好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 どうもどうもー。評価が下がったり上がったりしているけど、私は元気です。

 そういうわけで、久々になかがきを更新したり致します





 なんかこの作品、読者層が似ている作品の半分がブルアカで、D×D一切ないんだけど。……異色度高いのかな?


第三章 なかがき

 元々D×D原作からしても、禍の団との戦いが基本であった時期にしてみると異例だったラグナロク編。アニメでもこの辺りが特殊だったのか、扱っているシーズンはアニオリ要素が強かったです。

 

 そんなわけで、この作品ではそれだけを取り扱った特殊パターンになりました。感覚としてはシーズンの合間に挟む劇場版やOVAのノリですね。ちなみに第一部の段階で似た感じのがもう一つあります。

 

 そんなタイミングもあって、導入前にライザー復帰話をベースにしつつ、プルガトリオ機関についての深堀もやってみました。この作品は得たった作品の要素をいくつも組み込んでおり、それもあってサーヴァントとしてジャンヌ・ダルクを出すのもあったので、この作品におけるプルガトリオ機関のボスであるクロードについてある程度深堀しますので。

 

 そして出したくてたまらなかった「教会に属する神仏の集まり」たるエクストラ部隊。NATOフォネティックコードのあやかりからも外れている特殊部隊です。

 ただその深堀や設定の調整をする為に、活動報告を使って情報の募集をしてみましたが、何故か「部隊名」の提案ばっかり出てきたのに困惑したり。説明って、大変だよね……。

 

 

 

 

 

 そして原作でちょっと出てきた英雄派案件。

 

 自分はシルヴァリオについて知った時の過程で、「英雄を目指す者はその時点で英雄失格」に対するアンチテーゼを知って目から鱗だった記憶があります。その後の作品設計においても凄まじく影響を受けており、そもそもシルヴァリオと自分の作品傾向には近しいところもあってか、こうしてシルヴァリオの要素を取り込んだ作品をガチで作ってしまいました。

 いつかはシルヴァリオの二次創作とか作りたい。新西暦サーガが型月世界の未来の姿で、神秘が枯渇した魔術を星辰体で代用して復興した魔術師や魔術使いの集団が暴れる、そんな感じのクロス作品とか妄想しております。

 

 そしてそれゆえに誕生した、後継私掠船団。

 

 かつて禍の団編までは終わらせられた作品において、自分は英雄派を「敵役として改善」して出してみました。あの作品はシルヴァリオを知ったときのテンションがもろに出てきておりましたが、曹操達を敵のまま全員死なせたので、今回は代役を用意した形です。

 

 そしてそんなこんなで出くわす九条・幸香・ディアドコイ。彼女はガチの光狂いであり、それも光の亡者系列と書けば、分かる人は「うわぁ……」になることでしょう。同時に「あいつらよりマシ?」になりそうと書けば、知らない人は逆に「……うわぁ」となるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその後から、本格的にリヴァが参戦。

 

 ぶっちゃけ、リヴァは和地ヒロインの中では「過去のどす黒さ」が薄いうえ、長命種ゆえに人格面でも安定感ありまくりの異色ヒロイン。かといって人生の長さが違う故、色々な経験値も多い。メジャーどころで例えれば、「スパロボのエクセレン」といったキャラクターです。普段意図的にぼけてるけど、実際のところは冷静かつ優秀でございます。

 

 今後においてもムードメーカー要素が強いですが、いざという時は方向の修正もできるできるお姉さんです。

 

 そして和地初期ヒロインとしては仮面ライダー担当。これは後述のロキの件も要因ですね。

 

 元々和地初期ヒロインは、カズヒの五大属性に由来して属性を一つつける形で書いております。同時のこの作品も踏まえ「神器」「悪魔」「魔術」「星辰奏者」「仮面ライダー」の本作五つの異能要素を絡めるつもりだったわけですよ。

 

 リヴァは神様なので異形関係で行けるかと思ったんですが、神々って意外と固有の異能というより異形としてハイエンド的な書き方なので、書くさいにその辺りを示しづらい。そこにロキの強化プランもあり、「オーディンの目を誤魔化しつつデータも取る」ことを踏まえ、いざという時のトラップも踏まえて神具アスガルドライバーというオリジナル変身ベルトをひっさげてリヴァに提供されたという流れにしました。

