好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! クラスカードをどうやって投入するかなども考えて、いろいろ設定を今週末にでも詰めていこうかと考えているグレン×グレンでっす!

 感想・高評価・推薦・創作掲示板での紹介は大募集! 折り返し地点かつ一番えぐいところが終わった章なので、ちょっとでも考えている方は是非このタイミングをいい機会に!



銀弾落涙編 第五十六話 新たな一歩(悪党共も)

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……一つ、聞いてもよいか?」

 

「どうしたのかね、幸香?」

 

「簡単だ。お主、もう少し成果を欲張っても行けたのではないかの?」

 

「性分でね。最大成果を得ることはきちんと考えるが、まずは確実に必要最小限を獲得する性質(タチ)なのだよ」

 

「そういうところはつまらんのぅ。敗北は忌むものじゃが、それで勝利することまで放棄してどうするのじゃ」

 

「大丈夫さ。今後は君達が()()を担ってくれるだろう?」

 

「……確かにな。ああ、勝利は我らが掴み取る。汝は敗北を受け流すといい」

 

「なら安心だ。……まぁ安心してくれたまえ、盆式聖杯戦争は成功した以上、早ければ数年後に計画は実行に移せるだろう。それまでの人気取りは頼むとしようか」

 

「テロリストにそれを頼むとは、慎重なのか大胆なのか。……とはいえ、早められないかとは思ってしまうがのぉ」

 

「確かに、あり得る可能性は一つほどあるがね」

 

「あるのか? そんな便利なものが?」

 

「……ザイアから流出した情報にある、星辰光(アステリズム)を超えた星辰光(アステリズム)

 

極晃星(スフィア)か。だがあれは、狙って獲得できるものではないぞ?」

 

「分かっているさ。だが、研究はしておくべきだろう?」

 

「……はっはっは。本当にお前は、妾が手を組むに値する大望の持ち主じゃよ」

 

「そこは自画自賛しよう。だからこそ―」

 

 

 

 

 

 

 

 

「―万が一の時は、君にサーゼクス様や赤龍帝の打倒をお願いしよう。起きないことは願っているがね。」

 

「―任せるがよい。お主とならば、星々の彼方にすら漕ぎ出せそうだからのぉ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……うっへぇ。危なかったぁ』

 

「ご苦労様、モデルバレット。新しい体もできてよかったよ」

 

『まったくだよ。ちゃっかり回収してくれたから復活したけど、あのままだとやばかったなぁ』

 

「大変だったね。まさかカズヒがあそこで持ち直すとはね」

 

『九成和地……田知の転生者だっけ? 確かにインパクトでかいけど、誠にぃを捨ててまですることかなぁ?』

 

「まぁ、人の選択はそれぞれだろうさ。……とはいえ、今後に備えた方がいいだろうけどね」

 

『ステラフレームの増産とか? 戦力は多い方がいいだろうけど』

 

「そうなんだ。実は今世(いま)の父さんが興味深い計画を進めているから、尚更戦力は多いに越したことがなくってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、戻ってきたかいマイサン。そして義理の娘となるモデルバレットくんも無事……じゃないけど帰って着てこれたんだね」

 

「あ、父さん」

 

『……へぇ~。おじさんが私の新しいお父さんになる人?』

 

「そうともさ! ま、今回悪祓銀弾(シルバーレット)にしてやられたみたいだけど、リベンジはちょっと手伝ってからにしてちょーだいな」

 

「というと、そろそろそっちも準備ができたのかい?」

 

「大正解! んじゃ、ちょっくらいい年こいたおじさんの中二病ライフ、スタートです♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ色々とあるが、とりあえず問題は解決した。

 

 突貫作業じみたイッセーとシャルロットの龍の体。

 

 明かされたカズヒ姉さん達の過去とそこからくる因縁。

 

 結局逃げてしまった曹操の行方。

 

 オーフィスから奪った力による、禍の団のオーフィス。

 

