好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 さてさて、とりあえず一話平均読者数300人越えを目指したい今日この頃だぜ~。頑張るか!

 


明星双臨編 第十三話 チンピラ撲滅大作戦!

 九成Side

 

 

 

 

 

 

 

 ある程度落ち着いた時、俺達はソーナ会長を指揮官とする形で集まっていた。

 

「……さて、それではレイヴェルさん達の奪還作戦について進めたいと思います」

 

『『『『『『『『『『早いよ!?』』』』』』』』』』

 

 思わず総ツッコミだった。

 

 いやちょっとタンマ。本当にタンマ。

 

 居場所が既に分かっている前提で会話されているんだけど。早くない?

 

 俺達全員面食らったけど、ふと俺の視界にしたり顔なカズヒねぇとリーネスが映ったことで納得した。

 

 あ、この二人やりやがったな。何か仕込みをしていたのか。

 

「まぁ、暗部としては万が一を踏まえた手回しはしておくものよ」

 

「注文に応えて魔術・科学・神器の技術を利用した隠匿性特化の発信機を用意しておいたわぁ。駒王町最寄り駅の地下にある空間を経由して、次元の狭間に異空間を作っているみたいねぇ」

 

 俺達とは異なる視点からものを考えられ、更に現場での実力も判断力も優れているカズヒねぇ。高い技術力と知識で、要望に応えられる各種アイテムを作れるリーネス。

 

 このコンビ、いろんな意味でやばすぎる……っ。

 

「す、凄いことしてたのね」

 

 鶴羽は教えてもらおうか!

 

「そういうわけですので、相手が要求を出す前に奇襲を仕掛けようと思います。この手の事件は相手が主導権を握れるのが難点ですので、奇襲を仕掛けられれば確実に動揺を誘えるでしょう」

 

 ソーナ会長はそう言いながら、魔方陣を展開して映像を映す。

 

 そこには二正面作戦と思える体制が確立されていた。

 

「……作戦は二段構えの奇襲です。まずは私達がレイヴェルさんが捕まっている空間に奇襲。そこで駅地下の集団は動揺するでしょうから、そこを別動隊が攻撃して撃破といったところです」

 

 まぁシンプルだが効果的な作戦だろう。

 

 待ち構えた場所に呼び出そうとしたら、先に本丸を攻撃された。これは動揺するに決まっている。そこに一気に奇襲を仕掛ければ、敵は高確率で総崩れだ。

 

 ほっとくという選択肢はない。ここまでふざけたことをした連中を何もせずに見逃すとかあれだ。というか、ほっといたら戻ってきて攻撃班が挟み撃ちに遭いかねないしな。

 

 そして部隊分けはどうなるかだな。

 

「では会長。メンバーはどう分ける?」

 

 ゼノヴィアが今か今かと出ていきそうな雰囲気で聞くと、ソーナ会長は静かに頷いた。

 

「まず突入部隊はグレモリー眷属を中核とします。その上でリアスから指揮を任されている私が、匙を護衛として随伴。別動隊にも相応の戦力を集めるべきでしょうし、堕天使側と天界側からは一名ずつにとどめておくべきでしょう」

 

 まぁ確かに。

 

 人数を多くしすぎるのもあれだな。別動隊も大立ち回りをするんだから、戦力はある程度バランスを踏まえるべきだろう。

 

 あと会長も、普段扱いなれてない戦力を率いるんだから人数はある程度絞るべきだろう。そういう意味では、リアス部長の思考をある程度読めるだろうと踏まえてもグレモリー眷属主体になるだろう。

 

 で、誰が随伴するかだが―

 

「では行きますわよヒツギ! イッセーの両脇は私達が守りますわよ! 伴侶として!」

 

 ―速攻でヒマリが立ち上がって胸を張った。

 

「いえ、堕天使側からはリーネスを指名します」

 

 そしてソーナ会長が素早く切り捨てた。

 

 あら、ちょっと意外な人選。

 

