好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はーいどうも! 感想と高評価を随時募集中のグレン×グレンでっす! できれば推薦も募集したいんで、この作品が好きな人は是非、高評価を!







 あと禍の団編とアザゼル杯編で極晃を出すことは確定していますが、最終的にいくつ出すかはぶっちゃけ未定。

 とりあえず第一部においてラスボスが極晃至って、和地たちが至ってで二つ出すことは確定。

 アザゼル杯編でどれだけ出すかは未定だけど、最低でも一つは出す予定です。大まかな方向性はこの時点で確立しています。ただ極晃星は七種の天元突破を果たすから、原作のように一つだけ二つの天元突破をする形で、六つの極晃に出せたらいいなぁと思ったり思わなかったり。

 ……あと、パワーバランスの崩壊を止める策はすでに確定しているので、シルヴァリオとD×Dをよく知る方々はご安心を。パワーバランスの崩壊は何より防ぐべきと考えるのが自分です。第二部における極晃は、そのため戦闘能力を重視しない方向性になるでしょう。








 ……これまでにおいて、自分が書いてきたD×D作品は数あれど、ライオンハート編まで掛けた作品は指折りレベル。

 個人的にD×D二次創作のある種の分水嶺といえるライオンハート編ですが、そもそもフェニックス篇とライオンハート編は鬼門だとも考えております。

 理由はぶっちゃけるなら「ゲームの展開どうするよ?」に終始ですね。

 ぶっちゃけ、リアスの駒価値関連を踏まえると、リアスの眷属として別のキャラを入れることは困難だし、割とゲーム自体がギリギリな戦いなので、オリキャラ一人入れただけでも、いい感じにするのが難しい。
 特にライオンハート編は、ゲームの特殊ルール上なおさら大変。オリジナルティを出すのが大変だと……思っていました。

 しかし数か月ほど前、自分がお気に入りユーザーにしているバルバトス諸島さんの作品を見て、「第三者視点で試合を見るだけでも、だいぶ変わる」と実感。
 さらにそこで一ひねりを加えることで、独自色を出して何とか試合は書ききれました!





 さぁ、どんな感じか見てごらん!!


冥革動乱編 第四十話 バアルの死闘

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんかアザゼル先生がレーティングゲーム一位と一緒にゲストとして司会と一緒にゲームを語り始めたりしながら、本格的にゲームの流れが説明される。

 

 このゲーム、バアル側の解説としてレーティングゲームのトップが出てくるは、審判役として人間からの転生悪魔ならトップのリュディガーなんたらが出てくるや、プロのゲームでもそうそうないんじゃないかってぐらいの大御所だらけだな。

 

 まぁ、部長もサイラオーグ氏も、ロキの造反で戦った傑物だ。既に実戦経験なら、半端なプロプレイヤーより()で上回っているだろう。注目度も高いわけだ。

 

「……万が一禍の団が仕掛けてきても、返り討ちにもできるでしょうね」

 

「案外そういう備えも含めてかもしれないわね。各勢力の重鎮も直接観戦するし、当然と言えば当然の配慮かしら」

 

 カズヒ姉さんやリヴァ先生がそっちを考察するけど、まあそこはいいだろう。

 

 対テロに優先されて値段も高騰しているフェニックスの涙も、双方に一つずつ提供されるそうだ。

 

 まず間違いなく()()()()()(キング)に使用するだろう。ただ部長達はアーシアがいるから、勝てば使用せずに済ませられるのはアドバンテージか。

 

『そして本試合は特殊ルール! その中でもメジャーなルールである、ダイスフィギュアが採用されます!』

 

「ダイスって……さいころ?」

 

 どういうルールなのか分からず、俺はちょっと首を傾げる。

 

 レーティングゲームはいわば集団武術競技と言ってもいい。

 

 それにサイコロって……何するんだ?

