好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 そしてヴァーリに対するけじめをつけさせるための戦いが、今始まるっ!!






 そして多分これが出るころには、また評価が下がっている可能性がありそうです。

 今迄の描写と何一つ矛盾がない時点で文句のつけようがないですが、しかしありがたい10評価をくださった人がああ判断してしまった以上、評価が下がることは間違いないでしょう。

 九割がた指摘通りの連中にしている以上、こればっかりは反論できないですし……ね。


明星双臨編 第四十九話 ケジメ、つけさせます!

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺達が観客席で見守る中、会場にヴァーリチームとカズヒ達が入場する。

 

 観客席は試合じゃないからまばらだけど、それでも結構な人数が見に来ていた。

 

 だからちょっと熱気を感じる中、激突する二チームが向かい合う。

 

 ヴァーリチームは増員無し。ヴァーリ、美猴、黒歌、アーサー、ルフェイ、フェンリル、ゴグマゴグの七名。

 

 カズヒもそれを見越していたのか、こちらもカズヒを含めて七名だ。

 

 カズヒ、リヴァさん、南空さん。あと何故かメリードが参加している。

 

 更に残り三人だけど……アニルに、あとラトスとディックさんだ。

 

 そしてお互いのメンバーを引きる形のカズヒとヴァーリは、肉薄して睨み合う。

 

「……散々舐めてくれた礼だ。真の明星を見せてやろう」

 

「貴方はただの白い龍よ。魔王なんて向いてないからやめなさい」

 

 ばっさり切り捨てるカズヒに対して、ヴァーリは少し苦笑する。

 

「……とはいえ、君の挑発に乗せられすぎた気はするけどね。少しリゼヴィムの目的が俺と被っていた所為で冷静さを失っていた気はするよ」

 

 あ、あぁ。

 

 確かにそうだな。リゼヴィムもヴァーリも対グレートレッドを視野に入れていることで被ってたから、ヴァーリもかなりイラついていただろう。

 

 其処にキレッキレの罵倒で神経を逆なでされたものだから、ヴァーリもブチギレでこうして勝負に乗っかったわけだし。

 

 ただ、カズヒはちょっと眉を上げたけど、すぐに肩まですくめたものだ。

 

「50点ね。私はあえて悪辣に言っただけで、嘘なんて何一つついてないわ」

 

 はっきりと言い切ったカズヒに、ヴァーリは逆に目を丸くする。

 

 それを気にせず、カズヒは皮肉気な表情を浮かべていた。

 

「実際問題、神器を無効化できる相手を殺したいのに神器主体で成長するなんて勝つ気を感じられないわ。勝つ為の手段と方法を真剣に吟味し直したらどうかしら?」

 

 冷ややかな目でそう言ってから、今度は一転してにっこりと微笑んだ。

 

「最も、あんな軽い挑発に乗ってくれて良かったわ。おかげでこの決闘、最悪でも私が死ぬだけで済むんですもの」

 

 あ、あ~。そういうこと。

 

 カズヒのあの悪意たっぷりな言い回しって、つまり「ヴァーリチームの待遇に文句言う責任を、可能な限り自分だけにする」のと「その不平等決闘にヴァーリチームを絶対に乗せる」ことを両立させる為の策だったと。

 

 流石、暗部組織のダーティジョブ専門部隊。普段俺達に合わせようとしているだけで、やろうと思えばえげつないことも平気な顔で出来るわけね。

 

 しかもあれを()()とか、マジで怖……っ

 

「……それを平然と言える辺り、君も大概イカれているね」

 

「今頃気づいたの? ならこの勝負はもらったわね」

 

 そう言い合いながら、二人はチームメンバーと一緒に転移していく。

 

 ……さて。

 

 この試合はどうなるんだろうな。

 

「リアスさん。この戦い、どうなると思いますか?」

 

「そうね。真っ向勝負ではフェンリルまで擁するヴァーリチームが有利。長期戦になれば最終的に削り殺されるのは間違いなくカズヒの方でしょう」

 

 シャルロットもリアスも、真剣な表情で転移されたフィールドが移される映像を見ている。

 

 正直に言えば、俺も不安もあるけどこの戦いがどうなるかが気になるところはある。

 

 相容れないところはそれぞれあるけど、カズヒは頼れる仲間だしヴァーリはライバルだ。どっちの強さも分かってる。

 

 俺もなんだかんだで、実戦もレーティングゲームも経験している。そしてこれからもそれに向き合う身だ。だからまぁ、こういう強者同士の戦いは学ぶ者も多いし、今後を踏まえると気になることも多い。

 

 もうこうなったら止まらないし、だったらもう見守るしかないわけだ。

 

 ……まぁ、カズヒが敗北条件に「自分の死」を明言したうえ断れない呪術的契約までしているからなぁ。カズヒが勝ってくれないと困るんだけど。

 

 正直ちょっと不安の方が強い。

 

 なんたってヴァーリ、めっちゃ強いからなぁ。

 

 特に新技の極覇龍だっけ? 主神にすら通用するってどんな化け物だよ。いくらカズヒでも、ちょっと厳しいんじゃないか?

