好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 高評価・感想・捜索掲示板での紹介を欲するグレン×グレンです。


 経験上、休日は読者数が増えづらい。なので1日空けました。



・・・・・・の、つもりでしたが、操作をミスしていたようです。
なんかごめんね?


英雄乱戦編 第五十五話 神域の戦い

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 戦いの様相は大きく変わっていた。

 

 その理由は、敵の戦いにおける中核を抑え込むことができたからに他ならない。

 

 そう、ローゲの幻術を、瞬く間に見破り迎撃する者がいるからだ。

 

「あらあら、そこにトラップを仕掛けているようですわね?」

 

「またばれたぁ!?」

 

 朱乃さんは瞬く間にローゲの幻術に対応するようになり、これによって状況は一変。

 

 更に雷光を展開するだけでなく、そこから暴風雨を纏わせることで炎を大きく鎮静化させることにも成功。一人であのローゲの力を大きく削いでいる。

 

 其処に僕は突貫し、朱乃さんとローゲの攻防を掻い潜るジークリットの蹴りを弾き飛ばす。

 

 ツヴァイハーケンのサイボーグ、アステロイド技術。彼女はその中でも特化型だが、どうやら蹴りを主体とした改造を施されている。

 

 脚部に格納型のブレードを内蔵しての連続蹴撃。これを僕が聖魔剣をもっていなしながら、攻防は確実に傾いている。

 

 そう、趨勢は大きく傾いている。

 

 その結果がどうなるかと言えば―

 

「……力を借りるわ、皆。この馬鹿を、これ以上暴れさせない為にも!!」

 

「もちろんよカズヒ。さぁ、私の可愛い下僕達、モデルバレットを滅ぼすわよ!!」

 

 ……カズヒとリアス部長の二大女傑を中核として、モデルバレットに対する集中攻撃だ。

 

 カズヒとしては出来れば一対一で決着をつけたいところもあるだろう。だが、それを呑み込めるからこその悪祓銀弾だ。何より、天界の安全が最優先ともいえるだろう。

 

 結果として、モデルバレットは徹底的に集中砲火を喰らっている。

 

『おまふざけんなぁ! ちょ、数が多い……ぃっ!?』

 

 あれをよくしのいでいる。やはりモデルバレットは強敵だ。

 

 僕はジークリットと高速で攻防を繰り広げながら、この戦闘の優勢を維持する。

 

 今回僕は補佐役だ。あれに対抗できるのは朱乃さんぐらいだろう。

 

 なにせ、機械的なセンサーすら完璧に欺瞞しているローゲの幻術をどうにかするのは困難だ。小猫ちゃんの仙術すら掻い潜ってきているなら尚更だ。

 

 だからこそ、僕達は此処で抑え込む!

 

「……そういうことかぁっ!」

 

 そして、押されているローゲは何かに気づいたかのように幻術を放棄した。

 

 そのリソース全てを注いだ炎の魔法が、朱乃さんが放つ暴風雨を纏った雷光とぶつかり合った。

 

 何かに気づいたのか。朱乃さんがなんの英霊を宿したのかに気づいた可能性もある。

 

 そして、ローゲは忌々しそうに歯を食いしばりながら朱乃さんを睨み付けた。

 

「この(アマ)……っ。神の援護を受けているなっ!?」

 

「うふふ。当たってますけど余裕がなくなってますわね? 散々やられたこともあって、ぞくぞくしてきましたわ」

 

 久しぶりにドSの雰囲気を見せている朱乃さんは、あえて肯定している。

 

 そして同時に、朱乃さんは静かに両手を構えると暴風雨の密度を向上させていく。

 

「そう。私に力を貸してくれる英霊は倭姫命。彼女の持つ神託スキルは、異教とはいえ神を翻弄して愚弄する貴方を敵とみなしてくださいましたわ」

 

 そう微笑む朱乃さんは、しかし鋭い戦意をそこに秘める。

 

「また神道の流れに連なる鬼道スキルもAランク。今の私から逃れられると思わないことですわ!」

 

「なら真正面から焼き尽くしてやろうじゃないか!」

 

