好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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英雄乱戦編 第五十二話 この作品のFate要素はfake形式でいこうと思う(前置き)

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴァーリ・ルシファーが追い込まれている!?

 

 極僅かずつだが、趨勢が間違いなくラードゥンに傾いてきている。

 

 その事実に、僕達は戦慄すら覚えている。

 

 馬鹿な。覇龍を掌握した極覇龍の使用時間すら伸びているヴァーリは、短時間なら主神クラスとも渡り合える。それはつまり、天龍の域に届いているということでもあるはずだ。

 

 ラードゥンが名だたる邪龍とはいえ、彼の力量は天龍には及ばない。一対一でヴァーリ相手に優勢に立ち回れるほどだとは思えない。

 

「……そういうことねぇ!?」

 

 その光景を見たリーネスが、戦慄したように肩を震わせる。

 

 そして舌打ちすらしそうな雰囲気で、モデルバレットを睨み付けた。

 

「伝説の邪龍を死徒にする。なんてとんでもない発想を……っ」

 

「しまった……その手がっ!?」

 

 カズヒも戦慄して悟っているけど、状況が少し分からない。

 

「二人とも、どういうことか説明して頂戴!」

 

「簡単に言えばぁ、ラードゥンは魔術的処置で吸血鬼に変貌しているんですぅ!」

 

 リアス部長にそう返答し、リーネスはラードゥンを睨み付ける。

 

「血液の継続的補給や太陽光に対する脆弱性と引き換えに、限定的な形で不老不死を獲得する魔術的な吸血鬼。それが死徒……っ」

 

「理論上はサーヴァントとも一対一でやりあえるだけの力を会得させれるとは言われながらも、その難易度やバイオハザードじみた事故を引き起こしかねないことから、魔術回路保有者でも禁じ手に位置する秘奥。……誠にぃ、まさか聖杯と掛け合わせてそんなことまで……っ」

 

 カズヒもかなり戦慄しているけれど、そのレベルの窮地ということか。

 

 これは、かなり状況が不味いと考えるべきかもしれない……っ

 

 そんな僕達をじろじろと見るモデルバレットは、嘲笑の雰囲気を漂わせている。

 

『ふっふっふぅ~ん。ならついでに、此処でとどめといこうかなっとぉ♪』

 

 その瞬間、モデルバレットと感応する星辰体が異常に膨れ上がる。

 

 間違いない。ここで見せるのか、自分の星を……っ!

 

『天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せぇっ!』

 

 歓喜に染まった詠唱が、モデルバレットの本気を見せつける為に告げられる。

 

『男に倒され下に敷かれる。ただその程度の業すら呑めず、上回ろうとは愚かな女め。汝は悪鬼明星(ルシフェル)に能わぬと、そんな道理もわからぬか』

 

 カズヒをどこまでも愚弄するように告げられる詠唱と共に、感応された星辰体が大きな変化を生んでいく。

 

『笑顔にほだされ悪鬼に背を向く。醜悪なりし銀の女よ。お前はそこで臍を噛め』

 

 纏わりつくは黒い瘴気。

 

 悍ましい瘴気がモデルバレットに纏わりつき、しかしそれだけにとどまらず散布されていく。

 

『我こそは、上など載らぬ明星の花嫁。悪鬼たることを誇りてヴェールをかぶる、悪鬼伴侶(リリス)に至りし才女なり』

 

 途端に天界の各地に異常事態を示す魔方陣が展開。あまりの負荷にモデルバレットに結界が張られるけど、モデルバレットはそれを振り払って胸を張る。

 

『涙を拭う布切れなどに、我が幸せの資格なし。全てを投げ捨て夫と共に、邪悪となるこそ我が誉れ』

 

 それは、カズヒの―道間日美子の―裏面を思わせる邪悪の祈り。

 

『故に、銀の光を投げ捨てて、我は我を祝い続けるのだ』

 

 悪祓銀弾(シルバーレット)を否定する、悪鬼伴侶(リリス)の星に他ならない。

 

『汝が如き、我になれぬ端女如きが、我が伴侶の明星が光に照らされし覇道を、邪魔するなど断じて許さん』

 

 圧倒的な瘴気の塊となったモデルバレットは、悪意を持ってカズヒを見据える。

 

『明星が照らす祝福持って、悪意を阻む善を討て!』

 

 そしてその勢いのまま、猛攻が僕達に襲い掛かった。

 

超新星(メタルノヴァ)―――悪鬼変性が伴侶、此処に愛を告げん(プルトリップ・リリス)っ!!』

 

 これが、モデルバレットの星辰光か!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モデルバレット

 

悪鬼変性が伴侶、此処に愛を告げん(プルトリップ・リリス)

