好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・創作掲示板での紹介等を常々募集しているグレン×グレンでっす!

 平均評価はまた翠になっている今日この頃ですが、めげずに頑張っていこうと思っておりまっす!


英雄乱戦編 第二話 縁は異なもの味なもの

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 何とか作戦は成功して、麻薬配布組織に壊滅的打撃を与えることに成功した。

 

 ただ、麻薬が満載されたヘリが燃え盛っているからそっちが大変。

 

 今大絶賛封鎖されてるし、万が一吸い込んでたら大変ってことで、俺達も待機ってことになってる。

 

 特にヒマリと九成が大変だよなぁ。

 

 炎上する麻薬のすぐ近くにいたから、特に念入りに検査されてるみたいだし。

 

「……っていうか、私とヒマリが同時に不調って、なんか繋がってるよねコレ」

 

「確かにね。まぁ、何とかなってるみたいでよかったけど」

 

 ヒツギとカズヒがそう言いながら一緒に来てくれているけど、実際その辺が不安でしかないっていうか。

 

 ……ヒツギとヒマリはいろんな意味で繋がってるから、二人同時だとやっぱり気になるよな。

 

 カズヒがついて来てるのも、九成の見舞いも兼ねてるってだけじゃないだろうし。

 

 前線に出張れるだけで基本後方支援な上、今色々と忙しくて後方で研究に徹しているリーネス。一応立ち位置はソーナ会長側の出向で、AIMS第二部隊でもあるから今回は周囲の警戒とか後詰を担当している南空さん。二人もいるならついて来てただろう。

 

 俺もかなり気になるよなぁ。

 

 ヒツギもヒマリも神器が不調になってる。それも、龍を封印した神器の方だ。

 

「……赤龍婚乳(パストライク)が関わってそうだよなぁ」

 

「確かにねぇ……」

 

 俺もヒツギも、正直ちょっと遠い目だった。

 

 カズヒもその辺は同意なのか、ちょっと何とも言えない表情になっている。

 

「半永久的にドラゴン化させる技を使い、龍封印神器の持ち主そのものを赤龍帝化したわけだもの。ギャスパーの神器みたいなイレギュラーは十分起こりそうね」

 

 確かに。今になれば分かるけど、あれって本当にやばいことになりそうだよなぁ。

 

 元々強力だったギャスパーの神器は、肖り元の神様の残滓が宿ったことで神滅具級の神器になったわけだ。なら、ドラゴンを封印されている神器に、持ち主を赤龍帝化させる技を使ってもやばいよなぁ。その神器そのものもギャスパーの神器張りに強力だし。

 

 前例があるから又あるかもって思っちゃいたいくなるよなぁ。しかもきっかけは俺が作ったようなもんだし、不安になるし責任も感じちまうよ。

 

 うん。俺がきっかけなんだから頑張らないとな。

 

「ヒマリにも言うけど、神器で何かあったらすぐに俺に言ってくれ。あんまりできることはないけど、添い寝ぐらいはできるし興行収入とかで資金面には自信あるから」

 

 俺はまぁ、微妙に情けないことをヒツギに言う。

 

 イヤホンと、それぐらいしかできないのが男として情けないっていうかなんて言うか。

 

 俺って神器で色々と前代未聞なことをしているし、ちょっとぐらい本気で神器の研究資料とか見た方がいいかもなぁ。特にギャスパーのデータとか知った方がいいだろうけど、そもそもの知識がないから基礎から始めないと。

 

「カズヒ、悪いんだけどリーネスに後で頼みごとしたいから相談に乗って……くれる……と?」

 

 なんか、俺がちょっと考えている間に何かがおかしい。

 

 ヒツギは口をパクパクさせながら顔を真っ赤にしている。カズヒは俺に感心している表情でまじまじ見ているし、そのあとヒツギの方を見ると、にやにやしているようなほっとしているような複雑な表情を浮かべている。

 

 そんなにあれなことは言った記憶がないんだけど。何かしたようなことあったっけか?

 

 俺がちょっと訳が分からないでいると、なんていうかカズヒが感謝してるような感じの苦笑を浮かべてきた。

 

「……ヒツギやヒマリが貴方と会えたのは本当に幸いね。二人にとっても、私にとっても……」

 

 す、凄い事を言われた気がする。

 

 そ、そんな凄い事言ったっけか?

