好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 感想・高評価・捜索掲示板での紹介をスペシャル欲するグレン×グレンでっす!

 なんとか徐々に評価が再び上昇傾向! このまま黄色氷塊上に行くためにも、おきにいりにいしれてくれる皆ー! オラに6以上の評価を分けてくれー!


英雄乱戦編  第三十九話 現実逃避のドアノブ(後編)

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりあえずハーブティーが出されて俺が落ち着いてから、話が別の段階に出てきた。

 

 と、言うかだ。

 

「……さて、こいつが国際警察機構(ICPO)から派遣されてきた引岡=F=ディーレンだ。もう会っている奴は知ってるだろうが、道間日美子(カズヒの前世)のダチだとよ」

 

「よろしく頼む。ま、俺は人間世界側との連絡とかが主体だろうだけどな?」

 

 アザゼル先生の紹介で引岡さんがみんなに教えられるが、引岡さんは俺達を見回した後急に後ろを振り返った。

 

「……よっし落ち着け俺ぇ。国際警察機構が女学生に興奮するなぁ。普通にキャバクラやソープで発散しろぉ。イメクラあるだろ日本にはぁ?」

 

「……神の子を見張る者(うち)の運営してるところ、紹介しようか?」

 

 壁に頭を打ち付ける引岡さんに、アザゼル先生が思わずガチな親切心を見せている。

 

 ちなみに周囲はちょっとぽかんとしてから、大半がイッセーを見てちょっとうつむいた。

 

 おっぱいドラゴンが濃厚すぎる。感覚がマヒしているよなぁ本当に。

 

「中々面白い刑事さんだねぃ。悪祓銀弾(シルバーレット)のダチとは思えねぇな?」

 

「逆よ美猴。道間日美子()はブラコンを一切隠さず行動してたから、当たり前のようにセットになったの」

 

 美猴のからかいにさらりとカズヒねぇが返すけど、実際そうだよなぁ。

 

 接木さんも普通にカズヒねぇと下ネタ会話もできるしな。

 

「ああ、思い出すぜぇ。エロ会話に文句言った女子にキレた男子のセクハラ発言に対し、実の兄貴を今でもオカズにしてると堂々とぶちかましたあの女傑っぷり。勇ちんが義姉ちゃんにガチ惚れしてんのに余計なからかいを入れたやつの眼球ギリギリにコンパス突きつける脅しっぷりも」

 

「私も手に取るように思い出せるわ。女子の水泳を意識しすぎて幻覚みた挙句、水着女子が出現したとパニックを起こしながら壁に突っ込んで失神した事件。おまけに保健室で起きたら体育の事実を忘れ、水着女子が現れたと勇ちんに掴みかかったことも含めてね」

 

 ……本当に、何してんだろうね二人とも。

 

 軽く引き気味な視線が向けられるが、事実らしいから酷い話だ。

 

 あと巻き込まれた接木さんに視線が向けられるが、接木さんは何故か得意げだった。

 

「ふっふっふ。義理の姉貴と結婚して子だくさんな今の俺は、間違いなくこの場で勝ち組だろ?」

 

「……畜生がぁっ!」

 

 そしてイッセーがかってに撃沈した。

 

 まぁ義理の姉とか、実の姉より希少価値だろうしな。そしていたとしても結婚までできることはまずないしな。

 

 まぁそれはそれとしてだ。

 

「そういえば気になってるんですけど、引岡さんが仮面ライダーに変身したデバイスって何なんですか? リーネスが言ってないなら別件?」

 

 その辺りを聞きそびれていたので、俺はその辺を訊いてみる。

 

 その瞬間、カズヒねぇと鶴羽がため息をついてリーネスはあらぬ方向にそっぽを向いた。

 

 あとイッセーがリーネスに同情の視線まで向けたんだけど、マジで何なんだ?

 

「……あれ? あんた言ってなかったのか?」

 

「ちょっと色々あって、私もあの日の前日に初めて聞かされたわ」

 

 引岡さんが首を傾げてカズヒねぇがそう言うけど、そうなのか?

