好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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そんなこんなで、今度はメインキャラ以外の味方陣営です。









2021年5月14日 投稿


2021年6月6日 追記

2021年10月3日 大王派追記


2022年1月20日 大王派を中心に追記

2022年1月22日 ルビ関連を微修正。


2022年2月10日 キャラクターの神器関連などの追記


2022年4月5日 サイラオーグ シーグヴァイラ TFユニット関連を追記


2023年1月14日 D×D及び大王派に大幅追記


2023年3月6日 D×D及び大王派に追記


設定資料集 味方陣営編

◎将来的D×Dメンバー

 

〇若手四王

 

●サイラオーグ・バアル眷属

 

◆サイラオーグ・バアル

★亜種禁手 鋼獣纏う獅子王の皮鎧(レグルス・メイル・レザーレイダー)

 ヴィールとの戦いにおいて意識を失い、母親の激励を聞いて覚醒したサイラオーグが変化させた、獅子王の剛皮の進化形態。

 装甲が薄くなり総合性能は剛皮の9割程度に下がった代わりに、腰部にプログライズキーを装填するレザーライザーが出現。プログライズキーもしくはゼツメライズキーを装填することで、レザーライズによる顔面を隠す仮面を含めた追加装甲を纏うレザーレイダーに実装する強化形態。

 

▽ダイナマイティングライオン

 カズヒが戦闘中に弾き飛ばされた物を使用した、初実装形態。

 サイラオーグの気質や禁手の影響から、全身にリアクティブアーマーを装着して殴り飛ばす近接重装甲型として実装。また爆発性を調整することで、ロケットモーターとして使用することも可能となっている。

 

『仮面ライダーレグルス』

 覇獣の要領で変質化させた亜種禁手「バアルレグルスドライバー」を使用することで変身する仮面ライダー。性質がレイドライザーを超えフォースライザー系列になったことから仮面ライダーと選定されている。

 覇の性質をプログライズキーとの同調にも回していることから、プログライズキーの性能も大幅に強化。真っ向勝負の肉弾戦に限定すれば規格外のポテンシャルを発揮する。

 

▽キングライオンプログライズキー

 サイラオーグ・バアル専用に開発されたプログライズキー。特殊機能をあえて盛り込まず、サイラオーグの身体能力を増幅することに収束されている。

 

 

●シーグヴァイラ・アガレス眷属

◆シーグヴァイラ・アガレス

☆大公機甲アガレッサー

『カタログスペック』

 全高:21,6m 素体重量: 

『概要』

 シーグヴァイラ・アガレス専用機兼概念実証機として開発された、アガレス領軍のフラッグシップ機たる人型TFユニット。大腿部に比べて脚部が細めの女性的形状だが、これは悪魔が使用することから空中戦が基本になるよう開発されたことに由来する。

 一見するとリアルロボット系列なのだが、実態としてはスーパーロボット系列に近く、設計コンセプトは「ヒュッケバイ〇TYPE-S」。また独自機能として機体そのものに真魔の駒を組み込んでおり、オーバーフロー分の放出を逆手にとって推進力に変換することで、大型機でありながら最上級悪魔になった騎士に匹敵する機動力も獲得。単純な出力とそれに伴いカタログスペックに限定すれば、魔王クラスを超え準超越者クラスに到達している。

『武装』

☆リッパーフリル:機体各部に搭載されたブレードユニット。懐に飛び込まれた時の迎撃や、近接格闘の補助に使用されるサブウェポン

 

☆マナックルダスター:魔力をより効率的に運用する、両腕部戦闘ユニット。展開パターンにより打撃攻撃Nモード、防御被膜Bモード、砲撃連射Mモードの三種類を使い分ける。

 

☆ウインクラッシュ・アイ:目に見える部分から放たれる、任意で炸裂させる速射爆裂攻撃。爆破するタイミングで光が一瞬消えることから名づけられた。

 

☆ツインブラスターカノン:胸部から展開されて放つ、大出力魔力併用型魔術砲。一つ一つがドラゴンブラスターに匹敵する火力を誇る。

 

☆アグレアスナイパー:専用異空間から呼び出す疑似反物質粒子を収束して放つスナイパーライフル。その射程距離は放つだけなら1000kmを超える。

 

☆アグレアスパタ:専用異空間から呼び出す疑似反物質粒子を纏うグレートソード。ちなみに何本か作られており、エネルギーを蓄積する為投擲することも可能。

 

☆極限アガレッスキック:音声入力で起動する、アガレッサーの必殺攻撃。脚部に大出力の魔力を展開して放つ蹴り技。アガレッサーの必殺攻撃であり、その攻撃力は主神クラスの全力に匹敵する。

 

〇準メンバー

 

●アマゴカンパニー

 英雄派のサブリーダーが一人であるサイリン・アマゴ・ドゥルーヨダナが運営する星辰奏者PMCのアマゴフォースを、帝釈天が大株主兼スポンサーとなる形で大幅に拡大化した星辰奏者PMC。帝釈天が子飼いにしていた星辰奏者の素質保有者を組み込んでいる、事実上の帝釈天直属の私兵集団。

 D×D結成に伴い、派遣される形で準構成員となる。規模で言うなら非常に大きい為、裏方から人海戦術担当までこなせる組織と化している。

 

◆曹操

『トラベリングホースレイダー』

 レイドライザーにトラベリングホースプログライズキーを装填して変身するレイダー。

 高速移動を長時間続けることを可能としており一撃離脱を主体とする長期戦に真価を発揮するが、曹操はその技量により常に相手と距離を詰め続けるかく乱戦法すら可能とする。

『仮面ライダーサウザイアー・魏』

 英文(前半):When the holy spear shines. The great soldier THOUZAIARE is born. 意訳:聖なる槍が輝く時、偉大なる戦士サウザイアーが誕生する

 英文(後半):I am a HERO 意訳:我こそが英雄なり

 ミザリがザイアサウザンドライバーの試験運用としてサウザンドライバーを提供したことで成立した、サウザイアーの概念実証機といえる仮面ライダー。トラベリングホースプログライズキー及び、クリエイティングルシファーゼツメライズキーを装填して変身する。

 素体の色は曹操の理念を示すように青く、そこに黄金のアーマーが装着されている。

 トラベリングホースを使用しているがゆえに長距離高速行軍を主体とした性能だが、同時に超越者クラスの基本性能を獲得しているためオーソドックスに強い。反面、悪魔が使用することを前提としているクリエイティングルシファーゼツメライズキーと人間である曹操との相性が悪く、サウザイアーとしての本来の性能は発揮しきれてないのが実情。

