だよ」
なんだと?
「スキルヴィングゴッドプログライズキーは、使用者の成長に合わせてより強大化したアップグレードが行われる。ただしオーディンが愚行を犯した時の為、あえて本来に比べれば微々たる成長速度にしかならないようにしていたが、各種制御を解除された場合は、反動抑制すら解除されて一気にレベルが上がるようにしていたのだよ」
つまり、急激な成長に体が耐えられてない!?
「レベル1から2に一気に跳ね上がるだけでも悶絶するだろうに、レベル4にまで成長させていたとはな。……ショック死していないことを褒めてやるべきだろう」
「この邪神が!」
『SAVE!』
俺はかなり頭にきて、即座に必殺技を駆動する。
『サルヴェイティングブラストフィーバー!』
ゼロ距離からの必殺技を叩き込む。
……が、一切通用していない。
冗談だろ。どれだけ性能差があるんだよ。
そう思った瞬間、ロキが右腕で俺の顔面を掴む。
それだけじゃない。頭に血が上っていて気が付かなかったが、一気に復活したロキの軍勢が圧倒する状況下にすらなっている。
くそ、消耗が激しすぎた。この急回復は、抑えきれない。
「では、まずは貴様から殺すとしよう。確実に減らせられる好機は逃さないようにせんとな」
………っ!
ここまでだってのか?
ふざけるな。ふざけていいわけがない。
だって、今後ろでリヴァ先生が苦しんでいる。
恩師を、それも俺に告白同然のことを言ってくれた人が、今まさに苦しんでいる。
そんなときに、先に死ぬってのか……?
「死んで……たまるかぁあああああああっ!!!」
「いや、死にたまえ」
『ヴァナルガンド―』
「させないわよ!」
『ハウリングディストピア!』
『―ディストラクション!』
今回どうなったか:仮面ライダーとしてのロキは倒したけど、1UPがあったので元通りに。
ゼロワン系の仮面ライダーって完全に科学技術の産物なので、こういう予備ユニットっていうのは理論上あり得ると思いいたりまして。某ジャンプ漫画でも「法則」を科学と定義している肝心なので、予備があってもいいかなぁと。
そしてそんなロキがリヴァを警戒していないはずがなく、現在大ダメージ。
自分の切り札を敵になりそうなやつに使わせるのに罠を仕掛けていないはずがなく、感づいた側がテストしていても見抜けないような仕様上の欠点を作ることで盲点としました。
そして和地の大ピンチを救うヒーロー、カズヒ・シチャースチエここに到着。
この章ではカズヒの隠し玉(ディオドラの眷属を一人でノシた奴)を見せます。全身となる作品において設計しながら、そこまで続かずずっと出す機会を待ち望んでいた奴を、今回は確実に出せるぜ!
……出して満足して燃え尽きないか、ちょっと不安だぜ!