好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・創作掲示板での紹介を常時欲するグレン×グレンでっす!

 本日も連続投稿だぜぇ! 十一時半に投稿したけど、遅れて書いた活動報告の返信が来たのに感想が来ないぜぇ!! ……なんでじゃぁ!?

 ……まぁ、平日ならさすがにペースも落ちるので、さすがに平日は一日一投稿になるかとは思っております。切り所を変えて一話当たりの文字数も増えているので、ごっそり減るだろうしね!





 あ、活動報告で今後を踏まえた募集をしているので、よければアイディアプリーズ!


明星双臨編 第三十五話 不安な時でも息抜きができるに越したことはない

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後俺たちは、数日間を過ごすことになる。

 

 吸血鬼側もヴァレリーを奪われないように気を使っているようで、クロウ・クルワッハを警護につけるなどの対応をしている。

 

 だからこっちも静かにせざるを得ない。下手に動くと全盛期の天龍でも苦戦するだろう奴が出張ってくるうえ、今のツェペシュ全てを敵に回すからな。

 

 やるのなら相応の戦力による面のカバーが必須だろう。カーミラ側が横やりを避けたがっていることもあり、それが難しいのが実情だ。

 

 すでにプルガトリオ機関のヴィクター部隊も動いているらしい。さらに帝釈天が星辰奏者を大量に近くに連れて行っているとか。相応に戦力を注ぎ込める環境でもあるな。

 

 だがカーミラ側も脱出したツェペシュの王族側も、彼らの突入に難色を示しているらしい。

 

 吸血鬼の問題に外部を介入させたくない。まぁ自分の問題を自分で解決することはある意味大事な姿勢だが、難易度をきちんと踏まえるべきだとも思う。あとすでに禍の団が絡んでいる以上、三大勢力は他人事じゃないし。

 

 しかもたちが悪いことに、悪魔側は大混乱のようだ。こっちの増援はちょっと期待できない。

 

 まぁ、死んだと思われていたルキフグスの人間が出てきたと思ったら魔王ルシファーの実子が禍の団を率いているわけだ。悪魔側はは大混乱も同然だろう。

 

 魔王派はグレイフィアさんの弟が出てきた利で混乱だろうし、血統主義の大王派ならさらに混乱状態だろう。こちらには関しては本当に期待できない。

 

 ……そして俺たちは少しずつだが、何とかするべき準備もしている。

 

 基本的には武器の手入れとかだ。その上で、木場やカズヒねぇが吸血鬼側の警備などを調べているらしい。

 

 暗部出身のカズヒねぇに、器用貧乏どころか器用富豪な木場がサポートに回れば相応のことはできるだろう。俺たちは必要な時のために備えるべきだ。

 

 べきなんだが、やれることも少ないから正直暇だったりする。

 

 ギャスパーは連日レベルでヴァレリーと話をしており、小猫やリアス部長がそれに付き合ったりも多い。後はギャスパーの父親と話し合いをしたりとかな。

 

 とはいえあまり大所帯でやるべきことではないだろう。なので暇をしているメンバーも相応出てきている。

 

 イッセーたちは監視有りで城下町に出ていたりもしているが、俺は万が一を考慮して待機中だ。

 

 禍の団とつながっている以上、神の子を見張る者から流れた神器関連技術で神器の摘出は可能だろう。それを踏まえると即座に動ける人員はいた方がいい。

 

 ……マリウスが「ヴァレリーを解放する」という、裏の意味を考えたくなることを言っていたしな。

 

 禍の団が聖杯をこっち側に流れるようにするとは思えないし、今回のクーデター側ならなおさらだろう。

 

 聖杯を抜き取って開放とか、そういう言葉遊びとしか考えられない。非常に警戒するべきだとすら考えている。

 

 なので部屋の中で軽い筋トレやストレッチを繰り返し、いつでも動けるように睡眠時間も分散させている。

 

 あとはまぁ、盗聴と化されてないかの入念なチェックは何度も繰り返している。

 

 ……しかし、リーネスたちはまだ帰ってこないのか。

 