 

「あ~なるほど、これはリアスさん達、手古摺るかも」

 

 と、インガ姉ちゃんが唸っている。

 

 俺含めて視線がインガ姉ちゃんに集中して、インガ姉ちゃんは苦笑した。

 

「簡単に言うと、ダイスフィギュアは(キング)二人が転がしたサイコロの出目の()()()()()の駒価値しか出れないゲームなんだ」

 

 あ、サイコロはそういうことに使うのか。

 

 そしてインガ姉ちゃんが言った通りのルールを司会が説明する。

 

「……となると、イッセーが出るには最低でも合計八以上にならないと出れないわけね。もっとも、相手の兵士も駒価値七が一人だから、さほどの差にはならない……けど」

 

 鋭い目でカズヒ姉さんがそこまで言うと、リヴァ先生も頷いた。

 

「逆に言うと、多くて四人が限界な以上、回復担当のアーシアさんは試合に出して回復担当っていうにはリスクが大きいわね」

 

 あ、なるほど。確かにな。

 

 総力戦なら部長とアーシアをカバーするフォーメーションをとれば持久戦で有利だけど、この試合の場合人数を絞らざるを得ないから、アーシアのカバー担当を用意しにくいのか。以下にアーシアの回避力がシャレにならないとはいえ、これではリスクが上回る。……万が一同伴したメンバーがやられたら、倒される以外の選択肢がなくなるからなぁ。

 

 つまり試合で大ダメージを負うと、即時回復ができないから削り倒されるリスクが大きくなるわけだな。

 

「最大のアドバンテージが生かしづらいってことか。……勝ちさえすれば回復できるから、まだましだけどな」

 

「でも相手からすれば、()()()()()()()()()()ってわけだし、メンタル的には相手有利になりそうね」

 

「……もしかして、私が一番戦術的な理解が低いのかな」

 

 俺と鶴羽もすぐ理解して、一歩遅れたインガ姉ちゃんがちょっと引きつる。

 

 いや、俺も鶴羽もザイアで戦術とか講義は受けてるからな、一応。

 

 人間界の戦争も経験し、暗部として数多くの任務に出ているカズヒ姉さんや、人生経験の年季が違うリヴァ先生と比べるのもあれだしな。

 

「そこはほら、全部ディオドラの所為にしておきなさい」

 

「別にディオドラに気が引けるわけじゃないけど、それですましてばかりってのもなぁ……」

 

 カズヒ姉さんの励ましに、インガ姉ちゃんはそう言って首を横に振る。

 

 とはいえインガ姉ちゃん、メイド業務もあるからなぁ……。

 

「……まぁ、これなら短い試合が連続するから、子供の観客にも優しいし、一般市民にも受けがいいのかもね」

 

「逆に受けが悪いのって何があるの?」

 

 気を取り直したインガ姉ちゃんに鶴羽が聞くけど、本当に何があるんだろうか。

 

「そこはほら、やっぱり玄人好みなルールとかじゃない? 直接戦闘じゃなくて別のところに勝敗があるゲームとか」

 

 リヴァ先生がそんな感じで意見すると、逆にインガ姉ちゃんは首を横に振った。

 

「大抵のゲームは直接王を打倒すればやりようはあるから、そういうのはまだマシだよ。どっちかというと、文字通り()()()かかるワンデイ・ロング・ウォーとかの方が酷いね」

 

 ……たまげたな。

 

「なんだよ、その観客にも参加者にも優しくない特殊ルール」

 

「まぁ、レーティングゲームって元々軍事演習を兼ねていたから……もっと長いのがあってもおかしくないわね」

 

 引き気味の俺とは逆に、カズヒ姉さんは感心していた。

 

 まぁ確かに、元々レーティングゲームってそういう要素もあったんだったな。なら長丁場のルールがあってもおかしくないのか。

 

 更に王の駒価値は対戦相手との比較など、様々な条件で一々算出されるとか説明があって、今回の王の価値が発表される。

 

 部長が10で、サイラオーグ氏が12だった。

 

「……結局どっちも一人でしか出れないじゃない。あの二人、このルールだと不利だわ」

 

「というか、リアスさんもそこまで大きいのね。言ったら悪いけど、グレモリー眷属全体で見ると中堅レベルだった気がするけど」

 

「いや、純血上級悪魔の本家の跡取りよ? 流石にそれは見積もり低いんじゃない?」

 

 カズヒ姉さんやらリヴァ先生やら鶴羽がそれぞれ感想を言っていると、ついに試合がスタートされる。

 

 一回目の出目は合計が3か。さてどうなる?

