好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

293 / 530
 はいどうもー! 感想・高評価・推薦・創作掲示板での紹介を常々欲して励みにする男、グレン×グレンです!

 活動報告でちょっとしたアイディアをガス抜きしたので、もしよろしければご一読くださいな。


明星双臨編 第六話 東京大混乱!

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 ある日の都心の深夜。そこで大規模な作戦が行われた。

 

 警察、自衛隊といった表の戦力は当たり前に動員。更に五大宗家という裏の組織もまた集まり、一つの高層マンションを囲み、部隊すら突入させた。

 

 そして同時タイミングで報道がなされた。

 

『信じられません。つい先ほど内閣と警視庁の緊急合同会見で、野党議員である小面原拾杯氏に外患誘致罪をの容疑で逮捕すると発表がありました!』

 

『今年初夏に起きた謎の弾道ミサイル発射事件。領海内から都心近郊の駒王町近辺で撃墜に成功したあれを発射したテロ組織と繋がり、様々な情報を提供していたとのことです』

 

『小面原氏はそもそも野党議員になる前からテロリストと繋がっており、日本政府は警察はおろか自衛隊からもレイダー部隊及び星辰奏者(エスペラント)部隊まで投入すると説明がなされています!』

 

『逮捕は今からとのことですが、その上で講師て内閣から発言があるということは、小面原氏を逃がさないという強い決意の表れと思われ―』

 

 テレビのチャンネルを変えてもこのニュース一色になっている中、扉の向こうから大きな音が響いていく。

 

 玄関のドアがこじ開けられるどころか、蹴り破られるすら通り越して粉砕される。そしてすぐに固い足音が連続して響いてきた。

 

 そして破壊されるドアの向こうからバトルレイダーが姿を現すのを、小面原拾杯は静かに見た。

 

「……小面原拾杯! 貴方を外患誘致罪の容疑で逮捕する!」

 

「やれやれ。まさか真っ先に気づかれるのが私とはな」

 

 軽く肩をすくめる小面原に、突入したSATのバトルレイダーが、装甲の内側でしかめっ面になる。

 

 彼は小面原が所属している野党に投票したことがある為、内心ではこれが誤認逮捕であってほしいと心から願っていた。

 

 だからこそ、ここまで慌てることなく肯定と受け取れる言葉が出てくることに忸怩たる思いを覚えていた。

 

 だが同時に、小面原が一切慌てていないことに懸念すら覚える。

 

 これだけの事態になっている以上、小面原はどうあがいても復権はできないだろう。また外患誘致罪ともなればただでは済まない*1

 

 にも関わらず、避難すらせずにこの余裕を見せている。

 

 その時点で、突入したSATは備えができていると確信した。

 

 念には念を入れ、小面原の住んでいる一室は完全に包囲している。上下左右の部屋にも部隊を突入させており、さらにマンションの外にも自衛隊が舞台を待機させているほどだ。

 

 更に相手が禍の団に繋がっていることを踏まえ、事情を知っているメンバーだけを厳選したうえで周囲の異形にも強力を要請。もちろん日本の異能主体組織である五大宗家も動員している。

 

 その上で警戒をしつつ、SATは小面原を拘束しようとして―

 

「君達の油断は二つだ。外と()だよ

 

 ―その瞬間、小面原が異常な動きでSATを攻撃する。

 

 咄嗟にガードを間に合わせたSATの隊員は、しかし衝撃で大きく後ろに弾き飛ばされる。

 

 更にその瞬間、マンションの外から大きな爆発音が響いて衝撃でマンションが揺れる。

 

 外周部は半径100mほどに渡って警戒網が敷かれている。その上で衝撃がマンションを揺らすほどの事態が起きるなど、ことはあまりに大きなレベルと言ってよかった。

 

 そして同時に、小面原は一切動揺していない。

 

 その危険をレイダー部隊が悟ったその瞬間、小面原は大きく脱出を敢行した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『し、信じられません!? この日本で、東京都内で、これだけの規模の戦闘が起きるなどありえません!?』

 

 大慌てするリポーターがそういう中、テレビ画面ではなんていうか凄いことになってる。

 

 外にいた自衛隊や機動隊のバトルレイダーが、外からどんどん出てきたレジスティングアントレイダーや、以前冥界のパーティー会場を襲ったレイダーの連中と戦いまくる羽目になってる。

 

 ……禍の団と内通している政治家を逮捕するっていうから、禍の団から何かしらの妨害が出てくるとは思っていた。

 

 にしたってこれは大事だろ!?

 

「……レイダーと星辰奏者なら表の世界にも出ているが、かといってここまで大々的に動くとはな」

 

「それだけに絞れば、人間界に対するテロ行為も比較的隠す必要はないですが……っ」

 

 吸血鬼との会談の為に集まったアザゼル先生や、天界からのスタッフにしてゼノヴィアの姉貴分でもあるグリゼルダ・クァルタさんが渋い顔をするのも当然だ。

 

 あいつら、一周回って開き直った真似してやがる!

