好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
捜索掲示板では「……もしかしたら行けるかも?」的なのを見つけつつ、お気に入りに入れてくれる方々が高評価を皆入れてほしいと願い、だからこそ徐々に評価をつけ忘れていたお気に入り作品の評価を付けて言っている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
それはそれとして、ヒロインのガチバトル始まるぜぇっ!
和地Side
もうどこから突っ込んだらいい分からない展開だ。
正直、俺にとってもモデルバレットはそこそこ気になる相手ではある。
なにせカズヒねぇの闇ともいえる存在だからな。カズヒねぇの恋人たる俺にとって、無視できる存在じゃない。
だが、正直俺が介入する余裕がない。
「「うぉおおおおおっ!」」
『だぁもうっ!』
接木さんと引岡さんが変身した仮面ライダーは、空と地上からモデルバレットを縫い留める。
鶴羽も使っているリモートライザーで変身している接木さんは、飛行能力を獲得する形で手札を増やす選択肢をとったんだろう。フライングファルコンプログライズキーを使って上空を制している。
引岡さんが使っているのは毒物関連を取り扱うスティングスコーピオンプログライズキー。というか新型の変身デバイスなんだが、俺全く聞いてないぞ?
あと引岡さん、バイクに乗って陸上戦闘で機動力を発揮しているんだが。あれ絶対神器だよな?
あっちはあまり活かせてないし、今後の為にアドバイスでも貰っておくか。
……さて、なら俺がやるべきことはもっとシンプルだ。
周囲を警戒し、援護が必要なところに障壁を展開する。
この場において、俺達は誰一人として死んでやるものか。殺させてたまるものか。
開校前から死者が出てきた学園なんて、本来縁起が悪いんだ。そんなものは避けれるなら避けなければならない。
だからこそ。
俺のやるべきことは、それだ。
そして、だからこそ俺が警戒するべき戦場は特に二つだ。
ベルナとリーネス。二人の戦いだろう。
それぞれ因縁がある相手だから、当然だが気負い気味だ。突破力はともかく安定性で不安がある。
モデルバレットを警戒しつつ、俺は周囲の戦闘を気にしながらも警戒だけは怠らない。
現状は決め所。それはつまり、行って間違えればこっちが潰れるタイミングだ。
曹操とヴァーリが動いているから決定的敗北は避けられる。だが同時に、メンツの何人かがやられる危険性は踏まえなければならないだろう。
……凌いでくれよ、二人とも……っ!
Other Side
『天進せよ、我が守護星―――鋼の
ベルナが氷水を纏って駆け出すとともに、アーネは星の開帳を開始する。
告げられる
その寂しさを覚えながら、ベルナは姉との久しぶりの連携戦闘を開始する。
『ようこそおいで下さいました。誉れある英雄の卵たち』
一礼しながら微笑むアーネの星は決して己の為の物ではない。
それに呼応するように、彼女が連れてきた者達が前進する。
『ここは聖娼集いし高級娼館。麗しの乙女たちが貴方を誘い、陶酔の禊をいたしましょう。七夜のコースを終えたとき、汝は卵の殻を破る』
グレイフィアーズ下部部隊であるグレイフィアーズ・アンダーは、決して弱い存在ではない。
須らくが上級悪魔に何かしらの戦い方ができる相手達であり、必然的に精鋭部隊といえる戦力だ。
『我らにかかれば土の野獣も、氷の如く透きとおる
だがしかし、
氷を放ち、氷を纏い、氷を操る。そんな異能を会得したアグレアスの住人達は、下級悪魔ですら死の猛威を恐れることなく勇猛果敢に攻めかかる。
『語るまでもなく無双の英傑。エンキドゥが如き英霊たちは、光をもって未開を照らす』
もはや彼らは民草にあらず。アーネとユーピの光り輝く生き様に
『屑石は生まれ変わり宝石が如き勇士となり、戦場を駆ける猛者とならん』
間違いなく能力があり訓練も受けたグレイフィアーズ・アンダーを、即席のはずな戦士達は、むしろ押し潰さんと猛威を振るう。
『汝、氷が如き透き通る意志もつ
その理由など、語るまでもない。
『
今ここに、星継娼婦の星辰光は、彼らを育て強化する。
アーネ・シャムハト・ガルアルエル
基準値:B(C)
発動値:A
収束性:A(B)
拡散性:B(C)
操縦性:A(B)
付属性:A(B)
維持性:C
干渉性:AA(A)
これこそがアーネ・シャムハト・ガルアルエルが星辰光。
氷塊を操る疑似星辰光という異能を会得させ、更にそれを調律する星辰光。
無論自らもすべての異能を扱うことができるが、応用にして奥義といえるのが発動値における異能。
拡散性の範囲内にいる眷属の星にブーストをかけることで、更なる強化戦力として運用するこの妙技が、アーネとエンキドゥ達をグレイフィアーズ・アンダーを凌駕する戦力へと覚醒させる。
そしてそれゆえに、グレイフィアーズ・アンダーは抑えられた。
だからこそ―
「てめえの相手はアタシだ、アズール!」
「本当に鬱陶しいよ、あんたら姉妹は!」
―ベルナ・ガルアルエルはアズール・グレイフィアと激突する。
放たれる魔力の猛威は、どちらも上級悪魔を超え最上級悪魔クラスの領域に突入していた。
その戦闘と感覚から、神器も大体把握できた。
「悪魔の力を振るう神器かよ! 確かそんな準神滅具があったなおい!」
「ピンポーン!
