好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・創作掲示板での紹介を常時欲するグレン×グレンでっす! ……いやマジで。

 とりあえず書き溜めがやばいぐらいできてしまったので、区切り方を仕立て直して投降ですね。

 今回はグレンデル戦です!


明星双臨編 第三十七話 激突、グレンデル!!

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕達が突入した大広間には、これまでのようにたくさんの敵がいるわけではなかった。

 

 敵の数は三体程度。これまでに比べれば最も少ないと断言できる。

 

 ……だけど同時に、間違いなく最難関だとも断言できる。

 

 何故なら、内二体はステラフレーム。おそらく自我が覚醒していない量産型。それでも最上級悪魔ですら苦戦必須の性能を発揮する以上、随伴としては十分すぎるほどに難敵だ。

 

 そして最大の問題は真ん中の存在だ。

 

 15mほどの人型のドラゴン。そのオーラは少なく見積もっても龍王クラスはあるだろう。更にその気配は邪悪というほかなく、殺意と悪意を隠そうともしていない。

 

 そうか、あれがイッセー君達の言っていた――

 

『グハハハハハッ! またぶっ殺しあいに来たぜぇ、ドライグちゃんよぉ!』

 

 ――グレンデルか!

 

「あいつが例のグレンデルか」

 

「なるほど、確かにやばい手合いね」

 

 直接相対してない九成君やカズヒも、警戒の色を隠そうともしていない。

 

 それだけの難敵と断言できる。いや、断言するほかない。

 

 この雰囲気は間違いなく強者だ。まして龍王クラスはあるだろう性能もあり、更に聖杯によるものか龍殺しの効果すら薄い。

 

 そこにステラフレームが補佐としている以上、強引に突破してヴァレリーを救出することもまず不可能。打倒する以外の選択肢が封じられている。

 

 なるほど、禍の団からすれば上層の吸血鬼達はおまけということか。

 

「「あれが完成していれば……っ」」

 

 カズヒとリーネスが同時にそう唸るけど、何かを開発中らしい。

 

 この二人の関係とこれまでの流れから考えれば、対龍特化のプログライズキーを開発はしていると考えるべきだろう。間に合ってないとはいえ、開発は進めているとは抜け目がない。

 

 だけど、今はそれがない。

 

 ……どうやら、此処が死戦のようだね……っ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……吸血鬼達の拠点を確認、同時に内戦が起きている模様です」

 

「人間を家畜のように扱う、特に有害な異形達の拠点で内戦か。都合がいいと考えるべきか」

 

「ま、今回はあくまで威力偵察だけどね。そこは忘れないようにいきましょう」

 

「了解しました。散開している部隊を集合させます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて、グレンデルのガス抜きも兼ねて配置したけど、そこはどうでもいいんだよね」

 

『いやぁ、もうこっちは目的の殆ど達成してるなんて、グレモリー眷属(あいつら)はもちろん、吸血鬼共(マリウスたち)も絶対気づいてないだろうし……ねぇ?』

 

「そういうことだよ。じゃ、僕もそろそろ準備をするかな?」

 

『オッケー誠にぃ。何かあったら連絡するね~』

 

『……モデルバレット。私も出撃していいかしら?』

 

『を、モデルダストじゃん。パパはほっといていいの?』

 

『リリスがいるから大丈夫よ。それと、リゼヴィム様の行動開始と共に動いていいかしら?』

 

『そこはオッケー。誠にぃも分かってるから伝言頼まれてるよ』

 

『……どんなことを?』

 

『なるべくみんなが悲しむようにってさ。ま、モデルダスト(あんた)の星なら問題ないから大丈夫でしょ』

 

『そうね。ええ……やっと暴れられる……っ』

 

『頑張れぇ? 最新の自我覚醒体型ステラフレームとして、大暴れしちゃってね~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九成Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 グレンデルはかなり強敵だし、ついでに言えばステラフレームは難敵だ。

 

 しかも感情的ゆえに爆発力はあっても粗のあるグレンデルと、機械的ゆえに粗はないが爆発力の無いステラフレームは、上手く連携できれば互いの隙を埋める組み合わせと言ってもいい。

 

 ステラフレーム二体は直接的な戦闘を避け、グレンデルの補佐に徹している。これにより意に介さないグレンデルと、無理に連携を取らずに作戦の為に穴を埋める形になった。グレンデルも一切気にしなくていいと思えるからか、結果として思い切りがよくなっている。

 

 おかげでこっちは突破が困難だ。グレンデル以外にも難敵がいると分かっているから、どうしても後先を考えてしまうこともあれだ。

 

 とはいえあまり時間もかけられない。趣味ではないが多少博打じみた伏札の開帳を踏まえるべきか……?