 必殺技はトラベリングホースプログライズキーを押し込んで発動する「ロンギヌスディストラクション」

 ☆カタログスペック

 パンチ力:41,2t キック力:103,8t 走力:100m秒1,05秒 ジャンプ力:一飛び42,8m

 

◇サイリン・アマゴ・ドゥルーヨダナ

 英雄派のサブリーダーが一人であり、また最大規模のスポンサーでもあった人物。サウザー諸島連合に流れ着いた尼子家の出身とドゥルーヨダナの末裔から生まれた子供。そのままザイアの幹部社員となった家族がサウザンドディストラクションで経済的に破綻し、無理心中に抵抗していたところを曹操に助けられ、更に偶発的な聖杯戦争で山中鹿之助を召喚するという、波乱万丈な来歴から英雄派の前身となった。

 曹操達が敗北して捕縛された時も偶発的に生き残っており、曹操が冥府から自力で戻ってくるという確信をもって、居場所を残すべく逆に帝釈天に売り込みをかけて子飼いとなる。

 

◇山中鹿之助

【クラス】アーチャー

【マスター】サイリン・アマゴ・ドゥルーヨダナ

【性別】男

【身長・体重】175cm・69kg

【属性】秩序・中庸

【ステータス】

 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A

【クラス別スキル】

 対魔力:C

 一小節までの魔術を無効化可能。儀礼魔術・大魔術などは防げない。

 

 単独行動:EX(C相当)

 マスター不在でも活動を行う為のスキル。

 本来はマスター不在でも一日は存続できるスキルだが、アーチャーの場合はマスターの魔力消費がほぼゼロになるスキルと化している。

【保有スキル】

 月下の誓い:A+

 尼子家復興の為に人生を捧げたその生き様と信念から。鋼鉄の決意スキルと似て異なる性質を持つ。

 戦闘続行・仕切り直しの複合スキルであり、またマスターが尼子家復興を考える一族の場合、勇猛と自己回復(魔力)まで獲得する。

 

 心眼(真):C

 修行・鍛錬によって培った洞察力。

 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す”戦闘論理”

 逆転の可能性があるのなら、それが小さくとも実行に移すチャンスを手繰り寄せる。

 

【宝具】

 尼子復興戦線

 対主宝具 ランクA レンジ:1~99 最大補足:一人 

 尼子家復興を目指し、僧となっていた尼子勝久を還俗させて頭首にした逸話に由来する宝具。

 尼子家に連なり御家復興を考える人物をマスターにした場合に限り、マスターそのものを「新たなる尼子家の長」という宝具にする宝具。

 これにより該当するマスターは超強化され、「Cランク相当のカリスマ」「下位のサーヴァントに匹敵するステータスの上乗せ」「マスターが考える尼子家復興に合わせた知識を聖杯から得る」の三つの強化を受けたAランク宝具レベルの神秘そのものとなる。

 

 剣豪の腕(アーム・ザ・リッパー)

 対物宝具 ランクB レンジ:1 最大補足:手に持てるだけ

 生前保有していた宝具。手に持った武器を強化する神器。

 

 七難八苦砕く剛腕(アーム・ザ・ウォリアー)

 対人宝具 ランクB レンジ:1~70 最大補足:一種類

 剣豪の腕の亜種禁手。能力は迎撃における能力の強化。

 剣豪の腕で強化された武器を更に強化するという、分かりやすいが強力な禁手。普段はあえて発動しないことで初見殺し的な運用を可能とする。

 

【Wepon】

『無銘・武装群』

 アーチャーが召喚の際に持ち込める武装群。

 十文字槍・刀・脇差・和弓となっており、宝具でないがゆえにアーチャーは自由自在に武装を扱い、接近戦すら立ち回れる。

 

【詳細】

 尼子十勇士(実際は十人以上いるらしい)の代表格で、三日月に「我に七難八苦を授けたまえ」といったことで有名。

 尼子家という武家に使えているという自負があり、尼子家復興を目論んでいるが尼子家の者=服従対象ではない。むしろ尼子家復興の祖に相応しい人物になるようスパルタ教育をかけること請け合いで、例え尼子家のものであろうと、復興を目指さないのなら忠誠を誓わないどころか、尼子家の名に泥を塗る人物と判断すれば殺しかねない。尼子家の人間がマスターになる方が危険な癖の強いサーヴァント。

 反面現代文化やあり方にも理解があり、尼子家復興はあくまで現代の文化に合わせてくれる。現代においてならば「大会社の社長」レベルを最低水準にしている為、折り合いをつける余地は十二分に存在。本作においては曹操が間に「武力的に」入って仲裁したことで、聖杯を併用する形で民間軍事会社を設立して発展させるという方向で商談が成立した形になる。

 生前の価値観から奇襲・略奪・人質・裏切りといった現代では眉を顰めるような行為も、よほど卑劣かつ尼子家の名誉がけがれる物でない限りは寛容で、目撃者の口封じや魂喰いも消極的どまり。

 

 

 

 

◎悪魔・大王派

 

 

●魔性聖剣

 ティバール監修のもと、冥界の鍛冶屋が作り上げることに成功した魔剣。

 「使い手の体組織を鍛える際に使用する」ことによって、最初に決められた使い手限定で聖剣因子抜きでの適合を可能としつつ、ある程度の高性能を実現している。

 

☆魔軍聖剣ブリゲイター

 魔性聖剣の雛型であると同時に、軍勢の強化という一点に特化した汎用モデル。

 基本骨子を同一にしつつ多種多様な要素に耐えうる設計にすることで、根本的には一品物でありながら生産性を高める土壌にすることに成功している。

 使用者との同調効果により性能は高い水準であり、使い回しができないという代償と引き換えに、毎日数本は製造可能。基本性能は分割化状態のエクスカリバーの三割減といったところであり、特殊能力こそないが大量生産が利くという点において規格外の効果を持つ。

 

 

●新造宝具

 

黄昏の魔冠(バエル・ロンギヌス)

 対神宝具 ランクC++ レンジ:1 最大補足:一人

 ティバールが鍛え上げた対神宝具。いわゆるサークレットの形をしている。バアル家の素質ある悪魔が使用することを前提に、更に個人用に調整されている。

 装着したバアル家の者に防護加護・対神特性・耐聖特性を与える宝具。ただし負荷も大きく相応の魔力がなければ使うことができない為、最上級悪魔になりえる素質を持つことが必要最低条件。

