好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 それはそれとして、今回は簡単な外周部での戦闘となります。こういう外野の戦闘もきちんと描写しないとね!


冥革動乱編 第五十二話 外周戦闘(その1)

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 千を超えるサリュートⅠと神々が激突する中、魔獣を率いる形で、Δサリュートが進軍を開始する。

 

『『『『『『『『『『創生せよ、天に描いた守護星を―――我らは鋼の流れ星』』』』』』』』』』

 

 突撃するは、これまでのΔサリュートとは異なる外見の機体。

 

 それを迎撃するように、緊急展開された飛行将兵トライデンⅢ。

 

 かつて疑似京都において、対神仏魔王Δサリュート一個中隊を、九機で翻弄した三大勢力肝いりの切り札

 

 本来なら、これで神々以外の戦いは有利になるかと……思われた

 

『『『『『『『『『『敵精鋭確認により、これより星辰体兵装の本格駆動開始を決定』』』』』』』』』』

 

 ―Δサリュートは基本躯体にユニットを組み込むことで、それぞれに合わせた星辰光を使って特化した人工神器を強化運用する騎乗型人造惑星だ。

 

 各種センサーを組み込んだ、ごてごてしているが本体はスマート。対軍勢特化仕様、Δサリュート・ブラスト

 

 大型スラスターを組み込んだ回避特化仕様で、両肩や両足が肥大化。対神仏魔王特化仕様、Δサリュート・マキシマ。

 

 そして全身にまんべんなく装甲を組み込んだ、マッシヴな印象を与えるこの機体は、対大型種族を主眼に置いて設計した機体、Δサリュート・アサルト。

 

『『『『『『『『『『星辰体感応出力及び、搭乗者との同調を最大出力に変更。これより最終調整に入る』』』』』』』』』』

 

 ……そう、飛行将兵トライデンⅢが翻弄したのは、対神仏魔王用のΔサリュート。

 

 費用対効果や効率が悪いだけで大型異形や対軍勢もこなせるが、本来の用途でないがゆえに、搭乗者の練度も総合的なバランスも向いていない状態になっている相手と戦って優勢止まりだった。

 

 故に、この戦いこそがΔサリュートとTF(トライフォース)ユニットの正しい意味での真っ向勝負。

 

『『『『『『『『『『全行程終了(オールコンプリート)――戦闘行動を開始する(オープンコンバット)』』』』』』』』』

 

 故に、真っ向から両者は激突し―

 

『『『『『『『『『『超新星(メタルノヴァ)――相対型星辰兵装・駆動開始(アストラル・アサルトアームズ)』』』』』』』』』』

 

 ―真っ向からぶつかり合い、お互いに互角の戦いを繰り広げる。

 

『なんだと!?』

 

『こいつ……固い!』

 

 トライデンⅢのパイロットが唸ると共に、Δサリュート・アサルトのパイロットは、実感を覚える。

 

『マキシマの連中が世話になったな!』

 

『ジャンル違いをボコった程度で、いい気になるんじゃねえぞ!』

 

 アサルトの猛攻を可変を利用したかく乱戦法で凌ぐトライデンⅢだが、彼らは部隊での連携をとることで、お互いに喰らいつく戦いを持続させる。

 

 そう、Δサリュート・アサルトにとって、大型かつ高性能のトライデンⅢはかみ合う相手。

 

 故に、マキシマとは異なり互角の数で互角の戦いを繰り広げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Δサリュート・アサルト

 

 

相対型星辰兵装・駆動開始(アストラル・アサルトアームズ)

基準値:

発動値:AA

収束性:B

拡散性:E

操縦性:C

付属性:AA

維持性:AA

干渉性:E

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 疑似反物質粒子アザトースの運用を主体とした攻防に、同格の性能を誇る相手に有利に立つため、パイロットとの同調が大きく作用。

 

 機体との同調により、柔軟な手札や対応力に、高い反応速度や空間認識能力を低燃費で実現。さらに消耗や負担を軽減させることで、長期戦に持ち込むことで疲弊が大きくなった相手を打倒可能にする。

 

 ライディングエレファントレイダーの機能で負荷が軽減しているがゆえにその効果が薄くなっているが、もしそうでなければトライデンⅢは最終的に壊滅必須であっただろう。

 

