好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 身内が風邪の症状を発症して、万が一のコロナを警戒して家で待機しているグレン×グレンでっす! 金稼ぎの手段が現場活動なので、マジでコロナだと財布が大打撃だぜぇ……(;^ω^)

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明星双臨編 第四十六話 D×D、結成です!

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 吸血鬼達がリゼヴィム達クリフォトによって大打撃を受けてから、数日ほど経った。

 

 それまでは動きもなく、僕達も日々を過ごしながら鍛えている毎日だ。

 

 だが今日、兵藤邸の地下に多くの者達が集まった。

 

 オカルト研究部や生徒会はもちろんのこと、サイラオーグ氏やシーグヴァイラ氏といった若手四王の面々も一堂に会している。天界からもグリゼルダさんとデュリオ・ジュズアルドが来ており、神の子を見張る者からも神滅具保有者の幾瀬鳶雄さんが来ている。そして須弥山からも闘戦勝仏殿が御来訪だ。

 

 しかもヴァーリチームも来ているけど、流石に何人かはピリピリしているね。

 

 積極的に敵対はしなかったけど、元々禍の団のメンバーでもあるし仕方がないところはある。元々相性が悪いカズヒも、警戒を解いていないしね。

 

「……さて。この場のメンバーならもう知っているだろうが、初代ルシファーと悪魔の母リリスとの子供であるリゼヴィム・リヴァン・ルシファーが、クリフォトを結成して禍の団を統括した」

 

 先生がそう告げ、そして思い出して眉をしかめる。

 

「目的はかつてイッセーに加護を与えた乳神がいる異世界への侵略。そしてその手段として、黙示録に記された獣であるトライヘキサの復活及び、異世界移動の邪魔になるグレートレッドの抹殺を掲げてやがる」

 

 そこまで言ってから先生我慢できなかったのかため息をつく。

 

「既に吸血鬼共相手に多大な被害をもたらした上、奴の目的が達成されればこの世界に甚大な悪影響が出かねん。そもそもグレートレッドが同格と本気で戦えば、その余波で世界に壊滅的被害が発生するとみられているしな」

 

 ……あの男はあまりに危険だ。

 

 それを経験している僕達の雰囲気を察したのか、リゼヴィムを直接知らないだろう人達も黙ってそれを聞いている。

 

 そして、先生は僕達を見回した。

 

「既にどの勢力も緊張状態だ。これまで和平に応じなかった連中も今回ばかりは話し合いに応じている連中が出ているうえ、一部の連中が暴発しかける程度には……な」

 

 またため息をついてしまった。

 

「お気持ちお察しします。ミカエル様が宥めたことで落ち着ている者も多いのですが……」

 

「まぁ、かのリリンが異世界侵略の為に龍神を殺すともなればのぅ。半端な神なら返り討ちにできる正真正銘の化け物、超越者という悪魔の一人じゃしな」

 

 グリゼルダさんと闘戦勝仏殿がそこまで言うほどなのは、僕達もよく分かっている。

 

 これまでの禍の団は、全体的に三大勢力を中心に狙っていたことから、和平に応じない勢力などは三大勢力が対処するべきと考えていた。

 

 だけどクリフォトは違う。目的そのものが三大勢力どころかこの世界にない上、その手段として世界全体に悪影響を齎すだろうことを行おうとしている。

 

 対岸の火事と判断できなくなっているなら、尚更だろう。

 

 そして先生は更に続ける。

 

「だが実際問題、リゼヴィムはもちろん奴が復活させた邪龍共はどいつもこいつも化け物揃い。どの勢力も対応できるだろうクソ強い武闘派の神はいるが、立場や体裁もあるから身軽には動けねえ。……ようは高い戦闘能力と身軽な立ち位置を併せ持つ連中で構成された、対テロ部隊ってのが必要なんだよ」

 

 そこまで先生が言ってから、リヴァさんがウインクをしながら指を一本立てる。

 

「まぁ簡単に言えば、私達は対テロチームのメンバーとしてスカウトされたってところね? う~ん、若い実力者が中心になって構成される多国籍部隊……ロマンね!」

 