 真名解放でその力を瞬間増幅させたオーラの槍を生成して投射する。その威力は魔王クラスの出力となり、それによる神殺しは戦神にすら届く。また所有者の力量で増幅される為、所有者の力量と練度次第で超越者クラスの出力を狙うことも可能。

 

 

DF(ディアボロス・フレーム)

 

 大王派が独自開発した人型機動兵器群。

 悪魔の体を拡張する形で強化した兵器であり、悪魔が搭乗することで上級悪魔相当の魔力運用を可能とする。反面良くも悪くも7m強の大型機である為、総合力で踏まえると上級悪魔:DFのキルレシオはよくて2:3辺りとノアに推定されている。また禍の団側が使用するサリュートⅡ系列と比較すると戦術や状況で有利不利が入れ替わる対抗馬の関係になる。

 

☆D-スピア

 頭頂高:7,2m

 量産体制を確立したDFの一号機。各地の基地や城に配置する、治安維持や大規模作戦を踏まえた数を生かした運用をコンセプトとする機首。歩兵用の槍であるスピアを名称に配置しているのもそれが理由。

 

★DP-スピア

 頭頂高:7,3m

 D-スピアの先行生産仕様であり実証実験用。その為通信機器などが過剰性能になっているなど、各部が大型化している。

 

 

★DP-シュラーイン

 頭頂高:7,4m

 対神用機体、D-シュラーインの試作型モデル。各種機能の小型化が足りておらず、DFとしてはごつくなってしまっている。

 マルガレーテとの連携でロキを苦戦させるも、星辰光を発動されたロキに形成をひっくり返される。……ただしロキという高位の神を苦戦させた事実から、神々がテロに走った際の備えとして十分な成果を上げている。

 

 

☆D-ウイング

 頭頂高:7,8m

 緊急展開用に開発されたDF。転移妨害が受けている地区にも急行できるよう可変能力が組み込まれており、高速戦闘用のアサルトモードと、本格戦闘用のデュエルモードを使い分ける。その為比較的大型化されていることが特徴。

 

★DP-ウイング

 頭頂高:7,4m

 D-ウイングの試作型モデル。可能な限りD-スピアと変わらないサイズに収めようと試行錯誤されており、整備性が大幅に低下してしまっている。

 のちに慣熟訓練さえ積めば数十センチ程度は大きな問題にならないと発覚したことから、整備性と高性能化を重視して各部パーツを大型化する方向で再設計されることとなる。

 

 

☆D-フォートレス

 頭頂高:7,5m

 拠点防衛用に開発されたDF。軍事基地や価値のある都市の防衛の為に運用される。

 燃費や整備性と引き換えに、近距離移動限定で重装甲と機動力を両立。加えてスモークグレネードなどを格納するウェポンコンテナや、制圧用のロケットランチャーを接続することも可能

 

★DP-フォートレス

 頭頂高:7,3m

 D-フォートレスの試作型モデル。可能な限りDースピアと変わらないサイズに収めようとした結果、各種機能が大幅に劣悪化してしまっている。

 

 

 

●プログライズキー関連技術

 

◇オブサーヴィングデビルレイダー

 フロンズ達が開発していた、悪魔の軍勢全体の質を向上させる為のプランの一つ。設計コンセプトは個人の資質が大きく影響を受ける星辰奏者としての能力特性を、可能な限り外部装置に委ねることで、固有能力や特性止まりの星辰光を、安定した軍事兵器として運用すること。

 基本性能はそれに特化しているが、実装することで使用者は全員星辰奏者の特性を獲得することが可能。これにより安定性という意味では高い性能を発揮できる。

☆オブサーヴィングデビルプログライズキー

アビリティ:Devil

起動音声:Break of Onry one(砕け散れ唯一無二よ。)  |Astral wepon start up《星辰体兵器駆動開始》

 フロンズ達側の組織が研究し、サリュートⅠの残骸から得られたデータによって一気に完成にこぎ着けた、星辰体運用機構を組み込んだプログライズキー。

 オブサーブは複数の意味を持つ動詞だが、この場合は(規律や法律を)守る、順守するという意味。軍事部隊ということ規律を重視する部隊の兵器として、法を破る犯罪者やテロリストとの戦いを想定していることを意味している。

 同調の為に悪魔のライダモデルを組み込んだことで、純血であれ転生であれ悪魔の因子を持たねば使えないという問題点こそあるが、代わりに相乗効果で悪魔としてのポテンシャルもある程度向上させることが可能になっている。

『星辰光』

雷電掲げし魔の軍勢(ディアボリック)()天神凌駕の銃火たれ(カラシニコフ)

基準値:D

発動値:C

収束性:D

拡散性:D

操縦性:C

付属性:D

維持性:C

干渉性:B

 

 今ここに、軍勢により織りなす星が開帳される。

 一騎当千の精鋭など、万の軍勢で押し潰すのみ。世界最小の大量破壊兵器の名を冠し、軍勢の星が制圧を開始する。

 

 オブサーヴィングデビルプログライズキーに組み込まれた星辰光。能力は雷電操作。

 大型病院などの自家発電装置クラスの雷電を発生させ、それを制御する星辰光。単純な出力では雷撃系の神器を持つ中級悪魔に届くといった程度だが、操縦性と高い干渉性を利用した、集団戦闘に特化した能力が肝となる。

 操縦性と干渉性を併用することで、集団で一つの星辰光を運用するという芸当を可能とすることがこの星辰体運用兵器の本質にして究極。集団での統率を取れるように練度の高い連携が必要にこそなるが、小隊や中隊規模で運用すれば、発動値や操縦性を疑似的にAAAクラスにまで高めることが可能。

 大規模な電子戦から最上級悪魔に通用するレベルの荷電粒子砲を可能とする。ある程度のターミナル部隊を複数用意することができれば、個人兵装単位での軍団規模のデータリンクや、静止衛星軌道にコンテナクラスの物体を送り込むマスドライバーとしての運用すら理論上は可能とする、破格の可能性を秘めた星辰体運用兵器が此処に完成した。

 個が保有する唯一の権能に頼るのではなく、誰もが持てる力を併用する群の力により、天の打倒を可能とする。発案者の軍事における思想がうっすらと見え隠れするその力。個人ではどこまでも便利止まりだが、大隊規模で運用すれば神滅具に匹敵する価値を持つ。