 どうも連日連夜、吸血鬼側の神器研究部門にこもりっきりのようだ。ヒマリが何かしないかどうかが真剣に不安なんだが。

 

 まぁ、それはそれとしてだ。

 

 ふと俺は、外の様子を見る。

 

 太陽光が体に悪いのが吸血鬼。酷ければ浴びただけで死ぬこともあるし、上位吸血鬼でも可能な限り浴びないようにした方がいい。ハーフやデイライトウォーカーなら人間レベルで日射病になりやすい程度だろうが、それでも吸血鬼たちがごろごろいる環境なら全面的に避けるべきだ。

 

 なので霧に包まれたこの城と城下町は、雪が降り積もっていることもあって幻想的だ。

 

 できることなら観光で来てみたかった。そもそも来れるのが奇跡的なのだが、こうも鬱屈する状態だとどうしてもさすがに気になってしまうな。

 

 ……イッセーたちが帰ってきたら、次の日にでも俺も出るか。あまり出すぎるとあれだが、少人数ならまだカバーできるだろうしな。

 

 とりあえず、汗を流して一息入れよう。

 

 そう思った時、俺の前の前にタオルが差し出される。

 

「はい。お茶も用意しているから一休みだよね?」

 

「ありがとう、インガ姉ちゃん」

 

 俺は微笑むインガ姉ちゃんからタオルを受け取ると、汗を拭きながら休憩に入る。

 

 スコーンとアイスティーで休憩を取る。

 

 そうしていると、ノックされてからドアが開かれる。

 

「やぁっと戻れましたの~!」

 

「戻ったぞ~」

 

「疲れたわね~」

 

 とまぁ、見事に疲れた様子のリーネスたちが戻ってくる。

 

 ヒマリは特に退屈していただろうから、メンタル的に割と消耗している感じだな。先生も長い間いろいろしていたからか、こっちも割と真剣に疲れている感じだ。

 

 俺はインガ姉ちゃんと顔を見合わせると、苦笑した。

 

「とりあえず、もうちょっとお茶菓子用意するか。俺も手伝うぜ?」

 

「いや、シャワーでも浴びてなよ。こういうメイドの仕事はあまりとらないでね?」

 

 そういわれると強く言い返せないなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて、こっちの準備もほぼ完了。しかもいいタイミングでカーミラも動く、と」

 

『誠にぃ? 混沌回帰旅団の連中が、「動くならこっちも暴れさせてくれ」だってさ~?』

 

「そうなのかい? ……まぁいいか。大丈夫だって伝えておいてくれるかい?」

 

『オッケー! で、誠にぃのほうは何かする感じなの?』

 

「ああ、そろそろ新技の一つや二つはいるだろうと思ってね。面白いものを用意しているから楽しみにね」

 

『お、いいね~。めっちゃ楽しみにしてるからね、誠にぃ♪』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九成Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 シャワーを浴び終え、俺は改めて休憩タイムに入る。

 

「ま、教える必要があることは全部教えたから何とかなるだろうさ」

 

「だといいですわね~。私はもう一度とかは勘弁ですわ

~」

 

「ハイハイ。次は他のメンバーに護衛を頼んでおこうな」

 

 先生の太鼓判にヒマリがヘタれたので、俺はポンポンと肩をたたいて慰める。

 

 すでに吸血鬼界隈でも人間の血を引いた神器保有者が出回っており、そこに英雄派によって導かれた禁手の至り方が流れているらしい。

 

 冥界よりさらに権威的で閉鎖的で高圧的な環境だから、それがきっかけで暴走する可能性は十分すぎるほどある。むしろもう出てきているらしい。対抗策は必要不可欠だが、技術的な遅れはあまりに大きい。

 

 だからこそ、先生もある程度は教えるべきだと判断したようだ。幸いマリウスが統括しているだけあり、種族の誇りとかを重視しすぎない人物が多かったようだしな。

 

 とはいえ、正式に交流しているわけでもない組織に技術を提供するのは後々を考えると悩みどころではある。

 

 まったく。冷徹になるべきところはきちんとしているけど、こういうところは甘いところもあるよな。

 