 更にギャスパーの謎現象まであるらしいし、グレモリー眷属には課題がたくさんだ。

 

 まぁ、それはそれとして嬉しいことも多いわけだがな。

 

 イッセーは死んだと思ったら無事生還。

 

 カズヒ姉さんも助けることができたし、人生をちょっとは前向きに生きてくれることになった。

 

 中級昇格試験は三人とも見事合格。

 

 更にカズヒ姉さんは、俺の告白をついに受け止めてくれた。

 

 ……ぶっちゃけ、昨日は張り切ったぜ。太陽が黄色いとか言いたくなっちゃう感じだな。

 

 思い出すだけで笑い出しそうになる。起きた時に高笑いしたくなってたまらなかった。

 

 もうお赤飯も自分でパックのを用意したしな。スマホのスケジュール機能にも、数年先まで「告白成就記念日」を作ったから、毎年ちょっとお祝いしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 な・ん・だ・け・ど

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さぁ! これより色々めでたいこと総まとめパーティを……始めまぁっす!

 

『『『『『『『『『ぉお~っ!』』』』』』』』』』

 

 マイク片手にバニーガールで声を張り上げるリヴァ先生に、周囲も悪乗りで大騒ぎを始める。

 

 ……そう、俺達は今盛大にパーティをしている。

 

 懲罰任務のメイドさん達も、今回だけは一休み。

 

 食べ物は全部ケータリング的な感じで注文して、掃除用にハウスクリーニングの準備も万端。ちなみにリヴァ先生が資金は用立てた。

 

 そんな兵藤邸のパーティに、俺はどうしたもんかとちょっと思う。

 

 ノンアルコールシャンパンとかがふるまわれているけど、よく見るとアルコールがちょっと入っているタイプだ。

 

 これ、後で大変なことにならないだろうか? アルコールって慣れてないとちょっと入っただけであれになるよな?

 

「は~い! そんなわけで見事正妻になっちゃったカズヒさんに質問です! 今のぉ~お気持ちはっ!」

 

「貴女にアイアンクローを叩き込みたいわね……っ」

 

 顔真っ赤にしているカズヒ姉さんは新鮮だけど、今突っ込むと俺が巻き込まれる。というか、割って入れる空気じゃない。

 

 独占インタビュー形式でやられているこれは、イッセーと俺の分も残っている。

 

 木場と朱乃さんも入れろよ。二人の昇格も入ってるだろこれ。

 

「師匠! 和っちって結局ベッドどんな感じなの? ……わ、私もトラウマ克服できる……かしら?」

 

「……あ~。やっぱりそうなるよな? その、トチったりとか、しないのか?」

 

 春っちとベルナが顔真っ赤でそんなことを聞いてくる。

 

 ちなみに既にしているインガ姉ちゃんは、さらりと距離をとっている。にこやかに労わる笑顔をカズヒ姉さんに向けていた。

 

 最近図太くなってくれたようで何よりです。まぁ、繊細だと神経が持たないからな、兵藤邸。

 

「ちなみに恋愛関係の進展ではカズくんが数歩リード! イッセーくんはおいつけるのかな~?」

 

「……大丈夫です。牛乳飲んで、おっぱいも背丈もおっきくしますから」

 

 既に場酔いしている小猫が、リヴァ先生の茶々入れに余計なことを言っている。

 

 これは後でからかわれる流れだ。頑張れ小猫! いっぱいネタにされてリヴァ先生達を飽きさせてくれ! ノリノリだからいいだろ!?

