好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
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イッセーSide
立ち上がると、鎧が完全に消えていた。
だからかシャルロットも立ち上がっていて、だけどお互いボロボロだ。
「曹操は、何処に……?」
「倒せているといいのですが……」
俺達はそう言いながら周囲を確認する。
そして俺は、ある物に気が付いた。
ドライグ。あれ、これに込められるか?
『いいだろう。全く愉快な流れになりそうだ』
全くだな。だけど、これは結構虚を付けると思うぜ?
そう返しながら俺はそれを握り締めた周囲を確認する。
……そこに、ボロボロの曹操がいた。
服はボロボロで体中傷だらけだ。体力もだいぶ削れているから、かなり喰らっているみたいだ。変身も解けているしな。
ただ……。
「禁手は解けたようだね。なら、まだ勝算はありそうだ」
だろうな。
俺は禁手で曹操に挑んで、曹操は一人で禁手無しでどうにかしてたからな。勝ち目があると思うのは当然だ。
だからこそ、曹操は遠慮なく瞬時に突貫し―
「「あまい!」」
―その瞬間、俺とシャルロットは腕でそれを食い止める。
そしてその腕を見て、曹操は目を見開いた。
だろうな。俺達の腕が龍になっているんだから。
「……そういえば、グレートレッドとオーフィスで肉体を作っていたんだっけね」
ああ、だからこういうこともできるんだ。
闘争本能とかが刺激されるし、禁手よりは弱いから最終手段だけどな。
「……まったく。おもちゃ売り場で物騒なものを振り回さないでくれません?」
「と言ってもね。今は戦闘中だろう?」
シャルロットに曹操は軽口をたたくけど、その意味は違う。
これで、流れは出来た。
「なぁ曹操。俺はおっぱいドラゴンなんて呼ばれてて、関連グッズでおもちゃとかも多いんだよ」
俺はそう言いながら、隠し持っていたものを見せる。
デフォルメ化したリアスのフィギュアだ。確かハンバーガーとかで付いてくるおまけのおもちゃだったかな。
「リアスもそれに巻き込まれててさ? このおもちゃとか、おっぱいが飛び出すんだぜ?」
「……? 追い詰められてどうかしたのかい?」
曹操が怪訝な表情を浮かべるけど、俺は気にしない。
同時に強引に曹操を振り払うと、俺はおもちゃのおっぱいを発射する。
そしてそれを曹操は怪訝な表情で切り捨てる。
そこに込められた物が曹操に当たった時、俺達は勝利を確信した。
………いや、本当に大丈夫だよな? 龍だけじゃなくて蛇も嫌いな神様の呪いで龍殺しになってるサマエルの血を入れてるけど、メドゥーサって蛇の化け物だから効くよね!?
Other Side
そして、超獣鬼に対する決着の攻勢が開始される。
「行ってください、お姉さま。黄金の覇道を世に示してください!」
梔子も。
「俺がお前を追い抜くのはもっと後になるはずだろう? さぁ、先に進むがいい」
ユーピも。
『頼むぜマスター! 俺を焦がせるその魂を、冥界中に見せつけろ!』
そしてラカムも。
残り二体の超獣鬼を大王派と共に打倒しながら、しかし最後の一体に攻撃を仕掛けることはない。
そう、それは自分達の役目ではない。
それこそが―
「天進せよ、我が守護星―――鋼の
―
「輝かしきは英雄譚。武勇と覇道の物語に、憧憬がとめどなく溢れ出す」
具現化されるは窒素の獣。
本来超高圧と超高熱を必要とし、更に安定化など現状不可能な特殊爆薬。ポリ窒素をゴーレムとして使役することこそが彼女の星。
「約束された破滅など、恐れる道理はどこにもない。煌びやかな輝きになりえるのなら、死に際さえも華やかに。守勢に纏まる凡俗共など、矮小浅薄軽々しい」
だがその数は、そして展開される範囲は、何よりその密度すら、明らかに彼女のかつてを大きく引き離している。
それに応える様に、彼女の魔力が調律の刻印によって輝き、そして広がっていく。
「にも拘らず破滅を嘆き、夢を捨てるとは笑えない。栄光が死後に破綻して、それが一体どうしたと?」
問いかけるは世界の民。投げかけるは制覇を目指さぬその理由。
敗北は忌むべきものであり、だがそれに恐れて勝利を捨てるは愚か者。憧憬を持ったのならば、超えるがために進軍すべきと彼女は天高らかに歌い上げる。
そしてそれに呼応するように、圧倒的なまでの軍勢が今ここに顕現する。
「我が栄光は我の物。その勝ち逃げさえできるのならば、後の者が負う責任など、知る必要もないだろう。その後全ては何もかも、継がんとする者の責任だ」
その在り方はまさしく傲慢。
過去をすべて踏み台とし、輝かしき未来を自分が味わう為だけに、今を全力で邁進する。
まさに圧政者であり略奪者。皇帝と海賊などという、ある意味で相反する二つの性質をかけ合わせるは、共に「奪い取り肥え太る」という、その在り方が同一とみなしたからこそ。
