好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・捜索掲示板での紹介をウルトラ欲するグレン×グレンでっす!

 ……やはり高評価を欲するものとして、お気に入り作品前部にきちんと評価をするべきだなぁと思い返し、これから評価し忘れている作品を見直すかぁと思っております。


英雄乱戦編 第二十八話 冷徹なる進歩光明

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうですね。なら私も抜くとしましょうか」

 

 そう言いながら、ユーグリッドは籠手の調子を確かめる。

 

 そしてそれに合わせるように、モデルアーチも星の開帳を開始した。

 

『天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せ』

 

 紡がれるは、悪鬼明星の眷属たる起動詠唱(ランゲージ)

 

『悪鬼明星が天に輝き、世は悲嘆に包まれる。されどそれこそ、発展の光が集うとき』

 

 モデルアーチは基本機能でこちらをけん制しつつ、星の開帳と共にその本質を二重の意味で見せていく。

 

『何故ならば、善性こそ発展最大の楔ゆえ。知性があれば分かるだろう。更なる兆しに必要な、命という名の対価はしかし、うるさい善性が邪魔をするから、浪費どころか消費もできぬ』

 

 どこまでも倫理観や人道といったものを軽視するその祝詞と共に現れるは、無機質な戦闘兵器達。

 

 ステラフレームが四体も出てきた挙句、それをカバーするようにサリュートⅠも現れる。

 

『己にとって価値あるものを得るために、己にとって価値無き物を提供する。それこそ交渉の根幹点。能無き他人を無駄に守れば、遅々たる歩みは当然だろう』

 

 どこまでも効率的に機械兵器を具現化するそれは、更にモデルアーチが浮き上がることでそれ以上の凶悪性を見せつける。

 

『故にこそ、明星が昇ることこそ喜ばしい。悲嘆を求める悪鬼の知性に、愚鈍な慈悲は起こりえない。過去を活かして未来を手にする。悪鬼の明星こそ進歩の光明なのだから』

 

 それはかつてのアグレアス襲撃でお披露目された、ギガンティスサリュート。

 

 瞬時に組み立てられるそれは、すぐさまモデルアーチを取り込んでいく。

 

『さぁ明星よ輝くがいい。汝の光が照らす先に、我が先行きは開かれん』

 

 そして顕現するは星の軍勢。星辰体運用兵器の見本市。

 

『これぞさらなる天地創造。その一端を垣間見よ』

 

 今ここに、倫理観をどこまでも放棄した星が開帳される。

 

超新星(メタルノヴァ)――進歩光明の光こそ、創世記が如く(プルトリップ・ジェネシス)

 

 そして同時に、ユーグリッドの方も準備を整えたらしい。

 

「ではこちらも……昇格同調(ユニゾン・プロモーション)!」

 

 その言葉と共に、ユーグリッドが身に着けている偽赤龍帝の鎧が変形する。

 

 全身にスラスターが展開され、更に両腕が巨大な装甲を展開し、更に胸部に砲門が展開される。

 

 ……おいおい、冗談だろう?

 

 あれ、それぞれが劣化再現とはいえ、三叉成駒のそれに近いぞ!?

 

「……なるほど、ねぇ?」

 

 それを見ていたリーネスが、感心するように頷いた。

 

『リーネス先輩、何か分かったのかな?』

 

 黒い獣を出して数の差を埋めながらギャスパーが聞けば、リーネスはため息すらつきたそうな表情になった。

 

 どうやら敵の種が分かったらしい。あと分かったはいいけどあっさり突破できるものでもないらしい。

 

 そしてリーネスはまず、ユーグリッドの方を向いた。

 

「まず彼の方だけれどぉ。たぶん冥革連合経由で悪魔の駒を用意して、燃料にしている龍を転生悪魔化させたんでしょうねぇ。そしてそっちに同調することで、劣化三叉也駒を発現させた……と」

 

「流石にご慧眼です」

 

 あっさり肯定する当たり、嘘ではなさそうだ。

 

 なるほど。イッセーほど極まって強化できないがその分安定性では上。更に多数龍を封印して燃料にすることで、女王とは別の形で全部もりにしたわけだ

 

 そしてリーネスはモデルアーチの方を向くと、これまたため息をついた。

 

「叔父上の星はおそらく物質精密再現能力。星辰体を利用して兵器類などを再現しているのよぉ」

 

 ああなるほど。

 

 それで自我未覚醒体のステラフレームといった人造惑星をたくさん用意したわけか。厄介だな。

 

『いい線を言っている。厳密には物質精密投影能力。星辰体を利用した投影魔術の完全上位互換と言っておこう』

 

 こっちも特に隠さないか。

 

 まぁ、分かっているから具体的なメタが張れるモノでもなさそうだしな。

 

 ……本来直接戦闘向きではないだろうに、よくもまぁこんなことができるもんだと感心するぜ。

 

 本っ当に、俺達の敵は毎度毎度俺達が勝てるかどうか分からない強敵ばっかり出てくるもんだよ。ちょっと嫌になる……っ

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 状況は圧倒的に有利だと、モデルバレットは思っていた。

 