 

 俺が固唾を呑んでいると、そっとシャルロットとリアスが席を外して、俺の両隣に座ってくれた。

 

「……こうなってはもう、彼らの決着を見届けるしかないです」

 

「……見守るしかないでしょう。大丈夫、私達は一緒にいるわ」

 

 ……うん。ありがとう二人とも。

 

 ああ、此処にいない九成の分も見守るしかない。

 

 いや、本当に頑張れよカズヒ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 転移されたフィールドで、カズヒは静かにヴァーリへ視線を向ける。

 

 どちらにせよ、この戦いの流れはほぼ確定している。

 

 ヴァーリ・ルシファーはプライドが高い。あそこまで盛大に神経を逆なでしてやったのだ。自分の手でカズヒを殺しに行くぐらいのつもりでなければおかしいだろう。

 

 カズヒにしても、この戦いで他のメンバーにヴァーリの相手をさせるつもりはない。

 

 レーティングゲームのシステムを流用し、多くの者達が見ている決闘だ。柄ではないが勝ち方という物が求められ、それに反すればのちの禍根に繋がるだろう。

 

 必然、この戦いは根本的には「カズヒとヴァーリの一騎打ち」が基本ベクトル。ずれるとするならそれは、「他のメンバーの戦いが明確に傾いたら」になる。

 

 故に、カズヒが告げることは単純。

 

「場所を変えるわよ、ヴァーリ。……みんなは、取り巻きを抑えて頂戴」

 

 そう告げ、カズヒは飛び跳ねるように移動する。

 

 ヴァーリもそれに合わせるように移動し、そして互いにチームメンバーに視線を一瞬向ける。

 

 そこにあるのは不安ではなく信頼。

 

 彼等なら、そう簡単にやられたりはしない。その確信を持って、二人は場所を移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗 Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カズヒとヴァーリは、やはりお互いに決着をつける場所に移動したね。

 

 流れと状況から言って、こうなることは読めていた。

 

 推測できる決着は「リーダー同士が一対一の戦いで決まる」か「リーダー以外の趨勢が決まったことで、圧倒的有利な状況になっての圧殺」のどちらかだろう。そうせざるを得ないところがある。

 

 だからこそ、他のメンバーがどう戦うかが気になり―

 

『はーいマッチメイクー♪』

 

 ―微笑みながらのリヴァさんが、瞬時に地形に干渉する。

 

 彼女はもとより独自の戦法として、地脈を利用した砲台の生成を行っている。そしてそれらはつまり、地形をある程度操作できることにつながっている。

 

 それにより、一瞬だけどヴァーリチームは連携が崩れる。

 

 そして当然、それを事前に伝えられていただろうメンバーは動き出した。

 

『では、貴女の相手は私がさせていただきます』

 

『にゃ!? そういうこと!』

 

 黒歌に接近し、そして突き飛ばすように他から引き離すのはメリード。

 

『つーわけだ。俺としてもあんたはもっかいぶっ飛ばす!』

 

『いいでしょう。私も前回の苦戦には思うところがありました』

 

 真っ向から剣でアーサーと切り結ぶのは、既にラッシングチーターレイダーに実装しているアニル君。

 

『お! 半神の姉ちゃんが付き合ってくれるのかい?』

 

『ええ。あぶれ者になるけど先生が相手してあげるわ』

 

 リヴァさんは美猴の相手をする方向か。

 

 それぞれがそれぞれを突き飛ばすように距離を開けさせる中、残るメンバーがフィールドで睨み合う。

 

『フェンリルちゃんとゴっくん、そして私とやるのはあなた方ですか?』

 

 ルフェイが首を傾げながらも魔方陣を展開すると、残りのメンバーの一人であるディック・ドーマクが眼鏡をくいっと上げる。

 

 あ、少し輝いた。

 

『そういうわけです。ちなみに、貴女の相手はラトスですよ』

 

『そういうわけだ! ちっとばかし体裁は悪い感じだが、姉御の頼みなら全力で行くぜぇ!』

 

 ラトス・スプライトは全身から蒼い稲光を纏いながら、拳を構えてルフェイと相対する。

 

 そして同時に、ディック・ドーマクはフェンリルに視線を移した。

 

『そして貴殿に邪魔はさせられませんよ、フェンリル殿。私を貴方がどうにかしなければ削り殺されることはわかるでしょう?』

 

 そう嘯くディックに、フェンリルは姿勢を低くしながら小さく唸る。

 

 フェンリルが即座に仕掛けてこないだけあり、ディックは自然体のようでいて隙が無い。

 

 あれと突破するのは難しいだろう。教えを受けているアーシアさんですら、サイラオーグさんの猛攻を短時間なら回避できるのだから。

 

 そして最後、南空さんは一呼吸を入れてからゴグマゴグに向き合った。

 

 流れから考えれば、彼女がゴグマゴグの相手なのだろう。

 

 そう思った時、彼女は天高く右手を持ち上げ―

 

『さぁ、ガチで行くわよ!』

 

 ―指を鳴らした瞬間、大量の列車が姿を現した。

 

 え、あれは確かアントニオンの試作型?