 

「……くっ! 小猫に追い抜かれたのは流石に不覚だ。悪魔としては先輩とはいえ、私達も負けてられないぞ、アーシアにイリナ!」

 

「は、はい! イッセーさんを好きになったのは私が一番早いです。頑張ります、負けません!」

 

「え、えっとね? 私は一応天使だからね? そういうことしたらまずいからね? ……でも、赤龍帝を天界に迎える為にも頑張ります!」

 

「そうですね。ですが先輩方、此処で脱ごうとしないでください……酔ってますか? 場酔いですか?」

 

 あそこで暴走している教会三人娘は、良心たるルーシアに任せよう。

 

「……お待たせしました皆様。要望によるスモークサーモンサンドを用意しました」

 

「ふっふっふ。スモークサーモンだけじゃなく、スモーク鱒とかも用意してますぜ? 分かりますかな?」

 

 こっちもテンション高めなアニルが、クックスのサポートを受けて特別に料理まで作っていた。

 

 とりあえず後で食べよう。食いっぱぐれないほどの量はあるけど、内には大食らいが多いからなぁ。

 

 そんな感じでちょっと引っ張られ気味な感じでいると、俺の隣にリーネスが座ってきた。

 

「……和地、本当にありがとうねぇ」

 

「なんだよ急に」

 

 いきなりそんなことを言われても、正直俺も困惑するんだが。

 

 だけど、リーネスは本当に感謝しているのが分かる表情で俺を見ていた。

 

「私達だけじゃ、カズヒの心の壁は取り除けなかったわぁ。貴方がいたから、瞼の裏の笑顔をずっと持っていたから、カズヒは根負けできたのよぉ」

 

 そう、なのか。

 

 まぁ確かに、道間日美子に連なる関係は色々と後ろめたいところがあるだろうしな。どうしても抵抗はあるんだろう。

 

「……そういえば、和地君とデートするんだよね? 今度も映画?」

 

「いえ、違うパターンにするべきかと……っていうかインガまで乗ってきたの?」

 

「ほほぅ? それは気になりますなぁ? 最初のデートについて伺いたいところですなぁ?」

 

「どういうノリよリヴァ。っていうかね? あの時はちょっとそれどころじゃなかったから……」

 

「だったら尚更楽しみなさい! お土産はツーショット写真でいいから! 幸せそうなら家宝にするから!」

 

「鶴羽。ちょっと本気でお願いだから、感涙しながら絡んでこないで……ってその瓶、度数に0がないんだけど!?」

 

「あっちゃぁ、配送ミスだな。確かに12パーセントって書いてやがる。……で、デートできていく服とかあるのか?」

 

「いっそのこと、ホテルによって朝帰りもあり得るんじゃないの? あるわよね師匠!」

 

「ベルナも春菜もそっちの話を今振らないで。ちょっといい加減にキャパオーバーだから!」

 

 ……凄いことになってる。まじでなってる。

 

 俺はちょっと引き気味になったけど、でもあの空間が大切なものに思えている。

 

 あんな暖かくてにぎやかな空間に、カズヒ姉さんが入れるということが、俺にとって嬉しくてたまらない。

 

 それを俺が導けたっていうのなら―

 

「……リーネス。約束する」

 

「なにかしらぁ?」

 

 ふと見ると、イッセーはイッセーで女性陣にもみくちゃにされている。

 

「いやっほぉおおおいですわぁ! 背中ゲット!」

 

「ひゃぁああ! サンドイッチは……や、やめええええええ!?」

 

 そこに滑り込むように背中に抱き着いたのは、ヒツギを巻き込んだヒマリだ。

 

 ヒツギも顔が赤いけど嬉しそうで、ヒマリは今までにない艶やかな笑顔だったりする。

 

 イッセーがいたからこそ、俺の二人の母さんは幸せな笑顔を迎えている。

 

 そしてそれを受け止められるぐらい、カズヒ姉さんの笑顔は俺が導けた。

 

 だからこそ―

 

「……九成和地は、涙換救済(タイタス・クロウ)は、道間日美子の笑顔に誓って、彼女の笑顔を守って見せる」

 

 ―この日常を守る為に頑張ろう。

 

 絶対にできるといえないのが難点だが、それはそれ。

 

 できる範囲内で頑張ることまで放棄しない。それだけは、俺にとって涙の意味を変えることと同じぐらい頑張りたい祈りだ。

 

 この夢想(祈り)を、悪夢(呪い)に変えずに生きて見せる。

 

 俺はそう、決意した。

 

「……うん。応援するわ」

 

 その静かな言葉を受けて、俺は立ち上がった。

 

「カズヒねえさ―」

 

 そこまで言いかけて、俺はちょっと考える。

 

 周囲から注目が集まる中、俺は決意を入れ直した。

 

 ああ、愛している。だからこそ―

 

カズヒ()()! 今度デートしよう!

