好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・推薦を欲し、評価が上方修正されてちょっとテンションが上がっているグレン×グレンです~!





 今回は宴の第二弾となっております! 和地関連が主体となりますね。


神威動乱編 第四十九話

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ふぅ~。

 

 ちょっと大健闘したってことでもみくちゃになったりしたけど、何とか落ち着いた。

 

 俺は宴で静かな方に移動してから、ちょうど空いてた焚き火のところに座ると息をついた。

 

 いや本当に、今日は大変というか死ぬかと思った。

 

 コカビエルさんがあほやった件からこっち、月一から数週間程度の単位で難敵と暴れる羽目になりまくってるからなぁ。

 

 最上級のそのまた最上級なコカビエルさんから始まり、魔王の血と神滅具のコラボなヴァーリが連れ込んだテロリストで、更にテロリストと何度かやりあったと思ったら、魔王血族が三人も。

 

 そして今日は神様だしなぁ。よくもまあ、ここまでインフレが続いているもんだよ。

 

 ……はぁ~。疲れたぁ。

 

「……もうちょっと食べ物貰ってくるべきだったな。取ってくるか」

 

 食べ物とかをゲットするのを忘れてたから、なんかおなかがすいてきた。

 

 だから立ち上がろうと思ったら、串に刺さったバーベキューが一本差し出される。

 

 見れば、そこにはインガ姉ちゃんが。

 

「お疲れ、和地君」

 

 そう言いながら隣に座ったインガ姉ちゃんは、間に食べ物が結構乗ったトレイを置いた。

 

 っていうか、飲み物もしっかり用意してあるな。俺が離れてることに気づいて探してくれたのか。

 

「……ありがとう、インガ姉ちゃん」

 

「どういたしまして。でも、私もちょっとはしゃぎたかったら、お互いさまってことでいいかな?」

 

 そう言いながらインガ姉ちゃんは、さらりとビール缶を取り出していた。

 

 ……そういえばインガ姉ちゃん、年齢的には既に二十超えてるな。お酒飲めるな。

 

「……ふぅ~。お酒飲む機会があまりないし、高いビールだったから貰ってきちゃった。……好きな人と一緒に晩酌できるから、今回連れ出されて役得かな?」

 

 あ~。確かに夜も割と遅くなる業務をやっていると、お酒を飲む機会って中々ないしなぁ。そもそもある意味だと懲罰にも近いし、そう簡単には飲めないか。

 

 俺は納得すると、肩が触れるぐらいにインガ姉ちゃんに近づいた。

 

 お、顔を赤くしているのが可愛い。

 

「インガ姉ちゃんには助けてもらったからな。ま、これぐらいの役得は追加でいいだろ」

 

「……むぅ。和地君って天然でたらしだよね」

 

 そう返されるけど、意識してるから天然じゃないと言いたい。

 

 第一、それは俺よりもっと上がいるだろ。

 

「イッセーには負ける」

 

「確かに」

 

 ふとお互いに噴き出すと、なんとなく肩を寄せ合った。

 

 ……うん、なんていうか気分がいい。

 

 俺はそんな気持ちを噛み締めていると、インガ姉ちゃんは何かに気づいたのかこっちをまじまじと見つめてきた。

 

 なんだ? 特に心当たりはないんだけど。

 

「でもいいの? カズヒさんとかリヴァさんと一緒にいた方がいいんじゃない?」

 

 あ~、そういうことか。

 

 確かに俺はカズヒ姉さんが一番好きだと断言できてしまう。ついでに言うと、流れ的にリヴァ先生と一緒にいるべきところもあるかもしれない。

 

 俺もその辺は分かっていたんだけど……ね?

 

「しっかり宴を愉しんできなさいと言われてしまった。医務室に居られるよりそっちの方がいろんな意味でいいってさ」

 

「……あ~。そういえば、あの二人はドクターストップがかかったんだっけ」

 

 遠い目をしながらインガ姉ちゃんが納得してくれた。

 

 カズヒ姉さんもリヴァ先生も、消耗が激しかったらしく、二人揃ってあの後ぶっ倒れた。

 

 ドクターストップがかかって、今は衛生班のブースに叩き込まれている。

 

 俺も最初は寄り添うつもりだったけど、二人にそう言われてこうして宴に参加している。二人がかりだったので押し切られた。

 

 ……まぁ、宴に参加しないでいるのもそれはそれで、付き添われている側も気を遣うのだろう。

 

 正直に言えばとても気になる。だけど二人がそ言ううのなら、よほどのことがない限りは抑えるのも一種の礼儀だ。

 

 ちなみに鶴羽は行方不明。どこに行ったどこに。

 