 高まり合う二人のオーラが、思わず僕達の動きすら縫い留める。

 

 そして、次の瞬間―

 

「神の念ごと焼き付くといい! 暁の焔は神々の終焉なれば(ゲッターデメルング)っ!!」

 

「その悪意の炎、跡形もなく吹き飛ばしますわ。伊勢の神風(いせのかむかぜ)っ!!」

 

 ―放たれる炎と嵐が、僕達を余波で吹き飛ばすほどの激突を巻き起こす。

 

「……これはまずいわね……一旦下がるか」

 

『で、でかしたローゲ! 一旦下がるよ!!』

 

 ジークリットとモデルバレットが咄嗟にその隙をついて下がる中、二人の激突は競り合いの形になっていく。

 

 朱乃さんの雷光龍すら纏った宝具の真名解放は威力で凌ぐようだけど、ローゲの宝具はそれに食らいつく。

 

 おそらくあの宝具は対神宝具。名前からしてそう考えるべきだ。それが朱乃さんに力を貸す神々の力を焼こうとしているんだ。

 

 これは、どちらが勝つか分からない―

 

「……ナイスよ朱乃さん。そのまま抑え込んでください」

 

 ―あぁ、そうだった。

 

 真っ向勝負は僕達グレモリー眷属の基本で、オカルト研究部全体がそれにこそ力を発揮する。

 

 だけど、そうでない者だっている。

 

 その筆頭こそが彼女。邪悪を穿つ銀の魔弾。正義を奉じる必要悪。

 

 そう、彼女こそ

 

『CRY!』

 

「くたばりなさい、このトリックスターっ!」

 

 我らが主力、悪祓銀弾(シルバーレット)

 

「ちょ、正気か―」

 

「私にあるとでも―」

 

 自分達の力で深手を負いながら突貫する彼女に、ローゲが驚愕するがどうしようもない。

 

『ハウリングカバンリッヒテン!』

 

 

 

 

 

 

 

 

ハ  ウ  リ  ン  グ    

                      

                      

                      

                      

                      

                      

                      

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

「―思ってるならそのまま死ねっ!」

 

 被害覚悟で突貫したカズヒのアタッシュナイダーが、ローゲを真っ向から唐竹割で断ち切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラードゥン、そしてローゲの打倒により、形勢は大きく揺れ動いていた。

 

 純粋に敵の精鋭が打倒されたことで士気が上がったこともそうだが、それとは別の理由もあった。

 

 ……そう、それはラーメンである。

 

「さぁ出来たぞ。食して結界を張るといい」

 

「はい! ありがとうございます!」

 

 ヴァーリ・ルシファーがラードゥンを打倒したことで、形勢は完膚なきまでに圧倒されていた。

 

 理由は単純。封印されたラードゥンが込められた宝玉を利用して、ヴァーリはダイレクトにラードゥンの力を吸収し続けているからだ。

 

 白龍製麺の効率は圧倒的に上昇。部分的に取り込んだアウロス学園の時と違い、圧倒的に注げる量と取り込める量が増えた為、質も量も圧倒的に増えていた。

 

 結論として、天界は防御方面で圧倒的な優位性を獲得してしまった。

 

 更に禍の団は別の意味で問題を背負っている。

 

 それは来襲したサウザンドフォース。

 

 自分達と同じように煉獄を経由する形で天界に侵入したサウザンドフォース。これによりもっとも負荷がかかっているのは禍の団だ。

 

 単純に第三勢力によって挟み撃ちにあっているに等しい。サウザンドフォースは天界にとっても敵であり、歓迎されぬ来訪者であるから天界も攻撃はしているが、位置取りが悪い。サウザンドフォースも天界を敵にしているが、結果として挟み撃ちだ。

 

 予期せぬ挟撃によって、禍の団は大打撃を受け続けている。

 

 またサウザンドフォースは何らかの目的があって動いているのか、戦闘そのものは比較的小規模で防戦を重視している節がある。

 

 おそらく突入した部隊の殆どは、撤退を可能とする為の退路の確保に徹している。そのうえで、ピンポイントで天界を狙う理由がある。

 