 作戦そのものは失敗だろうが、しかしこれなら敵のネームドを何人かは殺せるだろう。

 

 というより、殺せるのなら殺さないと割に合わないとすら思っている。ここまで来てただ働きどころか損するだけなのは嫌だ。

 

 いっそのことD×Dが存続を望みそうなアウロス学園を盛大に壊して、メンタルにだけでも利益が欲しいと思っている。

 

 その為にもモデルアーチには頑張ってもらわないと困る。

 

 そうでなければ、彼を魔星にしたかいが無いのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モデルアーチ

 

進歩光明の光こそ、創世記が如く(プルトリップ・ジェネシス)

基準値:B

発動値:

収束性:D

拡散性:B

操縦性:AAA

付属性:E

維持性:C

干渉性:B

 

 はっきり言ってモデルアーチ―ザイネス・ドーマ―の星辰光は、戦闘には向いていない。

 

 この星はどっちかというまでもなく研究特化。設計図面を出した技術を投影してテストを行うことで、粗や欠陥を洗い出すのに使うべき星辰光だ。

 

 出力と維持性を強化したことでこういった高性能兵器の瞬間運用を可能としているが、戦闘用として考えるのなら無駄に手間をかけているのだ。

 

 自我未覚醒体の再現で必要時にプールしているラージフレームや作戦投入して撃破された分のステラフレームを疑似的に投入できるが、それらは非常時の防衛戦用に開けている部分もある為、決して無遠慮に多用できるものでもないのだから。

 

 だが、ラージフレームを出せた時点でアウロス学園には多大な被害が発生するだろう。

 

 それぐらいの駄賃は欲しい。だからこそ遠慮はしない。

 

 そこまで考えて、モデルバレットはカズヒをどうするかを考える。

 

 作戦そのものが瓦解したことで、クロウ・クルワッハとの契約はどういった形になるのかが自分もクロウ・クルワッハも分からない。

 

 二対一で嬲れるのが理想だが、クロウ・クルワッハが良しとするわけがない。そこを踏まえるとどうしても考慮するべき状態だろう。

 

 そう考えた、その時だった。

 

「……日美っちはそのままで頼むぜ? こっちはこっちで足止めぐらいはやってやるさ」

 

 ……接木勇儀が、そんな自分の前に立ち塞がる。

 

 それだけでない。彼の隣に並ぶ者がいた。

 

「お前さんがもう一人の日美っちか? なんつーか世も末だな、オイ」

 

『……もしかしてディーレン? うわマジか』

 

 思わぬ同窓会にモデルバレットが面食らっている中、それとは別で一歩を踏み込む者がいる。

 

「叔父上。悪いけれどぉ、これ以上好き勝手にさせるつもりはないわねぇ」

 

 リーネス・エグリゴリはギガンティスサリュートに登場したモデルアーチに鋭い視線を投げかける。

 

 どうやら、マッチメイクが成立し始めているらしい。

 

 そしてそんなモデルバレットの耳に、通信の魔方陣から声が響く。

 

『……全く愚かな。ここまで愚者が多いとは嘆かわしい』

 

 その声色はフロンズ・フィーニクスのもの。

 

 彼は心から嘆くような声で、失望すら顕わにする。

 

『頂点が力を持ってこそよりよく舵取りができるものだが、それを活かす国力は底辺がどれだけ高いのかで決まることも分からんとは。話にならんとはこのことだ』

 

 その哀れみすら浮かべる声の元、彼はその場にいる大王派の戦力に告げる。

 

『幸香の同盟者として指示を代行する。……馬鹿どもにアウロス学園を汚させるな。生死は問わんが叩き潰せ』

 

「「了解」」

 

 不敵な笑みをもって、ユーピ・ナーディル・モデウとアーネ・シャムハト・ガルアルエルが頷いた。

 

「愚かな凡俗共よ。賢明な凡俗が未来を築く邪魔をするのなら是非も無し……ここで掃除といこうか」

 

「輝く未来を掴む為の場所を汚させないわ。……さぁ、人生を輝かせる時が来たわよ!」

 

『『『『『『『『『『ハイ!』』』』』』』』』』

 

 そしてグレイフィアーズと対峙する後継私掠船団に対し、だが否を告げるように一歩を踏み込む者がいた。

 

「そうかい。ま、ユーグリッド以外は任せるぜ」

 

「姉貴、アズールはこっちで潰す。露払いは任せていいか?」

 

 兵藤一誠とベルナ・ガルアルエルもまた、どうやらこちらに対して潰しを仕掛けるようだ。

 

 どうやらこちらもあちらも戦意を滾らせているようだ。

 

 それを踏まえたうえで、一歩を踏み込むよう攻撃態勢をとる。

 

『……じゃ、頑張って誠にぃが微笑むような悲劇にしてあげるとしよっかな?』

 

 こちらもそうはいかせない。

 

 その意識をもって、モデルバレットは刃を構え―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「させると思うか、ばかばかしい」

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことを見逃すほど、九成和地は甘くない。

 

『BLANCE SAVE』

 