 

「……サポートタイプのアーシアとギャスパーは論外。となるとゼノヴィアと祐斗だけど、ゼノヴィアのエクス・デュランダルは隠し玉だから、できればもっと大一番で使いたい。となると消去法で祐斗になるわね」

 

「そういう意味だと木場君って、強くて便利って意味だとイッセー君以上に使い勝手がいいよね。なんていうか、裏エース?」

 

「言い得て妙ね。駒価値が高ければ強いというわけでもない。悪魔の駒(イーヴィル・ピース)も奥が深いじゃない」

 

「まぁ、チェスって頭使わないと勝てない競技だしね。悪魔の駒も総量は決まってるから、強い人ばっかり集められるわけじゃないし」

 

 カズヒ姉さんとインガ姉ちゃんが会話してるけど、間の俺はなんていえばいいんだろうか。

 

 なんて思っている暇もなく、想定通り木場が選ばれ、サイラオーグ氏はベルーガ・フールカスとやらが出てきた。

 

 聖魔剣による多様性で攻める木場に対し、ベルーガ・フールカスは愛馬との連携で食らいつく。

 

 愛馬との連携は分身すら生まれるほどで、あの木場ですら食らいつかれ……いや―

 

「……()()()()()()

 

「純血上級悪魔と元人間の転生悪魔、種族的な性能差がもろに出る……違うわね」

 

 歴戦の猛者であるカズヒ姉さんと、人生経験豊富なリヴァ先生が、かなり真剣な表情で見入っている。

 

 そして、ベルーガ・フールカスは確かに有利に立ち回っていた。

 

 少しずつ、少しずつだが木場の傷が増えている。

 

『……見事である。だが、私とアルトブラウも鍛え直しているのでな。この調子なら()()()()()私が削りきれる!

 

『恐れ入りました。馬との連携もさることながら、基礎の地力が厚みを増している……』

 

 あの木場が、技術で凌がれている。

 

 聖魔剣という手札と武器のアドバンテージがなければ、やられていた可能性だってあるほどだ。

 

『一撃の威力ではあなたは倒せない。……ゼノヴィアのことは笑えない……こちらも伏札を切らせてもらいます!』

 

 その瞬間、木場は聖魔剣ではなく聖剣を、()()()()()()()()()

 

 その光景に、ベルーガ・フールカスは明確に動揺した。

 

『馬鹿な……禁手を作り変えたのか、この土壇場で!?』

 

『いいえ、聖剣創造の亜種禁手、聖覇の龍騎士団(グローリィ・ドラグ・トルーパー)です』

 

 まぁ、確実に面食らうだろう。

 

 木場は聖剣因子を同胞の残留思念ごと取り込むことで、聖と魔の力を融合させた聖魔剣を作り出す禁手に目覚めた。

 

 その副産物として木場は事実上聖剣創造を後天的に会得したようなものだったが、聖魔剣が完全上位互換であるため、京都でゼノヴィアがデュランダルを持ってない時ぐらいにしか出番がなかった。

 

 だが木場は己を鍛え直し、聖剣創造の亜種禁手まで目覚めたのだ。

 

 ……ちなみ三叉成駒(トリアイナ)状態の本気イッセーに()()()()()()()()()()()という荒療治だ。だから聖剣の騎士団を作る聖輝の騎士団(ブレード・ナイトマス)という通常禁手ではなく、竜騎士の亜種禁手になったんだろう。自殺志願者じみた荒療治の価値はあった。

 

 映像には、全身を傷だらけにしながらもベルーガを捉えた木場の姿があった。

 

『見事……っ』

 

 ……初戦から凄い激戦だったが、これが初戦なんだよなぁ。

 

 俺は次のダイスが降られてメンツが選ばれるのをしり目に、ため息をついた。

 

「あの木場が、いきなり伏札を切ることになるなんてな」

 

 あの亜種禁手は正真正銘の伏札だ。通常禁手は一つしか使えないし、木場の神器はあくまで魔剣創造だ。当然、相手は手札を想定する際に盲点になる。

 

 その伏札をいきなり使わせるとは……。

 

「これが、サイラオーグ・バアル眷属か……」

 

「うわぁ、ノア・ベリアルとのゲームとは、比べものにならないぐらい強くなってる……」

 

 俺とインガ姉ちゃんが感嘆していると、部長達は10の出目に合わせて五の駒価値なロスヴァイセさんと小猫のペアで出陣。

 

 対するバアル側は化け物じみた大男のガンドラ・バラムと、騎士であるリーバン・クロセルを選んだらしい。

 

「……嘗てのゲーム映像とは比べ物にならない強さね。祐斗に伏札まで使わせた以上、他のメンバーも強さが比較にならないはずよ……っ」

 

「戻ってから回復のアドバンテージが無かったら、リアスさん達の敗北は確定ね」

 

「それだって体力の回復まではできないでしょ? これって、もしかしてスタミナの部分で削り殺される可能性があるんじゃないの?」

 