 

 

 

 

 

 そしてそんなスーパー魔改造ロキ、参戦。

 

 仮面ライダー、星辰光、更にサーヴァントも従えている超強化。この作品は味方も禍の団も盛られているので、容赦なく盛りました。普通に龍神化状態の二天龍とも渡り合えます。この段階で勝てたのは奇跡レベルといえるでしょう。

 

 敵も味方も強化するのが私の作風ですが、ロキは禍の団の技術をそのまま流用させるわけにはいかないのが大変。ただ本作では技術が流出しまくっているので、そういう意味では戦闘用技術に興味を持っても説得力がある北欧神話のロキは、強化の余地が十分にありました。

 

 

 

 

 そして本作の独自要素として、ヴァーリチームの手は払われました。

 

 前から思っていることなのですが、どうも自分はヴァーリチームがあまり好きじゃない。はっきり明言できるぐらいには「英雄派<ヴァーリチーム」でございます。

 

 なんというか、本作で問題を起こす味方キャラにおいて、その問題行動のしっぺ返しを受けてない印象があるうえ、そんな自分達に対する意識が軽いことのダブルアタックなんでしょうか。ルパン三世とかは楽しめる割にヴァーリチームは好かないのに気づいた自己分析がそんな感じです。

 

 あと別件になりかけてますが、そもそもD×Dにおける「龍=誇り高い」という図式を持てないのも理由かと。個人的に誇りというのは「己を縛る」性質な印象があるので、ぶっちゃけやってることの是非を投げ捨てればリゼヴィムより明けの明星に相応しいっていう原作の結論もしっくり来てないですな。

 

 SAGEるだけだったり改悪上等のヘイト創作は原作側から訴えられるべきだと個人的に思っておりますが、何故イッセーのアンチ・ヘイトは気を付けないと勝手に目に入るのに、ヴァーリチームをピンポイントにしたアンチ・ヘイトは探すぐらいでないと見つからないのか……と思ったことはありますね。この作品がヴァーリアンチ扱いされた時は「………この程度で?」と本気で思いました。

 

 とはいえ原作の改悪は好まないので、容赦はしないけどそれを守る。それらを踏まえた結果、こうして両サイドのオリキャラでSAGEる展開となりました。当分続くのでその辺りはご了承ください。

 

 そしてツーカーレベルで連携コンボを叩き込んだ、後継私掠船団とフロンズ一派。既に勘づいている人も多いでしょうが、この両勢力は割と気が合う連中として設計しております。これ以上はネタバレなので、また次の機会に。

 

 そしてそんなフロンズ達に仕えることを選んだ、マルガレーテ・ゼプル。

 正直に告白すれば、彼女はフロンズ達につかせること前提で作った魔王末裔。それもあって「ネガヴァーリ」とでもいうべき設計となっており、少なくとも現段階のヴァーリと相性が良いわけがない。

 シルヴァリオで言うならゼファーやシュウのように「才能は超優秀で当人もそれを武器にできるけど、メンタル的な性質があまりにかみ合ってない」キャラクターです。最近ようつべで「シャアの不幸は政治家の能力が高かったこと」なんてものを見ましたが、あれが近いです。とにかく才能に恵まれ後天的にも会得しまくっているくせに、当人はそれらが一切介在する余地がない生活こそを至高と思ってますね。FGOの茶の湯バトルに出たら、利休の理念に共感しまくる癖に倒すことは確定という、ややこしい状況になるでしょう。

 例えるなら「ジョジョの吉良吉影」と近しい精神性でしょうか? 奴は殺人衝動と傲慢さが理想の生活において足を引っ張りまくり、マルガレーテはその責任感とポテンシャルが理想の生活を許さない。結局吉良は衝動を克服することを持たなかったがゆえに破滅しましたが、果たして本作のマルガレーテはどうなるか……。

 

 

 そしてそんなマルガレーテが大暴れしたりする激戦開幕。

 

 原作とは比べ物にならない規模になっている上、何時の間にやら第四勢力まで出てきましたww

 

 同時多発的に真面目な戦いが始まっているのに、変態が参戦した所為でシリアスになり切れないところもありますよね。

 