 

「どうする!? パラディンドッグ()真紅の赫龍帝(イッセー)が本気出した方がいいんじゃ!?」

 

「俺もそう思った! このままだとヴァレリーもまずいし俺達もまずい!」

 

 イッセーもその辺は同意見のようだ。

 

 実際問題、頭のねじが外れた戦闘狂が本当に強者だからな。あまり時間をかけられないし、このままだと死人が出かねない。

 

 グレンデルはハイテンションで疲れ知らずだし、ステラフレームも長丁場を前提としているからな。長期戦だとむしろこっちが不利になりかねない。

 

『グハハハハハッ! あの紅の鎧になるのか? それともユーグリッドが言ってた水色の装甲ってかぁ? どっちにしてもぶっ殺しがいがありそうだぜぇええええええっ!』

 

「まだだっ! というより……こっちを忘れるなっ!!」

 

 楽しそうなグレンデルの拳を真っ向から喰らいながら、カズヒ姉さんは気合で無視して反撃に魔術攻撃を叩き込んだ。

 

 ……うん、カズヒねぇが真っ向からオフェンスやってくれているから、今のところ消耗は意外と少ないんだよな。

 

 つくづくこういう時の頼りがいが半端ない。おかげでこっちも冷静に対応できる。

 

 とはいえこれ以上やると、終わった後にカズヒねぇが倒れかねない。いっそのこと同時に使って真っ向から潰したいぐらいの敵だ。クロウ・クルワッハとかリゼヴィムとかリリスとか確実にいるからできないけど。

 

 でも出し惜しみして時間切れはもっと駄目だし……やはりどっちかは出すべきか。

 

「……皆、数分ほど時間を稼いで頂戴」

 

 其処に、リアス部長の声が響く。

 

 視線を向ければ、リアス部長は恐ろしいほどの消滅のオーラを集めていた。

 

 そうか、例の部長の新技。レーティングゲームだと安全対策すら突破するから使えない実戦仕様。

 

 あれはあれでえげつないしな。……あれならいけるか!

 

「頼ってもいいの、部長?」

 

「任せなさい。時間がかかるだけで、イッセーや和地のそれに比べれば再使用の余地はあるわ!」

 

 それもそうか。なら尚更だな。

 

「ならこっちも遠慮はしない!」

 

 俺はサルヴェイティングアサルトドッグを展開したまま、更に新作の魔剣を創造する。

 

「……新武器、ライズセイバー!」

 

 モデルヘキサ相手に立ち回った時の即興魔剣を参考に、プログライズキーの機能発動に特化したモデルだ。

 

 限定的なので大半のプログライズキーには向いていないが、それでも―

 

『ディフェンディングタートル! It's pointless I don't die』

 

 ―俺の派生形態にはぴったりなんでな!

 

「交代だカズヒねぇ!」

 

「任せたわよ、和地!」

 

 俺はディフェンディングタートルによって変化した星辰光で、カズヒねぇの代わりにグレンデルの猛攻を受け止める。

 

 重く早く鋭い一撃だが、この状態なら受け止めることは可能だ。

 

 そしてスラスターを全力で使用することで、とにかくグレンデルの打撃を俺が止める。

 

 悪いが、防衛線は十八番でな。

 

「他をぶっ殺したいなら俺をまず殺すんだな!」

 

『言ってくれるじゃねえかぁ! ならぶっ殺されるまでぶっ殺させるなよぉ!』

 

 さて、このまま何とかしのぎ切れるか……っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あの~、CEO? 一度質問をしてもよろしいでしょうか?」

 

「ええ。あまり時間はないけど、大丈夫よ」

 