 万にも届く軍団規模で振るわれたのなら是非もなし。超越者すら屠りかねぬ、暴威の具現がそこにある。

 

☆詠唱

 創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌めく流れ星。

 

 銃声響き敵穿つ。剛力無双の豪傑も、神童至りし剣豪も、有象無象がまき散らす、鋼の嵐に吹き散らかされる。

 

 残酷なるは人世の現実。鋼の祈りは抵抗の希望、されど血煙生む猛威。圧政に屈さぬ義憤の戦士に、圧制を振う暴君の手駒に、等しく授かるその銃火こそ、世界の真理を世に示す。

 

 脆弱すら乗り越える世界の覇者に、我らもまた習う時。例外に特例に異端に唯一に、頼る幻想から解き放たれよう。

 

 雷鳴の銃(カラシニコフ)は此処に在る。軍勢たちよ牙を砥げ。

 

 今こそ、唯一に縋る時から決別を。一糸乱れぬ人海の大波で、超越にすら並び立とう。

 

 超新星(メタルノヴァ)――雷電掲げし魔の軍勢(ディアボリック)()天神凌駕の銃火たれ(カラシニコフ)

 

 

〇フロンズ・フィーニクス眷属

 現魔王の弟妹が参加する会合に、分家出身でありながら参加できた上級悪魔の眷属。

 亜種聖杯戦争を利用して出生率の向上に多大な貢献を果たした、フェニックス分家の有力家系の跡取りが率いる眷属。眷属のかなりの割合を、トレードで頻繁に入れ替えていることが特徴。

 

◇フロンズ・フィーニクス

 フィーニクス家の次期当主。ノア・ベリアルと友誼を結び、また大王派が進める多くの計画を発案している。

 卓越した政治力を発揮し、思い通りに事を進めるのではなくどう転んでも利益が出るような立ち回りを得意とする。また悪魔の駒を利用した少数精鋭の軍備に価値を見出しておらず、配下はおろか冥界全体の軍備を強化する為に有用な者を恒常の眷属として迎え入れている、異色の存在。

 

 基本的に多種族からの転生悪魔は、迎え入れているという観点から低調に扱うものの「悪魔としてはまがい物」というスタンスを崩しておらず、多種族からの眷属を上級に昇格させるつもりはない。また基本的に貴族主義かつ血統主義でもある為、リベラル派の現四大魔王とは合わない人物。

 ……ただし、多種族を眷属に迎え入れる時はそれを了承できる人物をきちんと誠実に交渉してからにしており、食客として階級とは異なる形で能力に見合った待遇を約束している為関係は良好。また各種活動も派閥のことは考えつつ、冥界全体の利益を大前提としている為、必要なら躊躇なく魔王派と連携をとるどころか、支援を惜しみなく送ることもできる器の大きさを持つ。

 

◇ティラ・バアル

 シュウマ・バアルの長女にして二子である、フロンズの女王。典型的な戦闘狂であり、思考回路が武勇一辺倒。

 

◇ティバール

 フロンズの戦車が一角を務める転生悪魔。

 その正体は受肉したランサーのサーヴァント、トバルカイン。

 

 

〇ノア・ベリアル眷属

 現魔王の弟妹が参加する会合に、分家出身でありながら参加できた上級悪魔の眷属。

 眷属の殆どをトレードで頻繁に入れ替えており、その上で高い成果を上げていることで会合参加を認められた眷属。

 

 

◇ノア・ベリアル

 ベリアル分家の出身であり、フロンズの親友。同時に彼を王として格上とみなしており、ある意味で軍師的な立ち位置。

 政治面においてはフロンズに負けていることを自覚していることもあって、作戦活動においては部下として行動。ただし上回っている軍事面ではきちんと物申し、それを理解しているフロンズも反映するため、ほぼ台頭と言ってもいい。

 眷属の平均的な質でも王同士の戦闘能力でも下馬評ですら圧倒的に劣りながら、それを逆手に取った逃げ切り判定勝ちでサイラオーグを負かした策士。

 

◇クーア・バアル

 シュウマ・バアルの次女にして三子であり、ノア・ベリアルの婚約者兼女王。

 既に最上級悪魔と渡り合える魔力戦が可能な女傑の一人。

 

 

◇マルガレーテ・ゼプル

 元々プルガトリオ機関のアルファ部隊に属していたが、性質を見抜いたフロンズのスカウトを受け、ノアの眷属になった女性。

 魔王ベルゼブブの因子を覚醒させているが、地金がスローライファーかつ、責任という対価を重視する人物ゆえに辟易している。プルガトリオ機関において和平の象徴としてB《ベルゼブブ》のミドルネームを名乗ることになったが、フロンズとの交渉で「魔王血族ではなく、()()()()()転生悪魔」として扱われている為名前を戻している。

 その性格上、ヴァーリ・ルシファーのようなタイプとは相性最悪。嫌悪を通り越して「病気そのもの」と見切りをつけているほどに生理的嫌悪を持っている。

 

★禁手 氷樹により至る聖魔人(コキュートス・バース・クリフォニア)

 冥府より伸びる大罪の大樹を基幹とし、他三つの神器を複合させる形で至るマルガレーテの禁手。

 能力は自身を聖と魔の融合した聖魔人へと変貌させる氷の大樹の生成。生成される大樹は広範囲に分散する形で何本も作られる為、隠匿性に欠けるのが欠点。魔王の血筋を不快に思いながらも使わざるを得ないプルガトリオ機関時代はできなかったが、そのくびきから限定的に解放されたことによって至った力。

 聖と魔が融合したことで戦闘能力は爆発的に上昇し、そのポテンシャルは並みの神滅具の禁手を凌駕。絶大な聖なる力を魔力のように自由自在に扱う彼女相手には、かのヴァーリですら通常禁手では手も足も出ないほど。

 欠点としては動けない氷の大樹をすべて破壊されると能力が解除されることだが、大樹は一本一本が極めて頑強で、自立して氷を操る形で戦闘が可能な為それも困難。加えてマルガレーテの任意の判断で援護攻撃を行うこともできる為、並みの歴代二天龍では覇に至っても撃退される能力を発揮できる。

 

 

☆神器 冥府より伸びる大罪の大樹(クリフォト・リュトン)

