好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・創作掲示板の紹介をすっごく欲するグレン×グレンでっす!

 本日は本日でバトル編となっております!


英雄乱戦編 第二十話 激戦乱舞

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっはぁ! 二天龍が相手だってんなら、俺も奥の手を切らねえとなぁ!」

 

 そう吠えながら、グレンデルは何かを指先で掴んでやがる。

 

 なんだあれ……って、あれプログライズキーか?

 

「あいつがレイダーになるのかよ!?」

 

「……いや違う! あれはゼツメライズキーだ!」

 

 九成が俺にそう言うけど、ゼツメライズキーって確かマギアになる方だっけか?

 

 絶滅動物のデータを組み込んでるって話だけど、そんなもんをどうやって―

 

「行くぜ武装ぉっ」

 

『アンキロサウルス』

 

 ―なんかゼツメライズキーだけで変身しただとぉ!?

 

 グレンデルは調子を確かめるように肩をグルんぐるんと回しながら、俺達の方を見て殺気を見せてくる。

 

『聖杯の実験ってのもいいもんだな。このアンキロサウルスソルドマギアなら、二天龍におまけがいてもいい殺し合いができそうだ……』

 

 その時、グレンデルやラードゥンの耳元に魔方陣が浮かぶ。

 

 何かと思ったら、グレンデルは相当イラついた様子でアグレアスの方を向き出した。

 

『ざっけんじゃねえ! 今一番盛り上がってんだから邪魔すんな!』

 

 なんか急に吠えているけど、その隣のラードゥンもため息をついた感じだ。

 

『……仕方がありません。そちらには私が向かいましょう』

 

 ラードゥンがそう言うと同時に、足元に魔方陣が浮かんで転送の光に包まれる。

 

『では、縁があれば』

 

 それだけ言って、ラードゥンは転送されて行った。

 

 アグレアスの方で戦況がクリフォト不利になった感じか? それで増援としてグレンデルとラードゥンを呼んだのか。で、グレンデルが断ったからラードゥンが行く羽目になったのか。

 

 サイラオーグさん達は頑張っているんだな。なら、俺達も負けてらんねぇな!

 

「九成、ヴァーリ! こいつをぶっ飛ばすぞ!」

 

「できれば一対一がいいんだが、今は本領を発揮するわけにもいかんから仕方が無いか」

 

「こっちはオーケーだ。とりあえずアサルトの方でやってみるか」

 

 ヴァーリは魔方陣を創り出して大量の魔法を放てる体制をとり、九成も素早く龍殺しを創り出す。

 

 相変わらず器用っていうかなんて言うか。この二人の出来の良さはちょっとどころかかなり羨ましいな。

 

 いや、俺は俺のできることをするだけだ! こっから気合入れるぜ!

 

「なんか強化されたみたいだがなぁ……っ」

 

 俺は突っ込みながら拳を握る。グレンデルはそれを待ち構える。

 

 ああ。お前はこういう時逃げたりしない奴だよなぁ!

 

「……こっちもいい加減限界なんだよぉっ!」

 

 渾身の拳が、グレンデルに最高の当たり方で入った!

 

 その直後、グレンデルの拳が俺を叩き落す。

 

『悪いがあんまり効かないぜぇええええええっ!』

 

「なろっ!」

 

 追撃の踏み付けを転がってかわすと、俺の視界にグレンデルに突き刺さる魔法と砲撃が映る。

 

 だけどグレンデルは意に介さず、そのまま拳を握ると、攻撃を放ったヴァーリと九成に突進する。

 

 あの野郎、全然効いてないってのか!?

 

 俺が起き上がって追撃するころには、二人はグレンデルの攻撃を左右に飛んで回避。

 

 視線は一瞬交錯して、すぐに俺達は頷いた。

 

 同時に、俺も九成もヴァーリも三方向から同時に攻撃を叩き込む。

 

 俺はアスカロンのオーラを込めた左腕を、九成は龍殺しの魔剣を二刀流で。ヴァーリも魔力を込めた拳を握り締めて。

 

 その三方向からの同時攻撃を―

 

『甘いぜぇ?』

 

 ―グレンデルは全部迎撃しやがった。

 

 ヴァーリの打撃と九成の斬撃を拳で弾き飛ばし、更に尾の一撃で俺を吹っ飛ばす。

 

 なんだこの一撃。ゼツメライズキーを使っているからって……重すぎる!