「故に我、汝の全てを奪うとも。力も夢も覇道も誇りも、怯えで捨てるのなら我が物だ。略奪と征服と蹂躙の果てに、汝はそこで朽ち果てろ」
そしてどこまでも奪う者であるが故、彼女は超獣鬼からすべてを奪うことをためらわない。
敵であり悪である愚者である、そんなシャルバが生み出した脅威。
その執念にのみ評価こそするが、それはそれ。むしろだからこそ、打倒することで自分の名は上がりその成果によってフロンズ達も楽にこちらを味方化する流れに持って行けるだろう。
攻撃により失われた右目を顧みることなく、彼女はそれ以上の成果を奪い取らんと光を纏って覚醒する。
「我、見果てぬ先を欲し楽しむが故に我なり。この身に焦がれし
その権限の元に現れるは、数百を超え千の大台を超えた爆薬の軍勢。
遍く敵を蹂躙する、光の超越者は此処に君臨する。
「
その宣言と共に、怨念より生まれた魔獣を金色の覇道で塗り潰さんと、獣の軍勢は突撃する。
九条・幸香・ディアドコイ
基準値:A(B)
発動値:AAA(AA)
収束性:AA(C)
拡散性:AAA(AA)
操縦性:B
付属性:B(C)
維持性:AA
干渉性:B(C)
古来より、魔術回路保有者は己を改造することをいとわない。
魔術回路を開いて固定化するという高位がそもそも自己改造であり、また優秀な後継者を生む―すなわち魔術回路という臓器を増やす優れたものにする―為の努力は自己改造も含まれる。
故にこそ、幸香達は人造惑星という手法を魔術的アプローチで試みた。
一流の魔術回路保有者ならば、デスクトップパソコンやスマートフォンを自前の回路で再現することなどできて当然。まして近年の研究では、魔術回路を利用したハッキング技術などというものもある。
魔術的アプローチにより星辰体運用に特化した制御特性を絵得した彼女達は、いわば礼装型人造惑星。
ただし手探りなところもあり、決して使いこなせる段階ではなかったのだが―
「まだまだまだまだぁ!」
―それがどうした。
超えるべき目標がいる。その決意と奮起があればこんなもの、できてしまうのは
振るわれる圧倒的な爆発魔獣により超獣鬼は動きを完全に封じられる。
生み出す小型魔獣はその瞬間に粉砕される。
大量の爆撃の雨あられに、動きたくとも動けない。
反撃の炎や光線も、打ち上げられ揺らされた星であらぬ方向にしか飛んでいかない。
今ここに、
そしてだからこそ―
「まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだだぁっ!!!」
―幸香は断じて止まらない。
揺らす程度で済ませる者か、貴様は此処で必ず滅ぼす。
その圧倒的決意により、ごく僅かずつ、しかし確実に、彼女は連続で覚醒を遂げていく。
全ての攻撃が次当てる時は成長する。そんな過酷な極限環境下である戦場の、常に心身共に消耗する弱体化を超えて成立する。
その光景に後継私掠船団は沸き立ち、大王派は苦笑し、魔王眷属はかすかに寒気を覚える。
そしてそれをもってしても、超獣鬼は滅びない。
それに対し、幸香は歯をむいて笑う。
ここまでやっても倒れない。これが上位神滅具を魔王が渾身の呪いで至らせた結果ということか。
――だからこそ、まだだ。
その決意が、彼女を新たなステージへと進化させる。
「そう……まぁああああだだぁあああああっ!」
天高らかに吠え上げ、そしてすべての意志をもってして、己の力を掌握する。
そして彼女は宣言する。
皇帝の力を簒奪した者として、今ここに霊体への命令権を持っている
アレクサンドロス三世が保有する独自スキルに、偉大なる覇王というものがある。
A+ランクのそれは、高ランクのカリスマ・軍略・行程特権の複合スキル。それを彼女はデミサーヴァント化により、自己流に改編したスキルとして憑依継承を行った。
それこそがC++ランクスキル。偉大なる覇王の簒奪者。
Cランク相当にカリスマ・軍略・皇帝特権が下がる代わりに、「倒した存在の魂を生贄として己を強化し続ける」スキルと化した。
これまで強敵との戦いにばかりしていたこともあり活かしきれなかったが、超獣鬼が生み出す小型魔獣がこれを一時的に代用。
これにより、彼女は己のスキルを掌握する。
会得するは低ランクの神子のような神降ろしであり、それを成す為の呪術特性。
それらを令呪の応用で高め、此処にアレクサンドロス三世の第四宝具を顕現する。
「皆よ! 我が目の前に立つは、一つの種族を滅ぼさんとする憎悪の結晶! 偉大なる神が作り上げし極大を、悪魔達の頂点が悪用したことで産まれし力! これを越えんとする者よ、今ここに、死すら乗り越え集うがよい!」
そう号令をかけると共に、多くの光が集まっていく。
それは、アレクサンドロス三世の覇道に焦がれた者達。
彼と共に進軍制覇に生きた者。彼の後継者とならんとした者。そしてその夢を心に宿し、自分もそうありたいと願った者。
その想い全てを、彼女はアレクサンドロス三世以上に高めて集めていく。
そして、頂点に達したその問いに、ついに宣言した。
「蹂躙せよ!
