好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・捜索掲示板での紹介をストロング欲するグレン×グレンでっす!

 こっちも頑張って、評価入れ忘れたお気に入り作品の評価を再開しているぜー! みんなの自分の作品だけでなく、それ以外のお気に入り作品の高評価を忘れずにな! 喜ぶ作者は絶対多いから!!






 そして今宵、木場祐斗の胃が死ぬ……っ!!


英雄乱戦編 第三十二話 違う、そうじゃないby木場祐斗

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 猛攻が繰り広げられる中、僕達は翻弄される邪龍達を一体ずつ確実に討ち取っていた。

 

 敵の布陣はその八割ほどをユーピにかき乱されており、凄い勢いで削れていく。

 

 はっきり言ってこの調子なら邪龍軍団の全滅は時間の問題。あとはそれ以外が隙をついて僕達に犠牲者を出さないかを警戒するべき時だ。

 

 しかし敵も決して弱くはない。その懸念事項の一つこそ―

 

「来ましたわ!」

 

 朱乃さんの警告に合わせるように砲撃を放つ、マクロ・サリュートだ。

 

 対グレートレッドを主眼に置いた兵器だけあり、ユーピの攻撃にも耐えながら攻撃を叩き込んでいる。

 

 あの巨体が与える心理的重圧もある。それゆえに破壊できた時の士気の変化大きいだろう。必然的に、あれを壊せるかどうかで戦闘のバランスは大きく変化するだろう。

 

 だからこそ何とかしたい。何とかしたいが、どうすればいいのかという問題だ。

 

 対グレートレッド兵器だけあり、マクロ・サリュートはとても頑丈だ。僕達の攻撃でも破壊しきれるか分からないところがある。少なくとも、イッセー君のクリムゾンブラスターや、リアス部長の消滅の魔星(イクスティンディッシュ・スター)でも難しいだろう。

 

 狙うとするならピンポイントの点の攻撃。それで関節部を破壊するのが妥当だろう。

 

 だけど、その為の手段がない。

 

 どうする? 被害を抑えるにはあれの破壊は必須条件だというのに……っ!

 

 僕が歯噛みした時、一歩前に出る人がいる。

 

「……あのデカブツ、流石にいられると面倒だね。私が潰そう」

 

 そう言いながら、ゼノヴィアは大弓を構える。

 

 だがその方法は悪手だ。

 

 先の戦いでゼノヴィアの宝具は確認している。そしてあの火力ではとてもマクロ・サリュートを撃破できるものではない。

 

 源為朝の逸話から逆算して、船舶の攻撃において威力が上がると踏まえてもだ。

 

 だけど、ゼノヴィアはむしろ自信満々の表情でエクス・デュランダルを構え……え?

 

 思わず目が点になりそうになる僕の前で、ゼノヴィアは不敵な笑みを浮かべた。

 

「……ふっふっふ。今まで口うるさくエクスカリバーの機能を多用しろと言われてきたが、為朝との繋がりでその究極を悟れたのでな」

 

 そ、そうなのか!

 

 ああ、正直それどころじゃなかったけど、だいぶほっとしたよ。

 

 七つの機能を持つエクスカリバー。ゼノヴィアはそれをデュランダルの補佐にしか使っていなかった。

 

 破壊の聖剣以外のエクスカリバーをヘキサカリバーにしたこともあって、エクス・デュランダルの本領を発揮することはなくなったのかもと思っていたけれど、そんなことはなかったんだね。

 

 正直ほっとする僕の目の前て、ゼノヴィアはエクス・デュランダルを大弓に番える。

 

 ……あれ?

 

「擬態、形状変化」

 

 そしてエクス・デュランダルは変化していく。槍のような長さと形をした、ひも付きの矢として。

 

「夢幻、透明、射線調整」

 

 更にゼノヴィアの目の前が僅かに歪み、そして変化は止まらない。

 

「支配、弾道制御」

 

 エクス・デュランダルを引き絞り、ゼノヴィアは狙いをつけ切る。

 

「破壊、天閃、射撃強化」

 

 ああ、これは確かにエクス・デュランダルの全ての力を最大限に発揮してこその奥義だ。

 

「祝福、この一射に祈りを込めて」

 

 全てのエクスカリバーの力を、デュランダルの力をピンポイントに当てる遠距離射撃武器として運用する、全ポテンシャルを使った新たな奥義―

 

「穿つぞ為朝―――極聖・弓張槍ヶ月ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 その瞬間、マクロ・サリュートの腕が肘を見事に貫かれて撃ち落とされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……帰ったら、胃薬を飲んで、寝よう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 高機動超特急グレートアントニオンは、その猛攻でギガンティス・サリュートを追い込んでいく。

 

『カイソクフィストォ!』

 

 強大なエネルギーを纏った拳が、ギガンティス・サリュートの打撃を弾き飛ばす。

 

 更にそれでバランスを崩した隙を逃さず、グレートアントニオンは脚部から光力のブレードを展開して切りかかる。

 

『ジュンキュウレッグッ!』

 

『……なるほどな』

 

 その攻撃をあえて受け、モデルアーチは冷静に距離をとる。

 