 一歩を踏み込み、九成和地はモデルバレットを睨み付ける。

 

「カズヒねぇが粘って、ベルナが夢を見つけて、リーネスがけじめをつけようっていうんだ」

 

『Kamen rider……Kamen rider……Kamen rider……Kamen rider……』

 

 ショットライザーを構え、涙換救済(タイタス・クロウ)は宣言する。

 

クリフォト(お前ら)の負けは確定だ。これ以上、この場で誰も奪わせない……っ!」

 

『ショットライズ! パラディンドッグ! Then smilling silver bullte. Saver is extreme over』

 

 仮面ライダーマクシミリアンパラディンドッグ。

 

 かつてミザリ・ルシファーと死闘を繰り広げた敵を見て、モデルバレットは肩をすくめる。

 

 九成和地、接木勇儀、引岡=F=ディーレン。

 

 カズヒ・シチャースチエと縁のある男三人を相手に、一人でも殺してカズヒの心に嘆きを作ってやるとしよう。

 

「すっげぇなおまえ。さらりとジゴロなんじゃねえか? ……糞羨ましい」

 

「ICPOが嫉妬の炎を燃やすなよ。こいつはこいつで色々頑張ってるからな?」

 

「言っときますけど、俺がハーレム作った最大のきっかけはカズヒねぇの要求ですからね」

 

「「なにバグってんだ日美っち?」」

 

「あとでゆっくり相手してあげるから! 今は戦闘に集中して頂戴!!」

 

 ……目の前で漫才をされて、微妙にモデルバレットのボルテージは上がっていく。

 

 そんなモデルバレットの感性を知ってか知らずか、リアス・グレモリーは不敵な笑みを浮かべながら、星を開帳しつつ胸を張る。

 

「皆、此処が踏ん張り所よ! この学園を必ず死守して、クリフォトを撃退して頂戴。……この街も、学園も、何一つクリフォトが奪っていい物ないのだから!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『ぉおおおおおおおおおおおおっ!!!!!』』』』』』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 その大きな鬨の声と共に、戦いの大一番が開幕した。

 




 そういうわけで、モデルアーチの星辰光の説明です!








モデルアーチ

進歩光明の光こそ、創世記が如く(プルトリップ・ジェネシス)
基準値:B
発動値:
収束性:D
拡散性:B
操縦性:AAA
付属性:E
維持性:C
干渉性:B

 モデルアーチが個体として保有している星辰光。能力は物質精密投影能力。投影魔術の完全上位互換であり、物体の異能を含めた性質すら精密に投影することで、優れた兵器を用立てる星辰光。

 維持性の限界こそあるものの、投影魔術のそれとは比べ物にならない再現率と燃費を誇るのが特徴。作る物体は「自力で作れるだけの知識」が必須となるが、それさえあれば生成のために必要な物資・機材・時間を無視してその場で瞬時に生成できるのが最大の利点。

 基本的には直接戦闘よりも研究に特化した星であり、設計図面が引かれた段階の機材などを投影し、問題なく駆動できるかを確認することが最適解。
 ただし魔星となったことでその問題が大幅に改善された結果、直接戦闘すら可能とする凶悪な星に進化。製造そのものがコストや整備性の問題で現実的でない兵器すら、一回の使い捨てを何度も作れるから多用できる。

 総じて使い手の頭脳や知性が重要となる星であり、そういう意味ではモデルアーチが振るうにふさわしい星といえる。
 そして、使い手に善性が無ければどこまでも凶悪な行動ができる星でもあり、その意味ではモデルアーチが決して持ってはいけない星でもある。

★詠唱

 天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せ。

 悪鬼明星が天に輝き、世は悲嘆に包まれる。されどそれこそ、発展の光が集うとき。
 なぜならば、善性こそ発展最大の楔ゆえ。知性があればわかるだろう。さらなる兆しに必要な、命という名の対価はしかし、うるさい善性が邪魔をするから、浪費どころか消費もできぬ。

 己にとって価値あるものを得るために、己にとって価値無き物を提供する。それこそ交渉の根幹点。能無き他人を無駄に守れば、遅々たる歩みは当然だろう。
 故にこそ、明星が昇ることこそ喜ばしい。悲嘆を求める悪鬼の知性に、愚鈍な慈悲は起こりえない。過去を活かして未来を手にする。悪鬼の明星こそ進歩の光明なのだから。

 さぁ明星よ輝くがいい。汝の光が照らす先に、我が先行きは開かれん。
 これぞさらなる天地創造。その一端を垣間見よ。

 超新星(メタルノヴァ)――進歩光明の光こそ、創世記が如く(プルトリップ・ジェネシス)



 とまぁこんな感じです。

 能力的にはシンプルな特化型。本質的には新技術を速攻で作って試験することを踏まえた代物となっております。

 だが魔星化で性能が向上したことで、超兵器を実用に耐えれるレベルで多数製造して運用できるポテンシャルを獲得しております。






 そして次回、君たちは神様転生タグを見たものがよく思うだろう、期待通りの存在を見る。

 次回、「人間チート博覧会」始まります。
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