 

 俺はちょっと首を捻って考えてみるけど、何時の間にかヒマリと九成が検査を受けてる部屋のすぐ近くに来ていた。

 

 あとドアの前に人がいる。確か木場や九成が会ったっていう、英雄派幹部の部下になってたらしい人か。

 

 なんかすっごい微妙だったらしく、真剣に転職を考えているらしい。いっそのこと独立して星辰奏者の派遣サービスとか日本でできないか考え中とか。

 

 名前は……接木勇儀さんだったな。その接木さんがカズヒを見て、ちょっと苦笑してた。

 

「よう日美っち。そっちは身内の検査か?」

 

「どうしたの勇ちん? 貴方、施設外周の包囲担当じゃなかったかしら」

 

 カズヒにそう聞かれると、接木さんは肩をすくめて苦笑いしてた。

 

「爆発で燃えながら吹き飛んだ麻薬(ブツ)が近くの風上に落ちてきてな? すぐ離れてガスマスクも付けたが、万が一を考えてちょっと検査してもらおうかと思ってんだよ」

 

 あ~。なるほど。

 

 爆発って結構デカかったみたいだしなぁ。ちょっとぐらい破片とか飛んでくることもあったかぁ。

 

 俺が同情していると、接木さんとカズヒが話し合ってお互いの事情とかを把握したらしい。

 

「じゃ、此処は年上がやっとくかねぇ。……D×Dの者です、入ってもよろしいでしょうか?」

 

 接木さんはドアの方をノックするとそう声をかける。

 

 あ、そうか。実年齢的に接木さんが一番年上だからやった方がいいんだ。

 

「お話は伺っております。どうぞ入ってきてください」

 

 部屋の中から返事が返ってきたので、俺達は頷くと医務室に入っていく。

 

 お、結構人が多いな。

 

 まぁ麻薬が全人類に不足なく行き渡る世界を作ろうとしている連中だしな。そこかしこに麻薬があって、戦闘の余波で燃えたりしたんだろう。

 

 割と結構騒がしいな。

 

「検査キットは持ち運べますので、よろしければお二人がいる方へどうぞ。彼らの結果はもうすぐ出ますよ」

 

「ありがとうございます。んじゃ、行くか」

 

 接木さんがそう言ってくれて、俺達は九成達の方に行く。

 

 ……あ、二人とも近くの人となんか話している。

 

「おーい! 二人とも体調とか大丈夫かぁ……あれ?」

 

 あれ? なんか声に反応して二人と一緒に振り返った人が、面食らってる。

 

 年齢から言って多分俺達の知り合いじゃないし、接木さんかな……あれ?

 

 なんで接木さんと一緒にカズヒまで面食らってるんだ?

 

「……おま、勇ちんか!?」

 

 あ、やっぱ知り合いっぽい。あの人愛称で呼んでるし。

 

 ただ接木さんの方は、カズヒと顔を見合わせてから、勢いよく振り返った。

 

「「ディーレン!? なんでここに!?」」

 

「……え、待って。隣の嬢ちゃんはあったことあるっけか?」

 

 あ、これもしかしてまた―

 

「あ、カズヒは道間日美子ですわよ? 同級生ですの?」

 

「「「それ今言う!?」」」

 

 ―躊躇なくぶちこんでいい情報じゃないよ、ヒマリ!?

 

 俺・ヒツギ・九成のツッコミがシンクロして響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

「あの、すいません。ちょっと声が大きすぎなので……もう少しお静かに」

 

「「「「「「「あ、ごめんなさい」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 しかも怒られちゃったし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 九成とヒマリが麻薬を吸ったかもしれないってことで、俺もまぁ、一通り終わったんでちょっと様子を見に来たんだが―

 

「……それで日美っちのやつ、めちゃくちゃ振るわれてるのに気づかないでコーラを開けちまってよぉ? いやぁ凄いのなんの?」

 

「あの後よく振ったコーラを顔面に開けられたあいつら、同窓会でも炭酸だけは呑まなかったからな。完全にトラウマになってるなありゃ」

 

「……その頃からカズヒねぇって怒らせたらいけなかったのかぁ」

 

 なんか大人二人に凄い真剣な表情で聞き入ってる九成がいたぞ。

 

「人に歴史はありますのねぇ」

 

「ま、まぁその頃はマジで十代半ばなわけだし? それぐらいの反応が普通じゃんか」

 

「でも既に女傑っぷりが見え隠れしてるよなぁ」

 

 イッセー達も興味深そうに聞いてるけど、なんだこりゃ。

 