 ま、そういうわけだから。

 

「……今ところはインガ姉ちゃん専用ってことで。お酌しようか?」

 

「缶ビールだよ? ……あ、でもコップに入れた方が美味しく飲めるって話もあったかも」

 

 なるほどなるほど。なら試しにしてみるってのも話のタネになるか。

 

 俺は缶を受け取ると、コップをインガ姉ちゃんに渡す。

 

「じゃ、まずは一杯」

 

「いただきます」

 

 そんな感じでお酌をしてから、俺もジュースを入れてもらったり。

 

 ……まぁ、そんな感じでほっこり過ごすことになったわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな医療ブースでは、意外と賑やかな雰囲気になっていた。

 

 フロンズ・フィーニクスは馬鹿ではない。衛生班の部署にもそれなりの準備を整えていた。

 

 フェニックスの涙こそ高騰している故揃えられなかったが、魔術回路持ちに大金を出して治癒・鎮痛・感染症予防の魔術薬を大量に準備しており、アーシア・アルジェントに報酬を用意したうえで協力を要請している。

 

 アーシアは報酬は辞退しようとしたが、フロンズはごり押しした。成果に見合った報酬を出さずにやりがいで搾取しないようにする為、善意の協力者であっても返礼をきちんと用意する政治的な判断だと理詰めで説き伏せた形になる。

 

 その為大半の者は体力の消耗などでどんちゃん騒ぎを止められた者だけだ。本当に重症の者はさっさと後方の医療施設に搬送されているので、元気は少なめだが宴ができないほどではない。

 

 その結果―

 

「……じゃ、酒はこの薬草酒だけだから我慢しろよー。一応カクテル的に割物は入れてるから、まあそんなまずくはねえだろ」

 

「本日の夕食はこちらになります。お代わりは一回までなのでご容赦ください」

 

 ―リーネスと当人から了承を得て、クックスやキュウタも駆り出された負傷者用の晩餐がしっかり振舞われていた。

 

「……あら、病人食なのに美味しい」

 

「味は薄めですが、事前にフロンズ殿が入念な下ごしらえをさせていたものを調理しました。病人向けの美食は講演会などで研鑽していましたが、いい経験でしたね」

 

 感心するカズヒに、クックスも戦慄交じりでそう応える。

 

 ぼろ儲けをかき集めようとせず、少しぐらい儲けが減ってでも全体利益を考慮する。そういったホワイト対応の方が、モチベーションを高め質のいい人員を集められると分かっているフロンズに隙はない。

 

 身命を賭して戦った名誉の負傷者だからこそ、そんな彼らをしっかりとねぎらってこそ、信頼と忠誠を得られるという判断から、それなりの私費を投じて「美味しい病人食」のレパートリーをお抱えの料理人達に習得させている。

 

 それを現地でクックス達が料理した為、十二分に美味かった。

 

「……うっし! この調子なら明日は筋肉痛程度だろ。ゆっくり休んどけよ」

 

「ありがとう。じゃ、今日はゆっくりベッドで休むとするわね」

 

 キュウタの検診を終えたリヴァも、病院食をスプーンで口に運ぶ。

 

 そして一口飲んで、目を見開いた。

 

「……本当に美味しい。いや、これ本当に美味しい」

 

「まったくだわ。感心するしかないわね」

 

 うんうんと頷いたカズヒは、クックスとキュウタがほかの部屋に向かったのを確認してから真っ直ぐにリヴァを見据える。

 

 その真剣な表情に対して、リヴァは微笑を崩さない。

 

 十数秒ほど視線を交わしてから、カズヒは肩の力を抜きながら切り出した。

 

「……和地のこと、今はどう思っているのかしら?」

 

「……本気の更に本気を引き出されちゃったかな」

 

 その返答に、カズヒは素直に微笑んだ。

 

 意外そうな表情を浮かべるリヴァに、カズヒは薬草酒を一口飲んでから自慢げな表情すら浮かべて見せる。

 

「私が男に求める条件を、見事に更に達成しているのだもの。いい男なのは認めるし、真剣に告白を受けるか考え始めているわ」

 

「凄いこと言うわね」

 

 そんな評価を受けるが、カズヒはむしろ平気な表情だった。

 

「……本妻の余裕? そんなことしてると、掠め取っちゃうかもね」

 

「別にそこはいいのよ。……いえ、違うわね」

 

 リヴァの牽制球に対して、カズヒはそう返す。

 

 お互いに病人食と薬草酒をたしなみながら、二人は腹の探り合いじみたことをしていた。

 