 

 リアスも渋い顔をしていたけど、だけどため息を一つつくと切り替えた。

 

「……どちらにせよ、今の私達では手が出せないやり口だわ。まして私達もまた、別の意味で厄介なことをするのだもの」

 

 そこまで言うほどなのか。吸血鬼との会談ってのは。

 

 一応テロと化してるわけじゃない連中相手にそこまでとか、吸血鬼ってどんだけあれな連中なんだ。ギャスパーはギャスパーで吸血鬼として参考にならない感じが凄いから、全く分からねえ。

 

 俺が首を傾げていると、リアスは静かに立ち上がった。

 

 そしてテレビ画面を、まるで頼もしい者を見るかのように見ている。

 

「それにあそこには和地やカズヒが向かっているわ。敵がどう動くかにもよるけれど、決してこっちにとって最悪にはならないでしょう?」

 

 ……っ

 

 そうだ。そうだった。

 

 あっちにはカズヒと九成が、プログライズキーを使う皆と一緒に向かっているんだ。

 

 仲間達が頑張っているんだ。それも、九成とカズヒもだ。

 

 なら信じよう。あいつ等なら、禍の団の好きにはさせないって確信できる。

 

 ……頼んだぜ、皆!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

「嘘でしょ……あり得ない。ここ、日本……」

 

 もはや実況を行う気力すら失った、報道チームはへたり込んでいる者すらいた。

 

 無理もないといえば無理もない。日本は世界的に見ても、こういった大規模な武力行使的事件が起き難い土壌がある。

 

 元々銃火器や刀剣類の規制は厳しい部類であり、また憲法九条の存在もあってか、そもそも大規模な軍事力による問題解決その物に抵抗感がある者は数多い。むろん国際的にみて買いに分類される問題点も探せば多いだろうが、こと大規模な殺傷事件やテロの類においては世界的に見ても数少ない部類だろう。

 

 だが同時に、そういった危機が少ないということはそれらに対するノウハウが足りないことを意味する。

 

 地震の発生率やその規模が日本に比べて大きく劣るアメリカなどの国家で耐震基準がかなり低いように、リソースというものがある以上、必要性が薄い物に対策は取られづらい。

 

 故に、都心で中隊規模レベルの武装勢力による戦いなど、日本人にはどうしても耐性がなくなっている。

 

 ゆえに、報道陣が完全に混乱して動けなるなることは仕方がないことでもある。

 

 だが同時に、それが致命的に行けなかった。

 

 ―気づいた時、戦闘の余波で寄りにもよって大型のバンが一台、彼らに向かって吹き飛ばされていた。

 

 反応などできない。そもそも、理解が追い付いていない。

 

 故に当然のように彼らに向かってバンは直撃―

 

リスターティングディストピア!!

 

 ―する前に、四方八方から打撃が叩き込まれ、跳ね返された。

 

「……はい?」

 

 もう呆気に取られて何も分からなくなっている報道陣の後頭部が、優しく軽めに張り倒された。

 

 それで我に返った彼らは、その姿を見た。

 

「……無事なようね。しゃっきりしなさい」

 

 銀のインナーと黒の装甲で身を包んだ、レイダーよりスマートなその戦士を。

 

「ここはもう既に戦場だけれど、更に激しい戦いになるわ。命を懸ける覚悟がないなら、今すぐ逃げることを勧めるわ」

 

 女性と思える声を放つその戦士は、そのあと一切こちらを振り返ることなく、こちらに気づいたレジスティングアントレイダー達に向き直る。

 

「……死ぬ気で撮るか死ぬ気で逃げるか、今すぐ決めろ! 十秒だけ稼いであげる!」

 

 そしてその瞬間、戦士はレイダー達を相手に大立ち回りを実行する。

 

 その光景を見て、彼女達は決意を新たにした。

 

「あ、ありがとうございます! ……逃げるわよ!」

 

 全力疾走での逃亡。それに誰もが頷くことすらなく同意して疾走する。

 

 下手に感化されて暴走することなく、自分達の命を大事にしても逃亡を選択。

 

 これに銀の戦士―すなわちカズヒが変身する仮面ライダー道間リスターティングホッパー―は、ほっとしたように肩をすくめた。

 

 こういう英雄的行動に浮かされて、無謀なことをする者は数多い。

 

 それが問答無用で悪いとは言わないが、冷静に自分達を見返してそれを選ばないことも悪いことでは決してない。

 

 故に、カズヒはアタッシュショットガンとアタッシュナイダーを左右の手に構え、更に道路を封鎖するようにコンテナを展開する。

 

「堅気の奴には危害を加えさせないわ。そして―」

 

BURST!

 

CRY!

 

 静かに腰を落とし、悪敵銀神(ノーデンス)は宣言する。

 

「お前ら全員、この場で邪悪と断定する!」

 

ダイナマイティングカバンショット!

 

ハウリングカバンシュナイデン!

 

 あとは語るまでもない。

 

 尊ばれるべき正義の為に、邪悪を穿つ銀の魔弾。悪祓銀弾(シルバーレット)の決意はいまだ、翳ることなく輝いている。

 

 まして、今レジスティングアントレイダーになっている者は半グレ集団。こういった事態に備え、自分まで被害者にする形の詐欺事件の手はずを整えることと引き換えに、薬物まで使った催眠療法でかけた暗示による保険の陽動戦力。小面原拾杯の保険如き。

 

 正義の味方で悪の敵たる、カズヒ・シチャースチエをしのぐに能わず。

 

*1
日本ですら基本死刑という超重罪




 「すでに人間世界に流出している技術体系だけ使えば、人間世界のど真ん中でもテロれるぜぇ!」なノリで東京大動乱。

 やってみたかったんですよねぇ。リゼヴィムとミザリがツートップやっているやばさの象徴といった感じで「隠すことに頑張ったりしないノリのテロ」って奴。

 ちなみにこれでもかなりセーブしました。「一見そうだと分からなければ人工神器技術も使っていいよネ!」なノリで、無限ガトリングガン・無限滑空砲・無限フレアでガンシップ出して航空支援とか考えましたが、さすがにその規模はリゼヴィムもセーブすると考えて没にしました。

 ちなみにガンシップはデイウォーカー編で出そうかと思案中だったり。





 そして仮面ライダー道間、お茶の間に堂々登場。女傑っぷりもあって、多分ネットで妙なファンとかが出てくるかもしれないですね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。