 その雰囲気に何とも言えない感じになる者いたけれど、おかげで空気は若干緩んだ。

 

 こういう時、彼女のこの空気をあえて読まないところには助かるよ。肩を張り詰めてばかりだと疲れるしね。

 

 そして先生は雰囲気を軽くしながら、にやりと笑う。

 

「そういうことさ。ま、基本的に有事に動けるメンバーが集まって対応するって任務を請け負う程度で考えとけ。……で、返事はどんな感じだ?」

 

 そう言って先生が見渡しながら確認すると、リアス部長達はすぐに頷く。

 

「問題ないわ。そもそも、ヴァレリーの聖杯を取り返すと決めているのだもの」

 

「同感だな。こういう時に動かず何がバアル次期当主か」

 

「ルシファーの血族が悪事を働くのなら、シトリーとして動くべきでしょうね」

 

「そうですね。まぁアガレスは後方支援になりそうですが」

 

 若手四王の方々はすぐに了承してくれた。

 

 他の方々も特に断ることなく了承してくれる。

 

 それを確認しながら、先生はデュリオに向き直った。

 

「ちなみにリーダーはお前がやれ」

 

「………ん? ………えぇええええ!?」

 

 一回振り返って後ろを確認してから驚いたよ。

 

 どうやら自分が言われたとは思ってなかったらしい。

 

「先生がやるんじゃないんですか? 適任な気もしますけど」

 

 イッセー君が意外そうに言うけど、先生は苦笑しながら首を横に振った。

 

「俺は悪の堕天使だぞ? 悪魔もそうだが各勢力の合同部隊のリーダーに据えるには悪役イメージが強すぎて体裁が悪い。だが天使なら体裁はいいし、三大勢力をはじめとする各勢力和平のリーダーとしてもいい感じの立ち位置になるからな」

 

「私*1や闘戦勝仏*2さんの場合、後から三大勢力の和平に乗っかった感があるから微妙だしね」

 

 先生とリヴァさんにそう言われても戸惑っていたデュリオだが、その肩に強い力を込めてグリゼルダさんが手を置いた。

 

「デュリオ。ジョーカーともあろうものが、この名誉を断ることはないですよね?」

 

「あ、はい! 了解です姐さん」

 

 慌ててそう答えると、なんというか戸惑いながら片手を上げる。

 

「えっと、とりあえずそんなわけでリーダーになりました。よ、よろしく! お菓子食べる?」

 

「はーい! じゃ、後でリーダーのおごりでお菓子パーティして親睦会ってことで」

 

 瞬時にリヴァさんがそんな提案をして、デュリオはちょっと真顔になっていた。

 

 ちょっとしまらないけど、まぁそれはいいだろう。

 

「言っとくがリヴァ。お前さんも主神の娘だからそれなりの地位についてもらうからな? あ、あと初代殿には悪いが、サブリーダーを頼みたい」

 

「構わん構わん。年寄りは若いもんのケツ持ちぐらいがちょうどええわい」

 

 そういいながら、初代殿はふと思い出したようにキセルを振った。

 

「おっと。天帝からの頼まれごとを忘れてたわ。対テロ部隊なんじゃが、()()()()()で下部組織にある連中を所属させておけと言われておる

 

 その言葉に、僕達は少し怪訝な表情を浮かべていた。

 

 天帝は曹操達英雄派に繋がりがあるのがほぼ確定だ。その彼が何をしようというのだろうか。

 

 少し不安になるが、先生はあえて表情を崩さずに視線で促す。

 

「天帝が大株主をやる代わりに独自に集めていた星辰奏者の適性持ちを所属させたPMC、アマゴフォースからの出向班を下部組織という形で動かせとよ。心配せんでも代金は天帝の財布からじゃ」

 

 その言葉に、先生は軽く肩をすくめていた。

 

「……ああ、それぐらいならまぁいいだろ」

 

 こ、これはまた意外なことになってきたね。

 