今ここに放たれる、アレクサンドロス三世の第四宝具。
A++ランク対城宝具。
真名解放と共に指定した相手に対し、アレクサンドロス三世の覇道に魅せられた者達の思念を集め一斉攻撃として敵に放つ対城宝具。
主神・超越者クラスに届くその猛攻を受け、超獣鬼の前身が削れていく。
それでもなお、超獣鬼はシャルバの怨恨に従い突撃を敢行しようとする。
その最後まで進まんとする姿に、幸香は僅かな敬意を感じ―
「故にこそ、まぁだだぁっ!」
『ARMS!』
飛び上がり、そして自らもまた突貫する。
蹴りこみ、そして大量のプラスチック爆薬が最後の破片に叩き付けられ―
『ブローニングレインラッシュ!』
ブ
ロ
ー
ニ
ン
グ
レ
イ
ン
ラ
ッ
シュ
その爆発に呑み込まれ、此処に最後の超獣鬼は消滅した。
和地Side
四方向の隙間から、俺達はミザリに攻撃を仕掛ける。
確実に、少しずつ、俺達の攻撃はミザリに届いている。
「……ぁあ……いぃ……」
陶酔するミザリは己の悲しみに酔いしれる。
正直に言って複雑だ。
カズヒ姉さんの愛する男。そしてカズヒ姉さんが目覚めさせた悪鬼。
彼は俺にとっても縁深く、また義理の兄ともいえる関係だ。
だが、ミザリの願いは世界に嘆きを生み続ける。
それは、道間日美子も笑顔に誓った俺の生き方からは絶対に受け入れてはならない戦いだ。
だから、こそ。
「ぶちのめすぜ、ミザリ……ルシファー!」
「ええ……そうよ!」
強引に打ち上げ、結界で回避困難な状態にする。
そして俺はショットライザーを展開し、カズヒ姉さんもフォースライザーを一旦開閉。
更にリーネスも、スラッシュライザーを構えて体制を整えた。
『SHINING JUNP』
『BALANCE SAVE』
「……食らいなさい、ミザリ……誠……にぃ……っ!」
カズヒ姉さんのその呟きに合わせ、俺達は一斉に攻撃を開始する。
『パラディンブラストフィーバー!』
『シャイニングレインラッシュ!』
『リスターティングユートピア!』
三人がかりの蹴り技が、ミザリを盛大に跳ね飛ばし―
「いや、此処はもうちょっと……ね?」
―同時に、ミザリから絶大な紫炎が巻き起こる。
やろう、せめて首都を吹き飛ばして、民衆の心を傷つける気か!?
まずい、この距離だと俺達の手札では奴に対応されるし、間に合わな―
「な……めるなぁあああ!」
その瞬間、鶴羽が飛び上がり紫炎の前に立ち塞がる。
いや、確かに鶴羽の聖十字架は性質上、ピエール・コーションの宝具て対聖特攻だけど。
それでも無理だろ、しかも性質上、俺が障壁を張るわけにもいかないし!?
「ふふふ? いくらピエール・コーションでも、これは無理なんじゃ―」
そう、ミザリが陶酔の笑みを浮かべた時だった。
「……我、クロード・デュ・リスに希う!!」
その瞬間、鶴羽も左手に聖槍が具現化する。
……え?