 質実剛健を体現する戦闘により、可変機構を生かした変幻自在に振り回されることなく対応する。

 

 そしてお互いにアプローチは異なれど、長期戦を人機含めて可能にすることから、両者の戦いは膠着状態が確定する。

 

 ……そう、膠着している。

 

 大型異形を長期戦前提で削り殺すΔサリュート・アサルトを相手に、飛行将兵トライデンⅢは膠着状態に持ち込んでいた。

 

『……ちっ! ジャンル違いをボコってイキってたわけじゃないってか。流石だな』

 

『当たり前だ。人工神器(この分野)でいつまでもルーキー(お前ら)にぁイキらせねえよ!』

 

 攻撃を放ち合い、躱し合い、捌き合う。

 

 真っ向から、Δサリュート・アサルトと飛行将兵トライデンⅢは戦闘を拮抗常態に持ち込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サリュートⅠの猛攻は、ニスネウスによる牽制もあって神仏魔王と食い下がる。

 

 頼みの綱のトライデンⅢも、好敵手の出現によって抑え込まれる。

 

 故に、この戦いの趨勢は、それ以外に託されることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、ここからがアグレアス攻防戦の更なる激化に繋がっていく。

 

 趨勢を傾けきれない戦いを決定づける、趨勢を傾ける余地のある戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔獣達は分散し、アグレアス中に分散を試みる。

 

 冥革連合の手前、民間人に対する積極的攻撃は行わない。そんなことをすれば冥革連合の機嫌を損ねかねず、またまず優先的に潰すべきは敵でもあるので、ミザリもそこは許容していた。

 

 イシロ・グラシャラボラスは魔獣創造を持っているが、同時にそのポテンシャルは英雄派のレオナルドと異なっている。

 

 レオナルドはアンチモンスターに類まれない才能を持っているが、未熟であることもありまだまだ弱い。魔獣を作り出す速度や、連続に作り出し続ける量にも限度がある。

 

 その観点で言うならば、イシロはオーソドックスを高めたタイプと言ってもいい。

 

 特異な性質こそ持っていないが、性能はバランスよく数も多い。

 

 純粋に強くて厄介という、シンプルゆえの強固な強さをもってして、アグレアスの防衛部隊を少しずつ確実に押していた。

 

「踏ん張れ! 俺達がやられれば民間人に被害が出るぞ!」

 

「魔王様や神々に任せるな! アグレアスを守るのが俺達の役目だ!」

 

 吠える警備の悪魔達は尽力しているが、しかし不意を突くように一人ずつ滅ぼされていく。

 

 それを成すのは二頭の魔獣。コードネームをフローズヴィトニルと名付けられた存在だ。

 

 後継私掠船団が鹵獲したフェンリルの子供達。それを旧魔王派のミザリは、取引である物を引き出せていた。

 

 それはすなわち子種。自分達にも利益がある、大王派や大欲情教団の人型兵器の解析と引き換えに、これを確実に回収している。

 

 幸香ですら首を捻った対価だが、しかしミザリ達にとっては十分すぎる価値がある。

 

 一つは、ミザリがデミ・サーヴァントの宝具として幽世の聖杯を保有している点。

 

 そしてそれと同調することで、ニスネウス本来の宝具を比較的安全かつ強大な運用ができることに意味がある。

 

 ニスネウスの真名はパシパエ=カイニス。共にポセイドンを恨みうる、二人の美女が召喚された亜種聖杯戦争。

 

 利害が一致する二人は、道間誠明(ミザリ)とも利害が一致したことで、戦いの果てにどちらかがどちらかの力を受け継ぎ悪魔として転生する、二重のデミサーヴァントとして転生した。そしてカイニスの宝具で大きな影響を与えているが、本体はあくまでパシパエである。

 

 故に、此処で意味を成すはパシパエの宝具。

 

 彼女のサーヴァントとしての逸話の殆どは、ミノタウロスの逸話に由来する形で構成される。

 

 かつて夫のミノス王は、ポセイドンの怒りを買った。

 

 とある牡牛を生贄に捧げる契約を破り、何とかごまかそうとしたが結局ばれてしまった。そしてそれに良かったポセイドンは、ミノス王ではなくパシパエに呪いをかける。

 