 

 肋骨が割れるかと思ったけど、何だよこのパワーアップ具合は。

 

『グレンデルがここまでやるとはな。いや、ゼツメライズキーとやらの力がここまであるということか』

 

 ドライグがここまで唸るレベルの強化がされてるってわけか。

 

 見れば、今のグレンデルの尾は先端に丸い球体が出来ている。

 

 なんだよあのハンマー。ありかってのか。

 

「落ち着けイッセー。アンキロサウルスはあれだ、尻尾がハンマーっぽい恐竜」

 

 あ、そうか。

 

 九成に言われて俺もなんとなく思い出した。

 

 そういやそんな恐竜の絵を見たことある。尻尾がハンマーの恐竜ってあれか!

 

 確か皮膚も頑丈そうなあれか。そりゃ堅い上尻尾もやばいな。

 

 糞ったれ。これ、絶対長丁場になるぞ。

 

 みんなの方は大丈夫か……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぉおおおおおっ!」

 

「ぬぅっ!」

 

 ゼノヴィアとホグニの戦いは熾烈を極めていた。

 

 ダインスレイヴを振るうホグニに対して、ゼノヴィアはエクス・デュランダルで対応しているが、その使い方が変わっている。

 

 ヘキサカリバーの機能を利用することで、エクス・デュランダルはまるで大太刀のような形状になっている。

 

 おそらくクラスカードによるサーヴァントの力を活かす為だろう。そしてそれがゼノヴィアとかみ合っている。

 

 元々ゼノヴィアは、破壊の聖剣(エクスカリバー・ディストラクション)にしろデュランダルにしろ、巨大な剣を扱うことに慣れている。

 

 それに対して大太刀も、使い方は異なるが普通の剣より刀身が長く大きい獲物という点では合致している。

 

 能力的に相性が良いサーヴァントの力を借りている。というより、戦い方から言って多分地の精神性も似通っている気がする。

 

 ……どうすれば、ゼノヴィアをテクニックタイプに成長させることができるんだ……!

 

 内心で崩れ落ちそうになるけど、それでも僕は気を取り直して聖剣の騎士団を展開する。

 

 周囲を囲み、そして集中攻撃すら可能になる状態を維持する。

 

 真っ向勝負でホグニを相手にできているゼノヴィアだけど、夢幻召喚(インクルード)は心身の悪影響が懸念されることから長期戦には向いていないだろう。

 

 隙を伺って、一気に集中攻撃を入れるべきだ。

 

 問題は、ホグニはそれをきちんと考慮して仕掛けづらい位置取りを維持している点にある。

 

 やはり難敵というほかないか。だけど、隙は必ず出てくるはずだ。

 

 だからこそ、僕はホグニの隙を伺い―

 

「……ふむ。全力を出さずに負けるのは不本意だな」

 

 ―そんなホグニの言葉に僕は寒気が奮い立った。

 

 まずい。おそらく何かしらの切り札、おそらく宝具を使う気だ。

 

 ダインスレイブだけではないと、そういうことだ。

 

「させる―」

 

「遅い」

 

 僕が対応するより早く、周囲に強い冷気が生まれていく。

 

 そこから誕生するは、氷で出来た戦士達。

 

 斧を構えて襲い掛かる戦士達は聖剣の騎士団や僕達とぶつかり合い、壮絶な破壊の嵐を掲げていく。

 

 だが足りない。まったくもって生成量に追いついていない。

 

 創り出される氷の戦士達は、瞬く間に二桁を超え三ケタ台に突入する。

 

 増殖速度が速すぎる! これだけの質の戦士をこれだけの量で生み出し続けるなんて、サーヴァントの宝具だとしても凄まじいレベルだ。

 

「数が多すぎます! このままでは……」

 

 椿姫さんがそう言いかけた時、リーネスが首を横に振る。

 

「……いえ、それどころではないわねぇ」

 

 正直に言おう。違う意味で寒気を感じた。

 

 今この場においてどころか、D×D全体で見ても最も魔術回路関連に詳しいのがリーネスだ。それは裏を返せばサーヴァント関係において卓越した見識を持っていることを示している。

 

 そんな彼女が危機感の度合いが違うことをにおわせた。それはすなわち、この宝具の危険性は僕達の想像を超えていること示している。

 

 実際、シャイニングホッパーだったリーネスの仮面ライダーアイネスは、アサルトグリップを装填して戦闘態勢を一気に跳ね上げた。

 

「あの戦士団。生成にホグニではなくこの地の霊脈を使っているわぁ。この生成速度と負荷から言って、このままだと数十分で霊脈が枯れ果てるわよぉ!」

 

 ……っ!?