 そして隣ではカズヒは努めて作った無表情で、そっぽを向きながらスポーツドリンクをちびちび飲んでるし。

 

「……お前ら、これはどういうことなんだ?」

 

「「「「「あ、先生」」」」」

 

 イッセー達が俺に気づいたが、そしたら隣の接木とかいう奴とは別の男が立ち上がると敬礼をしてきた。

 

「アザゼル元総督ですね? ICPO対異能班に所属している、引岡(ひきおか)=F=ディーレンと申します」

 

 ああ、今回の事件は国際的だったから、ICPOからも人員が出てたっけな。

 

「今は総督じゃねえから、そこまで堅苦しくなくていい。つーかなんでカズヒの過去話が始まってんだ?」

 

 俺はむしろそっちの方が気になるぞ。

 

 接木の奴が道間日美子と同じ学校に通っていた奴なのは既に知っている。また意外な縁が繋がったと思ったもんだ。

 

 だがなんでICPOと話してんだ? そっちの方が気になるぞ。

 

 俺はそんなんで話を振ってみたが、応えたのはカズヒだった。

 

「……ディーレンも勇ちんと同じでかつてのクラスメイトです。当時の私の男友達」

 

 お、おぉ……。

 

 いや、お前最近前世の知人と再会しすぎじゃね?

 

 正直少し引くぐらいの前世との縁引き合い率だろ、おい。なんか変な加護とかかけられてねぇかとすら思う。

 

 カズヒも自分でそう思ってるのか、ちょっと複雑な表情だ。

 

 ……いや、これなんか違う?

 

「まさかあのディーレンが、国際警察機構で働いているとは思ってなかったわ。いやマジで」

 

 え、そこ?

 

「そこは同感」

 

「うっせぇよ」

 

 接木の奴にも頷かれて、引岡はなんか複雑な表情だ。

 

 この感覚、自分でも心当たりがありそうな感じだな。

 

 なんか視線が注目されてしまって、引岡は視線をそっとそらしてる。

 

「……犯罪は犯してない。犯してないからICPOに属してる……けど―」

 

 けど?

 

 俺達が首を傾げてると、引岡はこの場で隠せないと踏んだのか、意を決した。

 

「……暑い日の体育で女子の水泳を妄想しすぎて、熱中症で幻覚の内容を大声で叫びながら壁に激突して保健室に運び込まれた……っ」

 

 ………ん?

 

 俺達が首を傾げてると、接木の奴は笑いを我慢しているのか腹を抱えながらプルプル震えていた。

 

「しかも体育の記憶が吹き飛んでたのか、起きた瞬間に「だ、誰か! 女子が全員スク水で朝礼に参加してる!?」なんて言い出してなぁ。……あれ以来、日美っちの伝説的所業や俺のリアルシスコンに匹敵する三勇士なんてあだ名ができて……その……あれ?」

 

 接木はすぐに気づいたのか、なんかおかしいといった感じで俺達を見ている。

 

 え、いや……え?

 

 俺達が顔を見渡していると、カズヒは盛大にため息をついた。

 

 え、いや……え?

 

 その時、九成がはっとした表情になってから頭を抱えた。

 

「……イッセーで感覚がマヒってる……っ」

 

「「「あ˝」」」

 

 しまった。その通りだ。

 

「すいませんねぇ! 死の危険を感じてる時も裸のリアスやアーシアの妄想ができるようになって! 自分でもどうかしているとは思ってますよ!」

 

 顔を真っ赤にしたイッセーの絶叫に、俺達は完璧に我に返る。

 

 イッセーを比較対象にして、「その程度かよ」とか本気で思っちまった。比較対象が悪すぎる。

 

「……なぁ日美っち」

 

「そいつってどんなレベルだよ」

 

「性犯罪を我慢するだけで、平均週三~四は吹いた泡を痙攣でまき散らしながら失神する益荒男よ」

 

 旧友に凄く言いづらそうにするカズヒのそれが答えだ。

 

 ……いや、本っ当に凄いよな。良くも悪くも。

 

 前代未聞の変態すぎて、俺達の感覚を麻痺させてやがる。流石異世界から乳を司る神様が使いを寄越してきた男だぜ

 




 道間日美子の旧友第二弾!

 ……いえ、当初は三人ぐらい出そうと思ったんですが、あまり多いとそれはそれで困るだろうから二人ぐらいにしてこうかと思っております。

 そしてそんな感じで話が弾んだことで、イッセーという変態非日常の悪影響を痛感することになった約数名。

 
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