 

 俺達が困惑していると、鶴羽が頭痛を堪えているのか頭を抱えている。

 

「カズヒとは別ベクトルにこじらせたシスコンとかいうユーグリッドが、東京でロスヴァイセ先生にコナかけたことあるでしょ?」

 

 逆逆。いや、わざとかもしれん。

 

 いやほんと、あの時は大変だった。

 

 独自開発のプログライズキーまで持っている連中のかなりガチな作戦だったからな。

 

 戦術的な動きや陽動作戦まで仕掛けられたものだ。現在日本では防衛費の倍増が確定したらしいし、日本の技術力に目を付けた数か国が資金援助と引き換えに共同開発を提案しているとか。

 

 まぁ、日本は武器輸出が禁止されているからな。高性能の完成品ができそうだから、共同開発にして自国で確保できるようにしたいんだろう。

 

「あいつらはいわゆる日本の特殊な宗教観や善悪の判断基準を敵視して日本撲滅を目論むテロ組織、トワイライト師団の実働部隊だ。最近いろんな宗教系テロ組織の橋渡し役になったり国外の日本関連企業が狙われたこともあって、ICPOも橋渡し役で色々動いてたんだ……が」

 

 そう説明してから、引岡さんは盛大に肩を落とした。

 

「……気づかれて集中砲火を喰らってな。脳挫傷で植物状態になるとこだった」

 

「……そこでICPOに対する技術協力の名目で、私が新型変身デバイスの試験体にする形で機能を補佐するAIチップを仕込んだのよぉ」

 

 と、凹む引岡さんにフォローする形でリーネスが視線を逸らしたまま説明する。

 

「本当に、もっと早く言ってほしいわよ……っ」

 

 カズヒねぇが割と苛立った声を出す辺り、本当に教えられてなかったらしい。

 

 最近甘えてくることが多いけど、それが理由か。

 

「ちなみにデバイスはバヨネットライザー。試験的に作っていたショットライザーとスラッシュライザーを足して割ったデバイスねぇ?」

 

「武器としちゃどっちつかずだが、サブウェポンとしては便利だからな。リモートライザー含めてD×Dで採用することも含めてる。……ま、そういう意味じゃ感謝してるぜ?」

 

 補足説明をしながらアザゼル先生が引岡さんの肩を叩くけど、引岡さんは落ち込んだままだ。

 

「……何がきついって、別れた嫁さんと娘は来てくれたのに息子だけ見舞ってくれなかったことだよなぁ。普通逆だと思うんだけどよぉ」

 

「「……結婚できてたのか……っ」」

 

 カズヒねぇと接木さんが凄い戦慄している。

 

「……イッセー先輩がいるんですから、まだマシな引岡さんが結婚できてもおかしくないのでは?」

 

 小猫、そのツッコミはいろんな意味で酷い。

 

「そういえばバツイチだって聞いたけど、離婚の原因は何? やっぱりセックス要求が多すぎたとか?」

 

「いや、俺は酔った勢いで風俗行ってキレられただと思うぜ日美っち」

 

「そんな!? 愛し合う二人がセックスを求めたり、ちょっと風俗ではしゃぐだけで離婚なんですか!?」

 

 悪友だからこそできる言い草のカズヒねぇと接木さんに、イッセーが戦慄するがそりゃそうだろ。

 

「いやイッセー、性的関連は離婚の原因としては割とメジャーだぞ? あと風俗どころかキャバクラ通いでキレる女性は数多いからな?」

 

 男と女は性的観念の傾向が大きく違う物なんだよ。統計学的にも生物学的にもほぼ証明されてるから。

 

 しかし引岡さんは首を横に振った。

 

「いや、無理強いどころかあいつが求めた時以外は逆にしないようにして平均週一回半だ。風俗どころかキャバクラも、上司に誘われたら即絶叫土下座で衆目を味方につけた回避を徹底してる」

 

 じゃあなんでだよ。

 

 むしろそこまで徹底している方が少数派な気もするぐらいの徹底ぶりだぞ。上司の誘いに土下座で抵抗するレベルなら、流石にちょっとは相手にも我慢してもらうべきではとか思いたくなるレベルだけど。