「ふふぅん。色々頑張ったのよぉ、私もねぇ」
「……クロード長官、何時の間に……」
自慢げなリーネスに、カズヒ姉さんはちょっと呆れ顔だ。
あ、そっか。
固有結界に登録したサーヴァントの力を再現するなら、別に鶴羽がマスターでなくてもいいのか。
俺は思わず感心したが、すぐに我に返る。
このチャンスを、無駄にはしない。
「リーネス、そろそろ本領いくぜ!」
「えぇ、やってしまいなさぁい!」
そして俺は、パラディンドッグプログライズキーを操作する。
パラディンドッグプログライズキーに仕込まれたダイヤルを回し、俺は静かに意識を統一する。
残り時間は40秒を切っている。だからこそ、すぐに至る!
「
その瞬間、俺の禁手は完全に切り替わった。
それに対して、ミザリが目を見開いたのが分かるが、さほど驚くことではない。
元々神器研究では神の子を見張る者が独走トップ。そして疑似的に禁手に至る為の技術も開発されていた。
それをベースにしたこのパラディンドッグは、禁手に向いていないと判断された俺の補正用。禁手可能時間を三倍に増やし、更に禁手を切り替える機能を持っている。
総合力では
何故ならこの禁手の特性は……っ
「ぐ……が……ぁああああああっ!」
強引に引きずり出される魔力に、俺の体が悲鳴を上げる。
そう、これがこの亜種禁手、誓約成す勝利の銀剣の特性。
俺の魔力を限界まで吸い上げ、増幅圧縮した魔力斬撃を放つ火力重視の切り札だ。
「和地!? 大丈―」
「―安心してくれ、カズヒ姉さん」
俺はカズヒ姉さんの言葉を遮り、断言する。
「今日の夜は絶対処女を貰うから、こんなもので倒れたりはしないさ」
ああ、俺だってやる時はやるんだよ。
「……そうね。信じるわよ!」
そう言いながら、カズヒ姉さんは走り出す。
同時にリーネスも走り出し、鶴羽も全力を込めて紫炎を迎撃する。
そう、静かに両肩が震えているのは、恐怖でも疲労でもない。
「……私は友達失格だけど……それでも、私はあなたのことを友達だと思っていた。……だから誠明、あんたの悪行は見過ごさない!」
その渾身と共に、聖槍と聖十字架が共振し―
「それが、誠明と、乙女と、アイネスと……そして!」
―紫炎を一気に、押し返した。
「……カズヒと和地に捧げる想いよ!」
「……ああ、これからもよろしくなぁ!」
その一瞬の拮抗の傾きに、俺は渾身の力で魔力斬撃を叩き込む。
ゆらいだ紫炎はその斬撃を防げず、一気に書き散らされてミザリへの道を切り開き、奔流でミザリの動くを阻害する。
そして同時に、カズヒ姉さんもリーネスも、小さく何かに堪える様に肩を震わせ―
「「ミザリ……ルシファァアアアアアアッ!」」
『シャイニングレイン!』
『リスターティングディストピア!』
その瞬間、一気に接近しての連続攻撃がミザリを滅多打ちにして叩きのめした。
全身を滅多打ちにされ、そして実装が解けるミザリの体が光に包まれる。
「……残念だけど、此処は悲劇には出来なさそうだ」
本当に残念そうに苦笑しながら、ミザリは俺達を向き―
「だけど、まだチャンスはあるからね?」
その言葉と共に、転移で俺達から逃亡する。
……逃がしたか。だが、追い返せただけで今は良しとするか。
いずれ必ず決着はつける。だが、今はお互いそこに至れる段階ではない。
俺は禁手の持続をできずに変身ごと解除して、少しふらついた。
それを比較的近くにいた鶴羽が支えてくれる。
そして俺達は顔を見合わせると、着地していたカズヒ姉さん達のところに向かう。
「……先に、部長達に状況を伝えるわねぇ」
気を利かせたリーネスが、俺達に微笑みながら先に歩き去っていく。
それをちらりと眺めてから、俺達は黙って俯いていたカズヒ姉さんを、後ろからそっと抱きしめる。
「………ゴメン。まだ……ちょっとだけそうしていて」
肩を震わせながら俯くカズヒ姉さんを、俺達はただ抱きしめる。
いずれ決着はつける。今はだが無理だった。
だけど、できれば今付けたかった決着だった。
ふと空を見上げると、既に戦闘も終わっているようだ。
怪我や負傷も回復していく辺り、アーシアが何かしたのかもしれないな。
……あぁ、本当に……今はこれで良しとするしかないんだよなぁ………。
そんなこんなで、イッセーに関しては原作の通りな決着に繋げました。
シャルロットもついでに体を作っていることから、シャルロットの基本戦闘能力ははるかに向上するだけでなく、鍛えて性能を上げれるようになりました。今後はシャルロットは日常でも戦闘でも出番を増やしていきたいと思っております。
そして鶴羽もパワーアップ。サーヴァントの力を登録する固有結界を利用して、サーヴァントを登録することでさらなる強化を果たしました!