 仮面ライダーアイネスに変身できるとは言え、リーネスは基本的には後方支援要員だ。突入作戦の戦力として換算するべきだろうか。

 

 俺は疑問符すら浮かべたいが、会長は本気の目立った。

 

「最近出回っている、本物に近い効果を持つ偽のフェニックスの涙。禍の団及び関与する魔法使いがフェニックス家に接触を試みていることから考えて、レイヴェルさんは偽の涙に関与する何かが目的で誘拐されたと考えられます。となれば、相応の技術が使われている余地もあるわけです」

 

 そうすらすらと説明して、ロスヴァイセさんが納得の表情を見せた。

 

「なるほど、そういう意味では技術者であるリーネスさんを連れて行った方が都合がいいですね。……私達の全力では、戦闘後は更地になりかねませんし」

 

 あ、なるほど。

 

 圧倒的攻撃力が持ち味のグレモリー眷属では、何とかした後の調査が難航しかねないというわけか。

 

 となると、天界側はどうなる?

 

「ヒマリが行かないならヒツギを連れていく必要もないわね。ここは順当にイリナに任せましょうか」

 

「はいな! 任されたわ!」

 

 そうカズヒねぇが提案し、イリナも速攻で了承した。

 

 ……立場上はイリナがリーダーだが、彼女は人柄で引っ張るタイプだからな。どうしてもカズヒねぇが参謀役になりやすいな。一年生組は後輩属性強いし、ヒツギはどっちかというとなだめ役とか潤滑剤向けだし。

 

 となると、俺達は別動隊として襲撃者達をぶちのめすわけか。

 

 まぁ当然だな。このまま逃がすほど俺達も腑抜けたつもりはない。

 

 そして気合が入っていく中、ソーナ会長は同時に渋い顔をした。

 

「……ですが誰もが気を付けてください。今回のような事態をあの程度の輩が引き起こせるとなると、内通者がこの駒王町の相応の立ち位置の物にいる可能性があります」

 

 ……あぁ、なるほどな。

 

 確かにそうなんだ。

 

 今の駒王町は、色々な意味で要所の一つだ。各神話勢力にまで広まった、三大勢力和平の場所という心理的な重要拠点。魔王排出家の次期当主二人に、堕天使元総督や天使長直属転生天使第一陣と、三大勢力でも相応の重要な人物も集まっている。ついでに言うと―

 

「さて、いっそのことオーフィスちゃんも投入したら別動隊泣くんじゃないかしら?」

 

「我、イッセーたち、手伝ってもいい」

 

 ―主神の娘とか(元)無限の龍神もいるしな。

 

 イヤホント冗談抜きで、この駒王町は警備厳重にしないといけない場所だよ。テロ集団の元盟主までいるんだから、警戒網は相応にあるはずなんだ。

 

 それがあんな小物集団ばっかりの奴らに深入りされた。流石にそれは警戒して当然で、そういう懸念もしてしまう。

 

「……だったらさ、私とヒマリは今回待機した方がよくない?」

 

 と、渋い顔ををしているヒツギが手を上げる。

 

「おいおい! 俺の女が裏切り者なんて、そんなこと俺が思うと思ってんのか!?」

 

「同感だね。そんな悲しいことを言わないでほしい」

 

 イッセーとゼノヴィアがそう反論するけど、ヒツギも渋い顔で首を横に振った。

 

「私らの前世関連はみんな知ってるじゃん? 道間誠明がことを起こした時に、何かの仕込みをしてた可能性は否定しきれないと思うけどね」

 

 ……そう言われるときついな。

 

 幽世の聖杯という神滅具。それらを利用してミザリが道間乙女に何かの仕込みをしている可能性は捨てきれない。

 

 二人に分裂している今の状態では上手く機能していないかもしれないが、だからこそ探って発見することは難しいだろう。

 

 そこを踏まえると、ヒツギの懸念は当然……か。

 

 会長もそこを理解したのか、少し目を伏せて考えたうえで、一つ頷いた。

 