 リヴァとしては、和地が最も思いを寄せているカズヒがどんな女でそこに何があるのかを知りたい。

 

 カズヒとしては、和地を愛する女が問題ないかのちょっとした見定め程度だった。

 

 そして、共に死闘を乗り越えた仲として、八割がた大丈夫だと思っている。

 

 だから、カズヒ・シチャースチエはあえて己の腹を明かす。

 

「……年長者に甘えるわ。私は、臆病なのよ」

 

 少しずつ、明かしていこう。

 

 そう決めていたことを、()()()であり同じ男に思いを寄せるからこそ明かす。

 

「私の愛は重く、そして一瞬でも緩めば醜く歪む。実態はどうであれ、私は私の愛し方をそうだと定義している」

 

 静かに、カズヒは静かにそう告白した。

 

「だから、私は愛してくれる人に器の大きさを求めたい。同時に私は、最初から妾や愛人でいたいと、そんな風に逃げ腰なの」

 

 それが、カズヒが和地に課した最低条件の真相。

 

 来る者拒まず去る者作らず。それがカズヒが男に求める絶対条件。

 

 その真の意図を、カズヒはまず第一にリヴァに白状する。

 

「私は私以外もまとめて愛してくれる人でないと、きっとその愛を受け入れられない。そして私が愛を腐らせないだろう、そんな男でなければまた歪みそうで怖いのよ」

 

 嘘偽りない、カズヒ・シチャースチエの本音。

 

「……私は、自分だけを愛してくれる人と一緒になりたくない。生まれる前からそれだけは決意しているの」

 

「なるほど……ね」

 

 それを聞いて、リヴァは探るようにカズヒを少しの間見つめる。

 

「多分だけど、貴女って相当重い物を抱えてるわよね。それも、男絡みで盛大に失敗……なんてものじゃないレベルで」

 

 そこまでは、多くの者が悟るだろう。

 

 恋愛で臆病になっている。そんな雰囲気が透けて見える。

 

 だが、リヴァは更にその奥を僅かだか見通していた。

 

「……そして、和地はそれに何かしら関わってるのかしら」

 

「……流石は神様、いい線ついてる」

 

 それをカズヒは否定しない。

 

「厳密にいえば、面影を感じてしまっているの。それが私を更に臆病にさせてしまっていると、言っておくわ」

 

 苦笑を通り越した自嘲の表情を浮かべ、カズヒはぼかしながらも肯定する。

 

 それを見て、リヴァは静かに目を伏せた。

 

 すべてを悟った訳ではない。むしろ分からないことの方が多いぐらいだ。

 

 だがしかし、アースガルズの神を父に持つ者として、直感的に何かを悟り、だからこそ深入りをしない。

 

 それはきっと、彼女と和地がお互いに向き合うべきだとすら思うから。

 

「うん、きっと大丈夫」

 

 だからこそ、リヴァが告げるべきはただ一つ。

 

「……和地はきっと、貴女の深層に真剣に向き合ってくれる。私が愛する男なんだから、そこはまあ大丈夫だと思うかな」

 

 九成和地は、きっとそれに向き合おうとするだろう。

 

 受け入れられるかは分からない。そんな安請け合いをするほど、リヴァはカズヒの深層を見通していない。

 

 だけど、きっと―

 

「貴女の過去()に向き合うことを、あの子は絶対拒否しないから」

 

 ―和地が和地である限り、そこだけは絶対だと信じられる。

 

 それを聞いて、カズヒは苦笑を返す。

 

「ええ、私にとってもそこは自慢だもの。甲斐があるってものだわ」

 

 あとはもう、言葉はいらない。

 

 静かに病院食と薬草酒を愉しみながら、勝利の余韻を味わうだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全部終わって事後処理をちょっと手伝ってから、俺は真っ直ぐにその女を見る。

 

 想定外極まりないことがごろごろ出てきたが、一番想定外なのは、まさにこの流れだな。

 

「……というわけだ。俺達が調べている情報で、ピエール・コーションが告げた内容と合致しそうなのはな」

 

「そうですか。それは、実に重いですね」

 

 クロードはそう言うと、目を伏せる。

 

 だろうな。それほどまでに、今までの話は重い。

 

 謎の変態集団や異世界から接触した乳神、稀少異能の魔術回路のそのまた稀少な固有結界保有者が二人と、とにかく今回の戦いは驚愕だらけだ。

 

 フロンズ・フィーニクスのところに神殺しを作れる奴がいることといい、低レベルとはいえ神殺しをまじで作ったブレイ・マサムネ・サーベラといい、本当に色々と驚かされる。

 

 その中でも、クロードが道間家の情報を持ってきたことが一番驚いたさ。

 