 カズヒ姉さんやリヴァ先生や鶴羽がそう話し合う中、試合は白熱していっている。

 

 極めて頑丈なガンドラは小猫の仙術打撃やロスヴァイセさんの魔法攻撃すらしぶとく耐え、そのすきをついてリーバン・クロセルは神器による重力攻撃を仕掛ける……が、そこで一瞬の読み合いが行われた。

 

 ギャスパーのこともあってスパッと対策として閃光を放つが、それを読んだリーバンの魔法製鏡が逆に光をロスヴァイセさんにぶつけ……そこまで読めていたロスヴァイセさんの転移魔法の光で、ガンドラを重力の影響で動きを封じる。

 

 ……相手が対策ぐらい持っていることを踏まえ、よしんば対策できなければ、目をくらませたリーバンが小猫の打撃を食らう距離にきてしまう。

 

 ならこの戦いは、部長達が勝つか……?

 

 そう思う中、戦術で弱ったガンドラごと、リーバンをロスヴァイセさんの魔法フルバーストが襲う。

 

 ……粉塵が包まれているが、どうなった……?

 

『油断すんなって……言っただろ?』

 

 そこにいたのは、血まみれかつ腕がへし折れている様子のリーバンただ一人。

 

 思わずガンドラを探そうとしてしまった二人は、リーバンの視界に残ってしまい重力の束縛を食らってしまう。

 

 そしてその瞬間、残った粉塵を振り払って血まみれのガンドラが小猫を殴り飛ばした。

 

『小猫さん!? この―』

 

 そしてロスヴァイセさんは魔法攻撃を放とうとして―

 

「あ、馬鹿後ろ!」

 

 聞こえないのは当然だが、例え聞こえていても鶴羽の声は間に合わない。

 

 ロスヴァイセさんの腹部から、剣の切っ先が生えた。

 

『悪いな。横合いからの策に絡めとられたんで、反射レベルで防御魔法を使えるように戦いこんでるんだ。そして、策にはめたと思わせる為の偽装魔法も習得してる』

 

 負傷こそしているが、血まみれでもなければ骨も折れてないリーバンが、ガンドラに気を取られたロスヴァイセさんを背中から貫いていた。

 

『部長……お役に立てなくて……ごめんなさい……っ』

 

『……まさか、魔法で私が……嵌められるなんて……』

 

 転移の光に包まれてリタイアする二人を見送りながら、リーバンの魔法でリタイアにならない程度の重傷止まりの二人が静かに呼吸を整える。

 

『我らの敗北は、主の汚名』

 

『敗北で失ったパイプは、この戦いで取り戻すのさ……っ』

 

 これが、サイラオーグ、バアル眷属……っ

 




 Q:試合に参加できないオリ主で、第三者視点だけでないオリジナリティで燃える試合を独自色出すにはどうすればいいか?

 A:サイラオーグの眷属を強化すればいい。






 といった感じです。

 割と露骨に書いておりましたが、サイラオーグの眷属にとって、ノアとの敗戦は「サイラオーグ以外を全滅させられたうえ、徹底的に勝ち逃げされる」というめちゃくちゃ屈辱的なものです。そんな経験をしておきながら、果たしてサイラオーグに心酔し、自ら努力を積み重ねる者たちがそのままでいられるか。

 そんなわけがないでしょう。






 そんなわけで、文字通り血反吐を吐く勢いで鍛えなおした結果、バアル眷属は数段上の力を獲得しました。具体的にはアザゼル杯編において、全員サイラオーグの真似事をさせてもいい気がするレベルです。このままだと、アザゼル杯で英雄派にボロ負けするしね!


 そんなわけで、本来なら「最終的に木場が勝つが、かなり削られ手の内も見せられるので、伏札をあえて出して一気に決める」流れだった第一試合は、「このままいけば確実に負けるので、伏札を使って逆転を狙う」に変更。第二試合に至っては、知恵と魔法と根性で、バアル眷属がグレモリー眷属を二人とも打倒して勝利しました。









 ……え? こんな流れでリアスたちは勝てるの? 負けるのは嫌だよ?







 ご安心ください。木場とリアスは魔改造しています。グレモリー眷属、舐めたらあかんぜよ?

今までと違うライオンハートのやり方、どう思います?

  • いいじゃんいいじゃん!
  • う~ん、微妙
  • 今までの方がよかった
  • 完璧にダメ!
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