 幽世の聖杯と対を成すとされる、準神滅具。同時に七つ確認されており、最悪の神器とも言われている。

 能力は肉体を悪魔へと変性させることと、その天敵たる力への影響を削減すること。すなわち聖光を意に介さぬ悪魔に変ずる神器であり、聖書の神の死による神器のバグ、それも最大級の者と言われている。

 悪魔化のポテンシャルは上級悪魔レベルだが、これは目覚めたての段階。本格的な領域に到達すれば最上級悪魔クラスに到達することも多く、禁手に至れば確実に最上級悪魔クラスにすらなれると言われている。

 マルガレーテの場合、僅かに流れていた悪魔の因子とこの神器が相乗効果を生み、常態で準魔王クラスのポテンシャルを発揮している。

 

☆神器 聖光宿る滅龍剣(ディバインサーベル・ゲオルギウス)

 聖なる光を纏う聖剣を具現化する神器。また聖剣そのものが龍殺しの力を秘めており、対龍において優れた力を発揮する。

 聖光そのものは聖剣より攻撃力は低いが、纏うことで追加ダメージを与えることが可能かつ、刀身から延ばすことで攻撃範囲を向上させることもできる。

 

 

☆神器 魔性滅す聖別銃(ディバインライフル・ファクトリー)

 属性系神器の一種であり、同時に創造系神器の特性も混ざっている銃型の神器。

 聖別された金属の弾丸を発射する神器であり、創造系故に弾数は事実上無限。また使用者の力量次第では弾丸の種類を変化させることも可能。

 

☆神器 青氷の双手(ブリザード・シェイク)

 属性系神器の一種であり、本来は青い吹雪を両手から放つ神器。

 マルガレーテに宿ったのは亜種であり、背中から氷で出来た一対の腕を形成し、そこから吹雪を放出する。応用することで氷の剣を具現化することも可能。

 

 

 

〇シュウマ・バアル血族

 バアル家の分家筋に当たるシュウマ・バアルとその子供達。

 分家でありながら政治的手腕や可能な限り多産を試みた縁故の恩恵をもって成り上がった一族であり、さらにフロンズの政治的な後見人となることで、分家としては最高峰の家柄となっている。

 シュウマの子息はその殆どがもれなく優れた才覚を示しており、それもあってフロンズ一派を高める余地となっている。

 

◇シュウマ・バアル

 バアル分家筋において最高峰の家柄を持つ分家の長。

 政治的にやり手とされる人物であり、フロンズの価値を見抜き重用することで双方の更なる飛躍に繋げている。同時に自身は家柄で上回る者は年若いものであってもためらうことなくへりくだることも選べるなど、その政治手腕で成り上がっている。

 ……だが彼はあくまで「分家」の有力者にすぎず、なまじ才覚があったことから不正に参加せざるを得ない状況に立っていた。それを乗り切る為フロンズ達が不正に関わらされない様に立ち回り、ディハウザーの告発を利用してあえて暴走。フロンズ達が自分を討ち取るように誘導することで身内の清浄化とフロンズ達の権限強化を齎して散ることとなる。

 

 

◇ハッシュ・バアル

 シュウマ・バアルの長子である男。

 優先順位が二番手三番手の事象に手を回すことで終わった後の展開を有利に運ぶ分家当主として破格の際を持つ。またシュウマの謀略における才覚を最も色濃く受け継ぎ、更に武勇においても弟妹のような目立った長所がないだけで優秀なバランス型という完璧超人。

 

 

◇シュウゴ・バアル

 シュウマ・バアルの次男にして四子。弓の形にした魔力を使っての遠距離狙撃を得意とする。

 

◇ナシュア・バアル

 シュウマ・バアルの三男にして五子。消滅の魔力を高密度に圧縮した近接戦に長ける。

 

◇シュメイ・バアル

 シュウマ・バアルの四男にして六子。悪魔でありながら優れた魔法研究家。

 

 

後継私掠船団(ディアドコイ・プライベーティア)

 英雄派の中の特殊部隊と言える、サブリーダー九条・幸香・ディアドコイの独自保有戦力。

 英雄派の中では肖り元をそのまま名乗るではなく、むしろ「超えるべき目標」としていることが特徴。また筆頭戦力は軒並み星辰奏者であり、更にその性質から疑似星辰奏者が残りメンバーほぼ全員となっている。

 実は兵藤一誠が禁手に到達する時期にフロンズと交渉しており、状況次第で寝返りをする手続きは済んでいた。その後はフロンズ直下の懲罰部隊として精力的に対テロ戦闘や奉仕活動を行っており、冥界でのイメージ回復も進んでいる。

 

◇九条・幸香・ディアドコイ

 後継私掠船団の団長にして、英雄派のサブリーダー。神様転生者が確保した人員の一人だが、疾風殺戮.comと共に情報をリークしつつ転生者を抹殺する。己を後継覇王(アレキサンダー)とも呼称する

 メタ的にまとめれば「悪い征服王イスカンダル(Fate)」を設計コンセプトにしており、基本的に豪快で何事も楽しみ敗北を忌むぎりぎり少女(19歳)。ちなみに滅亡剣・審判者寄りの光狂い適正持ち。

 

☆神滅具 不滅齎す黄金花(ゴルディモータル・ストレチア)

 新規神滅具として登録されることになる新種の神器。

 特性は高度な攻性防御障壁を展開する金色のシールドユニットを複数展開すること。ユニット同士でフォーメーションを汲むことで複雑な結界や応用技を展開することができ、そのフォーメーションはシールドユニットの色も併せて黄金の花を思わせる。

 

☆仮面ライダーディアドコイ ブローニングクロウ

起動音声:Bang Bang Bang! It’s a humans forth 意訳:バンバンバン! これが人間の力だ!