 

「本当なら十数時間は持つのだがな。この地域の時間が隔離されている弊害だ」

 

 そう平然と告げるホグニは、ダインスレイブを構えて僕たちを見据える。

 

「まぁ非道極まりないことをしている自覚はある。……だが人倫を踏みにじる覚悟無くして、神々に対する復讐など成し遂げられる方が稀少だろう?」

 

 この男、そこまで踏み越える覚悟があるということか。

 

 ミザリ・ルシファー直下、イシロ・グラシャラボラス眷属。

 

 僕は彼らを舐めていた。ミザリの破綻した精神性にマヒして、彼ら自身の危険性を甘く見積もっていたようだ。

 

 すぐにでもこの男を倒さなければ、アウロスは死の大地になり果てるだろう。そうなれば、アウロス学園を守り切るなどという話ではなくなってしまう。

 

「ゼノヴィア、やはりグラムを使う!」

 

「……致し方ないな。こちらも宝具を開帳する!」

 

 ああ、この男は、此処で倒す!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃、アグレアスでは更なる動きが見えていた。

 

 膠着し、むしろ防衛側が徐々にだが押し返し始めている防衛線を、一気に突破する部隊が動いている。

 

 Δサリュート三種がそれぞれ十二機の大隊規模部隊。それがアグレアスの防衛線を突破する電撃戦を敢行したのだ。

 

 更にそこに追随するように、サリュートⅡを中核とする複合部隊が突貫することで、突破口の後ろをカバーする。

 

 結果としてアグレアスの防衛線には鋭い槍が突き刺さる。そしてそのまま狙い違わずアグレアスの仮説指揮所に向かって突撃を敢行していた。

 

『全機突貫! 狙うはシーグヴァイラの首のみだ!』

 

『アガレッサーを使う可能性は極めて高い。アレの準備が整うまでに潰す気概で行け!』

 

『有象無象に邪魔をさせるな! ここでD×Dの出鼻をくじくぞ!』

 

 マキシマ、アサルト、ブラスト。

 

 神仏魔王クラス相手の多対一、大型異形相手の一対一、下級異形相手の一対多を考慮した部隊がそれぞれ十二機。これだけであらゆる事態に対応して敵を叩き潰せる布陣といえる。

 

 それだけの手段を可能とするほど、冥革連合の力の入れ具合は凄まじかった。

 

 実際このΔサリュートに登場するのは冥革連合に属する下級中級の悪魔である。

 

 上級悪魔達貴族を主体とする富国強兵を試みているとはいえ、冥界の未来を憂いて決起したのが冥革連合。出生率向上の策なども仕掛けており、下級中級の民にすら参加者は数多い。

 

 結果として、そんな彼らの戦力としてサリュートを採用するのは理に叶っている。そんな彼らによる強襲部隊がシーグヴァイラを狙って突貫していた。

 

 そして、そんな彼らを迎撃する者は当然出てくる。

 

 そしてそのうちの一機は大公機動アガレッサー。

 

『いきなり出てきたぞ!』

 

『遅かったか……あれ?』

 

 そして、問題は―

 

『ついに出てきましたね。さぁ、迎撃開始ですよ……』

 

 そしてアガレッサーから勝利の確信を持つ声が響き渡り―

 

『行くのです、機獣将軍ヴォルティーガ!』

 

『『『『『『『『『『イエス、マム!』』』』』』』』』』

 

『『『『『『『『『『……なんか増えてるぅうううううう!?』』』』』』』』』』

 

 ―三大勢力の新たなるTFユニット、機獣将軍ヴォルティーガが参戦した。

 




 なんか新機体が出てきてますが、これは三大勢力のTFユニットであり、王の駒を使用したモデルではございませんのでご注意を。
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