 

基準値:B

発動値:AA

収束性:AAA

拡散性:D

操縦性:C

付属性:AAA

維持性:

干渉性:AA

 

 

 

 

 

 

 これまでの戦闘データで推測される星の性質は、怨霊憑霊式自己強化能力。

 

 カズヒ本来の星である呪詛招来憑霊能力の亜種ともいえ、そして上位互換ともいえる力。悪と同調する怨霊そのものを力に変換し、自らを大幅に強化する星辰光だ。

 

 カズヒが自らを呼び水に怨霊を集められる以上、モデルバレットが呼び水になっても怨霊は集められるだろう。

 

 そして、それを魔星として能動的に振るうモデルバレットは、ステラフレームの中でも指折りの性能を誇っている。

 

 ……この勢いでこれは、流石に………っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、思ったより苦戦しているようね」

 

 

 

 

 

 

 その直後、カウンターのようにモデルバレットを弾き飛ばす、光が現れた。

 

「……へぇ? そういう隠し玉があるのね?」

 

 ジークリット・ゼーベックが着地しながらそう呟く中、彼女と戦っていた女性が、肩をすくめながら薙刀を軽く振るう。

 

 そう、彼女はサイリン・アマゴ・ドゥルヨーダナ。

 

 そんな彼女が、光り輝く鎧を纏って舞い降りた。

 

 思わず僕達は唖然とするが、そこに対してサイリンは肩をすくめて呆れた表情を浮かべている。

 

「曹操達を打倒したことがあるのならば、この好機を逃してほしくないのだけれど?」

 

「そうね。この好機を逃さすべきではないものね」

 

 そして既に、カズヒは一歩を踏み込んでいる。

 

「あんたの相手は私よ、モデルバレット……っ」

 

『上等じゃんか! 今度こそぶっ殺してあげるよ!』

 

 激突する二人を見送りながら、サイリンは軽く薙刀を振るいながら、残る三人の敵を見据える。

 

 ジークリット・ゼーベック。混沌回帰旅団のライダー。そしてローゲ。

 

 そんな難敵達を見ながら、サイリンは微笑みすら浮かべていた。

 

「やっぱり私も英雄派ね。……滾る相手が目の前にいるって、こういうことかしら?」

 

 英雄派のサブリーダー。そんな彼女が新たな装備をもってここにいる。

 

 敵に回すと苦しい相手だが、味方にいるのなら心強い。

 

「……そうですわね。ここで腑抜けていればイッセー君達にも顔向けできませんもの」

 

「仕切り直してくれてありがとう、サイリン・アマゴ・ドゥルヨーダナ。だけど譲ってあげたりはしないわ」

 

 そして並び立つは、朱乃さんとリアス部長。

 

 既にリアス部長は星辰光をもって聖魔剣を創造し、消滅の魔力を滾らせる。

 

 朱乃さんもまた雷光を纏い、その上で目を伏せ―

 

「……ちょうど良い時に、素晴らしい方が力を貸してくれるようですわ」

 

 ―その、期待に満ち溢れるような言葉はつまり……っ!

 

 朱乃さんは僕達の視線を浴びながら、懐からDチェンジャーを取り出した。

 

 やはり、此処で来るのか……夢幻召喚(インクルード)

 

 本当に、オカルト研究部の二大お姉さまは頼もしい。

 

 少し押されていた気配が持ち直し、そしてリアス部長は宣言する。

 

「油断しないことね。その瞬間に……消し飛ばしてあげるわ!!」

 

 ああ、ここで負ける気はどこにもない!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 何とか、何とかもうすぐ第三天を乗り越えられる!

 

 クロウ・クルワッハとヴァルプルガが同時に出てきた時はどうなるかと思ったけど、二人が仲間割れしたり、残ったクロウ・クルワッハをデュリオが抑えてくれたおかげで突破できた。

 

 ……デュリオ・ジュズアルド。神器の悪影響を受けたりする子供達に頑張れる、俺達の大事なリーダー。

 

 ああ、やっぱり仲間の熱いところを見れるってのはいい気分になれるぜ。

 

「ふふっ。あの天界の切り札(ジョーカー)は頼もしいね。できれば禁手も見たかったが、余裕がないのが残念だ」

 

 ゼノヴィアが苦笑すると、イリナもちょっと苦笑を浮かべている。

 

「ジョーカーは禁手をあまり使わないの。どういった相手に使うのかを決めていて、味方での模擬戦では一切使わないのよ」

 

 へー。ちょっと気になるな。

 

 トウジさんのところに急いで行くべきだし急いでいるけど、普段ちょっとだらしないジョーカーのカッコいいところも見れて、テンション上がってるのかもな。

 