 

 脱線しているけど凄く気になる内容に、視線がかなり集まっている。

 

 そして引岡さんは、凄いすすけた表情になった。

 

「……結果ノイローゼを起こし、それが原因の事故で重体にまでなっちまってなぁ? 周囲もかみさんも満場一致で、そんな理由で死なれたら立ち直れなくなるから離婚ってことになった」

 

 ……………。

 

 俺達は、イッセーと引岡さんを交互に見た。

 

「……イッセー。合同誕生日プレゼントなら考えるから、半年前には相談してね?」

 

 リアス部長の発言が答えだ。

 

「……畜生! いまだに週一の壁が厚いから文句も言えねぇ!?」

 

 絶望の絶叫が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 離婚後も親戚ぐるみで付き合いがあって、何かあったら助け合う関係の離婚とかめったにないよなぁ。

 

 俺は引岡さんの離婚話を思い、ちょっと思い出し苦笑いをしてしまった。

 

 なんでも元妻とは今でも電話で話したりするそうだ。あと娘さんは年もあって潔癖な態度をとりそうだけど、親戚関係で性欲の強さやあほ事件を教えられていたからか、本当に水商売に一切いかない様頑張ってきたことを評価されて好かれているぐらいらしい。逆に息子さんはそれで悪印象を覚えていたのか、早めの反抗期レベルで嫌われているとか。

 

 まぁ、男女の性的観念のずれはあくまで傾向的な物だからな。どちらにも少数派レベルで逆レベルはいるものだ。

 

 ……俺もその辺、上手くバランスをとって生きよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「忘れるな! お前の次の目標は!」

 

「天界の、おっぱいです!」

 

「イリナちゃん、後でドアノブを貸してくれませんか? いえ、少しお父様と一緒に解析してから返しますから」

 

「……か、改良プランとかを出してくれるなら……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだやってるのかよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

「……少しいいかな、ヴァーリ」

 

「どうしたんだ、曹操。俺に直接接触するとは」

 

「天帝が冥界で妙な動きがあることを掴んでね。おそらくは―」

 

「ハーデス神め。リゼヴィムまで利用して三大勢力に嫌がらせとはね」

 

「過激派ポセイドン信奉者との戦いを逆手にとって、逆に接触をしやすくしているようだ。長続きしている割には冥府の人的被害も少ないようだしね」

 

「カモフラージュにする為にわざと倒さないわけか。やれやれ、老人の恨みつらみを若者に向けないでほしいものだ」

 

「元とはいえ、俺と同じテロリストだった君に言われたらおしまいだね。ただそれによると、どうもアポプスと接触した様子で、その上リゼヴィムと距離を取り始めているらしい」

 

「……独立したアポプスを経由したなら問題なしというわけか? 言い訳として下の下だが、彼の立場や現状だと十分か」

 

「自分の立場を自覚的に武器にする老害は始末に負えない。上手く利用された身としては尚更そう思うね」

 

「で、奴は何を伝えたんだろうな」

 

「そこまでは。天帝もボカしているみたいだしね」

 

「……だがリゼヴィムが動く可能性は大きい。さてどうしたものか―」

 

「簡単だろう? 兵藤一誠と共に動け」

 

「……なんだと?」

 

「分からないのかい? 禍の団を統括する組織の大きな作戦活動に、彼は高確率で巻き込まれる。ああ、九成和地もいるのなら尚更だし、二人が共に動くのなら即ついていった方がいいだろう」

 

「……ゲン担ぎだな。だが、確かに当てとしては十分すぎる」

 

「ふふ。俺も天帝が機を見計らって指図をするだろうからね。お互いに暴れられる時を楽しみにしようじゃないか?」

 




 引岡=F=ディーレン。強すぎる性欲故に、妻から同情で離婚を申し渡される哀れな男……っ

 ちなみに勇儀もそうなのですが、二人の子供を第二部あたりで出すかどうか考え中。出すとするならどちらかというと短編名乗りにはなりそうです。
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