今後も彼女は活躍し続けることでしょう。できる子なのです、たまにポンコツだけど!
そしてパラディンドッグの機能は、本文の通り「禁手の強化ユニット」です。聖騎士を意味するパラディンの名は、神聖なを意味するセイクリッドに絡めた者です。
禁手の長時間発動を可能にするだけでなく、禁手そのものを切り替えることで状況対応能力を強化することが可能。今後のインフレに多機能性で対応し、無駄にフォームを増やさないための方法となっております。
反面、この形態になるにはそもそも和地が禁手になることが必要不可欠。そのためその場しのぎも兼ねてアサルトグリップを開発し、至った後は非常時の保険とするのがリーネスの立てた予定でした。
……だがこの男、そんな装備を使って十分も禁手を使えない。星辰奏者の殻だの丈夫さや死に難さも相まって、基本的にサルヴェイティングアサルトドッグが基本装備となることでしょう。
最後は幸香の星辰光といきます。
九条・幸香・ディアドコイ
基準値:A(B)
発動値:AAA(AA)
収束性:AA(C)
拡散性:AAA(AA)
操縦性:B
付属性:B(C)
維持性:AA
干渉性:B(C)
一度動くと決めたのならば、豪快に絢爛に盛大に。たとえ先達が心折れようと、ならば己がその先まで進むのみ。矮小たる想いを束ねて大いなる覇業を成すべく、
九条・幸香・ディアドコイの星辰光。窒素爆薬製人形運用能力。いわゆるポリ窒素を生成するだけでなく安定化させ、それを材料に自立駆動型の兵士を創造して運用する星辰光。
獣型にすることで強靭さを与えることも可能であり、幸香は鳥型や獣型にすることで運用可能。これは彼女の操縦性では自身の武技まで再現させることは難しいことから、獣の強靭さを選ぶという選択肢をとったことに由来する。
加えて魔術によるプログラミング化によって、大量の魔獣に別々の行動やある程度の自立判断能力を与えることも可能。干渉性が足りないため遠隔地に瞬時に具現化させることはできないが、それを抜きにしても最高峰の星辰奏者といって過言ではない。
そして彼女はそこに満足することなく、おのが体を改造することすらいとわない。
肉体の成長を考慮して骨格こそ入れ替えていないが、要所要所に
その制圧力は文字通り一軍匹敵。一騎当千という言葉すら生ぬるく、これだけで先進国の陸海空軍の連合部隊を壊滅させうるポテンシャルを発揮可能。その制御は非常に困難だが、人形そのものにゴーレム系魔術を利用した簡易知性を組み込むことで十全な運用能力を会得。
もはや彼女は新種の魔星、礼装型人造惑星とでも形容するべき王者へとなりあがった。
風の如く遠く広くを目指す覇王が如き女傑、九条・幸香・ディアドコイの星辰光である。
★詠唱
天進せよ、我が守護星―――鋼の
輝かしきは英雄譚。武勇と覇道の物語に、憧憬がとめどなくあふれ出す。
約束された破滅など、恐れる道理はどこにもない。煌びやかな輝きになりえるのなら、死に際さえも華やかに。守勢に纏まる凡俗共など、矮小浅薄軽々しい。
にも拘らず破滅を嘆き、夢を捨てるとは笑えない。栄光が死後に破綻して、それが一体どうしたと?
我が栄光は我の者。その勝ち逃げさえできるのならば、後の者が負う責任など、知る必要もないだろう。その後全ては何もかも、継がんとする者の責任だ。
故に我、汝の全てを奪うとも。力も夢も覇道も誇りも、怯えで捨てるのなら我が物だ。略奪と征服と蹂躙の果てに、汝はそこで朽ち果てろ。
我、見果てぬ先を欲し楽しむが故に我なり。この身に焦がれし
こんな感じで超強化された礼装型人造惑星、九条・幸香・ディアドコイの星となります。
当初から人造惑星化することを前提にしていたので、幸香の星辰光はかなり初期から登場してましたけど詠唱は後回しにしておりました。もはや人造機竜すら超えていますが、これは魔術的強化と幸香自身が魔術回路を持っていることにも由来します。
とりあえずバトルはこれで終了です。
あまーい?
-
甘過ぎて死にそう
-
ふっこの程度か?
-
ほどほどの甘さだ