 パンチ力:23,5t キック力:60,2t 走力:100m1,8秒(時速200km) ジャンプ力:一飛び35,2m 飛行速度:M2

 仮面ライダーディアドコイの基本形態。カラーリングは黄金を主体としている。

 基本性能は高いが、それ以上に凶悪なのはその特性。

 登録プログラミングと搭乗者の魔術回路を併用することで、大気中のマナと感応して多種多様な銃火器を一時的に創造することが可能。すべてが魔法的なコンセプトで強化されており、一つあれば高位の異形を手こずらせることも可能。

 反面この段階では技術力に限界があり、重機関銃や着弾と同時に爆発するタイプのロケット弾が限界となっている。

 必殺技はこの機能の応用で溶断ブレードを上乗せしたスラッシュライザーで切り裂く「ブローニングレイン」と、蹴りを叩き込んだ相手に大量のプラスチック爆薬を付属させて爆裂させる「ブローニングレインラッシュ」

★ブローニングクロウプログライズキー

アビリティ:ARMS

 烏のライダモデルが組み込まれたプログライズキー。

 強力な3Dプリンターとしての機能が組み込まれており、これにより武器を作り出す能力を保有。また総合性能も高く設計されており、半端なプログライズキーでは一蹴されるほかない。

 

 

 

 

◇ジョン・ラカム

 九条・幸香・ディアドコイのサーヴァント。実は生前は黄昏の聖槍の保有者だったが、「これをマジで使うとヤバいことになる」と判断して生涯使わなかった。

 そして自分の生涯を唾棄すべきものと嫌悪していることから、聖槍の全力使用も考慮した活動を目論んでいる。

『サーヴァントステータス』

【クラス】ライダー

【マスター】九条・幸香・ディアドコイ

【性別】男

【身長・体重】176cm・72kg

【属性】混沌・悪

【ステータス】

 筋力C 耐久D+ 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具B++

【クラス別スキル】

 騎乗:C

 きちんとした調整・調教がなされた騎乗物を乗りこなすことができる。

 嵐の航海者が主体である為、ライダーとしては異例の低ランク。

 

 対魔力:B+

 魔術に対する守り。

 四小節までの魔術を無効化可能。

【保有スキル】

 嵐の航海者:B-

 船と認識されるものを駆る才能。

 集団のリーダーとしての能力も必要となる為、軍略やカリスマの効果も兼ね揃えた特殊スキル。

 ライダーは晩節を汚した影響でカリスマの効果が大幅に低下している。

 

 海賊の誉れ:D+

 海賊独自の価値観に由来するスキル。低ランクの勇猛・精神汚染・戦闘続行の効果を兼ねそろえた複合スキル。

 ライダーのスキルは本来Dだが、海賊足らんとする強い意識によって強引にBランク相当に上げることが可能。

 

 仕切り直し:C

 割と立ち回りが上手く、荒稼ぎをしているにも関わらず中々発見されなかった。

 それに由来するこのスキルは、戦闘からの逃走において優れた+補正を発揮する。

 

 エンチャント:B+

 宝具「此ぞ海賊、集え我が旗の元に」の応用で得たスキル。海賊という概念を付属させる。

 これによりマスターである幸香に心酔する者達に海賊団としてのステータス強化を与え、更にE~Dランク相当の「海賊の誉れ」を授与することが可能。

 また海賊団の運用装備という形にすることで、物体もE~Cランクの宝具とすることができる。

 

【宝具】

 此ぞ海賊、集え我が旗の元に(パイレーツ・オブキャリコ・ジャック)

 対心・対物宝具 ランクC+++ レンジ:1~99 最大補足:∞

 ライダーの海賊旗であり、「海賊」というイメージそのものになったといえる最大の知名度を持つ「交差するカットラスの上に髑髏」の海賊旗。

 掲げて真名を開放することで、ライダーの思念に同調して亡霊で構成される海賊船団を呼び出すことが可能。また応用技としてこの宝具による加工を行うことで、エンチャントを疑似的に保有している。

 召喚される亡霊は、その旗が知名度を超えて海賊という普遍的概念と化していることから、ラカムの船員以外も大量に召喚される。というより、末路の影響でラカムの船員が一番出難い。

 

 黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)

 対神宝具 ランクA++ レンジ:2~4 最大補足:一柱

 最強の神滅具であり、最強の聖遺物であり、最強の神殺し。それら全てを併せ持つ、神器の究極が一つ。

 生前のラカムはその強大さに伴うリスクを恐れてひけらかさなかった。それはすなわち、今の心構えなら至る可能性があることを示している。

 

 

 

◇ブレイ・マサムネ・サーベラ

 後継私掠船団の筆頭戦力。二つ名は「六郎入道(マサムネ・ジュニア)

 神殺しの魔剣すら作り上げる刀工。

 ☆神器 魔剣創造(ソード・バース)

 イメージした魔剣を創造する神器。ただし性能や強度は所有者のイメージや練度次第で上下し、限界もある。

 ブレイは禁手に本質を置いており、あくまである程度のコンセプトモデルや、非常時のフェイルセーフティに呑みこの神器を使用する。

 ★禁手 魔剣鍛造(クリエイティブ・ソード)

 魔剣創造の亜種禁手。能力は魔剣を鍛造する力を会得すること。

 創造系神器は神器の力として魔剣を生み出すものだが、この亜種禁手は材料を調達する必要がある代わりに、永続的に存続する魔剣を鍛造する能力。神器の力を上乗せする為質の悪い材料からも魔剣を作り出せるが、上質な材料があれば理論上は魔帝剣に匹敵する魔剣を生み出すことも可能。

『仮面ライダー匠』

 ザイアスラッシュライザーを使用して変身する仮面ライダー。

☆ハイディングフォックス

 パンチ力:9,6t キック力:28,2t 走力:100m1,2秒(時速300km) ジャンプ力:一飛び48m

 仮面ライダー匠の基本形態でもある、ハイディングフォックスプログライズキーで変身する仮面ライダー。

 ディアドコイとの連携を想定されており、機能上派手にならざるを得ないディアドコイを利用・補佐する形で最大限の効果を発揮する為、基本性能よりステルス型となっている。またそれを利用することでブレイは自分が鍛えた魔剣での戦闘以外を徹底的に回避することが可能。

 必殺技は特殊パルスを付与した生物を麻痺させる斬撃「ハイディングレイン」と、同様の特殊パルスによる連続蹴撃「ハイディングレインラッシュ」

★ハイディングフォックスプログライズキー

アビリティ:STEALTH

起動音声:Hahaha! You can't look at me

 狐のライダモデルを組み込んだプログライズキー。

 隠密・潜入・奇襲に特化した機能が組み込まれており、対レーダー・対熱源の特殊装甲、消音機能や吸着能力を持った脚部、ワイヤーアンカーや光ファイバーカメラ・時限信管を変更可能な煙幕・音響・閃光弾を製造する肩部ユニット・瞬時に最適なカラーをプリントするマント生成機構を保有。更に各種機能を簡易再現したキツネ型ドローンを使役できる。

 

 

◇アーネ・シャムハト・ガルアルエル

 後継私掠船団の筆頭戦力。二つ名は「聖継娼婦(シャムハト・セカンド)