 

 そう思っていると戦闘車両に南空さんが飛び乗り、そして現れた車両がエネルギーの奔流を纏いながら、渦を巻くように天へと昇っていく。

 

 そして少しして奔流が弾け飛ぶと共に、空から巨人が舞い降りた。

 

『ダイヤを守って特急出発、緊急事態に現着完了―』

 

 いや、ちょっと待った。

 

 これあれだよね? 完全にあれだよね?

 

 それ一々名乗り上げるのかい!?

 

『漆黒超特急アントニオン・ノワール! 誓約守って出発進行!』

 

 あ、ゴグマゴグ相手にそういう手法で挑むのかい!?

 

 え、それでいいの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「……中々面白いことになっているね」

 

 離れたところでその戦闘を見ながら、ヴァーリは笑みすら浮かべていた。

 

 思った以上に向こうも面白い趣向を凝らしていると見える。これは興味深い。

 

 それに対し、カズヒはどこまでも冷静かつ冷徹だ。

 

 叩き潰す。その一点で研ぎ澄まされた戦意を持って、彼女はヴァーリと相対していた。

 

「悪いけど、あまり時間をかけるつもりはないの。短期決戦で行かせてもらうわ」

 

「そうか。辞世の句はそれでいいのかな?」

 

 ヴァーリは光翼を展開しながら、その確認を行う。

 

 殺すつもりで挑んでいる。そもそもそういう勝負を相手が挑んできており、加えて徹底的に愚弄してきた相手に容赦する理由もない。そもそも負ければリゼヴィムを打倒する為に割ける時間が無くなってしまう。

 

 よって、カズヒ・シチャースチエは此処で殺す。

 

 その殺意に対し、彼女はいたって冷静だった。

 

 冷徹に戦意を纏い、流れるようにフォースライザーを装着する動きに淀みはない。

 

「……自分は殺されないという確信があるのかい?」

 

「馬鹿なの貴方? そんな可能性はこの世のどこにも存在しないわ」

 

 呆れるように返し、カズヒは肩まですくめていた。

 

「環境の過酷さなどで程度の多寡は大きいとはいえ、生物は基本的にいつか死ぬし、それが急に訪れることはままあるわ。もちろん戦士として戦いという危険性を銃後の民間人に与える気はないし、過酷な戦場と平和な日常のそれを同一にする箇条書きマジックをする気はないけれどね」

 

 そう告げたうえで、彼女は真っ直ぐにヴァーリを見据える。

 

「ただ、人よりいつ死ぬか分からない生活を送る者として、常にそこに対して覚悟を決めようとして生きているだけよ」

 

「なるほど。本当に君は油断できない」

 

 つまり、何時死んだとしても後悔が無いように備え続けていると言ってもいい。

 

 そういう手合いは恐ろしい。それぐらいは理解できる。

 

 そして、その恐ろしい女は宣言する。

 

「十分以内に叩き潰すわ。凌げれば貴方はほぼ確実に勝てると思いなさい」

 

「いいね。なら十分以内に俺が君を滅ぼすとしよう」

 

 あとはもう、何も言う必要などない。

 

『GILTY』

 

『Vanishing Drgon Brance breaker!』

 

『ジャッジングサマエル! Charge you for freedom』

 

 今ここに光臨する、覇なす白龍の戦装飾(ヴァニシングメイル・クルーズドライブ)

 

 それに相対する、仮面ライダー道間ジャッジングサマエル。

 

 今ここに、壮絶な死闘の幕が上がる。

 




 なぜか勇儀が出てきてませんが、次の話まで待ってください。そこで説明します!






 まぁそれはそれとして、前回の感想でこちらも失態を痛感しました。

 ……すでに以前のあとがきで書いていたはずなので明言しますが、元々フロンズ達と幸香は第二部におけるラスボス候補。要はこの作品における真の敵として設計しております。
 なので両社は手を取りあって最終的にイッセーたちと、すなわち世界を敵に回します。最もその際両者のスタンスは守りますので、おそらくグレン×グレン作品群においてはフィフスやリムヴァン級の事態を引き起こすことになるでしょう。極晃星あるしね!

 あとカズヒに関しては、自分の中では「良くも悪くもヴァルゼライド閣下とコールレイン少佐のハイブリッド」に設計しており、やろうと思えば拷問もするし首爆弾じみた真似だってやってのけます。
 ただカズヒとしては光狂いばっかり表に出てきていたので、むしろ反省するべきは闇のやり口を出すべきですね。実際クリフォト編はD×D全体でも暗いので、少し闇主体のやり口を出させるべきかという形で反省しております。







 ……評価は今後も下がるな、これは。

 うん、仕方ない! 割り切る!!
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