警戒に応えるアズールのオーラが膨れ上がると共に、その姿が変化する。
乳房はより豊満に。背丈はより高く。そして髪に銀の要素が入り乱れる。
そして魔力の質すら大幅に変わり、その出力はもはや最上級悪魔ですらそうはない上澄みの域に到達した。
「
その瞬間、圧倒的な出力の魔力球が百を超える数生成される。
「自身をグレイフィア・ルキフグスに近づける禁手だよ!」
その言葉と共に、魔王にすら傷をつける魔力の波濤がベルナに襲い掛かり―
「悪いが、こっちも一皮むけてんだよ」
―その全てを掻い潜り、ベルナの拳がアズールに叩き込まれた。
「……このぉっ!」
即座に魔力で弾き飛ばし、集中攻撃を叩き込む。
だがベルナはその猛攻を素早く回避。目にも止まらぬ速度で追撃を試みるべく、猛攻を掻い潜り続ける。
その動きはあまりに早く、そして何かが煌めく余韻を残す。
そんな圧倒的な高速機動に、アズールは攻撃を当てることができず翻弄される。
「なんなのよ……何をしてんのよ、ベルナぁあああっ!」
「……なるほどねぇ。水蒸気とは盲点だったわぁ」
その現象を、リーネス・エグリゴリは理解する。
そして対峙するモデルアーチもまた、すぐにそれを理解していた。
『彼女は元々水と氷を魔力で扱う女だったな。なら水蒸気は確かに選択肢として十分あるか』
これは真っ当な教育を受けていれば常識レベルだが、物体には固体・液体・気体の三つの状態が基本的に存在する。
そして気体は基本的に、それ以前の状態とは比べ物にならないぐらい体積が膨張する。
それを利用した水蒸気による推進力の獲得。それがベルナ・ガルアルエルの新たな戦い方だということだ。
それを理解し、リーネスは何となくだが微笑んでしまう。
まだ知られてないとはいえ、同じ男を愛する女。そんな少女が成長を遂げたというのなら、自分がやるべきこともわかりきっている。
……その第一歩として、けじめをつけよう。
「覚悟して頂戴、叔父上ぇ? 貴方は此処で……終わらせるわぁ」
『どうやってかね?』
その瞬間、モデルアーチは投影した兵器を操作して攻撃を開始する。
ステラフレーム数機にギガンティス・サリュート。まともに戦って勝ち目があるわけがない。
冷静かつ理性的にモデルアーチはそう判断するのだろう。それは当然だ。
だからこそ、リーネスは一歩を踏み込む。
決意を胸に。覚悟を決めて。
彼女は一瞬だけ目を伏せ、声を張り上げた。
「来なさい、アントニオン!」
『あいよぉリーネス!』
そして現れるは、トレインモードのアントニオン。
素早く翼を広げて飛び上がれば、アントニオンは随伴列車の砲撃で敵をけん制しつつ、リーネスを迎え入れるように並走する。
『VEHICLE』
ライディングエレファントプログライズキーをスラッシュライザーに装填し、リーネスは更に宣言する。
「いくわよぉ! 急行……合体ッ!!」
『了解だぜぇっ!』
その合図とともに、アントニオンのトレインモードと共に、数両の随伴列車が分離する。
『ナックルレッシャー』
『キャクブレッシャー』
『ウイングレッシャー』
それぞれの随伴列車は変形したアントニオンに合わせるように、それぞれが分離変形しながらフォーメーションを展開する。
それに対して、モデルアーチは躊躇することなく砲撃を敢行。
全投影兵器のみならず、マクロ・サリュートにも連絡して攻撃を集中させる。
サイコパスにロマンは通用しない。そういわんばかりに遠慮のない砲撃だが、しかし現実とロマンの両立はきちんとやってのけるのがリーネス・エグリゴリ。
合体シークエンスに伴いそれぞれがエネルギーの奔流を放ち、渦となって攻撃を破壊し受け流す。
「変身!」
『スラッシュライズ!』
展開されるライダモデルと共に、リーネスはアントニオンに乗り込んだ。
『ライディングエレファント! Ride on the super robot!!』
装着される仮面ライダーアイネスライディングエレファント。
そしてそれに合わせるように、反撃準備は完了した。
『悲劇を見過ごすことはなく、ダイヤの如く無事平穏―』
それは、TFユニットの前身といえる決戦兵器の完成系。
『快速特急無事原着、笑顔の路線は今開設―』
そう、これこそが機動特急アントニオンの真の本領発揮。
そう、それこそが―
『『高機動超特急グレートアントニオン! 誓約守って出発進行ッ!!』』
―高機動超特急グレートアントニオン。子供達と仲間達の笑顔を守る、鋼の巨神の完成である!