 そして元凶たる、ガチ参戦した大欲情教団。奴らはもう変態極まりない天才の集まりともいえ、そんな奴らが勘違いしつつ神滅具を解析したことで、あんな訳の分からないことになっております。

 

 そんな奴らが出てる中でも、シリアスなところはシリアスに。

 

 アニルとルーシアがプログライズキーをフルに使って頑張っている中、超常大決戦でマルガレーテも頑張っている。他のメンバーもいろんな形でガチバトルです。

 

 原作ではカテゴライズ的には出て来ても現物が未だ出てこない準神滅具も出したりと、とにかく盛りに持ったバトルですね。結果としてマルガレーテのストレスはマキシマム状態ですが(汗

 

 加えて後継私掠船団もガチバトル。神殺しは出てくるは大量の同じ星を振るう連中は出てくるわと大暴れ。そろそろこいつら筆頭幹部も色々紹介した方がいいと思い、色々出しております。

 

 幸香も幸香で超大暴れ。こやつは本作品における最強格の光狂いなので、更にここから成長までしますぜぇ?

 

 そしてそんな奴らが出ているところで、恒例乳神降臨www

 

 乳神は降臨しないとリゼヴィムが動き出さないので、ここはもう恒例行事ですね。

 

 

 

 

 そしてそんな乳神の加護を切り抜けたロキ一派の前に、カズヒと鶴羽が本領発揮。

 

 ついに出せたよ固有結界。固有結界はサーヴァントに並ぶ、型月世界観の独自性が強い能力ですので出したかった。特にカズヒの固有結界は、何度もエタったうえで漸く出せた力なので感慨もあります。

 

 そしてシュウマ・バアルの子供達が援軍にかけた漬けた上での一斉攻撃、とどめはイッセー&シャルロットが一気に決めました。

 

 「イッセーじゃなくて使えるやつにミョルニルをパスして使う」というのを見たことがあるので、それを参考にしました。本作のイッセーは二人三脚で頑張っているので、令呪ブースト込みで仕込んでおります。

 

 

 

 

 

 

 

 そして戦いが終わった後の祝勝会。

 

 そこでシャルロットに語らせた、「個人の善悪と所業の善悪は別物」。これはとても重要な部分と言えます。

 

 ヴァーリチームがテロリストだが、個人としてみると気のいい連中であるように。

 

 善人は善行しかしないわけでも、悪人が悪行しかしないわけでもない。

 

 これはこの作品に限らず、世界全体のある種の真理。太陰太極図とかいうのでも、白の中に黒い点があり、黒の中に白の点があったりするものですから。

 

 そういう意味ではフロンズは分かり易い例えです。

 

 奴はどこまで行っても政敵。外敵に対しては協力するし、悪辣な手段で足を引っ張ることもしない。だが利権の取り合いはグダグダにならない範囲でするし、対立相手の油断は、外敵に対してはともかくうちわにおいては容赦なくつく。

 

 フロンズ一派はそういう手合いであり、それゆえにイッセー達にとっては信用はできても信頼はできない、そういう手合いであり続けるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそんな裏で少しずつ明かされていく、カズヒ達の秘密。

 

 この作品における最大の闇であり、個人的にこの作品の評価がごっそり下がるとしたらこの部分が明かされてからなんだろうなぁという想定までしていた部分です。

 

 幸いその部分でダダ下がりはしなかったですが、とにかく闇が深いので、そこはご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかしそうなっても幕間は変態&ギャグ!

 

 カズヒは光狂いなので、突っ走ると突っ込みすぎる悪癖があったり。これでもまだ、シルヴァリオの本家光狂い達に比べるとマシすぎる所がないでもないのが酷いです。

 

 そして明かされる性遍歴のアレっぷり! ぶっちゃけ、第二部ヒロインを足すと薄まるけど、あっちはあっちでそれぞれヤバいのがいるから結局遍歴が酷いというかなんというか。

 

 前にも書いたかもですが、自分は作品作る時、「鬱になった気分の発散」でエロ作品のヒロイン要素を組み込んでハッピーエンドにもっていこうとするところがありまして……。結果的にキャラクターの芯やバックボーンが作りやすいので、今後もそんなキャラが出ることは間違いないでしょう……御免なさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次は冥革動乱編。

 

 ネタバレするとベルナ&春奈回です!

 

 

 

 


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