 それも、道間誠明に関わる四人の女。

 

 実妹、道間日美子。

 

 幼馴染、道間乙女。

 

 そして実家の両親を早くに失ったことから後見人となった一家の長女である道間七緒に、海外に移った一族の娘で、七緒の家にホームステイをしたという、アイネス・ドーマ。

 

 道間誠明が起こした凶行の一年後、この四人は同じ場所で死ぬことになった。ここまでは俺達も把握している。

 

 大王派の連中と深く繋がっている道間家の情報は、割と出し渋りされているが、道間誠明絡みの情報は大王派も隠さなかった。

 

 おそらくフロンズや()()()()()辺りが手を回したんだろう。流れ的に、隠すと大王派にとっても不利益が大きくなると考えただろうからだ。

 

 そして、七緒という名前を一度だけ使ったことがある、南空鶴羽。

 

 あいつに宿る形で姿を現したピエール・コーションが、道間誠明に深く関わる四人の女について調べるように言い、更に南空が道間七緒だとまで言った。

 

 ……理屈はつけれる。そこは分かっている。

 

 そして、それを向こうも分かっているみたいだな。

 

「……入っていいぞぉ」

 

「そうですね。それと、失礼な行動を謝罪させてください」

 

 気配にはとっくに気付いていたので、俺もクロードもさっさと話しを進めることにする。

 

 そしてドアが開いて、南空を連れてリーネスが入ってきた。

 

 南空の方はちょっと視線を逸らしてたが、まあ気持ちは分かる。

 

「あ~……いえ、むしろ踏ん切りがつきました。ルーラー(あの人)、基本的にスパルタ気質ですから、うん」

 

「カズヒと気が合いそうなぐらい、自分が悪者になることに頓着しないんですよね。心中お察しします」

 

 南空とクロードが通じ合っているのを横目に、リーネスは俺に向き合った。

 

「……まずは謝罪を。神の子を見張る者(グリゴリ)の末席に名を連ねながら、総督にこれだけの情報を隠していた事、平にお詫びいたします」

 

 深く一礼するリーネスに、俺は肩をすくめながらソファーに座ることで応える。

 

「気にすんなとは言わねえが、まあ仕方ねぇことではあるだろ。……お前こそ、大王派に義理立てして隠したりとかはしねえのか?」

 

「大王派と道間一族は確かに繋がっていますが、基本的にはビジネスライクな関係にとどまっておりますので。……それに、私もオカ研の一人ですからぁ」

 

 そう苦笑で応えるリーネスに、俺も腹を割って話すことにする。

 

「全部を話せとは言わん。だが、こっちの知っている情報とのすり合わせはしてもらう。……カズヒは呼ばなくていいのか?」

 

「ええ。カズヒには情報面での判断を一任されてますからぁ。鶴羽も、それでいいわねぇ?」

 

「そりゃもうOKよ。こっちも腹をくくったわ」

 

 ならいいと言うべきか。

 

 だから俺は、あえてはっきりというしかねえ。

 

「……道間誠明、道間日美子、そして道間乙女。そして七緒の父親を含めた道間家の男数名が関与するある下劣な出来事が起きたことは分かっている。そこのすり合わせから話を進めるとしようか」

 

 ったく。今夜は長くなりそうだ。

 

 それも―

 

「ええ。それじゃあまずはぁ、大王派にも伝えていない、道間家が保有する分家とは異なる手札―」

 

「―さわり程度の魔術を恩として、道間家が手札にしている一族の九条家から行きますね」

 

 ―相当ヘビーな話になりそうだ。

 




 和地はインガとちょっとほっこりしつつ、カズヒは年長者のリヴァにちょっと甘え、そして鶴羽はリーネスと共に、アザゼル達に秘密を明かす流れです。




 カズヒもリーネスや鶴羽が知ってて黙っていることにうすうす気づいていますが、あえて自分から踏み込めていないといったところです。それぐらい和地とカズヒには深い縁があります。……まぁ、感想をくれる方は代替感づいておりますが。

 リヴァは和地絡みの女性陣では最年長ぶっちぎりなので、今後も茶化しながら時々見透かして愚痴を聞いてあげるポジションになりそうです。






 そいて道間家関連の情報をある程度出させていただきました。以前ちょっとやきもきされている方もいましたし、段階を踏んでおいた方が衝撃は少ないと思いますので。





 次の話が事実上のエピローグで、そのあと閑話を挟んでから次の章になる感じです。

 二巻分の話なのでこの章より長くなりそうですが、一巻分実はこの章より短くなるとは思います。……予定は未定だけどと予防線を張っておきます、はい。

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