 同時に放たれる大量の砲撃。接近戦では懐に潜り込まれると判断したが故の砲撃戦闘だが、しかし甘い。

 

『カイソクストーム!』

 

 脚部から光力の弾幕が放たれ、砲撃を相殺。

 

 一斉に爆発して盛大な爆炎が視界を塞ぐ。そしてそれを突破するようにグレートアントニオンの拳が飛び、ギガンティスサリュートの肩を掴んで引っ張りこむ。

 

『ジュンキュウナックル……そしてぇ!』

 

 爆炎を強引に月に消させられたギガンティスサリュートは、そのまま至近距離から絶大な砲撃を喰らうことになる。

 

『カイソク……ブラスターッ!』

 

 クリムゾンブラスターすら超える砲撃を喰らい、ギガンティスサリュートは一瞬だが衝撃で機能がフリーズする。

 

 そしてその瞬間を逃すことなく、アントニオングレートは剣を具現化する。

 

 そのオーラは聖魔剣のそれ。創造系神器技術の流用とリーネスの天才的魔術手腕の融合で具現化されるは、光力を纏う超大型聖魔剣。

 

『超特急剣―』

 

 そしてギガンティスサリュートが体制を整える隙を逃さず、グレートアントニオンは踏み込むそして切りかかる。

 

 ギガンティスサリュートはフリーズが解けて対応を試みるが、しかし遅い。

 

 踏み込み、そして振るわれるその斬撃は―

 

『―エクスプレスパーダッ!』

 

 ―ギガンティス・サリュートを、一刀両断した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 超高速での機動戦闘を可能としたベルナ・ガルアルエルは、その機動力でアズール・グレイフィアを翻弄する。

 

 準神滅具を禁手に至らせたアズール・グレイフィア。そのポテンシャルは高いことは言うまでもなく、間違いなく難敵だ。

 

 防御にオーラをきちんと回しつつ、やたら目ったら打つのではなく牽制の弾幕と一撃狙いの大火力を使い分ける。センスか修練のどちらかが必須となる戦い方であり、彼女が優秀であることは言うまでもない。

 

 だが、ベルナはその上を行く。

 

 その差がどこにあるかと言われれば、総合力だろう。

 

 ベルナ・ガルアルエルは、真面目な人物だ。

 

 育ち故に口調は荒めだが、言われた仕事はきちんとこなし、自己研鑽もちゃんとする。受けた仕事には責任は持つし、自分の失態はきちんと受け止める。

 

 そんな彼女はメイド業務をしながらも、自主的な鍛錬は逐一行っていた。むしろテロリストという不本意な活動をしなくなった分、意欲においては高くなっていただろう。

 

 だからこそ、今までの自分の戦い方を見直して新たな運用方法を会得した。

 

 反面アズール・グレイフィアは、本質的に怠惰な人物である。

 

 人の能力において、生まれついての才覚や環境の差は決して馬鹿にならない。

 

 自主的な努力や鍛錬は確かに重要だが、その必要性を感じ、またより良い鍛錬を受けれるかについて環境の影響は非常に大きい。

 

 また努力という物は己を磨く物である以上、生まれついての才覚は決して無視できるものではない。先天的な才覚が無ければ成功できない分野はいくらでもある。

 

 そして、やる気という物がこういう時に無視できない要素ともなる。

 

 やる気があれば必ず成功するというわけではないが、只言われてやるだけと、自分の意志で邁進しているものには明確な違いが生まれるものだ。

 

 その観点で見てみれば。

 

 自発的に己に向き合い、鍛錬を積みかさねて己の才覚を新たに生かし始めたベルナ・ガルアルエル。

 

 受動的に自分を拾われたことに半ば満足し、至りこそすれど言われた形で鍛えた程度のアズール。

 

 この二人に明確な差が出ることは、ある意味において自明の理であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アウロス学園の戦いは、此処に終幕を遂げんとしていた。

 




 と、前半のインパクトがある意味ですべてを持っていったような話でした。

 ゼノヴィアの夢幻召喚を源為朝にした理由は、ふと思い出した「そういえばFateのヘクトールはデュランダルをやりにしてたりしてたらしいな」という発想と、ちょうどそのタイミングで調べていた為朝の逸話。

 デュランダルはFate的には剣だけど槍であり、為朝は矢を槍と勘違いされた。

 この親和性と為朝の逸話を「悪魔との混血にできる余地」と解釈した結果、ゼノヴィアは源為朝の夢幻召喚を獲得しました。

 本文を読んでの通り、ゼノヴィアはヘキサカリバーの全性能を活かすことで、為朝の宝具を強化したうえで「デュランダルの破壊力を遠距離の相手にピンポイントかつダイレクトの叩き込む」高等技術を獲得。これにより遠距離戦での攻撃力が大幅に向上し、さらに対艦宝具を会得したことで対艦戦闘が大幅に強化されました。

 今後は艦船系の敵がオリジナルで増えていくことになるので、そういう意味でもゼノヴィアは大活躍することでしょう。少なくとも敵はゼノヴィアに警戒を割く必要が生まれてしまいました。





 ……頑張れ、木場!
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