 その立ち回りがかみ合い、クリフォトはほぼ確実に撤退に追い込まれる流れとなっている。

 

 だが、それは決して事態がすぐ終わることを意味しない。

 

 クリフォトは未だ撤退を前提に移行しているが、まだ即座の撤退に移る気配はない。サウザンドフォースもまた、天界奇襲という唯一無二に近い好機をついた目的が明かされていない。

 

 それを懸念している者は数多い。セラフレベルの者達は殆ど全員が警戒し、D×Dもリアス・グレモリーや曹操といった組織運営を行うレベルは考慮している。クリフォトにも数人レベルは警戒している者はいた。

 

 だが、それを読める者などこの世にいるわけがない。

 

 千年も前からこの時期を狙い打てるよう、入念極まりない準備を行われているなど、想定の余地がないし理由に思い当れる者などいるはずがない。

 

 転生者という世界そのもののイレギュラー。そんな存在の視点など、読める者がいるわけがないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、サウザンドフォースは本気の作戦活動を開始する。

 

「……我らが神祖が残した緊急指示書。条件が成立した以上、動かないわけにはいかないだろう」

 

 そう苦い顔を浮かべる男の後ろには、独特というべき兵器が並んでいた。

 

 横倒しになったドラム缶の側面に箱を取り付けたようなそれは、サウザンドフォースの開発した最新鋭機にして、極限レベルで特化した兵器。

 

 千年の時をかけて研鑽された技術の粋を集めたそれは、サウザー諸島連合に神祖が居た頃から幹部だったからをしても、その価値に疑念を浮かべるほどだった。

 

 だが、この事態を予期していたのならば納得と言ってもいい。

 

 これまでの事態を集めた情報から推測し、そしてこの事態を正確に察知したことで、この兵器を投入する価値があることを彼は痛感していた。

 

 だからこその切り札。虎の子たる人工神器戦闘母艦たる、プロレマ級を三隻も投入した作戦。この作戦は非常に重いだろう。

 

 もしこの作戦が失敗すれば、サウザンドフォースは再び雌伏の時を迎える可能性もある。それほどまでの一大作戦。

 

 だからこそ、男は全力を出すことを前提とする。

 

『サウザンドライバー』

 

『STRONG HORN』

 

『ZETUMETU GOD』

 

 ザイアサウザンドライバーを装着して構えるは、アメイジングアクティオンプログライズキー及びアウェイキングアキシオンプログライズキー。

 

 それを両サイドに装填し、男は目を開けて宣言する。

 

「変身!」

 

『パーフェクトライズ』

 

『When the three horn cross.The providence sroldier TENTHOUZARE is bron』

 

『Undead is ZAIA!』

 

 顕現するは、仮面ライダーテンサウザー・ロスト。

 

 サウザンドフォースのフラッグシップが、後ろの秘密兵器部隊に宣言する。

 

「これより我々は、神祖が残せし最重要危険対象を()()に向かう。その為の機体だ、命を懸けろ!」

 

『『『『『『『『『『我ら、神祖が残せし御心のままに!!』』』』』』』』』』

 

 その返答に頷き、テンサウザー・ロストは宣言する。

 

「目標は、赤龍帝兵藤一誠及びリゼヴィム・リヴァン・ルシファー! 決意せよ、これは世界の命運を左右する一戦である!!」

 

 ここに、混沌たる最終決戦の火種が灯された。




 激戦の末、ローゲ撃破。

 その立役者たる朱乃が宿したのは、キャスター倭姫命。宝具に関しては万が一D×Dで出てこないよう、神風伝承を参考にしました。鏡はシールダーで出る感じに設定しています。





 そして現れるサウザンドフォース。

 本当は出す予定かけらもなかったんですけど、書き溜め的にちょうどいいタイミングで、メッセージですごい指摘がありまして、「これはこのタイミングでないと入れれないし、やるっきゃねえ!」と仕立て直しました。

 さぁ、リゼヴィムが全方位でぎゃふんといわされるぜぇ!?(数話語)
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