「緊急案件とはいえ、いきなり欧州の山奥なんてどういう仕事なんですか? 俺、南米で研究されていた人造惑星(プラネテス)とかいう悍ましい生物兵器を打倒した直後なんですけど」

 

「本当に申し訳ないと思っているし、助かっているとも思っているわ。特別ボーナスと昇給と臨時休暇は必ず用意するから。……というより、星辰奏者10人足らず(一個分隊)で戦闘特化型魔星を撃破するとか、異常な成果だから誇っていいわよ」

 

「タンク役は本当に疲れました。……それで聞きたいんですけど、そんな緊急案件何ですかい?」

 

「文字通り神話級の緊急案件よ。……言っておくけど比喩じゃないわ。最悪の場合、人類は吸血鬼達に侵略されるの」

 

「そういう星辰奏者とか魔星ってわけですかい。……洗脳能力……いや、生態改造能力って感じで?」

 

「いえ、本当に文字通りの()()よ。私達が相手をするのは、聖書に記され志神の子が血を受けた聖杯を悪用する、暴走した吸血鬼達」

 

「……あの、もしかして変なお薬やってます?」

 

「本当に真実なのよ。ちなみにアマゴフォースの大株主になったあの人、会ったことあるでしょ?」

 

「あ、あのアロハシャツの人。任務前にCEOと話してましたね」

 

「彼は帝釈天。中国の神々を束ねる存在よ。インド神話のインドラと言った方が分かるかしら?」

 

「いや、俺日本人なんで帝釈天の方が……は? あれが? マジで?」

 

「本当よ。それにアレは聖書の教え側に比べれば、ある意味でとてもマシと言っていいわね。……あくどいとかそうじゃなくて、ノリ的な意味で」

 

「……一周回って凄く聞きたいんですけど、何ですかCEO」

 

「聖書の神と悪魔の王が死んだことが遠因となって、悪魔・堕天使・天使が和平を結んだの。そしてその立役者の一人はおっぱいをつついて子供達のヒーローとなって、大一番の競技試合では対策でストリップショーが引き起こされたわ」

 

「……………ボーボボ?」

 

「よく分からないけど覚悟をしておきなさい。その悪魔、元を辿れば日本人よ」

 

「…………ぇえ~」

 

「とは言っても、そういう意味だと日本人が世界を左右しているもの。吸血鬼達と手を組んでいる魔王ルシファーの実子には子供や孫がいるんだけど、実子の一人は聖杯を悪用して転生した日本人なの」

 

「CEO? あの、俺、本当に全くついていけてないんですけど? ちょっと仮眠とりたいぐらいなんですけど!?」

 

「悪いけどあまり時間がないから耐えて。最悪の場合、あの道間誠明ことミザリ・ルシファーが―」

 

「―――ちょっと待った。待ってくれませんか!?」

 

「え、どうかしたの?」

 

「どうかしたのも何も、道間誠明って……あの誠明先輩ですか!?」

 

「いや、私が知っている道間誠明は一人しかいないけど……え、先輩?」

 

「え、あ、いや、違いますよね? はは、あの先輩に限って悪徳の権化通り越した世界大動乱とかないって。いやすいません、同級生の兄貴がそんな名前だったんで―」

 

「……道間日美子」

 

「―はい?」

 

「あと道間乙女、道間七緒、アイネス・ドーマ。彼女達の名前に聞き覚えはあるかしら?」

 

「………CEO。ちょっとどころかかなり質問があるんですけど、時間ってあります?」

 

「残念ながらないわ。ただ運がいいことに、今から行く吸血鬼のアジトであるツェペシュ領には、その五人……厳密には六人が揃ってるわ」

 

「よく分かんないですけど、そういうことなら分かりました。とりあえず、最後に一つだけ質問を」

 

「何かしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日美っちと俺の関係を知ってるわけじゃないなら、なんで俺をそんなところに連れて行くんですかい?」

 

「……今後を踏まえて社員に異形を関わらせたい。そして天帝の依頼は断れないから、最強戦力を投入したいの。アマゴフォース(うち)星辰奏者(エスペラント)で人造惑星クラスを一対一で足止めできるの、貴方しかいないじゃない」

 




 謎の新キャラ登場の伏線を張りつつ、次はVSクロウ・クルワッハです!

 まて次回!
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