 ベルナは実の妹だが、思想が根幹的にあっておらず決別されている。

☆神器 巨人の悪戯(マイティング・デトネイション)

 攻撃した箇所に爆発を発生させる神器。ヘラクレスが保有する者とほぼ同等。

 

★禁手 単眼(キュクロプス・)巨人の悪逆(マイティング・デトネイション)

 巨人の悪戯の亜種禁手。指定した対象に爆発物としての特性を与える禁手。

 爆発物としての出力は物質の素材やかけた時間などで大きく変化するが、砲弾型にすればただの氷塊であってもTNT爆薬の数十倍弱になり、モンロー効果を発揮できる形状にすればモンロー効果だけでノイマン効果と併用する同爆薬量のHEAT弾の約八倍の厚みを持つ複合装甲を突破可能。

 アーネは戦闘においてこの禁手を基本の戦闘軸として運用しており、銃火器の弾丸を特注かつ時間のかけた爆発物として運用。更に星辰光の運用によって、無尽蔵の氷塊爆弾として撃ち放つ。

 

 

 

奥羽(おおば)煙霞(えんか)・ヘロストラトス

 後継私掠船団の筆頭戦力。二つ名は「超越神焼(オーバーヘラストラトス)」。

 似非ラッパーな口調で「バーニング」や略した「バーニン」を多用する。

 

九条・梔子・張良(くじょう・くちなし・ちょうりょう)

 禍の団には関わらない形で活動していた、後継私掠船団筆頭戦力。幸香の義妹であり、二つ名は「張越最良(チョウリョウ・レボリューション)」。

 聖母の微笑を保有しており、それを増殖させる禁手に至ることで組織力を大幅に高めることに成功している。

 

 

◇ユーピ・ナーディル・モデウ

 禍の団には関わらない形で活動していた、後継私掠船団筆頭戦力。ナーディル・シャーの隠された末裔で、二つ名は「第三征王(ナーディル・イスカンダル)

 かつて幸香に負けた過去を持ち、そこから惚れ込みつつも幸香をいずれ必ず超えるという決意をもって活動。

 自他ともに認める才能の権化であり、精神性ではなく純然たる才能をもってしてヴァーリを「凡人」と比較する。

 

☆神滅具 天覇(カイザー・ストラトス)

 新規神滅具と称されることになる新型神器。天空を制することで敵を蹂躙する権能の如き力。

 大気干渉能力及び、大火力砲撃を行う天輪を創生する、制圧を司る神器。

 

☆神聖宝剣:十界束剣(じゅっかいたばねのつるぎ)

 かつて流れてきた十束剣を行く世代にも亘って魔法や魔術で回収してきた結果誕生した、モデウ家に伝わる聖剣。

 

 

氷結星辰眷属(エンキドゥ)

 アーネの星辰光によって調律された、疑似星辰奏者といえる存在。

 何かしらの形に特化した形で氷塊を操作する星辰光を振るうことができ、また星辰体との感応により身体機能の強化も存在。反面星辰奏者としての素質がある物には逆に使い勝手が悪いのが難点。

 実は三つすべてを統合することも可能なのだが、それをすると人間としての機能が完全に破壊される為、本領を発揮できないのが難点。

 

 

 

◎天界・教会勢力

 

 

〇デュナミス聖騎士団

 教会に属する特殊部隊。並みの悪魔祓いではしり込みする難易度勝大規模な作戦において、一番槍を担当することで士気を向上させることを主目的とする。

 その性質上危険度が高いこともあり、身体能力と比べて怪我の治癒力などの死に難さの上昇率が高い星辰奏者を主体とする部隊に再編。教会に属する星辰奏者の四割が所属する大部隊となっている。

 

◇ストラス・デュラン

 デュナミス聖騎士団の現在の団長。

 豪快さと人の好さを基本とする、人柄で引っ張るタイプのリーダー。

 戦闘においてはメイスを使用し、性格に見合った大味だが強烈な攻撃が持ち味。

 

 

 

 

◇リュシオン・オクトーバー

 デュナミス聖騎士団の筆頭騎士とも称される実力者。新規神滅具候補の保有者であり、またその日進月歩を体現する在り方から、神の子に続く者(ディア・ドロローサ)の異名を持つ。

 「毎日少しずつ前を行く、そんな当たり前を続けていけば人は必ずより良くなれる」という価値観を人生の柱としており、それゆえに人望もあり後に続こうとする者も多い。……が、その精神力はどう考えても常人とは隔絶した、ヴァーリすら戦慄させる精神性を持つ。

 保有する神器が大規模になりやすいが、当人自身は近接格闘による高い戦闘能力を持つ為問題になっていない。

 禁手に至った精神状態の逆を意識することで禁手を消し去り、至った時の精神状態から微修正を入れることで異なる禁手に至るという、前代未聞の行動がとれる化け物的精神力を持つ。ただし当人は全く自覚しておらず、「コツの問題」と断言している。……のちに自覚せざるを得ない状況に陥ってからは、それをしっかりと理解する為に努力を重ねることとなる。

 

 ☆新規神滅具 生誕の超新星(ビッグバン・イマジネイター)

 リュシオンが保有する新規神滅具候補。素粒子創造を根幹とした、大出力素粒子砲撃と物質創造の二つの力を持つ。

 双方ともに調整に苦労する為、戦略的兵站的には高い効果を発揮するが戦術的運用には難があるのが欠点。反面出力においては二天龍の覇に追随する領域に禁手に至ることなく到達している。

 

 

★禁手 再生の超人類(リジェネレイト・エボリューション)

 生誕の超新星の禁手の一つ。能力は自らの肉体の復元能力。

 五体満足の状態を体が覚えていれば即座に戻ることができ、更に副産物として肉体の活性化によって若返りや成長すら発動中なら可能となる。復元速度も規格外のそれであり、72柱のフェニックス本家すら超えるほど。

 

★禁手 龍殺の超聖剣(ゲオルギウス・カレドヴルッフ)

 生誕の超新星の禁手の一つ。能力は素粒子を素体とした龍殺しの聖剣を生成する。

 聖剣としての性能はエクスカリバーに匹敵する強度と切れ味とオーラを持ち、龍殺しの力を保有する。反面かなり無茶のある創造である為、常に禁手で持続させなければ一時間も持たずに風化する。しかしそれを逆手にとって、複数創造して対応するという手法も可能とする。

 

 

 

 