 とはいえあれだけの数の邪龍を相手にする以上、相応の人海戦術がとれる土壌はあった方がいいか。

 

「ま、それぐらいならいいだろうさ。……英雄派の残党とかがこっそり紛れ込んでそう*3だが、まぁ悪事をしねえならお目こぼししてやるか」

 

 ……先生。本当に入ってそう*4なのでシャレになってません。

 

 こうして見ると、相応のメンツが本当に集まっていると思うよ。

 

 とはいえ、これだけのメンツが揃っているなら相応の戦力になるだろう。

 

 如何にリリンと邪龍が相手とはいえ、対抗馬としてはちょうどいいかもしれないね。

 

「……あ、ならリーダーとして初仕事っすけど、チーム名はどうしよっかなーって思うんだけど」

 

 と、そこでデュリオが片手をあげる。

 

 ふ、ふむ。それは今重要なんだろうか?

 

 と思っていたら、意外にもカズヒが頷いていた。

 

「まぁ確かに。各勢力を宥めることも踏まえるなら、それなりのインパクトがあって覚えやすい名称はあった方がいいかもしれないわね。箔ってものは意外と重要だもの」

 

 先生もちょっと目を丸くするぐらいだけど、一理あると踏んだのか闘戦勝仏殿の方を見る。

 

「意外なところから賛同意見出たな。なら、年の功で初代殿が決めるか?」

 

「わしはどうでもいいわい。若いもんが決めるべきじゃしな」

 

 と言われましても。いきなりそんなことを言われても―

 

「……D×D」

 

 ―と、小猫ちゃんがそんなことを言い出した。

 

「あ、なんとなくですので、あんまり注目しないでください……」

 

 そう言いつくろうけど、先生達は意外といい感じだった。

 

「いいな! ドラゴンオブドラゴンなんて言われるグレートレッドを守る部隊でもあるしデビルなりダウンフォールなりデウスなりディバインなりとメンバーにこじつけられる上に短くて覚えやすい!」

 

 なんかかなり食いつきがいいような気がするんですけど、どうしたんですか先生?

 

 僕がつい質問しようと思った時。今度はリヴァ先生が飛び上がって両手を合わせた。

 

「何よりあの疲れたD×D(デート・ディフェンダー)作戦を塗り潰してくれるわ! 大賛成!!」

 

 ………ああ、なるほど。

 

 納得と同時に凄く賛成したくなったよ。

 

『『『『『『『『『『じゃあそれで!』』』』』』』』』』

 

 ほら、あの作戦に巻き込まれた殆どのメンバーが賛同しているし。

 

「「鶴羽とリーネスがごめんなさい!」」

 

 そして護衛された二人が謝っちゃったし。

 

 な、なんかグダグダになりそうな雰囲気なんだけど、これでいいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「HAHAHA! 戻ってくるとは思ってたが、流石に早すぎだろ? お前どんだけだよ、曹操」

 

「自分で落としておきながら、本当に酷い神様だ」

 

「しっかし、ゲオルグとレオナルドはどこだよ? お前のことだからあいつらもまとめてにするかと思ったんだがな」

 

「ゲオルグが冥府に落ちた魔法使い達と共に研究に没頭していてね。レオナルドもそれに付き添っている形になる」

 

「今代の神滅具保有者はさっぱり分からねぇなぁ。強くなる方向も特殊なケースが多いし、退屈はしないZE!」

 

「それはともかく、須弥山が慌ただしいようですが。ミザリが何かしましたか?」

 

「……そんなもんじゃねえよ。聞いて驚け? ミザリの親父でヴァーリの祖父、かのリリンで有名なリゼヴィム・リヴァン・ルシファーってのが動いたんだよ。よりにもよってグレートレッドを殺して乳神の世界に攻め込むんだとよ」

 

「……凄まじいことを考える者がいたものですね。シャルバが常識人に思えてきた」

 

「お前は参考にしとけよ。お前に足りないのはそういうところだZE?」

 