 まぁ、俺も吸血鬼だろうと罪なき市民が嘆きの涙を流すのは望まない。これぐらいで文句をつけるのもあれだよな。

 

 そういうわけでスコーンを食べながらアイスティーで休んでいるわけだが、しかし美味しいなこのスコーン。

 

 吸血鬼の里もなかなか馬鹿にしたもんじゃないというべきだろうか。……いや、この味―

 

「もしかして、インガ姉ちゃんが手作りで?」

 

 ―兵藤邸で出てくる場合の味に似ていたので、露絵はまさかと思ってそう聞いてみる。

 

 その質問に、インガ姉ちゃんはちょっと自慢げだった。

 

「メイド長や料理長からも太鼓判を貰ったよ。これでも懲罰メイドじゃベルナと私しかいないんだよ?」

 

「「「「おぉ~」」」」

 

 思わず全員でほめる。

 

 いやぁ、あの二人が太鼓判を押すレベルってのはそうそうないだろう。見事としか言いようがない。

 

「嫁さんが料理上手ってのはいいなぁオイ? ちょっと前時代的だがやっぱクるものがあるんじゃねえかぁ?」

 

 先生がからかい目的で俺に言ってくるが、そんなもので戸惑う俺ではない。

 

「それはもう。その分補佐や後片付けはきちんとできる男を目指しますよ」

 

「「おぉ、家庭的ジゴロ」」

 

 リーネスとヒマリはシンクロで何言ってるかな?

 

 まぁいいだろう。インガ姉ちゃんに胸を張れる男でいるべく、この程度のことではためらわない。

 

 だがジゴロというのは何なんだろうか。文脈が誤解を生みそうだから訂正してもらうべきか。

 

 俺がそんなことを悩んでいると、メイドの立場なので給仕として動いているインガ姉ちゃんは少し真剣な表情になった。

 

「……アザゼル元総督。少し相談があるんですがいいですか?」

 

「なんだ? 例のステラフレームについてか?」

 

 先生はそのあたりの事情をまだ聞いていないが、さすがに想定済みらしい。

 

 その真面目な視線に、インガ姉ちゃんも真面目な視線をぶつけることで返す。

 

「単刀直入に言います。私は今すぐにでも力を底上げしたいです」

 

 その真剣な想いに、俺はあえて何も言わない。

 

 これはまず、インガ姉ちゃんがどうにかするべき問題だろう。俺はそこの補佐やカバーに回るべきだ。

 

「私はまだまだ弱くて、今から向き合うことが多いです。だからこそ、心だけでなく戦闘能力も必要だと思いました」

 

「なるほどな。……事情は今はあえて聞かんが、そういうことなら問題ない」

 

 先生はそう返すと、にやりと笑いながらリーネスの方を向いた。

 

 俺たちの視線が集まると、リーネスも不敵な笑みを浮かべている。

 

「ふふぅ。和地の大事な女の子なら、私もちょっとぐらいサービスするわよぉ。カズヒや鶴羽のためにもなるものぉ」

 

 

 頼もしすぎる技術者発言だ。びっくりドッキリメカを期待できるぞこの流れ!

 

 

 

 

 

 

 

 そして内容を聞いて、まさにその通りだと実感したよ。

 

 なんという恐るべき代物を。あとそれ、もはやエンゲージリング的な感じなんですけど。いや、胸を張って受け入れますけどね?

 

 とりあえず、リーネスは敵に回すと恐ろしい奴だと実感したとだけ言っておきます。

 




 神器研究・星辰体研究・さらに魔術回路を持ちプログライズキーにも手を出している全方位研究家のリーネスが一人いると、困ったときにアイテム造れる担当になるのですっごく便利です。

 魔術回路保有者としても精密性・研究畑よりなので、本質的に戦闘型ではないリーネス。ただその分、その魔術回路やザイアから流出した技術を吸収した相乗効果で、めちゃくちゃ頼りになる後方支援タイプです。シャイニングホッパーもあるので非常時には戦闘も可能と隙も無い。

 おかげでクラスカードの開発も可能な土壌は整ってますので、これからとっても強化されていくことでしょう……頑張れ!
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