◇カズホ・ベルジュヤナ

 デュナミス聖騎士団の星辰奏者。カズヒとはストリートチルドレンの頃からの付き合いで、彼女のことを「お姉さま」と慕っている。元々はカズヒについてプルガトリオ機関行きを希望したが、その性格と表側の必要性を理解しているカズヒの説得を受けて断念している。

 準神滅具保有者であり、戦闘能力は聖騎士団でも上位側。

 

☆準神滅具 殉教四聖剣(デュリン・カリバー)

 準神滅具と称される神器。四種の聖遺物を組み込んだ封印系神器に近しい聖剣であり、四種類の特殊能力を発現することができる。その性質上、エクスカリバーとデュランダルを足して三で割ったと称される神器。同時期に複数本確認される神器でもあり、現在の最多確認数は同年代で四本。

 飛翔能力の獲得・任意による聖なる障壁の展開・所有者の傷を少しずつだが自動で癒す能力・そして聖なる騎士団を聖輝の騎士団を超える数創造する能力を持つ。純粋な聖剣としても高水準であり、使いこなせれば七分割された状態のエクスカリバーより高い性能を発揮することが可能。

 

 

〇プルガトリオ機関

 自作のD×D作品でスターシステム的に多用する、教会暗部組織。

 「教義的グレーゾーン」の存在を集めた組織であり、聖書の教えに貢献することで存在を限定的に認めさせる組織。反面グレーゾーンの塊である為、枢機卿にすら嫌悪感を抱く者も存在する。

 

◇クロード・ザルモワーズ

 プルガトリオ機関の現在の長官。亜種聖杯戦争に召喚され、その結果受肉したサーヴァント。

 黄昏の聖槍の保有者であった過去の人物でもある。

 

◇ディック・ドーマク

 プルガトリオ機関の治療衛生部隊、ホテル部隊のメンバー。カズヒと縁があり半ば神聖視している。

 カズヒ並みに厳しくものを言うスタンスで、指導方針も教える側も教わる側も厳しい方法を躊躇なく考案可能。

 ☆神器 聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)

 ディックが保有する神器、アーシアが保有しているものと同じく、種族を問わず強力な回復力を発揮する。

 

◇ラトス・スプライト

 プルガトリオ機関のドラゴン部隊、ロメオ部隊のメンバー。カズヒに説教(物理)をくらって以来心酔している。

 ドラゴンではあるが人間の姿で育てられており、必要な時以外は人間の姿で活動している。

 

 

 

◇ゲイル・レー

 プルガトリオ機関の護衛部隊、ゴルフ部隊のメンバー。ヴァルキリーを親に持っており、その縁込みとはいえオーディンの護衛役に選ばれるだけの力量を持つ。

 

 

 

◇源玄隆

 プルガトリオ機関の神仏部隊であるエクストラ部隊に所属する男性。

 数百年前にすたれた村に祀られた神であり、宣教師伝来に伴い感銘を受けてプルガトリオ機関に所属している。

 

◇アニアス

 プルガトリオ機関の神仏部隊であるエクストラ部隊に所属する女性。

 オケアニスという海の女神であり、宗教的侵略において逆に感銘を受け、改宗してプルガトリオ機関に所属する。

 

 

◎TFユニット

 神の子を見張る者が開発した人型人工神器。

 神の子を見張る者は「人に宿る異能」である神器を見続けてきた結果、それを人工的に再現することに思考が囚われたこともあって研究が遅々として進まず、結果として「宿す人体込みで大型化して開発する」という形で高性能安定化を成立された人工神器を開発されるという屈辱を経験。更に神器という物を理解していない大欲情教団にすら後れを取ったことで、一念発起して休息開発を進めた機体。大公機甲アガレッサーや機動特急アントニオンもこちらに由来する。

 

 持ち味を最大限に生かす為、基本的には人工神器技術に一点特化して運用。またロマン要素が割と入っているのが特徴的。しかし人工神器の長年に渡るノウハウにより、Δサリュートやギガンティスサリュートといった対抗馬と渡り合える性能を確立している。

 

●飛行将兵トライデンⅢ

『カタログスペック(フライトモード)』

 全長:19,4m 全高:5,7m 全幅:15,6m 最高速度:M2,7

『カタログスペック(ファイトモード)』

 頭頂高:15,4m

『カタログスペック(バスターモード)』

 全長:16,0m 全高:10,2m 最高速度:時速500km

『概要』

 発想力によって人工神器技術で大きく追い抜かれた神の子を見張る者が本気を出し、教会からの人材派遣とアガレス家からの出資を受けて開発した、人型人工神器シリーズTFユニットの一号機にして量産機。サリュート系列と異なり星辰体技術をあえて排して人工神器一本に絞ることで、ノウハウを最大限に生かした機体となっている。

 変形することで各種機能を切り替えることで、高速飛翔形態フライトモード、人型戦闘形態ファイトモード、砲撃殲滅形態バスターモードを切り替えることが可能。また動力源として和平を望む者達の意志を利用する都合上、出力低下を引き起こさない様、実働機は333機に限定するといった細かい調整を行っている。……最も三割ぐらいノリで設計されており、三大勢力ということで三にあやかった名称にした結果、可変形態もあとから三つになったという趣味に生きた者達によって作られた兵器。

 その性能は絶大であり、単騎で出力に限定すれば最上級悪魔クラスに届く。

『固定武装』

 20mmプラズマガトリングガン(頭部×2・機首部×2):40mm榴弾に匹敵する殺傷力のプラズマ弾頭を秒間75発放つガトリングガン。基本的には攻撃力より制圧射撃や自衛用に使用する武装。

 52,5mmリボルバープラズマカノン(格納型プラズマバヨネット):基本武装として使用される、銃剣を格納したリボルバーカノン。125mm形成炸薬弾に匹敵する弾頭を1500発/分発射する主武装。

 八連アルケミストミサイルランチャー(背部・脚部):それぞれ八基のマイクロミサイルを創造するユニット。

 フォースエッジビルダー:斥力場で敵を割断するブレードユニットを創造する人工神器。本格的な接近戦闘に使用する。その性質上ファイトモード以外での本領発揮は不可能。

 ディフェンドフォース:防御被膜ユニットにして、稼働の補佐を行う外骨格力場。その性質上、本領発揮はファイトモードに限定される。

 トライデンカノン:機首部が可変することで展開される、バスターモードのみ使用可能は切り札。火力はドラゴンブラスターの7割に匹敵する、最上級悪魔級の砲撃力を誇る切り札。


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