 それによって牡牛に強い恋慕を抱いたパシパエは、牝牛の像に入ってまぐわい、そして一体の化け物を産むとその影響で死んでしまう。

 

 それこそがミノタウロス。パシパエやミノス王は知らなくても、ミノタウロスの名前は聞いたことがあるほどの有名な魔獣。その原初こそが彼女の子供である。

 

 それに由来するパシパエの宝具。それこそが、()宝具、雷光宿す異種との交合(バース・オブ・アステリオス)

 

 獣の遺伝子を取り込むことにより、"父親"の影響を色濃く受け継いだ子供を生み出す宝具。

 

 更に彼女の場合、悪魔となったことで更なる強化が果たされている。

 

 元々パシパエは太陽神ヘリオスと女神同然のニンフであるオケアニデスの一人が生んだとされる女であり、それゆえに絶大な神霊適性を持つ。更に悪魔として生まれ、更に悪魔の駒で強化された結果、生前を超える肉体性能を会得している。

 

 ここにミザリの持つ幽世の聖杯がかみ合った結果、本来なら命に係わる負荷を乗り越えることに成功し、必ず最上級悪魔クラスの異形を産みだすことを可能にした。

 

 そしてそんな彼女が、フェンリルに比べれば劣るとはいえ、神殺しすらなせる獣を"父親"として子供を産めばどうなるか。

 

 名づけられたフローズヴィトニルにという魔獣は、スコルとハティに匹敵する性能を獲得している。

 

 更に知能も獣としては非常に高く、彼らはうかつな真似をしない。

 

 相手の隙をついた不意打ちや、心身が弱ってきた者を確実に殺していくことで、アグレアス防衛側の士気と数を堅実に減らしていく。

 

 圧倒的な機動力で潜む伏兵に、確実に防衛側が減らされていく。

 

 そして、戦闘は更に激化していく。

 

 

 




 と、こんな感じで外側の戦闘が激化しております。

 パシパエ=カイニスの宝具により、ポセイドンを抑え込む必要があるわうかつに神が攻撃を放てないわで困っているところに、さらに外周部に遠慮なく神兵器も投入して仕掛けている感じですね。

 そして後継私掠船団からせびってきたのは魔獣たちの子種。これによりパシパエ=カイニスにより戦力を強大化することが狙いです。今後復活させた邪龍軍団から子種を集めて魔獣を作るかとかも考え中です。




 そしてΔサリュート・アサルトの星辰光について説明します。









Δサリュート・アサルト


相対型星辰兵装・駆動開始(アストラル・アサルトアームズ)
基準値:
発動値:AA
収束性:B
拡散性:E
操縦性:C
付属性:AA
維持性:AA
干渉性:E

 大型人工神器運用能力・相対型。一対一で大型の異形を中心とする上級クラスの異形と相対し、確実に減らしていくことを目的として開発されたモデル。
 同調する内蔵人工神器は同調強化・疑似反物質粒子付属。搭乗者の機能、特に精神や肉体の負担を軽減する能力を発動させることにより、長時間集中しながらの戦闘を容易に発動可能にする。同時にサリュートⅠに搭載された疑似反物質粒子アザトースを機能に付属させることで、攻防の水準を高めて確実に削り殺すことをコンセプトとしている。

★詠唱

 創生せよ、天に描いた守護星を―――我らは鋼の流れ星。

 敵精鋭確認により、これより星辰体兵装の本格駆動開始を決定。

 星辰体感応出力及び、搭乗者との同調を最大出力に変更。これより最終調整に入る。

 全行程終了(オールコンプリート)――戦闘行動を開始する(オープンコンバット)

 超新星(メタルノヴァ)――相対型星辰兵装・駆動開始(アストラル・アサルトアームズ)




 とまあ、こんな感じですね。

 生存性が特に高く、一対一にはめっぽう強い機体です。飛行将兵トライデンⅢと真っ向から渡り合えるΔサリュートのガチンコ担当です。弱い者いじめ担当のブラストや袋叩き担当のマキシマとも違った機体となっております。

 ですがトライデンⅢも負けてはいません。機動力を生かすことで拮抗常態を維持しつつ、歩兵戦力にΔサリュートを近づけません。

 さぁ、激戦はまだまだ続くぜぇ!
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