 

 ―まずは、これが第一歩だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、めちゃくちゃ反応がうるさかったことだけは伝えておく。

 

 あとその後、イッセーと共に次のデートの順番争奪戦に巻き込まれたことを断言しておく。

 




 銀弾落涙編、これにて終幕。次は幕章につながる幕間となります。

 いやぁ、何度もエタり、いっそのことめっちゃくちゃ設定を組み立てなおすという名の入れ替え工事じみた真似までして、ようやっとここまで来れました。
 どうも自分は入念に設定を付けると逆に燃え尽きるようです。今後はあえて骨子以外はスカスカにして、アドリブ四割ぐらいでやっていこうかと思っております。……考えてみれば、ケイオスワールドやイレギュラーズも第二部は入念に作ってからスタートしてたな。それが理由か……?

 さて、いろんな方面で暗躍する連中がごろごろ出てきながらも、和地たちの祝勝パーティで幕を下ろすことでサゲてアゲた感じになります。

 どうも伏線が張り足りなかったのでいっそのこと明かそうと思いこんなことにしましたが、実はフロンズと幸香はアザゼル杯編の終盤あたりで敵対させることを前提として設計したキャラクター。当初からフロンズが迎え入れる形で後継私掠船団を引き抜く前提で作っていました。

 足並みはそろえてくれるけど本質的に相いれない形にすることで、フロンズ達に「将来的に敵対じゃね?」と思わせる形で伏線を入れていたつもりですが、常連さんであるRiliさんの指摘で「全然できてない」と気づき、いっそのことこんな感じであからさまな不穏展開を入れることにしました。

 なにせハイスクールD×Dは原作が未完ですからね。加えてこの作品はクロス作品の関係上、文字通り次元が違うインフレが起きうるので、まぁ龍神をてこずるレベルで済ませるE×Eの邪神が相手でも追い返す程度は十分可能と判断しました。……ぶっちゃけ神祖を滅奏や閃奏で打倒できる以上、ゼファーさんや総統閣下ならあいつら殺すことは可能でしょうし。シルヴァリオはLight作品なので、最強格の異能は文字通り次元違いのインフレになるのです。

 そしてそんなインフレ異能を会得する予定満々のミザリ達も、無事に中二病おじいちゃんがハッスルしたのでさらなる動きを見せていきます。

 特にモデルバレットは復活しました。本当はこの章で決着をつける予定でしたが、いろいろと修正やアドリブを入れていたらちょっと難しかったので、第一部後半におけるカズヒのライバルポジションになるかと。

 あと自分は純粋に敵キャラであることもあって、ヴァーリよりリゼヴィムの方が高評価な人物ですので、リゼヴィムは盛ります。かつて得たった作品では神様転生者と極晃を描く予定だったぐらいであり、さすがにそこまではしませんがイレギュラーずレベルの強敵にはします。つまりリゼヴィムの最終決戦は「俺とお前でダブルD×D」な感じになりそうです。むしろカズヒと和地を足しても難しいぐらいにしようかなぁ?

 さて、毎度毎度賞の最後に変態がぶっ困れる幕間を入れるのが定番ですが、今回は折り返し地点であることもあって変化球にするのは以前書いたと思います。

 その名も銀愛賛歌編。和地ハーレムのデートを見たいという要望も割とあったので、ちょっとこの機会にデート乱舞です! あとイッセーもオリヒロとデートします!

 すでにそこまでは書き切れているので、次の幕間はそこに至るまでの導入部となります。

 さぁ、甘い展開だらけになるからブラックコーヒーか抹茶の用意を忘れるな!
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