好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
人間才能博物館ユーピが頑張る中、他の人たちも頑張っております!
和地Side
……圧倒的すぎるだろう、ユーピ・ナーディル・モデウ。
才能のつるべ打ちすぎる。そりゃ自分以外を凡人というよ、言うだけあるよ。
しかも全部高水準で成長させているし、ぶっちゃけちょっと引く。
才能の十連ガチャで全部SSR引いているようなもんだろ、アレ。
まぁそれはともかくとして、俺は戦闘に集中しなければ……な。
『やっば。これ本気出さないと一人も殺せないっていうか、こっちが大損しそうだよ!』
「させるかよ、さっさと終わっとけ!」
モデルバレットが踏み込むより早く、接木さんは一歩を踏み込んだ。
そして同時に、星辰体との感応を双方が発動させる。
『天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せ!』
「創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌めく流れ星!」
その瞬間、俺達が砲撃やドローンを迎撃している間に打撃戦が繰り広げられる。
「育つごとに痛感する。人に見える景色など、極々一部ということを。闇に包まれし実態は、足元すらも見えぬだろう」
驚くべきことに、接木さんは真っ向からモデルバレットと打撃戦を展開で来ていた。
「友人だろうと恩人だろうと、知らぬところはあるものだ。人の世はまるで星々のように、輝かしく密接にあるようで、闇の断絶があるのだから」
出力そのものがかなり高いというほかない。さらに当人の技量もあって、打撃戦に限定すれば人造魔星に通用する。
だが星の本質をまだ開放していない以上、更なる伏札もあるのだろうと思った時、モデルバレットは強引に距離をとる。
「だからこそ、想う心と勇気を捨てるな。友を、家族を、愛する者を。寄り添い守るという心こそ、闇を照らす断絶を超える戦いに必ずいるのだから」
その瞬間に放たれるは、鬱陶しいレベルの小技の数々。
一目で分かる。あれは長期戦を踏まえたいやらしい戦い方だ。
人造惑星と星辰奏者の間にある最も重要な差。すなわち出力の微調整。
1か10かしかできない星辰奏者に対して対応する為、微妙な攻撃で出力を無駄撃ちさせてガス欠を狙った戦法はしかし、驚愕と共に無効化される。
「胸の炎に火をつけろ。拳と武器で悪を討て。悪しきものが光であろうと闇であろうと、善き想いの炎と光をもって立ち向かえ」
詠唱と共に適切に弾き飛ばす接木さんは、恐るべきことに出力を
何とか援護しながらも、俺はその事実に戦慄する。
「交じり合う絆の輝きは、黄金ほど神々しくはないだろう。だが、決して劣らぬ価値があると幼きものに示すがために、大人は
非常に高い出力と出力の調整能力。これがあれば魔星にすら通用する戦闘が可能なのは確定的に明らかだ
……これが、英雄派サブリーダーの一人であるサイリン・アマゴ・ドゥルヨーダナが態々連れてきた戦力の本質。
「
接木勇儀の星辰光、星辰体感応性質強化能力ということなのか!?
接木勇儀
基準値:C
発動値:AA
収束性:C
拡散性:E
操縦性:AA
付属性:E
維持性:C
干渉性:E
星辰奏者の最大の難点といる大雑把すぎる出力調整。それを可能とする接木さんは、運用面での優位性に限れば魔星の域に到達している。
そういえばどこぞの国が研究していた第一世代型魔星を打倒する部隊で前衛を務めていたというが、この性能なら納得だ。
この男こそ、世界で唯一魔星の土俵を地力で踏みにじれる星辰奏者。
邪悪なる星の住人すら打倒できる、圧倒的な戦士のそれだった。
『……だったら一気に潰してやるよぉっ!』
そして激高したモデルバレットは、全力で星を開帳しながらフルウェポンで攻撃を開始する。
『星辰光の出力調整が能力なら、つまり魔星の基礎性能に到達できるだけ! 二つも魔星としての星辰光が使える私なら打倒はできるでしょ!』
「分かってるからこれ使うんだよ、バーカ!」
そんな子供っぽい反論をしながら、接木さんは……リモートライザーを装着した!?
「ま、そうなるわな。俺も行くかっと」
そう言いながら、何時の間にか引岡さんも腰にベルトを……なんだこれ!?
ショットライザーとスラッシュライザーを足して二で割ったような変身デバイスを腰に巻いているんですけど!?
『リモートライザー!』
『バヨネットライザー!』
リーネスだな、リーネスだな!?
今度はいったい何作った!?
『WING!』
『POISON!』
俺がちょっと困惑している間に、それぞれがプログライズキーを装填しているし!?
『『Kamen rider……Kamen rider……Kamen rider……』』
「「変身!」」
『リモートライズ』
『バヨネットライズ』
あのすいません、ちょっと反応が追い付かないんですけど!?