「とはいえ、それなら兵藤一誠達は苦労していそうだ。ヴァーリも肉親は嫌っているようだし、二天龍は二天龍で大変だね?」

 

「HAHAHA! いい意趣返しと思ってるところ悪いが、いい機会だしお前さんも参加しとけ?」

 

「……正気ですか? 他の神話から文句が出てきますよ?」

 

「あのリリンが相手なら、これぐらいの札を切っても押し切れるだろうよ。アザ坊達には俺から言っておくし、既に恩も知らずに買わされてるからやりようはあるだろ」

 

「知らずに恩を買わせた? どういう―」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……曹操、やはり戻ってきたようね」

 

 

 

 

 

 

 

「サイリンか!? よく、天帝に見つかって無事だったな」

 

「逆だ、逆。こいつが俺に自分達を売り込んでんだよ。既にお前さん達の保釈金や賠償金の第一弾も準備できてるしな」

 

「天帝の言う通り。あなたなら絶対に帰ってくると思っていたから、その為の器を用意したかったの」

 

「……そうか。恩に着る」

 

「いいわよ。どうせ天帝なら、体よく戦力にする可能性があったもの」

 

「ま、そういうこった。つっても体よく利用するどころか、アマゴフォースという企業の株主になっちまったからな。お前さん達を稼がせねえと俺の財布が寂しくなっちまう」

 

「そういうことよ。あと、混沌回帰の連中がリゼヴィムに同調しているもの。あまり好きにはさせられないわね」

 

「そうか。確かに、あいつらに大きな顔をされるのは心外だな」

 

「そういうわけだ。既に初代の爺さんを送っている、アザ坊が組織しようとしている対テロ部隊ができるそうでな。下請け部隊って形でアマゴフォースをねじ込めるように手配もしてるんでな」

 

「……アザゼル総督に同情するよ。顔合わせの時は胃薬でも持っていくべきかな?」

 

「ま、英雄名乗るってんならこれぐらいはやって見せな。邪龍やルシファーの首を一つぐらいは上げて見せろや?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……フロンズ殿。よろしいので?」

 

「構わんさ、ハッシュ。むしろ今後を踏まえると都合がいい」

 

「対テロ多勢力混合チームの下部組織として、バアル第四義勇師団を提供。これでは今後、サイラオーグ・バアル達を含めた彼らを我らが管理できなくなりますが」

 

「このままでもいずれはそうなるさ。むしろそうなった時に形だけでも大王派に属している方が、こちらの醜聞になるだろう?」

 

「なるほど。英雄譚は彼らに任せると?」

 

「少し違うな。我らの英雄は既にいるのだから、余計な軋轢は起こさない方がいいということだよ」

 

「……体よく切り捨てるいい機会になった。そういう判断でいいのでしょう。父上もお認めになっているからこそ、大王を納得したのでしょうし」

 

「いや、大王を説得したのは別人だよ」

 

「というと?」

 

「……初代殿が了承してくださったのさ。おかげで説得の手間が省けたよ」

 

「なるほど。いっそのこと完全に魔王派にした方がいいと。それだけ買ってもらっているということでしょうな」

 

「その分油断は出来んがね。まぁ、目立つ戦いは彼らに任せ、我々はその間にしっかりと地盤を築くとしようじゃないか」

 

*1
アースガルズの主神の娘

*2
須弥山の代表格

*3
繋がりを示唆していたので、ちゃっかり抱え込んでいると思っている。サブリーダーがCEOだとはまだ考えてもいない

*4
むしろフロント企業だとは露にも思ってない




 すでに下地ができすぎていたので、英雄派の参加は素早く決定できる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 本作においてはD×Dは正規メンバー以外に、下部組織としてアマゴフォースからの出向班やサイラオーグが率いているバアル第四義勇師団が参加です。第四義勇師団からもネームドを作った方がいいのかなぁとか、これを書いているときにふと思ったり。

 さて。次回からどうしても一度書いてみたかったことをやります。タグすでに入れているから、まぁ評価が下がる可能性は低いかなぁと思ってはいるけど……ね?
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