 実際一人で第三天をカバーしてるようなもんだからなぁ。天候操作で量産型邪龍達を薙ぎ払ってる光景は、ちょっと引きそうになるぜ。

 

「凄かったですよね、デュリオさんの戦いは……」

 

 アーシアも思い返して、ふと後ろの第三天を振り返り―

 

「……あの、皆さん」

 

 ―何故かアーシアが妙な雰囲気になった。

 

 なんだと思って俺達も振り返る。

 

 ……理由が、すぐに分かった。

 

「な、なんだありゃぁ!?」

 

 俺は思わず絶叫するけど、そりゃそうだろ。

 

 遠目で見てもでかいのが分かる、なんか固形石鹸みたいな丸っこい物体が、デュリオが出している竜巻を突っ切って第三天に姿を現した。

 

 禍の団の飛行船と打ち合ってるけど、あれ圧倒的に相手の方が有利だろ。

 

 しかも量産型邪龍もどんどこ撃ち落とされてる。なんか出て来てる感じがするし、対空砲火とかも喰らってるっぽい。

 

 ……もう嫌な予感しかしない。たぶんだけど、第三勢力だあれ。

 

 俺達は顔を見合わせると、一つ頷いた。

 

「急ぐぞ皆!」

 

「ああ!」

 

「ええ!」

 

「はい!」

 

 急がないとマジでやばい。

 

 早くトウジさんの安全を確保しないと、これ絶対三つ巴になるだろぉおおおおおっ!!




 今後死徒の集団を出すかは未定ですが、とりあえず手札が増やせるので神様転生の何でもありをやってみようかと思っております。

 そしてそれは置いといて、モデルバレットの星辰光をここで詳細明かします。









モデルバレット

悪鬼変性が伴侶、此処に愛を告げん(プルトリップ・リリス)

基準値:B
発動値:AA
収束性:AAA
拡散性:D
操縦性:C
付属性:AAA
維持性:
干渉性:AA

 銀の弾丸を依り代に、悪意は招来され凝縮される。その勢いはとどまることなく邪悪の星が生誕した。
 我こそは悪払銀弾(シルバーレット)の真なる核心。悪鬼明星を世に送り出した、悪鬼の伴侶に他ならない。光を尊び己が闇を拒絶する、抜け殻を滅ぼさんと悪意を振るう。

 モデルバレットが振るう星辰光。能力は怨霊憑霊式自己強化能力。カズヒ・シチャースチエの呪詛招来憑霊能力の亜種にして上位互換の、自身の悪意と同調する怨霊を集め、邪悪なる魔王が伴侶へと自身を昇華させる星辰光。
 世界中の悪意をモデルバレットという肉体に融合させることによる、疑似的な「世界の悪意の集合体」であり、その性質が悪意限定の夢幻とも称せるレベル。極めてイレギュラーが重なっているがゆえに性能に限界こそあるが、それでもカズヒを依り代とすれば主神・超越者クラスのポテンシャルを発揮。モデルバレット単独でも神・魔王クラスの性能を維持可能。

 もともとパラサイティングヒミコプログライズキーはそういった機能を持っていたが、それを差し引いても異常といえる戦闘能力を発揮しており、ミザリ・ルシファーも思わず首をかしげるほどの性能と自我を発揮していた。
 それもそのはず、あの相対の場で二人は互いを唯一無二と認め合った。失うことこそが今の己の根源であり、ある意味で己は人生の勝利を成し遂げていたのだと、お互いが共通に認識していた。
 故に到達しかけた三大条件。その結果たる悪鬼伴侶は、龍神にすら牙を届かせる極限の頂に追随する。

★詠唱

 天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せ。

 男に倒され下に敷かれる。ただその程度の業すら呑めず、上回ろうとは愚かな女め。汝は悪鬼明星(ルシフェル)に能わぬと、そんな道理もわからぬか。
 笑顔にほだされ悪鬼に背を向く。醜悪なりし銀の女よ。お前はそこで臍を噛め。

 我こそは、上など載らぬ明星の花嫁。悪鬼たることを誇りてヴェールをかぶる、悪鬼伴侶(リリス)に至りし才女なり。
 涙を拭う布切れなどに、我が幸せの資格なし。全てを投げ捨て夫と共に、邪悪となるこそ我が誉れ。

 故に、銀の光を投げ捨てて、我は我を祝い続けるのだ。
 汝が如き、我になれぬ端女如きが、我が伴侶の明星が光に照らされし覇道を、邪魔するなど断じて許さん。
 明星が照らす祝福持って、悪意を阻む善を討て!

 超新星(メタルノヴァ)―――悪鬼変性が伴侶、此処に愛を告げん(プルトリップ・リリス)
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