『フライングファルコン! Spread your wings and prepare for a force』
『スティングスコーピオン! Stuing with fear by the power claws』
か、か、か……。
「カズヒねぇの関係者仮面ライダー多すぎ問題!?」
俺は混乱のあまり訳の分からないことを言っていた。
……あ、流れ弾が校舎向かってるから障壁障壁。
こういうところはしっかりできるんだよなぁ、俺
Other Side
体勢を立て直しているグレイフィアーズを前に、ベルナは呼吸を置いてから一歩を踏み込もうとする。
そしてその隣に並び立つ女性がいた。
「……姉貴」
「ベルナ、今でも変わらないの?」
その気づかわし気な視線に、ベルナは苦笑した。
「ちっと違うな。今から始めるんだよ」
その返答に、アーネは悲しそうに目を伏せる。
本当に可哀想と思っているんだろう。姉はそういう女だと、いやというほど痛感している。
姉妹でありながらまったくもって正反対。ある意味これほど不運なこともないかもしれない。
でも、だからこそ。
「安心しろよ。あんたと戦う時は胸を張れる自分になるからさ」
「……そう。残念だけど、ここは引くわ」
そう返しながら、アーネは表情を切り替えて片手を上げる。
その動きに反応し構える多くの者達を背中において、姉妹は此処に並び立つ。
「鬱陶しいなぁもう。本当に鬱陶しい……っ」
苛立たしい表情を浮かべているアズールを中核として再編されたグレイフィアーズに対して、姉妹は言葉を長々と語る気は無い。
アーネの光に染まることなく、ベルナのように真っ当に生きる気もない。そんな奴にかける言葉を探す余裕は、今はないのだから。
だからこそ、二人の言葉は互いに向けられる。
「外野は任せるわ。アズールを相手に示して頂戴」
「ああ、見せてやるよ」
姉に応えながら、ベルナは水を具現化する。
それらの一部を氷にしながら、ベルナは同時に暴風を巻き起こす。
……生まれて初めてといえるぐらい、戦う時に清々しいものを感じている。
それを実感し、ベルナは歯をむいて笑いながら戦意を燃やす。
「アタシが選んだアタシの道をな!」
今ここに、姉妹の後始末が勃発した。
そんなこんなで、今度は接木勇儀の星辰光です!
接木勇儀
基準値:C
発動値:AA
収束性:C
拡散性:E
操縦性:AA
付属性:E
維持性:C
干渉性:E
潰えた友情は思わぬ形で再開し、同時に裏にある闇はあまりに深い。その上で、この友情を続けよう。
それは友に対する引け目と恩義、そして家族に胸を張るために。父にして夫となった男は、その大きさで人を支える者なのだから。
接木勇儀の星辰光。能力は星辰体感応性質強化能力。星辰奏者の根幹ともいえる星辰体との感応。それを行う力を大幅に強化する星辰光。
これにより感応量そのものが大幅に増幅しているうえ、出力の細かい調整という、星辰奏者では本来不可能な所業すら可能。その調整能力により神星鉄を扱うこともでき、基本性能に限定すれば戦闘特化型の人造惑星と同等。回復力も互角故に、通常骨折程度なら秒で完全回復させるなど、一流の星辰奏者が異能を使ってなお基本性能なら圧倒可能というポテンシャルを持つ。
反面その性質から隠し玉どころか異能もほぼ使えないため、基本性能が左右されないような形の勝負なら二流の星辰奏者でも勝ち目があるというピーキーな特性を持つ。また人造惑星と同等の基本性能を獲得する星ゆえに、本来の人造惑星が相手の場合は異能による勝負ができないため、人造惑星相手に戦うと遅滞戦術は出来ても打倒はほぼ不可能。
だが真っ向から人造惑星すら足止めできる基本性能は間違いなく絶大。強力な異能を持つ類の星辰奏者との連携を行えば、戦闘特化型の人造惑星すら打倒できるポテンシャルを秘めた、破格の星辰光であることはまごうことなき事実である。
確かにあったはずの友情に応えるため、大人は子供に手を伸ばす。
友を想う大きな人は、明星を穿つ銀弾に手を添えるのだ。
☆詠唱
創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌めく流れ星。
育つごとに痛感する。人に見える景色など、極々一部ということを。闇に包まれし実態は、足元すらも見えぬだろう。
友人だろうと恩人だろうと、知らぬところはあるものだ。人の世はまるで星々のように、輝かしく密接にあるようで、闇の断絶があるのだから。
だからこそ、想う心と勇気を捨てるな。友を、家族を、愛する者を。寄り添い守るという心こそ、闇を照らす断絶を超える戦いに必ずいるのだから。
胸の炎に火をつけろ。拳と武器で悪を討て。悪しきものが光であろうと闇であろうと、善き想いの炎と光をもって立ち向かえ。
交じり合う絆の輝きは、黄金ほど神々しくはないだろう。だが、決して劣らぬ価値があると幼きものに示すがために、大人は
……と、こんな感じになります。
もう単純なまでに「基本性能を魔星と同等にする星辰光」です。星辰光の何でもありっぷりなら、こういうこともできるだろうと思い至りました。
反面性質上、星辰光という隠し玉を魔星の領域にすることに全振りなのが良くも悪くも特徴的。このため何かしらの一手が無ければ魔星に食らいつくことはできても上回ることは難しいといったところですね。
最初のセリフが出てきた案件では勇儀が徹底的にタンクとして魔星を相手しつつ、特化型星辰奏者がそれぞれの長所を徹底的にぶつけることで撃退しました。