そしてその勇士の顕現を、超遠距離から本能で察知した者がいる。
「……これは! もの凄い良い物を見逃した気分です!」
『『『『『『『『『『ぐわぁああああああっ!』』』』』』』』』』
邪龍軍団を殴り殺すついでにウインクラッシュ・アイで悪魔や魔法使いを消滅させながら、シーグヴァイラ・アガレスは絶望すら感じそうな直感を働かせていた。
とまぁそんな感じでいろいろ新技祭り。
とりあえず最初はアーネの星辰光から。
アーネ・シャムハト・ガルアルエル
基準値:B(C)
発動値:A
収束性:A(B)
拡散性:B(C)
操縦性:A(B)
付属性:A(B)
維持性:C
干渉性:AA(A)
望む女を抱ける対価は、勝利を求む英雄となること。才無きものに力を授ける、
アーネ・シャムハト・ガルアルエルの星辰光。
いわば他者に干渉して疑似的な星辰体運用機能を対象に与える星辰光であり、事実上の永続性を持つ反則一歩手前の星辰光。星辰奏者の持つ最大の難点ともいえる星辰光が文字通りの唯一無二という点を克服する。
振るえる疑似星辰光はどれも氷塊を利用するという点では似通っている三種の星であり、特化した性質を利用した戦闘が可能。ただし元から星の資質を目覚めさせている場合は兼ね合いの問題から眷属にすることができず、そういう意味では星辰奏者の資質もちに大きなギャンブルを求める星でもある。
また自身が星を発動させた場合、一種の応用により三種の星を統合した星辰光として運用可能。また魔星となったことで眷属の性能が向上し、さらに影響範囲内の眷属を強化することも可能となった。
……だが神聖七夜の伽はあくまで英傑となりえる者を生み出すためのものである。
その本質はあくまで軍勢。アレクサンドロス・ロマンスが如き海賊たちの荒波こそが、この伽によって生み出されるエンキドゥである。
★詠唱
天進せよ、我が守護星―――鋼の
ようこそおいで下さいました。誉れある英雄の卵たち。
ここは聖娼集いし高級娼館。麗しの乙女たちが貴方を誘い、陶酔の禊をいたしましょう。七夜のコースを終えたとき、汝は卵の殻を破る。
我らにかかれば土の野獣も、氷の如く透きとおる
語るまでもなく無双の英傑。エンキドゥが如き英霊たちは、光をもって未開を照らす。
屑石は生まれ変わり宝石が如き勇士となり、戦場を駆ける猛者とならん。
汝、氷が如き透き通る意志もつ
と、こんなところです。
アーネの星辰光は京都の時に和地が悟った通りに「疑似星辰奏者を創り出す星」といったものです。当人のメンタルと能力がかみ合いすぎている星の一種ですね。
後継私掠船団のモブ共はかなりの割合でこの影響を受けており、必然的にやばいです。光に狂った者達に力がなかったとしても彼女がそれなりのポテンシャルを与えるため、今回もアグレアスで感染した連中を即席で戦力にして駆け付けました。
そしてリーネス、さらなる奥の手。
はい。機動特急アントニオン、さらに上がありました。勇者ロボのように本命形態です。
魔獣騒動の時点で出す案もあったのですが、いろいろ詰め込みすぎていたので間に合わずポシャに。ただしモデルアーチの撃破もあったのでこのタイミングで出しました。
そしてベルナの方はシンプルに発想の転換と努力によって新領域に。
水と氷を扱うのなら当然ですが水蒸気だって使う余地がある。これによって高速機動戦闘を確立したことで、ベルナのポテンシャルがめっちゃ上昇してしまいました。
さぁ! ヴァルキリー編もクライマックスにどんどん近づいていくぜぇええええっ!