「ではヒツギさんとヒマリさんは、別動隊の更にサポートで待機していてください。私としても裏切り者の可能性は少ないと見ていますが、だからこそそれだけの何かを敵が用意していると考えるべきですから」

 

「そうですね。私としても、あの程度の連中がここまで入り込むならそれぐらいしか思いつきません」

 

 魔法に長けるロスヴァイセさんまでそういうのなら、やはり尚更か。

 

 それぐらいの警戒はしておいた方が……いいってことか。

 

 とはいえ、仲間の絆を信じるグレモリー眷属的にはいい気分はしてないよな。

 

 特に気にして要るっぽいイッセーだが、その背中をリヴァ先生が勢いよく叩く。

 

「はいはいイッセー君は気合を入れるっ」

 

 そんな背中を叩いたリヴァ先生は、こっちを安心させるように微笑んだ。

 

「あくまで内通者(それ)は、私達で考えられる内容の確実性。敵だって負ける為に動いているわけじゃないんだから、私達にとって初見の方法を編み出したりしてるかもしれないんだから。考えすぎは隙になるわよ?」

 

「そ、そうですよね! あいつらいっつもこっちが思ってもいないようなことしてきてますもんね!」

 

 イッセーが元気になったようで何よりだが、

 

 そこで話がまとまり、そしてソーナ会長は不敵な笑みを浮かべた。

 

「では皆さん。……この駒王町を、私達を敵に回すことを恐ろしさをしっかりと御享受してあげるとしましょう」

 

 その言葉に、俺達は気合を入れ直す。

 

「うふふ。久しぶりにビリビリさせれますのね?」

 

 朱乃さんのドSが久しぶりに解放されるようだ。これは怖い。

 

「ふっ。今エクスカリバーは一旦返却しているが、デュランダルはあるから遠慮をする必要はないね」

 

「ふっふ~ん! ミカエル様のAとして、駒王町の平和を乱したテロリストを成敗しちゃう!」

 

 ゼノヴィアとイリナもやる気満々。それに、他のメンバーも既に戦意は満タンのようだ。

 

 そして俺も、隣に座っているイッセーと顔を見合わせて互いに笑みを向ける。

 

「じゃ、そっちは頑張れよ?」

 

「そっちも、やっちまえ!」

 

 拳を軽くぶつけ合い、俺達は動き出すことを決定する。

 

 覚悟はいいか、禍の団。

 

 ふざけた真似の礼は……必ずかましてやる……っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「……で? リーダーはなんて?」

 

「ああ、そろそろデータも取れるから呼び出していいってよ」

 

「いよっしゃ! 漸くあいつらに挑戦できるってわけか」

 

「あのシャルバや曹操を倒したっていうグレモリー眷属ねぇ? 異例の評価とはいえ若手なんかにやれるのかぁ?」

 

「はっ! シャルバや曹操が大したことなかっただけだろ?」

 

「確かに。ハーフのヴァーリも飼いならせなかったシャルバや、後継私掠船団(ディアドコイ・プライベーティア)に逃げられてる曹操が、凄いって言われてもなぁ?」

 

「違いない! 逃げられていいなら俺達だってできるぜ!」

 

『『『『『『『『『『アッハッハッハ!』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……愚かな。人間でありながら異形に尻尾を振る売族奴なだけでなく、そもそもの性根がここまで毒されているとは」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ?」

 

「誰だ、今ふざけたこと言った奴は!」

 

「出てきやがれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「言われるまでもない」

 

「そうね。どっちしても潰す気だし、せこい手段は勘弁ね」

 

「人間の品位を潰す愚図は、正面から殺してやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんだ、てめえら……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「知れたこと。我らは人類を守り悪鬼を滅ぼす者」

 

『サウザンドライバー!』

 

「ゆえに、人類の裏切り者に遠慮などしない。……全軍、仕掛けろ!」

 




 ザイア残党まで介入する大混乱な戦闘。チンピラ共はどうなる!?
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